
阿蘇の自社牧場で育った希少なあか牛を100%使用。ジュワッと溢れる肉汁の「熊本和牛あか牛ハンバーグ」と「熊本和牛あか牛缶詰セット」
2026/03/05
今回、編集長のアッキーが注目したのは、「熊本和牛あか牛ハンバーグ」と角煮とビーフシチューが楽しめる「熊本和牛あか牛缶詰セット」です。和牛全体のわずか約1%しか存在しない、極めて希少な「あか牛」。その中でも、熊本・阿蘇の大自然の中で、阿蘇の天然水や特製肥料にまでこだわり抜いて育てられたブランド牛が「甲誠牛(こうせいぎゅう)」です。この「甲誠牛」を100%使用したハンバーグや角煮、ビーフシチューの旨味は、一度味わえば忘れられないほどの深みがあります。
その背景には、創業から50年以上、自らの手で「最高の肉」を育て上げようとする、ひたむきな挑戦の物語がありました。取材スタッフが、熊本県に本社を構える、有限会社三協畜産 代表取締役社長の前田達治氏にお話を伺いました。

有限会社三協畜産 代表取締役社長の前田達治氏
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
前田 三協畜産は1974年、熊本の台所として知られる熊本田崎市場にて、精肉店として産声を上げ、創業から50年以上の月日が経ちました。創業当初は豚肉、鶏肉、牛肉を幅広く扱う一般的なお肉屋さんだったのですが、今から約12年前に大きな転換期を迎えました。卸として長年お肉を見極めてきた経験から、本当にいいお肉を自分たちの手でお客さまに届けたいと、あか牛の生産に乗り出したのです。阿蘇の大自然に囲まれた広大な自社牧場で、牛たちがストレスなく健やかに育つ環境を整えています。
最初はわずか10頭からのスタートでしたが、今では約1,200頭を自社牧場で飼育しています。民間企業としては、あか牛の出荷数で日本トップクラスの規模になりました。現在は生産から加工、販売、さらには飲食店舗の運営までを一貫して手がける「6次産業」の体制を確立しています。熊本の市場から始まった精肉店が、お肉の特性を知り尽くした「あか牛の専業メーカー」へと進化した形ですね。


1974年、熊本田崎市場の精肉店から始まった物語。
いいお肉を届けたいという一心が、阿蘇での牧場経営へと繋がった。
―社長ご自身は、異業種での経験を活かして経営を担われているそうですね。
前田 はい。私は大学卒業後、不動産会社の営業や広告事業など、全く別の業界で歩んできました。三協畜産に入社したのは今から約11年前のことです。当初はお肉に関しては全くの素人でしたので、まずは工場でお肉を切る修業から始めました。お肉のプロではなかったからこそ、一消費者としての客観的な視点を大切に、あか牛の魅力をどうすれば分かりやすく伝えられるか、その一点に心血を注いできました。
もちろん、失敗もたくさんありました。海外輸出を始めたばかりの頃、国ごとに異なる制限やルールの違いに戸惑い、輸送ミスで大きな損失を出したなんてことも。でも、そうした苦い経験はすべて、世界に通用するブランドを築くための「勉強代」だと前向きに捉えています。2024年10月に創業者の遺志を継いで代表に就任しましたが、あか牛という熊本の宝を世界へ広めたいという思いは、誰にも負けないつもりです。
―今回ご紹介する「熊本和牛あか牛ハンバーグ」は、ギフト大賞も受賞されている看板商品ですね。
前田 おかげさまで、2018年に日本ギフト大賞の熊本賞をいただきました。このハンバーグは、希少なあか牛の魅力を全国のご家庭で手軽に楽しんでいただきたいという思いから開発したものです。豊潤な旨味とヘルシーな赤身を併せ持つあか牛は和牛全体の約1%しかおらず、その多くが熊本で育てられています。私たちはその中でも、自社牧場で大切に育てたブランド牛「甲誠牛」を100%使用するという、牧場店直営だからこそできる贅沢な設計にこだわりました。
開発にあたっては、あか牛ならではの「赤身の深いコク」を最大限に引き出すレシピを追求しました。黒毛和牛のような脂の旨味とはまた違う、お肉そのものの力強い味わいを凝縮させています。ギフトとして贈った方からも「感動したから自分でも注文したい」というお声を多くいただき、私たちの大きな自信になっています。

お箸を跳ね返すような弾力のあと、透明な肉汁が溢れ出す。
―素材選びから製法まで、徹底したこだわりを感じます。
前田 一番のこだわりは、やはり牛たちの育つ環境です。阿蘇の天然水を飲ませ、熊本県産の肥料米やビール、大豆の副産物などを独自にブレンドした特製肥料を与えることで、健康的で極上の赤身を作り出しています。ハンバーグの食感も、よくある「ふんわり」としたタイプではなく、あえて「肉肉しさ」を重視しました。お箸を入れた瞬間、お肉の塊からあふれ出す肉汁と、お肉を食べているという実感を大切にした独自の配合なのです。
また、品質管理だけでなく、お客さまとの心の通ったコミュニケーションも、私たちの誇りです。実は専属のスタッフが、ネット通販の対応を昼夜を問わず迅速なスピードで行っているのです。「顔が見えないからこそ、丁寧でスピーディーな対応を」という姿勢を10年続けてきました。その誠実な姿勢が、リピートにつながっているのだと感じています。お肉の質という素材そのものへの追求はもちろん、購入後の体験という安心感や満足度にも一切、の妥協はしません。

牛たちが育つ環境や肥料にもこだわり抜いている。

職人の手作業で、あか牛が極上の逸品へと仕立てられていく。
―このハンバーグを最高においしくいただくためのコツはありますか?
前田 まずは何もつけずに、そのままで食べてみてください。お肉自体にしっかり味がついていますので、あか牛本来の濃厚な旨味と甘みを存分に堪能いただけます。焼き方のコツとしては、フライパンで両面を焼いた後、アルミホイルで包んでしばらく置く「余熱調理」をおすすめしています。これで中までふっくらと火が通り、肉汁を逃さず最高の状態で仕上がります。週末の夕食に、ちょっといいワインを添えていただければ、ご自宅にいながら名店のレストランのような贅沢なひとときを過ごしていただけるはずです。おいしいお料理で、ホッと心まで満たされるようなごちそうの時間を提供できればうれしいです。


お箸を入れた瞬間、ジュワッとあふれ出す透明な肉汁が特徴。
―お客さまからはどのような評価を受けていますか?
前田 ありがたいことに、ふるさと納税でも熊本県を代表する返礼品の一つして、全国からたくさんの支持をいただいています。お肉を知り尽くした食のプロの方々からも、「赤身の旨味がこれほど凝縮されているハンバーグは珍しい」と一目置いていただいていますね。一度食べていただければ、スーパーの合挽き肉で作るハンバーグとは一線を画す、あか牛100%ならではのパワーを感じていただけるはずです。
―もう一つの商品、「熊本和牛あか牛缶詰セット」の開発のきっかけを教えてください。
前田 このセットは、あか牛のスネ肉を特製デミグラスソースで煮込んだ「ビーフシチュー」と、お肉の塊がごろっと入った「和風角煮」を3缶ずつ詰め合わせたものです。開発のきっかけは、「最高級のあか牛を、もっと身近に、いつでも楽しめるように」という発想からでした。最近は災害への備えに関心が高まっていますが、非常時こそおいしいお肉が心の支えになるのではないかと考えました。そこで、3年間の長期保存を可能にしながらも、缶詰のイメージを覆すご褒美クオリティの逸品を目指したのです。
パッと開けるだけで本格的な肉料理が完成する「利便性と贅沢の両立」を形にしました。ギフトとしても、常温で日持ちがするので、贈る側も受け取る側も気兼ねなくやり取りできるのが魅力です。


長期保存の安心感と、本格肉料理の贅沢を両立した缶詰セット。
最高級のあか牛を使った「ビーフシチュー」(上)と「和風角煮」(下)。
―缶詰とは思えないボリューム感ですね。こだわりやおすすめのシーンは?
前田 「和風角煮」には、約45gもの塊肉をごろっと入れています。口の中でホロホロと解けるような柔らかさは、じっくりと時間をかけて煮込んでいるからこそ。また「ビーフシチュー」も、あか牛ならではの旨味が際立っていて、ひと口食べたときの満足感には自信があります。
常温保存ができるので、ストックしておけば「今日は頑張ったから贅沢したい」という夜にすぐ楽しめます。また、離れて暮らすご両親など、体を労わりたい方への「気の利いた贈り物」としても大変喜ばれています。お肉の大きさを目にしたときの驚きと、食べたときの幸福感を、ぜひ多くの方に体験していただきたいです。

缶詰の常識を覆すボリューム感。
お肉がごろごろと贅沢に入っている。
―実際に購入された方からは、どのような反響がありますか?
前田 蓋を開けた瞬間に「本当にお肉がごろごろ入っている!」と驚かれる声を多くいただきます。「保存食のつもりで買ったのに、あまりのおいしさについ食べきってしまった」と、すぐにリピート注文してくださる方もいらっしゃいます。お得感と満足感、その両方を感じていただけていることが何よりの喜びです。
―最後に、未来のビジョンをお聞かせください。
前田 2025年からは、タイ・バンコクへの進出をはじめ、海外市場への挑戦をさらに加速させています。世界基準で「あか牛」ブランドを確立するため、社内の生産・管理体制もさらに強化しました。熊本の市場から始まった私たちの物語を、今度は世界へと広げていきたいと考えています。
しかし、どれほど規模が大きくなっても、根底にあるのは「お肉を通じて、人を幸せにする」という創業からの思いです。牧場での生産体制をさらに磨き上げ、100年先も愛される「熊本の宝」として、あか牛の文化を次世代へつなげていくことが私の使命だと考えています。これからも、皆さまの食卓に笑顔を届けられるよう、真っすぐに牛たちと向き合っていきます。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「熊本和牛あか牛ハンバーグ 6個セット」
価格:¥4,300(税込)
店名:あか牛の三協グループ
電話:096-352-7555(8:00~16:00)
定休日:不定休(基本水曜)(インターネットでのご注文は24時間365日受付)
商品URL:https://koseigyu.theshop.jp/items/116932593
オンラインショップ:https://koseigyu.theshop.jp/

「熊本和牛あか牛缶詰 6個セット」
価格:¥5,300(税込)
店名:あか牛の三協グループ
電話:096-352-7555(8:00~16:00)
定休日:不定休(基本水曜)(インターネットでのご注文は24時間365日受付)
商品URL:https://koseigyu.theshop.jp/items/97897210
オンラインショップ:https://koseigyu.theshop.jp/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
前田達治(有限会社三協畜産 代表取締役社長)
1968年熊本県生まれ。明星大学卒業後、不動産会社の営業や広告事業など、様々な職種を経て2014年に有限会社三協畜産へ入社。異業種で培った視点を活かし、EC事業の強化や海外輸出の推進に注力。2021年に同社取締役営業部長を経て、2024年10月に代表取締役社長に就任。自慢のあか牛「甲誠牛」の普及と、あか牛文化の継承に情熱を注いでいる。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/三協畜産>




























