愛媛の「宇和島鯛めし」を自宅で再現!「ご当地冷凍食品大賞」で最高金賞を受賞、旅気分を味わう本格セット

2026/05/08

今回、編集長のアッキーが注目したのは、卵を入れた琥珀色のタレに鯛の身をくぐらせ、熱々の炊きたてご飯にのせていただく「宇和島鯛めし」キットです。宇和島で出合ったあのおいしさが、自宅で簡単に再現できるとは!ほんのり甘さのあるオリジナルのたれに卵を入れるのが宇和島流。冷凍で届き、流水解凍した鯛の身は、驚くほど透き通り、弾力があります。
そのこだわりの背景には、コロナ禍という逆境を乗り越え、地域の誇りである食文化を次世代へ繋ぎたいという3代目社長の強い思いがありました。取材スタッフが、愛媛県に本社を構える、株式会社かどやの代表取締役社長、清家裕徳氏にお話を伺いました。

株式会社かどや 代表取締役社長 清家裕徳氏

―まずは、御社の歩みについて教えてください。

清家 私たちの始まりは、戦後間もない時期に愛媛の宇和島駅前で創業した、わずか5坪の小さなうどん屋でした。私の祖父と大叔父が「これからは食の時代だ」という信念のもと、スタートしたのです。当初は手探りでしたが、祖父が寿司修業に出るなどしてメニューを本格化させ、地域の方々に支えられながら成長してきました。昭和40年代には地域で一番高いビルを建てるまでになり、地元に根ざした食堂として信頼を積み重ねてきたのです。駅前の小さな食堂から始まった、地域の人に寄り添う誠実な姿勢こそが、私たちの原点です。

創業から約80年、宇和島の海の幸を届ける店として歩み続けてきた。

―社長ご自身の経歴や、経営において大切にしていることをお聞かせください。

清家 私は大学卒業後、東京の飲食専門コンサルティング会社に入社しました。その後、グループが経営するラーメン居酒屋での現場修業も経験したのですが、そこで上司から徹底的に叩き込まれたのが「常に『なぜ?』と考える癖を付けなさい」ということでした。何をするにしても理由を問い、客観的に考える力。その教えが、今の経営における信念の根幹にあります。伝統を守ることはもちろん大切ですが、同時に現代のニーズを客観的に捉え、柔軟に変化することも必要なのです。伝統ある看板を背負いながらも、SNSなども活用し、皆さまと繋がっていきたいと考えています。

―今回ご紹介する「宇和島鯛めし」は、どのようなきっかけで誕生したのですか。

清家 商品の原型が誕生したのは2005年頃のことです。当時は他社様から「郷土料理の鯛めしをパッケージ化して販売したい」という依頼があり、それに応える形で開発しました。当初は卸売や、自社店舗でのおみやげ販売などが中心だったのです。
大きな転換期となったのは、コロナ禍という未曾有の危機です。売上の9割を飲食店運営が占めていたため、店舗を開けられない状況は非常に大きなダメージでした。そんな中で、「お店に来られない時期だからこそ、自宅で本物の味を楽しめる商品を届けて、愛媛の食文化を絶やさないようにしなければならない」と強く思ったのです。
そこで、企業の新たな柱を構築するとともに、離れた場所にいるファンの方々と絆をつなぎ止めるため、自社ECサイトを立ち上げて直接販売を本格化させました。お取り寄せ商品であってもお店の味を忠実に再現できるよう、試行錯誤を重ねて現在の冷凍キットが完成したのです。

鯛の切り身、秘伝のタレ、海藻・薬味が1人前ずつ個別にパックされている。
解凍し、生卵とあつあつのご飯を用意するだけで本格的な味が完成。

―商品づくりにおける、具体的なこだわりを教えてください。

清家 何よりもこだわっているのは、養殖真鯛の生産量日本一を誇る宇和島だからこそ実現できる、圧倒的な鮮度です。水揚げ直後の鯛を短時間で捌き、瞬間冷凍技術で旨みを閉じ込めています。そしてもう一つの大きな特徴は、あえて「ひと手間」を残した設計にしていることです。通常の冷凍食品は利便性が重視されますが、私たちは具材を小袋に分け、お客様ご自身で卵を溶いてタレと合わせる工程を残しました。それは、宇和島の鯛めしを作る工程から楽しんでいただきたいからです。自分で仕上げるからこそ、食卓が特別なイベントになる。秘伝の出汁も醤油を強くしすぎず、鯛の甘みを最大限に引き出す絶妙なバランスを追求しています。

愛媛県宇和島近海で水揚げされた新鮮な真鯛を使用。

―この鯛めしを、どのようなシーンで楽しんでほしいとお考えですか。

清家 頑張った一日の終わりに自分を労うための贅沢な夜ごはんや、週末に家族と囲む少し特別な朝ごはんとして楽しんでいただきたいですね。流水解凍した鯛の身を、濃厚な生卵と秘伝のタレに絡め、熱々の炊きたてご飯にのせてお召し上がりください。宇和島の味と贅沢な時間を、ぜひ満喫してください。

―どのような評価を受けていますか。

清家 ありがたいことに、2026年の「ご当地冷凍食品大賞」にて最高金賞を受賞することができました。プロの審査員の方々に品質を認めていただけたことは、私たちにとって大きな自信となりました。また、宇和島鯛めしという文化自体が、農林水産省の「郷土料理百選」にも選出されています。「大切な方への贈り物にしたら驚くほど喜ばれた」というお客様の声も多く、ギフトとしての信頼も高まっていると感じています。冷凍という形であっても、名店の味をそのまま再現できるという確かな安心感を、これからもお届けしていきたいです。

―最後に、これからの展望をお聞かせください。

清家 愛媛・宇和島の豊かな自然が生んだ食文化を、日本中、そして世界中へと広めていくことが私の挑戦です。その目標を実現するために、地域経済を牽引する100億円企業を目指して、常にブラッシュアップを続けていきます。また社内では、社員が自由に挑戦できる「夢プレゼン制度」を導入しています。一人ひとりの夢や挑戦が、愛媛の食文化を世界へ繋ぐ大きな力になると信じているからです。これからも「食」を通じて愛媛の魅力を発信し、皆さまに感動を与え喜んでいただける企業であり続けたいと考えています。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「宇和島鯛めし」
価格:¥1,100(税込)
店名:鯛めしかどやオンラインショップ
電話:0120-39-2526(0:00~17:00※土日祝日を除く)
商品URL:https://uwajima-kadoya.stores.jp/items/62b2d847970565494c3e7bef
オンラインショップ:https://uwajima-kadoya.stores.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

清家裕徳(株式会社かどや 代表取締役社長)
1981年愛媛県宇和島市生まれ。大学卒業後、都内の飲食コンサルティング会社で修業を積み、現場の最前線を経験。2025年に家業である株式会社かどやの代表取締役社長に就任。創業時から続く郷土料理の味を守りつつ、DXの推進やSNSでの積極的な発信、EC事業の強化など、伝統と革新を融合させた経営を展開。愛媛の食文化を世界へ届けるべく、100億円企業への成長を目指して奮闘中。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/かどや>

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