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ハンズフリーで“立ったまま履ける”軽量スニーカー「SP-ON(スポオン)」

2025/12/05

今回、編集長のアッキーが注目したのは、立ったまま手を使わずに履けるスニーカー「SP-ON(スポオン)」です。驚くほどスムーズに足が入るのに、かかとは脱げにくい。その快適な履き心地は、まさに私たちの味方になってくれる一足です。子どもを抱っこしていたり、荷物で両手がふさがっていたりして、玄関で靴を履くのに手間、という不便を解消してくれます。その背景には、単なる「安さ」だけではない、「驚きと楽しさと満足感」を追求する企業の思いがありました。取材スタッフが、兵庫県に本社を構える、ヒラキ株式会社 代表取締役社長執行役員の梅木孝雄氏に話を伺いました。

ヒラキ株式会社 代表取締役社長執行役員の梅木孝雄氏

ヒラキ株式会社 代表取締役社長執行役員の梅木孝雄氏

まずは、御社の歩みについてお聞かせください。「靴のヒラキ」として有名ですが、創業当時は異なる事業をされていたそうですね。

梅木 はい。創業は1961年で、創業者の平木勝が設立しました。もともとは靴のメーカーではなく、パンプスのヒールの中身に使われるプラスチック部品のメーカーだったんです。工場が移転する際、一緒に移ることが難しい従業員のために、元の場所で靴の小売業を始めたのが「靴のヒラキ」の原点です。

最初は靴の仕入れ販売でしたが、お客様から「雑貨も欲しい」といったご要望をいただくうちに商品を広げ、お求めやすい価格で商品を幅広く扱う、現在の形になりました。その後、通販事業で180円の靴(ローバス)が4年間で400万足売れる大ヒットとなり、全国的に名前が知られるようになりました。現在も、子供のスクール商品、特に上履きや体操服は、子育て世代のお客様から高いご支持をいただいています。

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創業時はプラスチック製ヒール部品の製造からスタート。
その後、世間を驚かせた「180円スニーカー」は、累計で570万足販売の大ヒット。
ヒラキの名は全国へと広まった。

梅木社長ご自身は、ユニークなご経歴をお持ちだと伺いました。

梅木 私はもともと取引先としてヒラキと付き合いがあり、営業として靴を卸していたんです。創業者と当時の部長からスカウトを受け、1992年に入社しました。入社後は、まず店舗を1年、翌年には靴の企画を1年経験しました。沖縄店など、新店舗の立ち上げにも関わりましたね。沖縄店の後は通販部門へ移ったのですが、ちょうど紙媒体からインターネットへ移行する過渡期で、わからないことばかりで相当苦労もしました。取引先様と協議し、新しいメンバーも採用しながら部門を大きくしていきました。取締役就任後は店舗販売事業も10年間担当し、こちらもようやく軌道に乗せることができました。結果として、企画、店舗、通販と、会社の主要な部門をすべて経験してきたことになりますね。

今回ご紹介いただく「SP-ON(スポオン)」は、まさに今の子育て世代が求めていた商品だと感じます。どのような背景から開発が始まったのでしょうか。

梅木 ありがとうございます。はい。立ったまま履ける靴が、市場で注目され始めた頃でした。ヒラキの主要なお客様は、30代、40代の子育て世代の方々です。そうしたお母さんたちが「子供を抱っこしていて手がふさがっている」「妊娠後期でお腹が大きくてかがめない」といった、日常のリアルな悩みを抱えていらっしゃることが分かっていました。そこで「ハンズフリーでママの味方!」をコンセプトに、お客様のニーズにまっすぐ応える形で開発がスタートしました。

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子育て世代のリアルな悩みに寄り添い、玄関先でのストレスを軽減してくれる一足。

―「スポンと履ける」だけでなく、履き心地や品質にも独自のこだわりがあるそうですね。

梅木 最大のこだわりは、かかと部分に内蔵された「靴べら構造の芯材」です。この芯材は「形状記憶」になっていて、履くときは足入れしやすいように広がり、履いた後は足にフィットして歩行時のかかと脱げを防いでくれます。この技術は実用新案と意匠登録を取得しています。

また、開発の瞬発力、スピード感は我々の強みだと思っています。今回ご紹介する軽量モデルは、片足約210g(23.5cmサイズ)と軽く、クッション性の良いボリュームソールも特徴です。よく「こんなに安くて大丈夫?」とご質問をいただきますが、品質管理は徹底しています。専門の「品質管理部」と「品質保証課」があり、企画担当者も工場まで赴いて直接チェックしています。また、ユニークな制度かもしれませんが、開発中のサンプルは、一部の担当者だけでなく、全従業員を対象にランダムで配布して試し履きをしてもらい、意見を集めて改善に活かしています。

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「靴べら構造」のかかと部分と、厚みのあるソールが足への負担を軽減。
長時間歩いても脱げにくく、履き心地も抜群。

まさに、日常の「あ!」という瞬間に活躍しそうですね。

梅木 玄関でお子さんを抱っこしたまま、荷物で両手がふさがっている時、急な宅配便の受け取り時など、日常の慌ただしいシーンで本当に役立つと思います。お腹が大きくてかがむのが辛いマタニティ期や、産後の忙しいママの強い味方になりますし、膝や腰が気になり始めた実家のご両親への「気の利いたプレゼント」としても喜ばれていますね。

―すでに、ターゲットであるママさんやシニア層から絶賛の声が届いているそうですね。

梅木 はい。「妊婦さんやママさんにもとってもオススメ!」、「産後も子どもを抱いたままでもスポッと履けるので今も毎日愛用してます」といった、まさに私たちが届けたかったお客様からの喜びの声をいただいています。また、「最近膝が悪く、靴が履きにくそうだった70代の母に購入したところ、履くのが楽だそうで、お気に入り」というお声も多く、ご本人用としてはもちろん、ご両親へのプレゼントとしても選ばれているようです。

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カラーは4色展開。(左上からブラック、グレー、ネイビー、ブラックブラック)
マタニティ期や子育て中のママだけでなく、
膝や腰への負担を減らしたいシニア世代への贈り物としても選ばれている。

―最後に、今後の展望についてお聞かせください。

梅木 私が目指すのは、創業者が大切にしてきた「商売の原点」に立ち返ることです。ヒラキは「驚き(おど)と楽しさ(たの)と満足感(まん)」、社内では「おどたのマン」と呼んでいるのですが、これをお客様に提供し続けることが私たちの使命です。これからは、創業以来の強みである「低価格」という驚きだけでなく、「SP-ON」のような「高品質でコスパのいい機能性の高い靴」 の開発に注力していきます。市場価格の半額ぐらいを目指しながら、お客様の「こんなのが欲しかった」を実現する楽しさ、そして「安くても高品質」という満足感を両立させ、お客様の日常を応援し続けたいと考えています。

―貴重なお話をありがとうございました!

SP-ON(スポオン)立ったまま履ける レディーススニーカー(軽量)

「SP-ON(スポオン) 立ったまま履ける レディーススニーカー(軽量)【22.5~24.5cm】」
価格:¥3,190(税込)
店名:ヒラキ(通信販売)
電話:0120-521-555(月曜~土曜 9:00~21:00、日・祝 9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.hiraki.co.jp/ec/pro/disp/1/68694
オンラインショップ:https://www.hiraki.co.jp/ec/cmTopPage.html

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

梅木孝雄(ヒラキ株式会社 代表取締役社長執行役員)
1961年兵庫県生まれ。1992年ヒラキ株式会社に入社。通信販売・物流を担い、2009年に取締役就任。営業本部長、店舗販売事業部長を務め、2025年より代表取締役社長執行役員に就任。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/ヒラキ>

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