第25回群馬県「ぐんまちゃん家(ち)」①

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Ｗｅｂ編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第25回目は“うんめえよ～！”がいっぱいの群馬県パート１です。

●群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家(ち)」

東銀座、歌舞伎座のある交差点で、歌舞伎座の対面のビル1階にあるのが、「ぐんまちゃん家（ち）」。2014年「ゆるキャラ®グランプリ」グランプリ優勝のぐんまちゃんの可愛さもあって、いつもにぎわっています。
群馬県といえば、上州地方。上州地方というと、『木枯らし紋次郎』のナレーション「木枯らし紋次郎、上州新田郡三日月村の貧しい農家に産まれたと言う・・・」ですよね。わかる方は同じ世代（笑）。
新幹線が通る前は、軽井沢に行くときに、高崎のだるま弁当や横川で峠の釜めしを買うのを楽しみにしていました。最近では富岡製糸場が世界遺産に登録されて脚光を浴びています。
さて、そんな群馬の１回目は「うんめえよ～！」をキーワードにご紹介します！

●群馬のおすすめ「みそパン」

群馬県北部にあたる沼田市の洋菓子屋さん「フリアン」のみそパンが、
「ぐんまちゃん家」の人気ナンバー１とあったので、迷わずみそパンとみそバターパンを購入しました。

みかけは素朴でソフトなフランスパン。

半分に切るとこのようにお味噌が入っています。
「みそバターパン」（左）は薄く、バターが入っていました。

おすすめの食べ方は、電子レンジに2分かけるといいとか。
私は、電子レンジでふわっとさせて、冷めて硬くなる食感をさけたいので、オーブントースターで焼きました。

まわりがカリッ、中がふんわし、お味噌が香ばしくて、お・い・し・い！！！
オーブントースター、おすすめです。パンそのものがとてもいい感じ。そして、中のお味噌がほんのり甘くて、塩辛すぎず、また香りもほどよくて、パンと絶妙に合います！
バター入りはもちろん、さらにまろやかなコクとバターの香りも相まって、みそとバターの相性のよさを痛感しました！くせになる味。
東京ではここでしか買えないとなると、リピートするために通う方の気持ちがよくわかります！

「みそパン」
▶価格　162円（税込）

「フランスみそバター」
▶価格　178円（税込）
▶賞味期限　製造から３日
▶製造者　株式会社フリアンパン洋菓子店
▶URL　https://friand.co.jp/

●群馬のおすすめ「焼きまんじゅう」

ふかふかのおまんじゅうにみそだれを付けてこんがり焼く、おまんじゅうセット。
群馬県民のソウルフードといわれていて、前橋の原嶋屋さんが発祥だそうです。包装紙もレトロな感じに魅かれます！　そして中には、みそとまんじゅうのほかに、竹串とみそを塗る刷毛（刷毛がお人形のホウキみたいでかわいい）、作り方のコツも由来も詳しく書かれた説明書もついています。
いたれりつくせり・・・。

「焼きまんじゅう」

▶価格　970円（税込）
▶賞味期限　1週間
▶製造者　原嶋屋総本家

みそとまんじゅうのほかに、竹串とみそを塗る刷毛、作り方のコツも由来も詳しく書かれた説明書もついています。

さっそく、おまんじゅうを取り出しました。水をふって電子レンジでもいいようですが、
これも冷めると味が変わりそうなので、蒸し器でふかすことに。

蒸籠にくっつかないようにクッキングペーパーを敷いてから、まんじゅうを入れ、10分蒸します。
蒸したあとも大きさはあまりかわりませんでした。くっついたまま蒸すように指示があったのでそのまま。蒸し上がったら、簡単にはずれます。

蒸し上がったまんじゅうにみそだれを塗ります。
それをオーブントースターに入れて焼き、おみそが乾いたら、裏返して、みそだれを塗ります。
それを４～５回繰り返しました。

こんがりと焼けたたれと表面、中はふんわりで、パクパクっと食べられます！
左は上に山椒、下に一味唐辛子をかけました。こうすると、ビールによく合います（笑）。
焼きまんじゅうの写真を見たら、もっともっとみそだけを塗ってこんがり焼いていました。
炭火だったらそれがおいしそうですが、おうちではこちらで十分です！
こちらのみそだれもほんのり甘く、ゆるい田楽みその感じ。残りは、みそ炒めや湯豆腐、風呂吹き大根にかけていただきました！
おうちで作るＢ級グルメとして、「塗って焼いて」の作業も繰り返す間に食べる期待も高まり、気分上々の「うんめえ～！」です。

●群馬のおすすめ「ジャン辛もつ煮」

Ｂ級グルメでもう1品選んだのが、ジャン辛もつ煮。冷蔵コーナーで一段と目をひくパッケージ。
こちらは高崎の「かみなり太郎」というラーメン屋さんの名物で、オンラインショップもやっているほど人気です。

「ジャン辛もつ煮」

▶価格　500円／240ｇ（税込）
▶賞味期限　製造日より90日間（８℃以下で要冷蔵）
▶製造　かみなり太郎
▶URL　http://kaminaritaro.com/index.html

かならず湯せんで10分温めること、と書いてあったので、忠実に守りました。電子レンジや直火はＮＧです。湯せんしている間に白ねぎの小口切りをたっぷり用意しました。

ジャーン！
大ぶりのもつとこんにゃくがたくさん入っています。
もつは全然くせがありません。やわらかく、ほどよい歯応えです。たれが濃厚で、辛いのですが、見ための赤さよりは辛くないかと。（ちなみに私は辛いもの好きなので、激辛でも大丈夫）

あつあつを食べていると、箸が止まりません！ビールも！
「うんめえ～！！」です。

具をたべたあとは、もつ鍋のようにご飯を少し入れて、溶き卵をかけ、ねぎをたっぷりのせて、
ここは電子レンジで温めました！　締めとしては申し分のないおいしさ！
ごちそうさまでした！

●群馬のおすすめ「下仁田の黒こんにゃく」と「菎昆巻（こんこんまき）」

もつ煮にも入っていたこんにゃく。
群馬県はこんにゃく芋の生産量で圧倒的な全国1位を誇っています。特に下仁田はねぎとともに名産地です。こんにゃく好きなので、買わずにはいられません。
プリプリそうでどっしりしている「黒こんにゃく」と、昆布をこんにゃくで巻いて煮つけた、「菎昆巻（こんこんまき）」を購入。

「黒こんにゃく」

▶価格　260円／500ｇ（税込）
▶賞味期限　２～３カ月
▶製造者　株式会社まるへい
▶URL　http://maruhei.biz/

「菎昆巻」

▶価格　553円／3本（税込）
▶賞味期限　２～３カ月
▶製造者　株式会社まるへい
▶URL　http://maruhei.biz/

菎昆巻は、そのまま切るだけ。味は濃いめなので、おべんとうのおかずにもおすすめです。
お正月のおせちに入れてもいいかもしれません。昆布入りのほかに、ごぼう入り、きゅうり入り、やまくらげ入りの塩味、梅酢味、ピリ辛の６種類があるようです。
斜めに切ってもいいのですが、あえてまっすぐ切ってみました。

これで1本分。日持ちするので、常備しておくと、一品足りないときやお客様にも対応できそうです。
そして黒こんにゃくでは、さっそくピリ辛炒め煮を作りました。
わが家の定番の１つです。常備菜に、おべんとうやおつまみにも好評です。やはり歯応えがしっかりしていて、1位の期待に応えてくれるこんにゃくでした。

●アレンジレシピ【こんにゃくのピリ辛炒め煮】

大きめのこんにゃくなので、たっぷり作れました。冷蔵庫に入れて冷たくなったのもおいしくて、常備菜のつもりが、夫もどんどんつまみぐい。あっという間になくなってしまったのでした。

【材料】作りやすい分量
黒こんにゃく・・・1袋（正味500ｇ）
サラダ油・・・大さじ１
赤唐辛子の小口切り・・・1本分
砂糖・・・大さじ１
みりん・・・大さじ２
酒・・・大さじ２
めんつゆ・・・100ml

【作り方】
①こんにゃくはさっと洗って、軽くゆでる。両面に細かく格子状の切り目を入れ、一口大のサイコロ型に切る。
②鍋にサラダ油を熱し、赤唐辛子を入れ、香りがでてきたら①のこんにゃくを入れる。全体に炒まったら、砂糖、みりん、酒、めんつゆを入れて混ぜ、アルミ箔などで落とし蓋をして、汁気が少なくなるまで煮る。途中で何回か混ぜ、全体に煮汁をからませる。
③器に盛る。

＜アンテナショップ＞
ぐんまちゃん家（ぐんま総合情報センター）