モンドセレクション金賞の贅沢。自家焙煎珈琲ドリップパックと職人手作りスイーツのセット

2026/05/12

今回、編集長のアッキーが注目したのは、コーヒー専門店が届ける「ドリップコーヒーと絹ロールのギフトセット」と「デカフェとクッキーのギフトセット」です。自家焙煎のコーヒーと、それに最も合うように自社工房で手作りされたスイーツが織りなすマリアージュは、まさに専門店ならではの贅沢。豆の選定から、豆ごとに使い分ける5種類の焙煎機、そしてコーヒーの味わいを最大限に引き立てることを追求した自社工房のスイーツまで、そのこだわりは驚くほど緻密です。取材スタッフが、大阪府に本社を構える、株式会社ヒロコーヒーの代表取締役社長、山本 光弘氏にお話を伺いました。

株式会社ヒロコーヒー 代表取締役社長の山本 光弘氏

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

山本 創業は1977年(昭和52年)で、大阪府吹田市の広芝町にオープンした小さな喫茶店「COFFEE HOUSE CLUB 本店」がすべての始まりでした。もともと私は中学卒業後にレストランに就職したのですが、そこでコーヒー部門を担当させてもらったことが大きな転機となったのです。当時の私はコックを目指して修業していましたが、コーヒーを抽出する面白さや奥深さにすっかり魅了されてしまいまして。結局、レストランを退職した後はコーヒー専門店に勤め、専門学校に通いながら経営や簿記の知識を学び、18歳で自分の店を持つという夢を叶えました。時代の変化に合わせて店舗を広げてきましたが、一貫して「品質本位」の姿勢だけは変えずに、地域の方々に愛していただける店づくりを続けています。

レンガ造りのレトロな外観をした「ヒロコーヒー本店(旧屋号 COFFEE HOUSE CLUB 本店)」。
落ち着いた店内で、こだわりのコーヒーを楽しめる。

―シェフを目指されていたところから、なぜコーヒーの道へと進まれたのでしょうか。

山本 先程もお話しましたが、レストランで先輩から教わった、コーヒーの抽出方法によって変化する味わいの奥深さや、バラエティの豊かさに惹かれたことが大きいですね。料理を突き詰めるつもりで始めた修業でしたが、その対象がコーヒーへと変わったのです。20代で焙煎を始めてからは、自分が売るものに対して責任を持ちたいという思いが強くなり、当時では珍しかった、コーヒー豆の生産から流通までが追跡可能な「トレーサビリティ」を意識するようになりました。創業初期には、新聞折込チラシで宣伝し、自ら車でご家庭をまわり宅配営業をしたこともあります。そうした日々の積み重ねが、提供するものはすべて自分たちの手で作るという、現在の内製化への精神を支えているのです。

―コーヒーの品質管理や焙煎における、御社ならではのこだわりを教えてください。

山本 私たちは品質の追求と持続可能なコーヒー生産を支える独自の認証制度「HIRO CERT(ヒロサート)」を設け、環境負荷や労働条件などの厳しい基準をクリアし、かつスペシャルティコーヒーの基準を満たした高品質な豆のみを農園と直接契約して仕入れています。その厳選した豆の個性を100%引き出すために、世界でも珍しい5種類の焙煎機を導入し、豆のキャラクターに合わせて使い分けているのです。特に「アフターミックス」という手法にこだわっており、3種類の豆を一緒に焙煎するのではなく、それぞれの個性に合わせた最適な度合いで別々に焙煎し、最後にブレンドすることで緻密な味のグラデーションを生み出しています。また、ご家庭でも喫茶店のコクを再現できるよう、一般的なドリップバッグよりも多い12gという贅沢な粉量を使用しているのも特徴です。セットの「絹ロール」には、コーヒーの苦味や香りに合うよう重厚なバタークリームを使用し、熟練の職人が気温や湿度に合わせて微調整を繰り返しながら、一つひとつ丁寧に手仕事で仕上げています。

3種類の豆を別々焙煎し、最後にブレンドするこだわりの手法。
絹ロールには、口どけの良い濃厚なバタークリームを使用しており、コーヒーとの相性は抜群。

―「ドリップコーヒーと絹ロールのギフトセット」が誕生した経緯を教えてください。

山本 私たちのギフトは、自家焙煎のコーヒーと自社工房で作るスイーツをセットにしています。これは一言でいえば、「コーヒーに合うお菓子」を追求した結果なのです。以前はケーキを仕入れていたこともありましたが、どうしても自分たちが理想とするものを実現できなくて。それならば自分たちで作ってしまおうと、自社工房を設立してパティシエを採用し、内製化を実現しました。この「絹ロール」を開発したのは、もともとこの店で働いていたシェフパティシエなのですが、コーヒーを誰よりも知り、愛している人が作ったからこそ、私たちのコーヒーにぴったりなスイーツが完成したのです。コーヒーの力強さに負けない「重さ」と「質感」をあえて追求した、専門店ならではの設計図に基づいたスイーツになっています。

自家焙煎のコーヒー2種類に合う、ロールケーキがセットになっている。
セット内容:オーガニックブレンド いながわ×8個、ブラジル シャパドン ボタニカ農園 ×8個、絹ロール1本。

―このセットをどのようなシーンで楽しんでほしいですか。

山本 週末の午後のひとときや、少しだけ早起きした朝など、日常の中のちょっとしたご褒美として楽しんでいただきたいですね。特におすすめなのは、チョコレートのような風味を持つ「ブラジルシャパドン」と「絹ロール」の組み合わせです。温かいコーヒーの熱で、重厚なバタークリームが口の中でゆっくりと溶け合っていく瞬間の至福のマリアージュは、まさに「ここでしか味わえない時間」になるはずです。専門店の本格的なコクと、職人の手仕事が生み出すスイーツの質感が、ご自宅のリラックスタイムをより豊かなものにしてくれるでしょう。

―セットに含まれるコーヒーは、審査会などでも高く評価されているそうですね。

山本 はい。セットの一つである「オーガニックブレンドいながわ」は、世界的な権威であるモンドセレクションで金賞を受賞しました。自分たちのこだわりが国際的に評価されたことは、大きな励みになっています。ギフトとして選んでいただく際にも、この評価は大きな安心感につながるのではないでしょうか。自分を甘やかす至福の時間はもちろん、お世話になった方へ「失敗したくない贈り物」をしたいときにも、自信を持っておすすめできる品質を約束しています。

―もう一つの商品「デカフェとクッキーのギフトセット」の開発背景を教えてください。

山本 「デカフェは味が物足りない」という常識を覆したいという、専門店としてのプライドから始まりました。健康を気遣う方や、夜のリラックスタイムにカフェインを控えたいという方は増えていますが、そうした方々にも妥協のない「本物のコーヒー」を届けたいと考えたのです。私たちはデカフェであっても品質を第一に考え、特定の農園を指定したシングルオリジン豆を使用するという、業界でも異例の試みに挑戦しました。オーガニックで、かつ品質も追求したデカフェこそ、今求められている商品ではないかと考えているのです。

クッキー(カカオ、バニーユ)とドリップコーヒー
(オーガニックデカフェブレンド、オーガニックデカフェコロンビア、オーガニックデカフェモカ)のセット。

―デカフェの製造方法や、セットのクッキーにもこだわりが詰まっているようですね。

山本 はい。カフェインの除去には、化学薬品を一切使わずに水だけで抽出する安全な「ウォータープロセス」を採用し、カフェインを99.9%除去しながらも、豆本来の芳醇な香りをしっかりと残しています。セットにしている特製クッキーも、私たちの内製化へのこだわりが詰まった一品です。マーガリンなどは一切使わず、バターのみで贅沢に焼き上げることで、素材本来の豊かな風味を引き出しています。デカフェとは思えないほどのしっかりとしたコーヒーの味わいと、サクサクとしたバタークッキーの組み合わせは、体に優しく、心まで満たされるセット内容になっているのです。

カフェイン99.9%カットのため、妊娠中や授乳中の方、健康を気遣う方への贈り物としても高い支持を得ている。

―こちらのセットについても、どのような声が届いていますか。

山本 「デカフェなのに、これほどまでにおいしいとは思いませんでした」という驚きの声を、健康志向の高いお客さまやリピーターの方々から多くいただいています。やはり「生産者の顔が見える高品質な豆」を使い、手間暇かけて作っているからこそ、その違いを感じていただけているのだと思います。品質とオーガニックの両立を求める層から厚い支持をいただけている事実は、私たちがこれまで貫いてきた「品質第一」の姿勢が間違っていなかったという自信にもつながっているのです。

―最後に、創業50周年を前にした今の思いと、これからの展望をお聞かせください。

山本 来年で50周年を迎えるにあたり、私は「100億企業成長宣言」を掲げました。これは単に規模を大きくすることだけが目的ではなく、私たちがこれまで培ってきたノウハウやシステムを次のステージへ引き上げ、より持続可能な形で次世代へつなぐための挑戦なのです。スローガンとして「未来をおいしく」を定めましたが、ヒロコーヒーの一杯を選ぶことが、遠くの国の生産者を守り、地球環境を大切にすることにつながるような循環をより強固にしていきたいと考えています。たとえ店が増えても、「一杯のコーヒーに対する誠実さ」だけは絶対に失わず、品質向上への挑戦を続けていく決意です。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「【コーヒーギフト】ドリップコーヒー8個×2種類(オーガニックブレンドいながわ・ブラジルシャパドン)と絹ロールのギフトセット」
価格:¥6,545(税込)
店名:HIROCOFFEE
電話:0120-16-1050(9:00~18:00)
商品URL:https://www.hirocoffee.jp/?pid=180396945
オンラインショップ:https://www.hirocoffee.jp/

「【コーヒーギフト】オーガニック デカフェ ドリップコーヒー8個とヒロ特製クッキー2種類ギフトセット」
価格:¥4,104(税込)
店名:HIROCOFFEE
電話:0120-16-1050(9:00~18:00)
商品URL:https://www.hirocoffee.jp/?pid=180631735
オンラインショップ:https://www.hirocoffee.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

山本 光弘(株式会社ヒロコーヒー 代表取締役社長)
1959年大阪府吹田市生まれ。1977年に18歳で「COFFEE HOUSE CLUB 本店」を創業し、1988年に株式組織とする。現在、大阪北摂や阪神間に19店舗を展開。2027年5月には創業50周年を迎える。コーヒーの品質追求だけでなく、独自の認証制度「ヒロサート」を通じた持続可能なコーヒー文化の構築に尽力している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/ヒロコーヒー>

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