こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Ｗｅｂ編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第33回目は、もう一度、熊本県で“うまかもんがいっぱい。おやつ＆おつまみ編”です。

●熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」

2018年の大河ドラマ「西郷(せご)どん」。西郷隆盛というと鹿児島ばかりが思い浮かびますが、実は西南戦争の地というと、そのほぼ全域が熊本県にあるということで注目が高まっています。さらに4月14日（土曜）にはフジテレビの「めざましテレビ」が2014年から毎年何回か行っているライブイベント、めざましライブカントリーが、熊本県八代市厚生会館で「めざまし LIVE COUNTRY TOUR 2018 in YATSUSHIRO～熊本地震復興祈願～」として行われます。
http://www.fujitv.co.jp/livecountrytour/

そんなこんなで、何かと話題の熊本県の味を思い出し、昨年夏に訪れたアンテナショップに再び出かけて、まだまだご紹介していなかった“うまかもん”をいろいろ見つけました！
東京銀座・数寄屋橋交差点近くにある銀座熊本館から、パート１は、おやつ＆おつまみ編です。

●熊本のおすすめ「いきなり団子」

熊本の郷土お菓子の１つ、いきなり団子。みかけは大きな大福のようですが、外皮はもっちり、中にはホクホクのさつまいもと小豆あん。この組み合わせは、一口で様々な食感が味わえる最強のおやつです。さつまいもの自然な甘みと甘すぎない小豆あんが絶妙の組み合わせ。蒸したてのアツアツでも、冷めてからでも常温なら、最後まで飽きずにおいしくいただけます！
“いきなり”団子は、突然（＝いきなり）の来客でもすぐに対応できることから名付けられたとか。1個で十分ボリュームがあり、たくさん購入しても食べきれるかな、と思いましたが、冷凍保存ができ、蒸し器か電子レンジで温めればOKなので、冷凍庫に常備したくなりました。また買いに行かなくっちゃ～。

「いきなり団子」（３味色）

▶価格　405円／3個入り（税込）
▶賞味期限　冷凍保存（-18℃以下）で3カ月
▶製造者　有限会社肥後食品
▶URL　http://www.higosyokuhin.com/

お店では、冷凍で販売しています。

左から紫芋、白（あずきあん）、よもぎ。

今回は、蒸し器で10分、蒸したてはツヤツヤ！
切るときれいな層になっています。皮はモチモチ！ 紫芋は紫芋のあん、白とよもぎはあずきあん。
さつまいもはもちろん九州産、水や小豆などにもこだわり、添加物なし。安心安全のおやつです！

●熊本のおすすめ「からし蓮根スナック」

熊本の郷土料理「からし蓮根」は、昨年ご紹介しましたが、そのスナックを発見！
くまモンのイラストつきです。

「からし蓮根スナック」

▶価格　648円／80g（税込）
▶賞味期限　30日
▶製造者　有限会社たけや製菓
▶URL　http://www.takeya-seika.com/

素揚げではなく、衣をつけて揚げた天ぷらをチップスにした感じ。
ふわっとサクサクです。からし味噌風味の辛味もしっかりあり、そうです！！！！ ビールのおつまみに手が止まりません。

蓮根だから、体にいいかな～という、チップスを食べ続けるときの罪悪感がなくなるのも手が止まらない要因かもしれませんね。食べすぎ注意です！！

●熊本のおすすめ「白豆雪　きくらげ」

白豆雪、「はくとうせつ」と読みます。豆腐と魚のすり身を合わせた蒲鉾の生地にきくらげがふんだんに入っているので、食べるとコリコリした食感が楽しめます。
なぜ、きくらげかというと、国産の生きくらげの生産量ダントツ1位が熊本県（※平成28年農林水産省統計）なのです！　地元のきくらげがたっぷり入った練り物。さっそく購入していただいてみました。

「白豆雪」（きくらげの魚練り製品）

▶価格　540円／1本（税込）
▶賞味期限　要冷蔵（10℃以下）30日
▶製造者　ふくとく株式会社
▶URL　http://www.2919.co.jp/

まずはかまぼこなので、そのまま薄切りに。わさび醤油でおいしくいただけます。生地自体に上品なうまみがあって日本酒や焼酎にぴったり！ 黒白の色合いもおしゃれで、おもてなしにも喜ばれそうです。

次に袋の表示されていたおすすめの通り、素揚げしてみました。

これが、揚げたてのさつま揚げとなって、おいしいんです！！！！
外側はこんがり、中はふわっと、そしてきくらげのコリコリ～。

こちらは、しょうが醤油が合います。日本酒というよりは焼酎かビール、ごはんのおかずにも。
きつね色にこんがり揚げるだけで、贅沢な味に。おすすめです！

●熊本のおすすめ「トマト」

熊本産のトマトは味が濃くておいしい、といわれています。一年中店頭に並んでいますが、とくに冬から春にかけては、熊本産トマトが全国一の生産量を誇っています。その中でも1月から5月に採れて、特に糖度が高く実も締まっているのが「塩トマト」。熊本県の塩分土壌の土地で作られたもので、ほんとうにフルーツのような甘さです。こちらもアンテナショップで見つけて購入しました。
※塩トマトは季節によって入荷しない場合があります。

糖度は8度！ 甘さもさることながら、トマトの味がとっても濃厚です！

こぶりで中身もぎゅっとしまっています。そのままでほんとうにおいしいトマトです。
料理に使うのはもったいない感じなので、そのままサラダに添えました。
塩を少しふって、オリーブオイルをかけるだけで、前菜になります。

そして、さらに購入したのは、熊本産トマトを使ったドライトマト。

「ドライトマト」

▶価格　570円／40ｇ（税込）
▶賞味期限　6カ月（開封後は早めに使用）
▶製造者　有限会社肥後れんこんの里
▶URL　なし

お湯で戻して、サラダや煮込み料理に使います。

●アレンジレシピ【ドライトマトとバジル、チキンソテー】

ビール、焼酎や日本酒と合うおつまみに続いて、こちらはワインに合う1品に。生のトマトよりも凝縮した味で、また違うおいしさに仕上がります。アツアツはもちろん、水分がないので、冷めても水っぽくならず、おつまみおかずにぴったり。白飯のおかずにするときには、最後におしょうゆ少々を加えると、よりご飯がすすみます。

【材料】２人分

ドライトマト・・・大さじ１～２
鶏もも肉・・・１枚
赤唐辛子の輪切り・・・少々
にんにくのみじん切り・・・1片分
オリーブオイル・・・大さじ２
白ワイン・・・大さじ１
バルサミコ・・・大さじ1/2
塩、こしょう、小麦粉・・・各適量
バジルの葉・・・少々

【作り方】

① ドライトマトはかぶるくらいの湯に5分浸し、やわらかく戻す。水気を軽くしぼり、赤唐辛子とオリーブオイル大さじ１をからませておく。
② 鶏肉はひと口大のそぎ切りにして、塩、こしょうをふってよく混ぜたら、小麦粉をふってからませる。
③ フライパンにオリーブオイル大さじ１とにんにくを入れて熱し、香りがたったら、鶏肉を入れて炒める。表面全体がきつね色になったら、白ワインと①を加えて軽く炒め、バルサミコと塩、こしょうで味を調える。
④ 器に盛り、バジルの葉を散らす。

＜アンテナショップ＞
銀座熊本館

住所　東京都中央区銀座5-3-16
電話　03-3572-1147（１Fショップ）
営業時間　11:00～20:00
定休日　月曜（ただし、月曜が祝休日の場合は営業し、その次にくる平日が休館）
URL　http://www.kumamotokan.or.jp/　（銀座熊本館）
http://www.kumamotokan.net/　 (銀座熊本館ネットショッピング)

※紹介した商品の価格はすべてアンテナショップでの購入時のものです。アンテナショップでの取り扱い商品は、時期により入れ替えがあります。