
3000種類のレシピからセレクト!一度に2種類の味を味わえる「あいがけカレー」とこだわりのスープカレー
2026/06/23
今回、編集長のアッキーが注目したのは、ひと皿で自分好みの味変を楽しめるあいがけカレー「厳選十種のこだわりスパイスカレー×じっくり煮込んだ本格欧風ビーフカレー」と、ヨーロッパの食材を使用したスープカレーが3種類入った「BELL YELL CURRY スープカレー 3種入りギフトボックス」です。3000種類ものレシピを開発してきたプロ集団が、理想の味を追求して生み出したレトルトカレーです。素材の旨みとスパイスが織りなす味わいを楽しめます。

その背景には、ものづくりへの情熱と温かい思いがありました。大阪府に本社を構えるベル食品工業株式会社 代表取締役の中井威氏にお話を伺いました。

ベル食品工業株式会社 代表取締役 中井威氏
―御社の創業の歩みと、これまでの事業展開について教えてください。
中井 私たちの会社は、大阪市鶴見区にある売上高二十数億、従業員数100名程度の会社ですが、ベル食品工業の前身である「ベル製菓」を1950年に設立した森田清市氏が、日本で最初に現在の固形カレールウ「ベルカレールウ」の開発に成功したと言われています(諸説ありますが)。そこから数えて80年以上の歴史のある会社でもあるんです。
大阪の地に移ってからは2026年で58年目を迎えます。私たちは長年にわたり、他社ブランドの製品を製造するOEMを中心に事業を展開してきました。全国のご当地カレーなど、これまでに手がけたレシピの数は約3000種類にものぼります。さまざまな企業から信頼をいただき商品の製造を続けてきた実績と積み重ねた技術が、私たちの大きな土台となっているのです。全国のお客さまからの多様なご要望にタイムリーにお応えしていく中で、確かな安心感をお届けできる体制が整いました。



日本で初めて固形カレールウを開発し、長きにわたりOEM製造を手掛けてきた。
―代表取締役に就任された経緯と、ものづくりへの思いをお聞かせください。
中井 私は新卒で親会社である植田製油に入社し、長年にわたって研究開発や品質管理に携わってきました。主に食用油脂を使った新商品の開発をするなど、いわゆる技術畑の人間です。
転機が訪れたのは2018年末のことでした。周囲から強い勧めをいただき、ベル食品工業の代表取締役に就任することになったのです。それまでは経営会議に参加する立場ではあったものの、いざ自分がトップに立つとなると、最初は大きな重責に戸惑いもありました。しかし、現場で実直に汗を流す社員たちのものづくり精神を誰よりもリスペクトしていましたから、彼らと一緒に歩んでいこうと腹をくくりました。
私自身が技術者出身だからこそ、開発メンバーたちが抱く「本当にいいもの、おいしいものを作りたい」という純粋な情熱や、固定観念にとらわれない自由な発想は誰よりも理解できるつもりです。否定せず、まずはやってみるという姿勢を大切にすることで、誰もがワクワクしながら働けるアットホームな社風づくりを大切にしています。
―自社ブランドとしてこのあいがけカレーを開発することになったきっかけについて教えてください。
中井 私たちの会社の売上は、大半を他社ブランドのOEM製造が占めています。長年、黒子として日本のカレー文化を裏から支えてきた自負はありましたが、社内の開発メンバーたちの中には「自分たちの知識や技術、こだわりをすべて詰め込んだ、本当に作りたい自社オリジナルのカレーを直接お届けしたい」という熱い思いがずっとありました。
そんな中、「一度に2つの異なる味わいを楽しめたら、絶対にうれしいよね」という、開発チームの純粋なワクワク感や遊び心からこの商品のプロジェクトがスタートしたのです。選んだのは、爽快なスパイスカレーと王道の欧風ビーフカレーという、全く異なる味合いをもつ2つのカレーでした。
これらを1つのパッケージに美しく同居させる道のりは、想像以上の試行錯誤の連続だったのです。単に2種類のカレーをただ並べるだけでは意味がありません。別々に食べてもおいしく、2つが混ざり合ったときに、最も深い味わいへと昇華する「黄金比」を導き出さなければなりませんでした。
私たちがこれまでに蓄積してきた3000種類以上の膨大なレシピデータを活用しながら、1g単位の配合やスパイスの組み合わせに妥協なく挑み続けました。何度も試作を重ね、お互いの風味を打ち消し合わない絶妙なバランスを形にしたのです。完成した商品は、私たちの自信作です。

「一度に2種類のカレーを楽しみたい」という思いから
開発されたオリジナル商品のあいがけカレー。
―2つのカレーの具体的なこだわりや、技術的な特徴について詳しくお聞かせください。
中井 この商品は、100gずつの異なる本格カレーが入っています。まず「厳選十種のこだわりスパイスカレー」は、生姜の爽快な香りと厳選した10種類のスパイスを絶妙に効かせ、野菜と鶏ミンチの旨みをぎゅっと凝縮した食べ応えのある仕上がりが特徴です。一方の「じっくり煮込んだ本格欧風ビーフカレー」は、赤ワインでじっくりと煮込んだ牛肉の旨みと、野菜のまろやかな甘みが溶け込んだ、奥深く濃厚なコクを楽しんでいただけます。
また、私たちの親会社が食用油脂のメーカーであるという強みを活かしています。油脂に関する長年のノウハウを応用することで、レトルトカレー特有の脂っぽさを感じさせない工夫を施しました。素材そのものが持つポテンシャルとスパイスの力だけで深いコクを表現しているため、後味が非常に軽やかなのが特徴です。


生姜と10種のスパイスが華やかに香るスパイスカレーと、
赤ワイン仕立ての深いコクが際立つ欧風ビーフカレー。
―おうちでのおすすめの楽しみ方を教えてください。
中井 湯煎で温めていただき、お皿の左右にそれぞれのカレーを美しく盛り付けてみてください。スタートは、混ぜずにそれぞれの個性を一口ずつ別々に味わうのが贅沢な楽しみ方です。スパイスの爽快感と欧風の濃厚なコク、それぞれの違いをしっかり堪能していただきます。そして中盤からは、2つのカレーをご自身の好みの割合で、少しずつ混ぜ合わせながら食べ進めてみてください。辛さとコクのグラデーションをお楽しみいただけます。
―お客さまや専門店からの反応はいかがですか。
中井 確かな目利きで全国のこだわり食材をセレクトしていることで知られる都内の有名専門店の店頭にも、私たちの商品が実際に並ぶことになりました。多くの食通のお客さまからも継続して支持を集めているという客観的な実績は、開発チームにとっても大きな自信となっています。プロが認めた味という安心感を持って、多くの方に手に取っていただける一皿になりました。
―もう一つの商品であるスープカレーが誕生した背景について教えてください。
中井 このブランドの誕生は、今から5年前、私が軽井沢にあるアトリエ「RATTA RATTARR(ラッタラッタル)」と出会った事から始まります。そこでは、障がい者の人たちを尊厳をもって「クリエイター」と呼んでいました。クリエイターの一人ひとりが、いきいきとした表情でキャンバスに向き合っているのです。そして何より、そこから生み出される絵画の圧倒的な美しさと、洗練された高い芸術性に、私は言葉を失うほど深く心を揺さぶられました。その瞬間に、「福祉だから支援として購入する」という従来の枠組みを完全に超えて、純粋にひとつの素晴らしい芸術として、私たちの新しいカレーのパッケージに起用したいと熱望したのです。そして、「クリエイター達と創るやさしいカレープロジェクト」が始まったのです。
この美しいアートの力を使って、社会的に弱い立場にある方々の社会参加を応援すると同時に、忙しい毎日をがんばって生きているすべての人たちにエールを送り、その日常を祝福するブランドにしたい。そんな強い願いを込めて、「BELL YELL CURRY(ベルエールカレー)」が生まれました。



「人々にエールを送りたい」という思いから誕生した
「BELL YELL CURRY スープカレー 3種入りギフトボックス」。
上から「フランス産有機ハーブ出汁ダルヤと紅茶鴨の薫るスープカレー」、
「牛肉とオリーブのスパイシートマトスープカレー」、
「黒トリュフとパルメザンチーズのホワイトスープカレー」。
―このスープカレーの具体的なこだわりや、おすすめの贅沢な味わい方についてお聞かせください。
中井 このギフトセットは、本格的なヨーロッパの食材を使用したスープカレー3種の詰め合わせです。フランス産の有機ハーブから丁寧に引いただしをベースに、オリーブやトリュフ、さらには紅茶鴨といった、一般的なレトルトではなかなか使われない厳選されたリッチな高級食材をふんだんに使用しました。3000ものレシピデータを蓄積してきたプロのノウハウを注ぎ込み、ハーブの非常に繊細な香りと、素材本来の旨みを最大限に引き出すための完璧な味付けを計算し尽くしています。さらに現代のライフスタイルに合わせて、内袋のまま電子レンジで手軽に温められる便利なイージーパウチを採用している点もポイントです。
レンジで温めるだけで、まるで洗練されたビストロにいるかのようにハーブやトリュフの香りがふわりと部屋を満たします。それをお気に入りの器に盛り付け、ワイングラスを傾けながら極上のペアリングを楽しむ。そんな贅沢な大人のディナータイムを簡単に叶えることができるのです。玄米と合わせるのもおすすめです。北欧風のデザインが施された洗練された印象のパッケージは、自分へのとっておきのご褒美としてはもちろん、お中元やちょっとした手みやげなどにもぴったりです。

クリエイターのアートが施された美しいパッケージも魅力。
―ワインのプロやギフト市場からの評価、社会的な取り組みへの反響はいかがでしょうか。
中井 実際にワインの専門家や愛好家の方々が集まるペアリングイベントに出品した際、「ワインの繊細な風味を美しく引き立ててくれる、レトルトとは思えない素晴らしい完成度だ」と非常に高い評価をいただきました。また、その味のクオリティと卓越したデザイン性の高さが認められ、有名百貨店のシーズンギフトとしてもセレクトされています。大切な贈り物として選ばれるほどの高い信頼をいただいたことは本当に光栄です。
この商品の売上の一部は、プロジェクトの原点である軽井沢の福祉活動へと継続的に寄付をさせていただいています。お客さまが「おいしい」と笑顔で食べてくださることが、そのまま現地のクリエイターたちの社会参加や活動を応援することにつながる。そんな、おいしく食べるだけで自然と社会に優しさが循環していくサステナブルな取り組みに対しても、多くの方々から共感の温かい声をいただいています。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
中井 私たちは、自社のオリジナルブランドを日本全国へもっと広げていきたいと考えています。それは単に会社の知名度を高めて売上を伸ばすためだけではありません。一番の目的は、現場の社員の一人ひとりが「自分の会社は、こんなに素敵で素晴らしい活動をしているんだ」と周囲に自慢でき、我が事のように誇りを持って働ける環境を作ることなのです。そのために、障がい者クリエイターの皆さんとのコラボレーションをさらに進化させ、アートの力と食の力を掛け合わせた新しい価値をこれからも創造し続けるつもりです。
また、私たちは持続可能な地球環境への貢献を目指し、どんぐりの苗木を2年間社内で大切に育てた後、和歌山の山林に植林する株式会社ソマノベースが推進する「戻り苗(もどりなえ)プロジェクト」にも全社を挙げて参画しています。おいしいカレーを作るだけでなく、関わるすべての人たちの心を満たし、地球の未来も優しく包み込んでいく。そんな温かい未来の展望を、社員一丸となって一歩ずつ実践していきたいです。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「厳選十種のこだわりスパイスカレー×じっくり煮込んだ本格欧風ビーフカレー」
価格:¥713(税込)
店名:ベル食品工業株式会社オンラインショップ
電話:06-6912-7177(10:00~17:00 ※土日祝日を除く)
商品URL:https://shop.bellsyokuhin.co.jp/acresult-10256.htm
オンラインショップURL:https://shop.bellsyokuhin.co.jp/

「BELL YELL CURRY スープカレー 3種入りギフトボックス」
価格:¥4,050(税込)
店名:ベル食品工業株式会社オンラインショップ
電話:06-6912-7177(10:00~17:00 ※土日祝日を除く)
商品URL:https://shop.bellsyokuhin.co.jp/acresult-10269.htm
オンラインショップ:https://shop.bellsyokuhin.co.jp/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
中井威(ベル食品工業株式会社 代表取締役)
1981年3月 大阪府立大学大学院農学研究科修了。
1981年4月 植田製油株式会社入社。
2018年11月 ベル食品工業株式会社 代表取締役就任。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/ベル食品工業>




























