第9回高知県「まるごと高知」①

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Ｗｅｂ編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第９回目は“カツオとお菓子で、よさこい！”の高知県パート１です。

●高知県のアンテナショップ「まるごと高知」

よさこい、は“夜にいらっしゃい”との意味とか。
高知県の土佐民謡から発祥したよさこい踊りは、今や全国区で大人気の踊るイベントになっています。
高らかに掛け声をかけながら群舞で練り歩く姿は、見ているほうも元気に。
そんなはつらつとした勢いを感じる南国土佐の名産はいろいろありますが、
なんといっても、カツオのたたきとしょうが。今回もどんな出合いがあるのかを楽しみに、
アンテナショップ「まるごと高知」を訪れました。

ショップの２階には、土佐料理をいただけるお店が。
こちらもゆったりして、とってもおいしいカツオのたたきがいただけます。
詳しくはブログをご覧ください。

２階「TOSA DINING おきゃく」http://www.marugotokochi.com/shop/okyaku.html

●高知のおすすめ「藁焼き戻りかつおタタキ」

高知といえば、カツオのたたき。東京でもすっかりおなじみで、
近所のスーパーマーケットでもよくみかけますが、やはりここは、本場。
冷凍を購入して、いただいたら、そう、おいしさがまったく違います！
2階のレストランの「カツオのたたき」にも感動しましたが、こちらもおすすめ。
身がしまっていて、藁叩きなので香ばしく、魚臭さがまったくありません。
リピート必須です！

ちなみに、カツオというと「初鰹」が有名ですが、
「初鰹」は春、黒潮にのって太平洋岸を北上する時期に漁獲されたもので、
カツオのわりにまだあっさりした風味。
それに比べて、秋に水温が下がったことで南下してきたものを漁獲したのが「戻り鰹」。
脂がのり、濃厚な口当たりです。

「藁焼き戻りかつおタタキ」

▶価格　699円／１節（税込）
▶店名　明神水産
▶URL　http://www.myojinsuisan.com/

解凍するときは、冷蔵庫で戻すのではなく、流水での半解凍を推奨しています。
ポン酢のたれつき。

●アレンジレシピ【戻りカツオのたたき】

レシピというほどではありませんが、
たたきは、やはりおろしにんにく、おろししょうが、万能ねぎ、みょうがなど
香味野菜をたっぷりのせていただくと、おいしくいただけます。

【材料】4人分
藁焼き戻りかつおタタキ…1節
おろししょうが…1片分
おろしにんにく…1片分
みょうがの千切り…２個分
万能ねぎのみじん切り…適量

【作り方】
①かつおタタキを1㎝幅に切って器にのせる。
②しょうが、にんにく、みょうが、万能ねぎをのせ、添えのたれを全体に回しかける。

●高知のおすすめ「宗田節」

宗田節ってご存じですか？
カツオ節にも種類があって、宗田鰹（ソウダカツオ）から作る宗田節は、
普通のかつお節より血合の部分が多く、味や香りが濃厚なだしだしがとれます。
太平洋に面し、黒潮がぶつかる土佐清水が宗田鰹の漁獲量とともに、宗田節の日本一の生産地です。

その宗田節がそのまま瓶に入っているのが「だしがよくでる宗田節」。
おしょうゆを注いで冷蔵庫で２週間おくと、濃厚なうまみのあるだしじょうゆができる、というわけです。

「だしが良くでる宗田節」

▶価格　1,028円／（税込）
▶賞味期限　醤油を入れ、お醤油を注ぎ足しながら１年間
▶店名　ウェルカムジョン万カンパニー
▶URL　http://mungero.com/index.html

そして１年間は、しょうゆを継ぎ足して使えます。
まさに“手作りだししょうゆ”が１年間楽しめる逸品。
冷奴や煮物、炊き込みごはんなどを作るときに、普通のおしょうゆの感覚で使うと、
ひと味おいしく仕上がります！
私も以前、おみやげにいただいて、愛用しています。
マグロや脂ののったお刺身のつけじょうゆにもおすすめ。
海外在住の方へのおみやげにしたら、とても喜ばれました！