
カバーなしで丸洗いOK!創業100年の老舗が贈る「とろ~りケット」と「洗える羽毛布団」
2026/03/26
今回、編集長のアッキーが注目したのは、とろけるような驚きの肌触りが話題の「とろ〜りケット」と、地元の伝統美をモダンに昇華させた「洗える羽毛布団」です。一日の終わりに、心まで解きほぐされるような至福の肌触り。お部屋のインテリアを格上げしてくれる洗練されたデザイン。
その背景には、創業100年を超える老舗の伝統を大切にしながらも、「名もなき家事」の負担を少しでも軽くしたいという、4代目の温かな思いがありました。伝統というバトンを次世代へつなぎながら、新しい眠りの形を提案し続ける情熱について、取材スタッフが福岡県久留米市に本社を構える、有限会社江崎ふとん店 代表取締役の江崎健司氏にお話を伺いました。

有限会社江崎ふとん店 代表取締役の江崎健司氏
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
江崎 創業は1925年(大正14年)ですので、100年の歴史があります。もともとは「綿の打ち直し」から始まったお店なのです。創業間もない昭和初期、まだモノが乏しく綿が非常に高価だった時代、一度使って固くなった綿を機械でほぐし、ふっくらと再生させる「打ち直し」は、人々の暮らしを支える大切な仕事だったのです。祖父はリアカーを引いて一軒一軒を回り、綿を預かっては、またお客様の元へ届けていたそうです。モノを大切にする心と、熟練の技術で人々の快適な眠りを守り続けてきたことが、私たちの原点なのです。




100年の歴史で培った確かな技術で、掛け・敷布団から快眠まくらまで幅広く展開。
―社長ご自身は、どのような道を歩んで家業を継承されたのでしょうか。
江崎 若い頃は、特にやりたいことが見つからず、成り行きで始めた部分もあったのです。18歳で静岡にある寝具の小売店へ修業に行き、その後は京都のメーカーで勤務しました。業界歴としては20年以上になりますが、当時は布団が気持ちよすぎて、よく寝坊をしては周囲に迷惑をかけていたのも今ではいい思い出です(笑)。2007年に久留米に戻ってからは、ITやデザインを独学で勉強しました。ECサイトの商品ページ作りやバナー作成も、現在は社内デザイナーと共に取り組んでいますが、少し前までは自分で手がけていました。伝統を守ることは大切ですが、常にお客様と同じ目線に立ち、今の時代に何が求められているのかを自分自身の手を動かして考え抜くことを大切にしているのです。
―ヒット商品である「とろ〜りケット」は、どのようなきっかけで誕生したのですか。
江崎 一番のきっかけは、主婦の方々が抱える「布団カバーの付け外しがとにかく面倒」という切実な悩みを知ったことでした。こまめに洗いたいけれど、あの紐を結んだり外したりする作業が、家事の中でも大きな負担になっている。それならいっそ、カバーをかけずにそのまま使えて、汚れたら自宅の洗濯機で丸洗いできる仕様にしようと考えました。寝具の常識を一度疑い、「名もなき家事」を少しでも減らしたいという思いから生まれた商品でなのです。


カバーなしで使えて丸洗いも可能な、家事の時短も叶えてくれるアイテム。
カラーは12色展開、サイズはハーフ(100cm×140cm)とシングル(140cm×190cm)
とセミダブル(160×200cn)とダブル(180×200cm)の4種類。
―この独特の「とろけるような肌触り」には、どのようなこだわりがあるのでしょうか。
江崎 特殊な凹凸加工を施したレーヨン生地と、シルクのようになめらかなマイクロ綿を組み合わせることで、肌に吸い付くような質感を徹底して追求しました。この生地と中綿の相性が非常に良く、重力を忘れるほど軽やかに、それでいて吸い付くように体に沿う至福の掛け心地を実現できたのです。また、長く清潔に使っていただくために、専用の洗濯ネットもセットにしています。家庭用の洗濯機でも繊細な生地を傷めず、誰でも上手に洗えるよう、丁寧な畳み方の説明まで添えているのですよ。素材の質はもちろん、洗った後の心地よさという細部にまで、一切の妥協なくこだわりました。



もちもち感の正体は、レーヨン生地とマイクロ綿。
―実際に愛用されている方からは、どのような声が届いていますか。
江崎 実際にお使いの方からは、「もうこれ以外では眠れない」とSNSの口コミを中心に感動の輪が広がっています。多くの方が、ご自身の体験として「この寝心地を誰かに教えたい」と思ってくださったことが、何よりの信頼の証だと感じています。週末にカバーを洗って付け直すストレスから解放される喜びと、頑張った一日の終わりに究極の肌触りに包まれる贅沢。その両方を感じていただけていることが、作り手として一番嬉しいことなのです。
―もう一つの注目商品、「洗える羽毛布団」についても教えてください。伝統工芸を取り入れた背景には何があったのでしょうか。
江崎 昔ながらの羽毛布団は、派手な柄が多く、現代の洗練されたインテリアの中で浮いてしまうことがよくありました。美意識の高いお客様から「自分の寝室に置きたいと思えるデザインがない」という不満をお聞きし、それなら地元・久留米が誇る伝統工芸「久留米絣」の力を借りようと考えました。久留米絣は200年以上の歴史を持つ素晴らしい織物ですが、そのまま布団に使うには生地幅の制限など多くの課題がありました。そこで、織元の「野村織物」様と提携し、その精緻な幾何学模様を現代的なカラーで布団生地に再現したのです。




伝統工芸「久留米絣」の織元と提携し、200年以上の歴史を持つ織物の柄を、現代の寝室に馴染むモダンなカラーで再現。
カラーはベージュ、グレー、ナチュラル(無地)、ネイビー(無地)の4種、
サイズはシングル、セミダブル、ダブルから選べる。(久留米絣はベージュとグレーのみ)
―デザインだけでなく、機能面でも驚きの工夫があるそうですね。
江崎 はい。中身には高品質のハンガリー産ホワイトダックダウンを使用し、圧倒的な暖かさと軽さを備えています。そのうえで、実はこの羽毛布団も「洗える」仕様にしているのです。コインランドリーでのメンテナンスを可能にすることで、清潔さを保ちながら長く愛用いただけます。伝統は単に守るモノではなく、今の暮らしに馴染む機能美を備えてこそ、次世代につながると信じているのです。出しっぱなしでも美しく、寝室を格上げしてくれる。そんな体験を、この布団を通じてお届けしたいと考えています。


中身は高品質なハンガリー産ホワイトダックダウン。
圧倒的な軽さと暖かさが、冬の夜を特別なモノに変えてくれる。
―地元の伝統を背負うことへの思いをお聞かせください。
江崎 ふるさと納税の返礼品としても評価をいただけるようになり、地域の魅力を全国に届ける責任を強く感じています。私たちの仕事は、単に布団を売ることではありません。久留米の宝である伝統の美しさと、100年守り続けてきた技術を掛け合わせることで、お客様の生活を豊かにすることなのです。「ふとんの江崎を選んでよかった」という笑顔を糧に、これからも地域と共に歩んでいきたいと思っています。
―最後に、今後の展望をお聞かせください。
江崎 効率優先の時代ですが、私はあえて「布団は布団屋で買うモノ」という文化をもう一度日本に取り戻したいと考えています。私たちは、お客様一人ひとりの眠りの悩みにどこまでも寄り添う、日本一の布団屋を目指しているのです。何気ない朝の目覚めが「あぁ、気持ちよかった」と幸せなモノになるように。100年続く技術をバトンとして受け取り、次の100年も、皆さまの穏やかな毎日を支え続ける存在でありたいと願っています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「とろ~りケット(シングル)」
価格:¥5,999(税込)
店名:眠りのひろば【ふとんの江崎】
電話:0942-26-5210(9:30~17:00 日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/esaki210/kh_innerket/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/esaki210/

「洗える羽毛布団」
価格:¥19,980~(税込)
店名:眠りのひろば【ふとんの江崎】
電話:0942-26-5210(9:30~17:00 日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/esaki210/k_es_wdd90s/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/esaki210/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
江崎健司(有限会社江崎ふとん店 代表取締役)
1985年福岡県久留米市生まれ。4年間の修業を経て寝具専門店「有限会社 江崎ふとん店」に入社。EC事業や商品企画を手がけ、2025年に代表取締役に就任。創業100年の老舗として、「とろ〜りケット」をはじめとするオリジナル寝具の開発・販売に取り組んでいる。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/江崎ふとん店>




























