こんにちは、羽田美智子です。

暦の上ではすでに秋が始まっていますが、残暑とは思えないほどの暑さが続きますね。
新形コロナウイルスもなかなか収まらず、落ち着かない日々……。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

今ひとつ気分がすっきりしない、こんなときにおすすめしたいのは、羽田甚商店のオリジナル商品「M’ｓaroma」のアロマミストです。

私はこれまで何度も、アロマの香りに助けられてきました。
周囲の人たちには、私は「いつも元気」だと思われているようなのですが、実はそうでもないんです。女優の仕事に自信が持てず、今でも舞台に立つ前は怖くて怖くて、緊張しっぱなし。
加えて、夜遅くまで強いライトを浴びながら仕事をしていると、交感神経優位の状態が続いて、家に帰って眠ろうにも、なかなか眠れません。

そんな私のために、20代からのつきあいの親友であり、優れたアロマセラピストである濱美奈子さんが、アロマオイルを調合してミストをつくってくれたのです。
すると、不思議。舞台の袖でそのアロマをつけると、「大丈夫。よし、行こう」って落ち着いて舞台に出て行くことができたんです。それだけではなくて、役に入るときに集中力も高めてくれて。

「kauri holistic healing」を主宰し、
企業やスクール、病院などで講師、
セラピスト、エネルギーワーカーとして活動する
アロマセラピストの濱美奈子さん。
プライベートでも、心から信頼できる大切な友人です。

以来30年近く、その香りは私にとってお守りのような存在です。現場で会う人たちにも「いい香り！」とほめられ、その後で必ず「どこで買えるの？」と聞かれます。
そこで、羽田甚商店を始めるとき、いちばんにその香りを商品「revive（リバイブ）」としてご紹介したのです。すると予想以上に好評で、びっくり。アロマに癒やされたり勇気づけられたりするのは私だけではないのだと、アロマの力を再認識しました。

左が「M’s aromaアロマミスト」第1作目「revive」、
右が第2作目「happiness」。

現在、「M’s aroma」のアロマミストは「revive」を含め4種類。今回はその中から、とくに今の季節におすすめしたい「eden（エデン）」と「Love（ラブ）」をご紹介します。

みなさんご存知のように、エデンとは旧約聖書の「創世記」に登場する理想郷で、楽園の代名詞です。その「楽園」をイメージして濱さんと一緒に調香したのが「eden」。暑い季節を爽やかに過ごしていただけるようにと、シトラスの香りとハーブの香り、そして楽園の木陰に広がる苔の絨毯をイメージした香りをブレンドしています。

「Love」はその名のとおり、愛をイメージした香りです。新型コロナウイルス感染症に異常気象にと落ち着かない日々が続いていますが、そんなときだからこそ永遠の愛を感じさせてくれるこの香りをお届けしたいと思うのです。

「eden」。レモン、ライム、グレープフルーツ、ラベンダー、
ローズマリー、オークモス（樫の木の苔）などをブレンド。
爽やかで透明感のある香りです。

「Love」。フレッシュなマンダリン、
うっとりするようなダマスクローズ、イランイラン、ゼラニウムのほか、
パチュリとベチバーをブレンド。陶酔感や至福感の高まる香りです。

濱さんとの調香は、まるで瞑想状態に入っていくかのように感覚が研ぎ澄まされ、
ブレンドしたエッセンシャルオイルから次々に物語が生まれてくる、
とてもクリエイティブな時間。香りの世界にどんどん引き込まれ、
私も米国AIAHS認定アロマセラピストの資格を取得しました。

「M’s aroma」のアロマミストは、100％天然のエッセンシャルオイル使用で、人工的な香料などは一切入っていません。ほのかな香りで、ずっと使っていても飽きることがありませんし、周囲の人たちにも不快感を与える心配はないように思います。

私は、アロマミストを手首や首すじにつけて香りを楽しむのはもちろんのこと、消臭や抗菌などの目的でも使っています。下着や枕カバーなどにシュシュっと吹きかけたり、お客様がいらっしゃるときにルームスプレーとして使えます。エアコンで乾燥している部屋の保湿にも役立ちますよ。

気分をリフレッシュしたい、リセットしたい、リスタートしたい……そんなとき、アロマの香りはよいスイッチアイテムになります。ぜひ、お試しください。

＜撮影／高村瑞穂　取材協力／鈴木裕子＞