
ANAファーストクラスにも採用!スパークリング日本酒「八鹿 awa sake 白虹」と、香り高い焼酎「銀座のすずめ aged7years」
2026/06/25
今回、編集長のアッキーが注目したのは、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で金賞に2度も輝き、ANA国際線ファーストクラスにも採用されたスパークリング日本酒『八鹿 awa sake 白虹』と、樽熟成の香り高さが特徴の焼酎「銀座のすずめ aged7years」です。製造するのは、150年以上の歴史を誇る蔵元、八鹿酒造株式会社。商品のおいしさの秘密を、代表取締役社長(7代目蔵元)の麻生益寛氏に取材スタッフが伺いました。

八鹿酒造株式会社 代表取締役社長の麻生益寛氏
―1864年の創業から、150年以上という長い歴史をお持ちです。会社の沿革についてお聞かせいただけますか。
麻生 初代・麻生当高(とうこう)が大分県玖珠郡九重町で酒造りを始めたのがはじまりです。2代目の頃、地域の農業発展のため、灌漑(かんがい)※事業に私財を投じ、一度は会社を手放しました。その後3代目の麻生観八(かんぱち)が買い戻し、事業を再建。観八は非常に優秀な人物で、水路の完成だけでなく、水力発電所や学校の設立、鉄道の敷設など、地域の発展に大きく貢献したと聞いています。
※灌漑(かんがい):田畑を耕作するのに必要な水を水路から引き、土地をうるおすなど、水利をはかること。(コトバンク 精選版 日本国語大辞典 より)
「八鹿(やつしか)」という社名は、この3代目の観八の「八」と、当時の杜氏(とうじ)であった仲間鹿太郎(なかましかたろう)の「鹿」を合わせたもので、社長も従業員も、同じ方向を向いていいものづくりをしようという思いが込められています。この考えは、「正直」「親切」「平和」という現在の社是にも繋がっています。


創業当時の屋号「舟来屋(ふなこや)」(上)、現在の屋号「八鹿(やつしか)」(下)。
―ご自身は、どのような経緯で家業を継ぐことを決意されたのでしょうか。
麻生 学生時代は、家業を継ぐことはあまり考えていませんでしたが、母方の祖父が亡くなったことが大きな転機になりました。祖父も会社を経営していたのですが、お葬式の際に従業員の方々が心から死を悼み、涙を流している姿を目の当たりにしたのです。
その光景は、『私もこれほど人に慕われる人になりたい』と強く思わせるものでした。麻生家は代々、酒造りを通して地域の伝統を担ってきましたが、この家業を継ぐことこそが地域への一番の貢献になると確信し、この道に進むことを決めたのです。
―大学卒業後は、すぐに八鹿酒造へ?
麻生 いえ、すぐには継がず、まずは「酒造り」と「商売」を学ぶため修業に出ました。岩手県の酒蔵で2年間、その後、食品卸の会社で2年間流通業を学びました。
2010年に八鹿酒造へ入社し、創業150周年の記念事業に携わるところから始まりました。その後、営業や企画などで経験を積み、2024年12月に7代目として社長に就任しました。
―今回ご紹介いただく「八鹿 awa sake 白虹」は、どのような商品でしょうか。
麻生 一言でいうと「スパークリング日本酒」です。ただのスパークリングではなく、シャンパンと同じ「瓶内二次発酵」という製法で造られています。これは、酵母が生み出す自然の炭酸ガスを瓶内に閉じ込める、非常に手間のかかる製法です。さらにこの商品は、全国の有志の蔵元で設立した「awa酒協会」の厳格な認定基準をクリアしたものだけが名乗れる、「awa酒」という特別なカテゴリーのお酒になります。


米ならではの優しい口当たりが特徴。和食やフレンチ、どんな料理とも相性抜群。
―「awa酒協会」には、どのような経緯で加盟されたのですか。
麻生 きっかけは、親しい先輩経営者からの誘いでした。一度は断ったものの、「日本酒の未来を考え、世界に通用する高品質なスパークリング酒のカテゴリーを確立しよう」という協会の理念に深く共感し、加盟を決めました。
実は、協会に加盟する直前、自社で開発したスパークリング日本酒の発売を控えていました。しかし、協会へ加盟するためにその商品の発売は見送り、協会の厳しい基準をクリアできる品質で新たに開発し直したのが、この『白虹(はっこう)』なのです。
―「白虹」は国内外で高い評価を得ていますね。
麻生 おかげさまで、ANAの国際線ファーストクラスで採用されたり、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」では2度も最高金賞を受賞したりと、数々の評価をいただいています。
私たちが目指しているのは、食事と一緒に楽しんでいただけるお酒です。突出した個性よりも、どんなお料理にも寄り添えるような、フラットで飲みやすい味わいを大切にしています。ぜひシャンパングラスで、香りや立ち上る泡を楽しみながら、しっかり冷やして味わっていただきたいです。
―もう一つのご紹介商品「銀座のすずめ aged7years」についても教えてください。
麻生 麦麹を用いて仕込んだ麦焼酎を、樽で7年間じっくりと熟成させた商品です。日本酒造りで培った「段仕込み」の技術を応用して、丁寧に仕込んでいます。口当たりはまろやかで優しく、樽熟成による美しい琥珀色と豊かな香りが特徴です。ロックや炭酸割りはもちろん、ウイスキーのように香りを楽しんでいただくのもおすすめです。
―ネーミングはどのように決められたのですか?
麻生 夜の東京銀座で時間を忘れ、仲間たちと語り明かす酔人たち。その陽気な姿を、愛着を込めて「すずめ」と表現したことが、この「銀座のすずめ」という名前の由来となっています。銀座のお店においても恥ずかしくないようなお酒を作りたいという思いで、「銀座」という名前を入れました。
―贈答品としても喜ばれそうですね。
麻生 そうですね。贈り物や特別な日のご褒美として選ばれるお客様が多いようです。この「銀座のすずめ」というブランドは、発売から25年以上経ちますが、味や製法を守り続け、多くの方に長く愛されています。これも私たちの自慢の商品です。

アメリカから取り寄せている樫(カシ)の樽でじっくりと熟成。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
麻生 近年、ライフスタイルの変化で、お酒の飲まれ方も大きく変わりました。特に私が注目しているのは、健康志向の高まりによる飲み方の変化です。だからこそ、お客様に「選んでもらえる」商品づくりと、お酒の楽しさに触れてもらう「機会」を創出することが重要だと考えています。また、酒造りは単なるものづくりではなく、「日本文化の継承」という側面も持っています。国内はもちろん、海外の方々にもこの素晴らしい文化を届けていけるよう、時代に合わせた挑戦を続けていきたいです。
―素晴らしいお話をありがとうございました!

「awa酒協会認定酒 【八鹿 awa sake 白虹】 12度 720ml」
価格:¥5,645(税込)
店名:八鹿酒造株式会社ONLINE SHOP
電話:0120-39-8240(10:00~17:00 平日)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.yatsushika-club.com/SHOP/YA550.html
オンラインショップ:https://www.yatsushika-club.com/

「銀座のすずめ aged7years 720ml 33度」
価格:¥6,050(税込)
店名:八鹿酒造株式会社ONLINE SHOP
電話:0120-39-8240(10:00~17:00 平日)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.yatsushika-club.com/SHOP/YA009.html
オンラインショップ:https://www.yatsushika-club.com/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
麻生益寛(八鹿酒造株式会社 代表取締役社長)
1982年大分県生まれ。2006年に岩手県盛岡市の株式会社あさ開で酒造りを、2008年から食品卸問屋の株式会社国分にて流通業を学ぶ。2010年に八鹿酒造に入社し、営業・企画などを歴任。2024年12月に代表取締役社長へ就任。国内外への日本酒・焼酎の普及に奔走している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/八鹿酒造>




























