世界から選んだこだわりお菓子、スイスの本格チョコウエハース「カーギ」と、食べるコーヒー「コピコ」

2026/01/09

毎日頑張る自分のために、ちょっとしたご褒美や気分転換になる「本物の味」のお菓子があったら嬉しいですよね。今回、編集長のアッキーが注目したのは、「カーギ ミニミルクバッグ」と「コピコ コーヒーキャンディ」です。スイスの「カーギ」は、カカオ豆から自社製造するほどのこだわりが生む、芳醇な香りと繊細な口どけが特徴です。インドネシアの「コピコ」は、”食べるコーヒー”と称されるほど、本場ジャワコーヒーの深い味わいが楽しめます。これら選び抜かれた商品には、「確かなおいしさ」だけを日本の食卓に届けたいという、輸入食品の老舗企業の揺るぎない信念が息づいていました。取材スタッフが、東京都に本社を構える、東京タカラフーズ株式会社の代表取締役社長、田中 正実氏にお話を伺いました。

東京タカラフーズ株式会社 代表取締役社長 田中 正実氏

―まずは、御社の成り立ちについてお聞かせください。

田中 私たち東京タカラフーズは、宝商事という親会社が輸入した商品を販売する会社です。親会社の宝商事は、輸入食品としては老舗中の老舗で、1950年頃に先代の社長が進駐軍から商品を仕入れてリアカーで売り始めたのが始まりと聞いています。創業から70数年になりますね。日本の菓子食品輸入業者として草分け的な存在です。私はもともと宝商事にいたのですが、1991年頃に販売部門が分社化して、東京タカラフーズが設立されました。

写真は1950年起業初期。宝商事の歴史は、ガム、チョコレートなどの輸入販売から始まった。

―ご自身の経歴についてお伺いできますか?

田中 私は横浜出身で、1982年に親会社の宝商事に入社し、ずっと営業部にいました。1991年に分社化したタイミングで東京タカラフーズに移籍してからも、営業一筋で、やっていることは当時からずっと一緒ですね。営業時代で一番大変だったのは、大手コンビニエンスストアへの商品導入です。扱う数量が大きいだけに、予測の誤差も大きく、輸入して納品しても半分くらい残ってしまったり、逆に足りなくなると大変なことになったり。そこが一番苦労したところで、そうした現場での経験を積み重ねて、2022年に代表取締役に就任しました。

―70年以上の歴史の中で、取り扱う商品を選ぶ「目利き」として大切にされている信念はありますか?

田中 「いわゆる安かろう悪かろうみたいな商品は選びたくない」という思いが強くあります。例えばウエハースにしても、インドやタイなどでもっと安い商品はあるんです。過去にはそういった商品を扱ったこともありますが、やはり長年売っていくうちに、お客様が離れていってしまい、結局定着しないんですね。日本にもおいしいものがたくさんある中であえて輸入商品を買っていただくには、「イギリスだったらイギリスのいいもの、フランスだったらフランスのいいもの」というように、本物の価値があるものを買ってもらいたいという気持ちをもっています。

1950年に創業して以来、一貫して「世界の銘品」を日本へ届けてきた。

―その信念を体現する商品として、まず「カーギ ミニミルクバッグ」についてご紹介いただけますか?

田中 はい。「カーギ」は、私たちが長く扱っている主力商品の一つで、スイス北部のトーゲンバーガー渓谷という美しい自然の中で生まれたブランドです。その特徴は大きく2つあります。

1つは、ウエハース生地が非常に細かいことです。昔はチョコレートがかかっていないウエハースもあり、当時から「ウエハースはカーギが一番おいしい」と言われるほど、繊細な食感には定評がありました。そしてもう1つ、最大のこだわりが、チョコレートを「豆から作っている」ことです。一般的なメーカーは、クーベルチュールという製菓用のチョコレートブロックを仕入れて加工しますが、「カーギ」はカカオ豆の選別から製造まで、すべてを100%スイス国内で行っています。

実は、スイスは一人あたりのチョコレート消費量が世界一で、国民の舌が非常に肥えている国。そのスイス人を納得させる品質を追求した結果が、このカカオ豆からの一貫製造なんです。だからこそ、一般的なチョコウエハースとは一線を画す、カカオの芳醇な香りと、繊細なウエハースが織りなす”本物の口どけ”が楽しめるのだと思います。

自然豊かなスイス北部のトーゲンバーガー渓谷で生まれたブランド「カーギ」。
100%スイス国内生産の、上品なチョコウエハース。

―どのような場所で愛されている商品なのでしょうか?

田中 「カーギ」は、流行に敏感な方が集まる都内の有名雑貨店などで、長年定番商品として扱っていただいています。また、品質にこだわりのある高級スーパーでも置いていただいていますね。そうした「目利き」のプロの方々に選ばれ続けていることも、品質の証だと思っています。

―続いて「コピコ コーヒーキャンディ」ですが、こちらは韓国ドラマをきっかけに人気が出たと伺いました。

田中 そうなんです。これはインドネシアの大手菓子メーカー「マヨラ社」の商品です。もともとロングセラーではあったのですが、ここ数年、韓国のドラマで主人公が食べるシーンが何度も登場したことで、爆発的な人気が出ました。韓国のドラマはコマーシャルがないそうで、劇中で俳優さんが商品を印象的に使うことが、広告の役割を果たしているんですね。このブームをきっかけに、商品の品質が「再発見」された形です。

本場ジャワコーヒーのコク深さとまろやかさが特徴の、まさに「食べるコーヒー」。個包装とパック入りがある。

―「食べるコーヒー」というキャッチコピーが印象的ですが、こだわりのポイントはどこでしょうか?

田中 「食べるコーヒー」というのは、まさに私たちが使っているキャッチコピーです。この商品のすごいところは、原料に本場の「ジャワコーヒー」をそのまま使っている点にあります。インドネシアはジャワコーヒーで有名ですが、コピコを製造しているマヨラ社は、もともとそのジャワコーヒーを作っている会社なんです。いわば、コーヒーのプロフェッショナルが、自分たちのジャワコーヒーを元にして作ったキャンディなんです。

だからこそ、味わいが非常に深い。ただのコーヒー「風味」ではなく、飴を舐めているというより、本当にコーヒーを食べていると感じるほどの、深いコクとまろやかさがあります。また、歴史的な背景として、インドネシアは昔オランダ領だったので、ヨーロッパの製菓技術が残っていることも、その本格的な味わいにつながっていると思います。

―ドラマがきっかけとはいえ、すごい人気ですね。

田中 本当にすごいです。大手ディスカウントストアさんから、ドラマで使われた特定のパッケージを指定して「輸入してほしい」とお願いされたほどです。また、韓国の食品を専門に扱っている「韓国系スーパー」さんからは、今でも大量のご注文をいただいています。インドネシアの商品が、韓国ドラマをきっかけに日本でブームになるというのは、面白い現象ですよね。

―最後に、今後の展望についてお聞かせください。

田中 これまでお菓子で培ってきた「本物を見抜く目」を活かして、今後は、まだ取り扱いが少なかったチョコレートや食品分野にも力を入れていきたいと考えています。日本市場に合うような、本当にコアな、いわゆる「ニッチなもの」ですね。それから、イタリアなどの良質な「水(ミネラルウォーター)」の発掘にも挑戦しています。

また、最近、自社のオンラインショップも開設しました。これまでは卸売が中心で、お客様への直接販売は控えていたんです。ですが、「地方には問屋さんがなく、輸入のお菓子が買えなくて困っている」というお電話をいただくことがありまして。そうした、お店がなくて買えない方々にも商品を届けたい、という思いで始めました。もちろん、既存の卸先様とも競合にならないよう 配慮しながら、必要な方に「本物の味」を届けていきたいと思っています。

―貴重なお話をありがとうございました。

「カーギ ミニミルクバッグ」
価格:¥918(税込)
店名:Ts_Petits
電話:047-370-3121(土日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.okashi-marche.com/item/150.html
オンラインショップ:https://www.okashi-marche.com/

「コピコ コーヒーキャンディ120g」
価格:¥302(税込)
店名:Ts_Petits
電話:047-370-3121(土日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.okashi-marche.com/item/1888.html
オンラインショップ:https://www.okashi-marche.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

田中 正実(東京タカラフーズ株式会社 代表取締役社長)
1959年横浜市で生まれ、千葉県市原市で育つ。1982年宝商事株式会社に入社し、営業部に所属。2022年4月代表取締役社長に就任。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中 香花 画像協力/東京タカラフーズ>

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