
ダンデライオン・チョコレートで大評判!バターキャラメルのコクと岩塩が引き立て合う「ニブトフィーチョコレート」
2026/04/08
今回、編集長のアッキーが注目したのは、サクサク食感と岩塩のアクセントが効いた贅沢な味わいの「ニブトフィーチョコレート」です。バターキャラメルをチョコレートでコーティングしたこの商品。一口かじれば、バターキャラメルの濃厚な甘みと、キリッと効いた岩塩のアクセントが絶妙に引き立て合います。
その背景には、100年前の製法に立ち返り、職人が手作業で仕上げる「本物のチョコレート作り」への情熱が込められていました。取材スタッフが、東京都に本社を構える、Dandelion Chocolate Japan株式会社 代表取締役の堀淵清治氏にお話を伺いました。

Dandelion Chocolate Japan株式会社 代表取締役の堀淵清治氏
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
堀淵 「ダンデライオン・チョコレート」は2010年、アメリカのサンフランシスコで誕生しました。創業者のトッド・マソニスらはもともとIT事業を成功させた人物ですが、会社を売却したあとに始めたのが、友人のガレージを借りて始めたチョコレート作りだったのです。彼らが目指したのは、100年以上前の製造法に立ち返る、混じり気のない本物のおいしさでした。効率や利益を優先する現代において、あえて手間暇をかける。そんなガレージでの飽くなき探求心から生まれたクラフトマンシップが、私たちのブランドの揺るぎない礎となっています。


サンフランシスコのガレージから始まったダンデライオン・チョコレート。
現地の味を、日本全国に届けている。
―このブランドに関わることになった経緯を教えてください。
堀淵 振り返れば、私の人生はずっと「面白いものを、届けるべき場所へ運ぶ」という一本の線でつながっています。 1975年に渡米して以来、50年近くをアメリカで過ごしました。最初の10年は山深い土地で、いわゆるヒッピー的な暮らし。社会の外側から世界を眺めていた時期です。その後、縁あって出版社を立ち上げ、日本のマンガ文化をアメリカに根付かせる仕事に没頭しました。「ポケモン」をはじめ多くのコンテンツに関わり、約20年間、日本の想像力を海の向こうへ届け続けました。 ひと区切りついたとき、今度は逆の流れを試みたくなった。アメリカで本物だと思うものを、日本へ持ち込む番だと。その思いで動いたのがブルーボトルコーヒーの日本出店でした。そしてその過程で出会ったのが、ダンデライオンチョコレートです。私が何かに関わるときの基準は、昔からシンプルです。「自分が面白いと思えるか」「心からかっこいいと感じるか」——それだけです。理屈より先に、好奇心が動く。ダンデライオンはまさにそういう存在でした。「あの人が面白いと言うなら間違いない」と思ってもらえるような、文化の目利きであり続けたい。その延長線上に、今があります。
―今回ご紹介する「ニブトフィーチョコレート」は、どのようなきっかけで生まれた商品ですか。
堀淵 この商品は、東京・蔵前にある私たちのファクトリー&カフェ蔵前で作られています。「ニブトフィー(Nibs Toffee)」は、チョコレートづくりの原料であるカカオニブ(cacao nibs)とバターときび糖を煮詰めて作る濃厚でカリッとしたキャラメル菓子トフィーを組み合わせたもので、オープン当初から、カフェのメニューとして提供していましたが、これがお客さまの間で大変な評判になりました。「自宅でもこのおいしさをゆっくり味わいたい」「大切な人へのギフトにしたい」という多くの声をいただいたことが、商品化の大きな原動力となりました。カフェという、お客さまの反応をダイレクトに感じられる場所から生まれた、まさに私たちのこだわりを詰め込んだチョコレート菓子です。

東京・蔵前の「Factory & Cafe 蔵前」。
製造の工程を間近に感じながらチョコレートを楽しむことができるお店。

自家製バターキャラメルのサクサクとした食感に、
カカオニブ(カカオ豆を焙煎し、細かく砕いたもの)のカリッとした歯応えが特徴。
―商品のこだわりや、他にはない独自性について詳しく教えてください。
堀淵 最大の特徴は、手作業にこだわっていることです。大きな銅釜でキャラメルを炊き上げ、熱いうちに薄く伸ばす。この微妙な加減が、バターキャラメル独特のサクサクとした食感を生み出します。その日の気温や湿度によってキャラメルの状態は変わりますから、職人が片時も目を離さず、最適な煮詰め具合を見極めています。
このバターキャラメルをコーティングするチョコレートは、特定の産地で収穫されたシングルオリジンのカカオ豆ときび糖のみで作られたチョコレートです。豆ごとの個性を活かすため、徹底してシンプルな素材にこだわりました。表面にはカリッとしたカカオニブ(カカオ豆を焙煎し、細かく砕いたもの)と、味わいを引き締める岩塩をトッピングしています。
手作業ゆえに一枚ごとに厚みや形が異なりますが、このバラつきこそが、職人の温かみが宿っている証だと考えています。濃厚なカカオの風味とバターキャラメルのコク。それを岩塩が引き締めることで生まれる、格別な「甘じょっぱさ」のハーモニーをぜひ堪能していただきたいですね。



使用するのは、カカオ豆とオーガニックのきび糖のみ。
表面にトッピングされた岩塩がキャラメルの甘みを引き締め、
カカオ本来の芳醇なフレーバーをより鮮明に際立たせている。
―どのようなシーンでこのチョコレートを楽しんでいただきたいですか。
堀淵 厚みのある部分はザクッと、薄い部分はパリッと。場所によって変わる口当たりを楽しんでいただけます。頑張った一日の終わりに、お気に入りのワインや深煎りのコーヒーとともに、自分を労う静かな時間。そんな大人の贅沢なひとときにぴったりの味わいです。少しずつ割って口に含むたびに、カカオの複雑な香りが変化していく過程をゆっくりと堪能していただきたいですね。一度食べたら忘れられない、日々の生活を彩る小さな喜びになれば幸いです。

濃厚なカカオの風味とバターキャラメルのコクが、贅沢なひと時を演出する。
―実際にお客さまからはどのような反応が届いていますか。
堀淵 自分用はもちろん、大切な方への贈り物として多くの方に選ばれています。お客さまからは「今までのチョコレートの概念を覆された」「フルーティーで、後味が驚くほどスッキリしている」といった声をいただいています。また、甘さ控えめで原材料がシンプルだからこそ、「食べたあとも重くならず、どんどん食べてしまう」という感想も多いですね。ご自宅用としてだけでなく、ギフトとしても、確かな信頼を寄せていただいています。

洗練されたパッケージは、ギフトにもおすすめ。
―最後に、御社が描く未来のビジョンについてお聞かせください。
堀淵 一言で言えば、「100年後も語り継がれるチョコレートをつくる」ということです。流行に乗るのではなく、時代を超えて愛される存在であり続けること——それが私たちの根幹にある問いです。そのために力を入れているのが、日本各地の職人や伝統工芸とのコラボレーションです。チョコレートという外来の素材を通じて、日本固有の美意識や技を世界へ発信できると信じています。チョコレートを「お菓子」のカテゴリに留めず、一つの文化として根付かせていきたい。最近、私は宇宙にも強く惹かれています。天体の運行や、人間の想像をはるかに超えたスケール感——そこには、ものをつくる者として深く共鳴するものがあります。「宇宙チョコレート」や「アドベントカレンダー」といった企画も、単なる遊びではなく、自然の神秘や時間の流れへの敬意を込めた表現です。本質を守りながら、それでいて食べた人が「こんな体験は初めてだ」と驚いてくれる——そういう未来を、一つひとつ積み上げていきたいと思っています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「ニブトフィーチョコレート」
価格:¥2,900(税込)
店名:Dandelion Chocolate
電話:03-5833-7270(10:00~19:00)
商品URL:https://dandelionchocolate.jp/products/cocoa-nib-toffee-chocolate
オンラインショップ:https://dandelionchocolate.jp/collections
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
堀淵清治(Dandelion Chocolate Japan株式会社 代表取締役)
1952年徳島県生まれ。早稲田大学法学部卒業後に渡米し、米国最大級のマンガ・アニメ企業(現ビズメディア)を創立。2011年にNEW PEOPLE, Inc.を創業。2015年にブルーボトルコーヒーの日本上陸を主導し、2016年にダンデライオン・チョコレート日本法人を設立。日本のポップカルチャーを米へ、米のクラフト文化を日本へ繋ぐ「文化の媒介者」として活動している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/Dandelion Chocolate Japan>




























