
松阪牛を知り尽くした専門店の「松阪牛を高嶺の花にせず、おいしく良いものを少しでもお値打ちに」から生まれた、食卓の贅沢。「松阪牛しぐれ煮」と「松阪牛生ハンバーグ」
2025/11/27
おいしい牛肉の代名詞、松阪牛(まつさかうし)。今回、編集長のアッキーが注目したのは、おうちでも手軽に味わえる「松阪牛 しぐれ煮」と「松阪牛 生ハンバーグ」です。隠し味に「こしあん」を使ったという奥深い味わいの「しぐれ煮」に、松阪牛100%の旨みが溢れ出す「生ハンバーグ」。どちらも、食卓を豊かにする確かなこだわりが詰まっています。その背景には、創業60年を超える老舗の伝統と、アパレル業界という異業種から家業を継承した、若き五代目社長の「革新」への挑戦がありました。取材スタッフが、三重県松阪市に本店を構える株式会社まるよしの代表取締役、亀田 乙妃(かめだ いつき)氏に、その物語を伺いました。

株式会社まるよし 代表取締役社長の亀田乙妃氏
―まずは、創業60年を超える御社のルーツについて教えてください。
亀田 はい。弊社は私の祖父の代に起業した会社です。もともと祖父は「博労(ばくろう)」という、牛の治療をしたり、農家さん間で牛の売買交渉をしたりする仕事をしていました。そこから派生して、大衆食堂と精肉店を開業したのが始まりです。60年ほど経営する中で、今では自社牧場も経営しておりますので、生産から加工、お土産物の製造、レストランでの提供まで、いわゆる「六次産業化」という形で一貫して行っている会社です。
―亀田社長は五代目でいらっしゃいますが、前職はアパレルやカフェと伺いました。
亀田 はい。いずれ家業に戻る前提で、あえてアパレルやカフェの立ち上げといった異業種で経験を積むことを選びました。外の世界の常識や、数字の管理、物流、店舗での「見せ方」といった「他の目線」を学びたいと思っていたんです。外での経験を経て私が戻ってきた当時は、新店舗出店など、会社が「商店」から「企業」へ変わろうとする過渡期で、昔ながらのやり方だと感じる部分もありました。理念が社員に浸透していなかったり、ブランディングのコンセプトが確立されていなかったりしたんです。
そこで、トップダウンではなく、社員みんなで話し合う機会を増やすために会議を増やし、同じ方向性・コンセプトへ意識を揃えるよう社員全員で取り組みました。また、常に「五感で伝わる商品作る」コンセプトを大切にしており、お召し上がり頂く際の「もう一度食べたくなる」味へのこだわりから、商品に触れて頂いたときのパッケージの質感にまでこだわっております。


創業60年を超える、株式会社まるよし。
松阪駅から徒歩10分の場所にある、精肉店とレストランが併設された鎌田本店。
―では、メイン商品の「松阪牛 しぐれ煮」について伺います。この商品が生まれたきっかけは何だったのでしょうか。
亀田 この「しぐれ煮」は、私の母のレシピで作っている商品です。もともと、精肉のスライス加工などをする中で、どうしてもお肉の「端材」が出てしまうんです。それが「もったいない」と。それをしぐれ煮として炊いてお出ししよう、というのが始まりでした。高嶺の花にせず、どんな方にでもまずお召し上がりいただきたいという企業理念があり、創業時からの想いを受け継いでいる商品ですね。

「おいしい松阪牛を余すことなく手軽に」と、
優しい味わいに仕上げた「松阪牛 牛しぐれ」。
―お母様のレシピ、素敵ですね。味付けのこだわりを教えてください。
亀田 お子様からご年配の方まで、皆さんに召し上がっていただきたかったので、辛すぎたり香りが強すぎたりしない、とにかく優しい味わいを目指しました。母は試行錯誤する中で、砂糖だけだとどうしてもえぐみが出てしまうことに悩んだそうです。そこで最終的に行き着いたのが「こしあん」。こしあんを使うことで、角の取れた優しい甘みと、しっとり滑らかな口当たりが生まれます。
もう一つのこだわりが生姜です。これも以前、お客様から「少し辛い」というお声をいただいたことがあり、そこからミリ単位で調整を繰り返しました。今は「2mmのさいの目切り」という大きさに徹底しています。この細かさが絶妙で、食感が悪目立ちして口に残ることがなく、シャクシャクとした小気味よいアクセントだけを加えてくれるんです。だから、飽きずにいくらでも食べられてしまうんですね。


隠し味の「こしあん」と「2mm角の生姜」が、
他にはない優しい味わいを生み出す。
―こだわりが詰まっていますね。おすすめの食べ方を教えてください。
亀田 甘辛い味付けで、醤油の旨みも感じられるので、とにかくご飯が進みます。まずはぜひ、炊きたてのご飯のお供としてシンプルに味わってみてください。忙しい朝のおにぎりの具や、お弁当のおかずにもとてもよく合います。日常の食卓に、少し贅沢な気分を取り入れていただけたらうれしいですね。
―メディアでも多数紹介されていますね。
亀田 はい。「2015年みえセレクション」に選定され、、伊勢志摩サミットの関連事業推薦品リストに掲載されるなど、テレビ番組や雑誌でも多くご紹介いただいています。また、有名百貨店の食品売り場や、お土産物の名品館などでもお取り扱いいただいており、ご自宅用だけでなく、大切な方への手土産やギフトとしても、信頼してお選びいたける商品です。
―続いて、もう一つの商品「松阪牛 生ハンバーグ」について伺います。こちらは、主婦の方のニーズから生まれたそうですね。
亀田 はい。ハンバーグには、レンジで温めるだけの「焼ハンバーグ」と、今回ご紹介する「生ハンバーグ」の2種類があります。開発時に主婦の方がどんなものをお求めかを考えたとき、2つのニーズが見えてきました。一つは『忙しいからレンジでチンして、すぐ簡単に食べたい』という手軽さ。もう一つは『お子さんには、自分でちゃんと火を通してあげたい』という思いです。その両方の気持ちに応えたいと思い、2つのタイプを作りました。
―まさに主婦の葛藤ですね。この「生ハンバーグ」のこだわりは、どのような点でしょうか。
亀田 松阪牛100%の旨みと甘みを追求しました。実はこのレシピ、精肉を知り尽くした当レストランのスタッフが昔から作っていたものがベースです。そこに隠し味を加え、フワッとした柔らかい食感と、溢れる肉汁を実現しました。私も開発担当だったのですが、理想の焼き加減や味の割合を見るため、1日に何度もハンバーグを試食しては試作を繰り返しました。素材に自信があるので、あえてソースは付けていません。塩・こしょうやおろしポン酢、お好きなソースと一緒に味わっていただきたいです。

松阪牛100%の溢れる肉汁とフワッとした食感が楽しめる。
―お客様からの反響はありますか?
亀田 「電子レンジで簡単に調理ができるので楽」「目玉焼きを添えるだけで、お店みたいと子供が喜んでくれた」「簡単なのにとてもおいしい」といったような、ありがたいお声をたくさんいただいています。また、還暦祝いや御礼品など、プレゼントとして購入いただくお客様が多いですね。手軽に調理ができるため、相手に負担をかけることなく松阪牛のおいしさを届けることができる、ぴったりの商品だと思います。
―最後に今後の展望、未来へのビジョンをお聞かせください。
亀田 今後は、海外のお客様、特にインバウンドの方にも注目しています。もっと三重県に来ていただくための、新しい体験を含めた商品展開を考える必要があります。ただ、これは自社だけでは難しく、地元の企業も巻き込んで、三重県全体を盛り上げる必要があると感じています。最終的な使命は、中小企業として三重県の経済を発展させることだと思っていますので。皆様に『三重といえば、名産松阪牛、松阪牛といえば、まるよしだ』と仰っていただけるくらい、地域に貢献していきたいですね。
―本日は貴重なお話をありがとうございました!

「松阪牛 しぐれ煮」
価格:¥1,404(税込)
店名:松阪まるよし
電話:0120-129-044(受付時間 9:00~17:30)
商品URL:https://www.matsusakamaruyoshi.jp/c/gr1001/gr100110/gr10011002/m-shigure
オンラインショップ:https://www.matsusakamaruyoshi.jp/

「松阪牛 生ハンバーグ 4個 贈答用箱入り ギフト【冷凍】」
価格:¥4,860(税込)
店名:松阪まるよし
電話:0120-129-044(受付時間 9:00~17:30)
商品URL:https://www.matsusakamaruyoshi.jp/c/gr1001/gr100106/gr10010601/m-hamburg
オンラインショップ:https://www.matsusakamaruyoshi.jp/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
亀田乙妃(株式会社まるよし 代表取締役社長)
1991年三重県生まれ。松阪牛の肥育・加工・販売・レストラン運営まで一貫する六次産業モデルを展開。松阪牛を“高嶺の花”にせずおいしく良いものを少しでもお値打ちに届けることを使命とし、新商品開発や海外へ向けたインバウンド事業にも挑戦している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/まるよし>




























