新潟の日本酒ベースのリキュール「梅酒・柚子酒プレミアムセット」と世界のプロも認めた至福の味わい「純米大吟醸 越淡麗35」

2026/08/26

今回、編集長のアッキーが注目したのは、果実味あふれる濃厚リキュール「梅酒・柚子酒プレミアムセット」と、トップソムリエも絶賛する最高峰の日本酒「純米大吟醸 越淡麗(こしたんれい)35」です。120年以上の歴史を誇る老舗でありながら、最新のデータ活用や「脱酒蔵」という革新的な挑戦を続ける姿勢は、国内外で高く評価されています。
その背景には、伝統を守りながらも次の100年を見据え、お酒を通じた感動を届けようとする作り手の真摯な思いがありました。取材スタッフが、新潟県に本社を構える、高野酒造株式会社の代表取締役、高野英之氏にお話を伺いました。

高野酒造株式会社 代表取締役 高野英之氏

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

高野 私たちの蔵は1899年に創業しました。創業日が二十四節気の一つである「白露(はくろ)」の日だったことから、創業当時から「白露(しらつゆ)」という名でお酒を醸してきた歴史があります。新潟市の西部、ラムサール条約(水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)にも登録された湿地「佐潟(さかた)」に隣接する豊かな自然に囲まれた場所で、120年以上にわたって酒造りを続けてきました。

私の祖父は、戦後の食糧難の時代に地域の土地改良に尽力し、豊かな稲作ができる環境を整えた人物でもありました。そのため現在も、祖父が守った地元の田んぼで収穫されたお米を使い、この土地ならではの味を追求しているのです。

新潟の良質な米と水を守り、伝統の酒造りを続ける高野酒造。

―ご自身は異業種でのご経験を経て、代表に就任されたそうですね。

高野 はい。私はもともと蔵で生まれ育ったわけではなく、父の実家であるこの蔵を継ぐ形で2013年に就任しました。酒蔵の人間ではないからこそ、業界の常識にとらわれない客観的な視点を持てているのが自分の強みだと思っています。就任後は、食品会社での経験を活かしてデータ活用やデジタル化を積極的に進めてきました。現在はAIによる決算分析なども取り入れていますが、最後はやはり自分自身の「嗅覚」と「直感」を信じることを大切にしています。最新テクノロジーと人間ならではの勘を使い分けるハイブリッドな経営こそが、今の時代に必要だと考えているのです。

―今回ご紹介いただくリキュールのセットは、どのような内容なのでしょうか。

高野 新潟の日本酒をベースに仕込んだ「梅酒プレミアム」と「柚子酒プレミアム」を、180mlの小瓶に詰めた飲み比べセットです。私たちは日本酒蔵ですので、リキュールであってもベースとなるお酒の質には一切妥協しません。新潟のお酒らしい淡麗でまろやかな味わいが、果実の風味を最大限に引き立てています。手のひらサイズの可愛らしいボトルですので、ご自宅で少しずつ楽しむのにも、ちょっとした手みやげにもぴったりなボリューム感に仕上げました。

新潟の日本酒をベースにした梅酒と柚子酒のセット。
飲み比べやプチギフトに適した180mlの飲みきりサイズ。

―「梅酒プレミアム」には、驚きのエピソードがあるとお聞きしました。

高野 実はこの梅酒の誕生は、私の「うっかり」から始まったものなのです。私がレシピの配合を間違えて、通常よりもかなり多くの梅を投入してしまったのがきっかけでした。ところが、出来上がったものを飲んでみると、これまでにないほど濃厚で驚くほどおいしい味わいになっていたのです。翌年、正規のレシピに戻そうと試作してみたのですが、あの濃厚な味わいには及びませんでした。お客さまにこの味が変わったと気づかれてはいけない、そう思い、長年にわたり「間違ったレシピ」のまま作り続けているのですよ。

厳選された国産梅を贅沢に使用した、日本酒ベースのリキュール。
日本酒由来のまろやかな口当たりが梅の酸味を包み込み、ベタつきのないスッキリとしたキレのある後味が特徴。

―まさに奇跡から生まれた味なのですね。「柚子酒プレミアム」についてもこだわりを教えてください。

高野 柚子酒も梅酒の濃厚さに負けない満足感を追求し、果実感を極限まで高めて設計しました。徳島県産の香り高い柚子果汁を贅沢に使用した商品です。ベースとなるのは、日本酒蔵だからこそできる贅沢な日本酒です。酒精(アルコール)ではなく日本酒をベースにすることで、果実の酸味をまろやかに包み込み、角のない口当たりを実現しています。封を開けた瞬間に広がるフレッシュな香りは、リキュールの本場フランスの専門家からも高く評価され、世界的知名度の高いコンクールでも金賞をいただくことができました。

徳島県産柚子果汁をたっぷりと配合。
果実をそのままかじったような強い酸味と、皮由来の心地よい苦味が特徴。

―おすすめの楽しみ方はありますか。

高野 濃厚な味わいなので、ロックやソーダ割りはもちろん、寒い夜には心まで温まるホットもおすすめです。また、週末の自分へのご褒美として、バニラアイスにひと垂らしして楽しむ大人のデザートとしての楽しみ方も女性のお客さまにとても好評ですよ。180mlの飲みきりサイズですので、今日は梅、明日は柚子といったように、その日の気分で選べる楽しさも味わっていただければと思います。紅白をイメージさせる上品なパッケージは、大切な友人へのギフトや手みやげとしても外さない安心感があります。

―もう一品、最高峰の日本酒「純米大吟醸 越淡麗(こしたんれい)35」についても伺えますか。

高野 こちらは新潟県が長い歳月をかけて、酒米の王様「山田錦」と、キレのある「五百万石(ごひゃくまんごく)」を交配させて開発した、まさに県外不出の希少な酒米「越淡麗(こしたんれい)」を100%使用しています。そのお米を、雑味を一切排除するために35%という極限まで磨き上げました。私たちの蔵が頑なに守り続けている「低温長期発酵」という技法を用い、新潟の厳しい冬の寒さの中でじっくりと時間をかけて醸しているのです。

この丁寧な工程によって、洋梨を思わせる上品で華やかな香りと、吸い込まれるような滑らかな口当たりが生まれます。口に含んだ瞬間に広がる、一切の雑味がない透明感のある味わいは、まさに私たちの情熱と新潟の風土を表現した至福の一献といえるのです。磨き抜かれたお米の芯から生まれる甘みと、スッと消えていくようなキレの良さを、ぜひ五感で堪能していただきたいですね。

雑味のない洗練された味わいが特徴。

―プロのソムリエからも絶賛されているとお聞きしました。

高野 日本を代表するソムリエである田崎真也さんが、自らお電話をくださるほど気に入ってくださいました。「とてもおいしいので、自分の著書に掲載したい」と直々に依頼をいただいたときは、本当にうれしかったですね。私たちが目指しているのは、料理を引き立てる「助演男優賞」のような品格ある食中酒です。香りを最大限に楽しんでいただくために、ぜひワイングラスで召し上がってみてください。高級感のある桐箱入りですので、特別な記念日の乾杯や、お世話になった方への贈り物にもふさわしい逸品だと思います。

―最後に、今後の展望についてお聞かせください。

高野 私は今、「脱酒蔵」という言葉を掲げています。これは酒造りをやめるという意味ではなく、これまでの「お酒を造って売る」だけの場所に留まらず、新しい「体験」を提供する場所へと進化していきたいという思いを込めています。2023年には直営店「KULABO(クラボ)」をオープンしました。多くの方々に酒蔵の文化に触れていただき、観光や交流の拠点として地域全体を盛り上げていきたいと考えています。120年の歴史を背負いながらも、次の100年を見据えて「面白いこと」に挑み続ける、そんな軽やかな挑戦をこれからも続けていきます。

2023年にオープンした直営店「KULABO」。
日本酒やリキュールの試飲ができるほか、酒の瓶詰めの様子を見学できる。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「越路吹雪 梅酒・柚子酒 プレミアム 飲み比べセット 180ml×2本」
価格:¥1,540(税込)
店名:高野酒造 公式オンラインショップ
電話:025-239-2046(9:00~17:00※土日祝日を除く)
商品URL:https://shop.takano-shuzo.co.jp/items/103804929
オンラインショップ:https://shop.takano-shuzo.co.jp/

「越路吹雪 純米大吟醸 越淡麗35 720ml」
価格:¥6,600(税込)
店名:高野酒造 公式オンラインショップ
電話:025-239-2046(9:00~17:00※土日祝日を除く)
商品URL:https://shop.takano-shuzo.co.jp/items/99010163
オンラインショップ:https://shop.takano-shuzo.co.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

高野英之(高野酒造株式会社 代表取締役)
大学卒業後、醸造研究所(現・酒類総合研究所)での研修や食品会社での経験を経て、2013年に五代目代表取締役に就任。蔵の出身ではない客観的な視点を武器に、ECへの早期注力やデータ活用を推進。「脱酒蔵」を掲げ、2023年にはオープンファクトリ―「KULABO」をオープンさせるなど、伝統的な酒造りと現代的な経営センスを融合させた新しい酒蔵のあり方を模索し続けている。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/高野酒造>

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