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秋のティータイムに取り寄せたい岐阜生まれのキュートな和菓子

2023/11/02

秋は和菓子が似合う季節。温かい飲み物を用意して、ほっと一息つきたいものですね。お気に入りのお皿に用意したのは、岐阜・柳ヶ瀬「ツバメヤ」の和菓子。上品な甘さの「ようかん」や、粒あんとサブレがセットになった「あんこサブレ」は、パッケージも素敵で、贈り物にも喜ばれそう。幅広い世代に愛される人気の秘密を、代表取締役社長の岡田さや加氏に伺いました。

株式会社ツバメヤ 代表取締役社長の岡田さや加氏
株式会社ツバメヤ 代表取締役社長の岡田さや加氏

―2023年8月に、東京・日本橋にもお店をオープンされたとか。おめでとうございます!

岡田 ありがとうございます。柳ヶ瀬本店、大名古屋ビルヂング店に続く3店舗目となりました。わらび餅、どら焼き、草餅を、店内で製造・販売しています。今後、ようかんやサブレも販売していく予定です。

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2023年8月18日にオープンした「ツバメヤ日本橋店」。

―岡田社長はずっと飲食業界にいらっしゃるのですか?

岡田 そうですね。もともと食べることが好きで、特に店の佇まいに惹かれるタイプでした。学生時代も、みんながマクドナルドのハンバーガーを食べている時、私は立ち食い蕎麦屋へ(笑)。そして学校を卒業後、飲食店でのアルバイトを経て、22歳の時にワッフルの移動販売を始めたのです。ホットケーキみたいな生地に生クリームとフルーツをサンドするタイプのワッフルでしたが、当時は移動販売も珍しかったですし、かなり売れまして、そのうち銀行から融資を受けられるようにもなり、1年で柳ヶ瀬商店街に出店しました。

オープンするタイミングでテレビの取材も入り、こちらも繁盛しました。そして勢いに乗り、1年後にはフランチャイズ展開も始めたのですが、経営について何の知識もないまま走り始めた結果、その後は売り上げが続かなかったり、不採算の店を買い取ったりで、気づけば借金に追われているような状況になってしまったのです。

そんな経験から「自分にはチェーン展開は向いていない」と思い、1店舗に絞り、立て直しを図りました。さまざまなトラブルを経験する中で、次はゆっくり腰を据えて仕事がしたいと思ったのです。

―どのように動かれたのですか?

岡田 その頃、世間では食品に対する不安が広がっており、それなら私はお客様に安心していただけるような食を提供していきたいと考えました。それでオーガニックについて勉強を始めて、オーガニックカフェを開いて…。「ツバメヤ」の立ち上げは、そこからしばらく経ってからですね。ワッフルは洋菓子でしたし、オーガニックメニューも提供できた、ならば次は、地域の方、幅広い年齢層の方に来てもらえるお店を作りたいと。それなら和菓子、ということで、「ツバメヤ」のオープンに向けて動き出しました。

―「ツバメヤ」もまずは柳ヶ瀬商店街でオープンしたのですね。

岡田 柳ヶ瀬商店街は、JR岐阜駅から歩いて15,6分のところにあって、美川憲一さんの「柳ヶ瀬ブルース」でも歌われたところです。面白いものがいろいろあったので、私もよく遊びに来ていました。ただ徐々に元気がなくなって、一時はシャッターがズラリという状態。でも、私はここでワッフル店を繁盛させた経験があったので、見せ方一つで変えられる、と思ったのです。

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柳ヶ瀬商店街にオープンした「ツバメヤ」。
※2020年に、大通りに面した柳ヶ瀬バス停前へ移転。

―「ツバメヤ」の和菓子は、岡田社長が手がけられたのですか?

岡田 お菓子は、店を一緒に立ち上げてくれた「まっちん」こと、町野仁英が作ってくれました。実は最初、どら焼きとワッフルってちょっと似ているし、自分でも作れるだろうと高を括っていたのです。それが、何回試作しても美味しいものができない。これはちょっと無理だと。

以前、三重県の愛農学園農業学校という学校の、有機農業研修に参加したことがありまして、それにまっちんも参加していました。彼は当時、自分で和菓子のお店をやっていて、研修に自作のわらび餅を持ってきてくれたのですが、それが本当に美味しくて、印象に残っていたのです。

そこで、「そういえばあの人、今どうしてるのかな?」と思って、知り合いづてに聞いてもらうと、1人で店をやっていたけど、体調を崩して店をいったん閉めていると。それで、「岐阜に来て欲しい!」とお願いしたのです。

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岡田社長が感激した「わらび餅」は、「ツバメヤ」の看板商品に!
(店頭のみの販売)

―町野さんは独学で和菓子を作られていたのですか?


岡田 そうですね。無農薬の農業を学んだことがきっかけで、収穫した米や豆や雑穀を使って独学でお菓子を作っていました。一緒に話し合って決めたのは、本物の和菓子を出すけれど、堅苦しくなく、カジュアルで、学生さんがデートでも立ち寄れるような店にしよう、ということでした。

―ツバメヤというお名前、可愛らしいですよね。

岡田 思えば、お菓子屋さんって、鳥の名前が付いているお店が多いと思いませんか? ちょうどツバメが飛び交う季節だったので、ツバメにしました。お客様にまた戻って来ていただきたい、という想いも込めているんです。

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お菓子の箱にもさりげなく刻印されている「ツバメ」のモチーフ。

―高く舞い上がるイメージですよね。それでは、商品についても聞かせてください。まずは「ツバメようかん」から。

岡田 こちらは2020年春に発売して、順調に売り上げを伸ばしている商品です。「ツバメヤ」がオープンした当時は、わらび餅やどら焼きなどの生菓子が多く、お客様から、「何か日持ちがするものを」というリクエストをいただくことがありました、それなら、白砂糖ではなく粗糖を使ったツバメヤらしいようかんを作ろうと。

「ようかん」は5種類ありまして、まずは北海道産の小豆と鹿児島県産の粗糖、岐阜県山岡町の糸寒天のみで作った定番の煉羊羹「あんこ」。さらに埼玉県三芳町の阿部農園さんが育てた「富の川越いも」を使った「おいも」、煉羊羹に有機カカオを加えてなめらかな食感に仕上げた「カカオ」、北海道産の手亡豆と鹿児島県産の粗糖で炊いた白あんに、京都宇治の有機抹茶を練り込んだ「抹茶」、臼練りの有機黒ごまペーストをたっぷり加えた「黒ごま」。どれも個性が際立って、とても美味しいです。

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ズラリと並んだ5種類の「ようかん」。全種類味わいたい!

―おすすめの楽しみ方はありますか?

岡田 一口サイズで作りましたが、複数人で楽しんでいただく場合は、違う種類をカットし、組み合わせると、いろんな味が楽しめますし、見た目も素敵です。滑らかな口当たりで、日本茶はもちろん、コーヒーにも合うと思いますよ。

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定番の「あんこ」と、まるでさつまいものような
自然な甘みの「おいも」をそれぞれカット。宝石のよう!

―本当に滑らかで、上品な甘みに驚きました。それでは、「ツバメあんこサブレ」についても教えてください。

岡田 こちらは8年ほど前、名古屋店オープンのタイミングで生まれた商品です。“あんこの街”である名古屋らしいものができないかなと考えました。最初、あんこサンドサブレを考えたのですが、弊社の素材は無添加なので、サンドした状態のものを作ろうとすると、どうしてもしけって、難しいのです。そこで、ツバメヤ自慢の粒あんと、ディンケル小麦全粒粉で作った和サブレをセットにして販売しました。

北海道産の特別栽培小豆と粗糖で炊いた粒あんは、小豆や粗糖のコクを生かしたおいしさで、炊きたてを真空パックにしています。ディンケル小麦という古代小麦の石臼挽き全粒粉を使ったサブレは、さくっほろっとした優しい食感に、ディンケル小麦のナッツのような香ばしさがアクセント。サブレといっても使っているのは和の素材のみ。お子様から年配の方にまで人気です。

このセットは、自分でサブレに粒あんをサンドしてもらったり、それぞれ別々でも楽しんでいただけます。

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淡いピンクの箱に入ってやって来る、「ツバメあんこサブレ」。
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箱を開けた瞬間に、表情が緩みそうなキュートなパッケージ。

―これは、すごく楽しいですし、こだわりのあんこを好きなだけサンドできるので良いですね!

岡田 あんことバターを一緒にサンドしていただいても良いですし、あんこ、サブレ、それぞれの楽しみ方を見つけていただいても。この夏、私がハマったのは、バニラアイスクリームにあんこをたっぷり乗せて食べること(笑)。

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サブレに、好きなだけあんこをサンドしてどうぞ。
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箱の後ろには、いろいろな食べ方の提案が!

―ぜひ真似してみます。それでは、今後の展望についても聞かせてください。

岡田 まずは、オープンしたばかりの東京店をしっかり軌道に乗せること。東京をはじめ関東の方に、ツバメヤのお菓子をもっと知っていただきたいです。

私自身、ワッフル店を出した頃は、何店舗にしたいとか、こう展開をしていきたいということをよく口にしていましたが、失敗もしましたので、今は目標を持つよりも、一日一日を大事にしたいと考えています。目先のことをちゃんとクリアした先に、次の展開が見えてくると思うので。

私は今、「ツバメヤ」代表であると同時に、「柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社」という、まちづくりの会社の代表にも就いています。こちらは友人たちとワイワイやっているのですが、柳ヶ瀬エリアを盛り上げていこうと、「サンデービルヂングマーケット」や、「GIFU ANTIQUE ARCADE」というイベントを行なっています。10年ぐらいになりますが、そうした活動がようやく実を結び始めていて、最近少しずつ、商店街に店をオープンする人が増えてきています。今度は、ゲストハウスも運営する予定で…。「ツバメヤ」と同時進行で、これからも楽しんでいこうと思っています。

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柳ヶ瀬商店街で開催されているサンデービルヂングマーケット。

―取材に同席された統括マネージャーの松口さん曰く、岡田社長は「驚くほど、いろんな方と知り合い、その出会いを生かせる人!」。お話を伺いながら、その雰囲気が手に取るように伝わってきました。楽しいお話をありがとうございました。

ツバメようかん

「ツバメようかん」
価格:各¥295(税込)※送料別
店名:ツバメヤ
電話:058-265-1278(9:00~18:00)
定休日:月曜、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://tsubame-ya.shop/items/5fd8581472eb461f5c323c80
オンラインショップ:https://tsubame-ya.shop

ツバメあんこサブレ

「ツバメあんこサブレ」
価格:各¥1,426(税込)※送料別
店名:ツバメヤ
電話:058-265-1278(9:00~18:00)
定休日:月曜、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://tsubame-ya.shop/items/5e93fb1d0a36a7432d0cdab0
オンラインショップ:https://tsubame-ya.shop

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
岡田さや加(株式会社ツバメヤ 代表取締役社長)

1972年、岐阜市生まれ。23歳でワッフルの移動販売を始める。柳ヶ瀬への愛着から柳ヶ瀬商店街で飲食店の経営を始め、2010年「ツバメヤ」を創業。名古屋、東京日本橋へと店舗を展開する。
また、柳ヶ瀬を楽しいまちにする株式会社の代表や、柳ヶ瀬商店街振興組合連合会の理事を務めるなど、まちづくりにも力を入れている。

<文・撮影/鹿田吏子 画像協力/ツバメヤ>

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