
口の中に広がる果実の至福。チョコを浸み込ませた新感覚のフルーツしみこみショコラ「メリメロ アンブーシェ」
2026/02/12
今回、編集長のアッキーが注目したのは、5種類の果実が贅沢に彩る「メリメロ アンブーシェ」です。 チョコレートなのに、まるでフルーツそのものを食べているかのような果実感。フリーズドライフルーツなのに、しっとりと濃厚な口どけ。口に入れた瞬間に広がるフルーツの酸味と、カカオの芳醇な香りは、これまでにない贅沢な体験を届けてくれます。
その背景には、78歳にして「今が一番面白い」と語る社長の、常識を覆す挑戦がありました。取材スタッフが、東京都に本社を構える、チョコグラフィ株式会社の代表取締役社長、柳澤一嘉氏にお話を伺いました。

チョコグラフィ株式会社 代表取締役社長 柳澤 一嘉氏
―まずは、御社の歩みとして、ブランド立ち上げの経緯をお聞かせください。
柳澤 もともと私は、創業100年を超える老舗「ハンター製菓」の3代目として経営に携わっていました。通常であれば会長職などに退いて余生を過ごすのでしょうが、次世代に家業を譲るタイミングで、新しい冒険に出ることを選びました。もともと別会社として持っていた「チョコグラフィ」で、70代にしてゼロからの再スタートを切ったのです。妹も一緒に来てくれましてね。ハンター製菓時代から長年磨いてきた、素材にチョコレートを浸み込ませる「含浸(がんしん)技術」を使って、まだ誰も見たことのない新しいチョコレートを作ろうと考えました。そうして立ち上げたブランドが、「メレ・ド・ショコラ」です。


老舗の看板を下ろしてまで追求したのは、未だかつてないチョコレート作り。
訪れる人に驚きとワクワクを提供する、「メレ・ド・ショコラ 春日本店」。
―70代での新たな挑戦、素晴らしいバイタリティですね。どのような思いで経営されているのでしょうか。
柳澤 「業界の常識を非常識に」という反骨心が原動力ですね。実は、含浸チョコレートの世界では、溶かすだけで扱いやすい「準チョコレート(植物油脂ベースのノーテンパリングチョコ)」を使うのが常識でした。ですが、私はあえて難しい「本チョコレート(カカオバターベースのテンパリングチョコ)」を浸み込ませることに挑みました。味と口溶けが全く違うからです。経営に関しては「いたずらに遅いよりは、早いほうがいい」が信条です。迷っている時間があれば、まず動く。78歳になった今が、人生で一番面白いと感じていますよ。
―今回ご紹介いただく「メリメロ アンブーシェ」について、その魅力を教えてください。
柳澤 「メリメロ アンブーシェ」は、私たちのブランドで大人気の「メリメロ缶」シリーズの一つです。フランス語で「ごちゃまぜ」を意味する言葉の通り、一缶でいろいろな味わいを楽しめるのが特徴なのですよ。今回、ファンの方々からの要望も多かった「マンゴー」が再登場し、ストロベリー、メロン、マンダリン、キウイと合わせた5種類の詰め合わせになっています。見た目も味も非常に華やかで、フリーズドライにしたフルーツにチョコレートを浸み込ませることで、サクッと軽やかな食感と、フルーツそれぞれの個性が際立つ甘酸っぱさ、そしてまろやかなチョコレートのコクが絶妙にマッチした、彩り豊かなご褒美スイーツに仕上がっています。
―5種類のフルーツそれぞれに個性があるのですね。
柳澤 ええ。一番人気の「ストロベリー」は、ブランド誕生のきっかけにもなった象徴的な存在です。また、芳醇な香りとジューシーさが楽しめる「メロン」、爽やかな柑橘の香りが広がる「マンダリン」、そしてさっぱりとした酸味が特徴の期間限定復活の「キウイ」など、どれも自信作です。そして同じく期間限定で復活した「マンゴー」は、甘さや香りをしっかりと閉じ込めていますので、ショコラになったマンゴーの新しい魅力を存分に味わっていただけると思います。一粒ごとに違った味わいを楽しめる特別感があるので、次はどのフルーツにしようかと選ぶ楽しみもありますし、自分へのご褒美はもちろん、ギフトや手みやげとしても大変喜ばれています。


見た目はフリーズドライフルーツだが、中身は濃厚なチョコレート。
フランス語で「ごちゃまぜ」を意味する言葉「メリメロ」。
言葉の通り、ストロベリー、メロン、マンダリン、キウイ、マンゴーの5種類が詰まっている。
―開発にあたって、どのようなコンセプトや背景があったのでしょうか。
柳澤 以前、バラの形のチョコレート専門店を手がけた経験から、今回は「どこを取ってもフルーツ」という一点突破のコンセプトを掲げました。また、そこには農家さんを支援したいという思いもあります。市場には出回らない、少し形が曲がっていたり傷がついたりした不揃いな果実も、味は本物です。そうした果実を買い取り、チョコレートを浸み込ませることで、宝石のようなスイーツに変える。「もったいない」という精神が、この商品の根底には流れているのです。
―他にはないおいしさの秘密や、こだわりについて詳しく伺えますか。
柳澤 最大のこだわりは、やはり「チョコレート」を含浸させる技術です。一般的に含浸チョコには、溶かすだけで扱いやすい「準チョコレート」が使われますが、それでは口溶けやカカオ本来の香りが劣ってしまいます。私は「おいしさ」を最優先し、あえて手間のかかるテンパリング(温度調整)が必要な「チョコレート」を開発しました。これにより、名称も「準チョコレート」ではなく堂々と「チョコレート」と謳えるのです。
また、フリーズドライのフルーツは本来非常に高価でコストがかかりますが、チョコレートをたっぷりと浸み込ませることで重量が増します。その結果、高級な味わいを、お客様が日常で手に取りやすい価格で提供できるのです。
パッケージデザインもこだわりの一つです。あえてイラストの色が枠線から少しずれている「版ズレ」のようなデザインを採用しました。きっちりと合わせるよりも、少しずらしたほうが昭和レトロな温かみや、可愛らしい「抜け感」が出ると考えたからです。味だけでなく、見た目の愛らしさも楽しんでいただければと思います。

「昭和レトロ」を感じさせる、可愛らしいパッケージデザイン。
―実際に召し上がる際、おすすめの楽しみ方はありますか。
柳澤 チョコレートが中までしっかり浸み込んでいるため、夏場でも溶けにくく、指が汚れないのが特徴です。仕事の合間のリフレッシュや、センスのいい手みやげとしても喜ばれていますよ。気をつけていただきたいことは、湿気を避けて保管することです。風味を損なわずに長くお楽しみいただけます。季節やシーンに合わせて、コーヒーや紅茶、時にはお酒とも自由に楽しんでいただきたいですね。
―お客さまや周囲からは、どのような反響が寄せられていますか。
柳澤 ありがたいことに、大手百貨店や空港から出店のオファーを多数いただいています。プロのバイヤーの方々に品質を認めていただけた結果だと思うと嬉しいですね。また、東京都文京区にある本店には、地元の小さなお子さんからご年配の方まで、幅広い層のお客様が来てくださるんです。地域の方々に愛され、日常的に利用していただけるブランドに育ちつつあると感じています。
―最後に、今後の展望や夢についてお聞かせください。
柳澤 夢は、日本全国47都道府県の特産フルーツを使った「フルーツマップ」を完成させることです。それぞれの土地のおいしい果実を探し出し、チョコレートと組み合わせて紹介していきたいですね。また、メレ・ド・ショコラとは別に、京都産の野菜に特化した新ブランドの構想もあります。常にお客様に新しい驚きを提供できるよう、これからも終わりのない挑戦を続けていきます。
ー素敵なお話をありがとうございました!

「メリメロ アンブーシェ」
価格:¥3,240(税込)
店名:メレ・ド・ショコラ
電話:03-3868-2336(11:00~19:00 年末年始除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.meledechocolat.net/?pid=189832860
オンラインショップ:https://www.meledechocolat.net/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
柳澤一嘉 (チョコグラフィ株式会社 代表取締役社長)
1947年東京神田生まれ。創業1912年(明治45年)のチョコレートメーカーの3代目として業界に精通。数々のブランドを立ち上げるが70歳を機に新たにチョコグラフィ株式会社として含浸製法にこだわったしみこみショコラブランド「メレ・ド・ショコラ」を2019年に立ちあげる。市場には出回らない不揃い品、皮も種も商品化するサスティナブルな取り組みにも注力している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/チョコグラフィ>




























