
芳醇なミルクの香りと濃厚なコク、優しい甘さが魅力!北海道の真っ白で無添加の「ミルクジャム」
2026/05/12
今回、編集長のアッキーが注目したのは、職人が6時間以上かけてじっくり煮詰める、濃厚なコクが魅力の「ミルクジャム」です。一口でミルクの芳醇な香りと、とろけるような優しい甘さが口いっぱいに広がります。このジャムを手がけるのは、北海道千歳市の広大な大地で「循環型農業」を営む箱根牧場。牛の餌となる牧草作りから自社で手がけ、保存料や着色料を一切使わずに仕上げた一瓶には、牧場の清々しい空気まで閉じ込められているかのようです。
その背景には、愛する牛たちのために新天地を切り拓いた開拓の歴史と、次世代へ安心・安全な食を繋ごうとする熱い思いがありました。取材スタッフが、北海道に本社を構える、株式会社箱根牧場 専務取締役の勝俣政幸氏にお話を伺いました。

株式会社箱根牧場 専務取締役の勝俣政幸氏
―まずは、御社の歩みについて教えてください。
勝俣 弊社の始まりは1948年(昭和23年)に私の祖父が箱根で牛の飼育を始めたことに遡ります。その後、先代である父が後を継ぎましたが、当時の箱根は観光開発が目覚ましく進んでいました。父は「愛する牛たちのために、最高の環境を整えたい」という一心で、1969年(昭和44年)に北海道への移住を決意。当時はまだ20代だった父が、牛を連れて千歳市の雑草林だった土地をゼロから切り拓いたのです。



理想の環境を求め、箱根から北の大地へ。牛への愛が育んだ「本物のミルクの味」を、北海道から届けている。
―ご自身は一度東京へ出られたそうですが、故郷に戻り家業を継ぐことになった経緯をお聞かせください。
勝俣 千歳で生まれ育ちましたが、大学進学を機に上京し、卒業後は東京の食品卸業者に就職しました。しかし、コンクリートに囲まれた大都会で生活する中で、自分の中にあった「北海道の農業」というアイデンティティを再確認することになったのです。外の世界を見たからこそ、広大な大地で食べ物を作ることの絶対的な価値や、家族が守ってきた牧場の素晴らしさに、改めて気づくことができました。
家業に入ってからというもの、特に近年は異常な猛暑から牛を守るため、毎日天気と向き合う日々です。巨大な送風機を回したり水をかけたりと、品質を守るために牛にとって快適な環境を作り続けています。


乳牛にとって快適な環境と農薬や化学肥料を極力使わずに自社栽培した牧草で育てている。
―今回ご紹介する「ミルクジャム」は、どのようなきっかけで誕生したのでしょうか?
勝俣 もともと私たちは牛乳の生産がメインですが、乳製品(チーズ・バターなど)だけでなく、自社で育てた家畜の肉を使ったソーセージやハムも製造しています。しかし、乳製品にしても加工品にしても、要冷蔵で賞味期限が短いという課題がありました。「私たちの自慢の牛乳を、もっと遠くの人にも、もっと日常的に届けたい」という願いから、常温で長くおいしさを楽しめる商品の開発に挑戦することにしたのです。
開発にあたってこだわったのは、安易に添加物に頼るのではなく、自社の質の高い生乳の良さを最大限に引き出すことでした。試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいくクオリティに達したのがこのミルクジャムなのです。これは単なる商品ではなく、牧場の風景と皆さまの食卓を繋ぐ架け橋のような存在であってほしいと考えています。


原材料は自社牧場の生乳と砂糖のみ。
練乳よりもまろやかで、後味はすっきりとしている。
―どのようなこだわりが隠されているのですか?
勝俣 この真っ白な色は、職人の技と手間暇の結晶です。一般的な製法では煮詰める際に色がついてしまいますが、私たちは低温で6時間以上、焦がさないよう付きっきりで煮詰め続けます。気の遠くなるような作業ですが、これによってミルク本来の純粋な白さを保つことができるのです。原材料は、農薬や化学肥料を極力使わずに自社栽培した牧草で育てた牛の生乳と砂糖のみ。保存料を使わなくてもなめらかな食感と濃厚なコクが生まれるのは、職人の勘と経験があるからこそなのです。

職人が6時間以上煮詰めることで実現した、ザラつきのない滑らかな舌触りが特徴。
―特におすすめしたい楽しみ方はありますか?
勝俣 自分を労わるご褒美として楽しんでいただきたいですね。ぜひ、焼き立てのトーストにたっぷりと塗って味わっていただきたいです。トーストの熱でミルクジャムがとろりと溶けて、パンにミルクの優しい甘さがじんわりと染み込みます。
また、市販のアイスクリームに添えると、プレミアムなデザートに変わります。お気に入りのフルーツと組み合わせれば、食卓がいっそう華やかになりますよ。
―お客さまや、プロのバイヤーの方々からはどのような反響が届いていますか?
勝俣 お客さまからは、「高級な練乳のよう」と、贅沢な味わいを評価いただいております。ありがたいことに、都内の有名百貨店のバイヤー様からも高く評価され、ギフトや催事での指名をいただくことも増えました。プロの目から見ても、この白さと味わいは唯一無二のものとして認めていただけているのだと感じています。
また、「北海道に行くと必ず立ち寄る」と言ってくださるリピーターの方々や、大切な人へ安心を贈りたい時に選んでくださるお客さまのエピソードを伺うたび、作り手としての大きな喜びを感じます。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
勝俣 私たちは、いたずらに規模を拡大することを目指してはいません。それよりも、共に働く仲間や地域の生産者の皆さまと手を取り合い、質の高い食を守り抜くことにこだわりたいと考えています。100年後も変わらず、北海道の大自然の恵みを皆さまの食卓へ届け続けることが、が私たちの揺るぎない決意です。
皆さまが私たちの商品を選んでくださることは、未来の農業を応援することにも繋がります。これからも手間暇を惜しまず、自然と誠実に向き合うものづくりを続けていきますので、ぜひ応援していただければ嬉しいです。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「ミルクジャム 100g」
価格:¥650(税込)
店名:箱根牧場 オンラインストア
電話:0120-011-385(10:00~18:00)
定休日:火曜日
商品URL:https://store.shopping.yahoo.co.jp/hakonebokujo/jam-100g-milk.html
オンラインショップ:https://store.shopping.yahoo.co.jp/hakonebokujo/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
勝俣政幸(株式会社箱根牧場 専務取締役)
1972年北海道千歳市生まれ。大学卒業後、東京の食品卸売会社にて勤務。外の世界を経験することで北海道の食の価値を再確認し、1996年に帰郷して家業である箱根牧場に入社.生産・加工・販売を一体とした循環型農業の推進に尽力する。現在は現場での牛の体調管理から新商品のプロモーションまで幅広く手がけ、次期代表として100年続く牧場づくりに情熱を注いでいる。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/箱根牧場>




























