
フライパンで焼くだけ!秘伝ダレが染みるプリプリの鶏肉が主役。岐阜・下呂から届く「萩屋ケイちゃん みそ味」
2026/02/05
今回、編集長のアッキーが注目したのは、岐阜のソウルフードである味付け鶏肉「萩屋ケイちゃん みそ味」です。冷蔵庫にあるキャベツや人参などの野菜と一緒にパッと焼くだけで、お肉の旨みと秘伝の味噌ダレが絡み合い、家族みんなが笑顔になるご馳走が完成します。鮮度抜群の鶏肉を使用し、加工から袋詰めまでを短時間で行うことで実現したプリプリの食感は、一度食べたら忘れられないおいしさです。
その背景には、愛知県出身の社長が、初めてケイちゃんを食べた時に受けた衝撃的な感動体験がありました。取材スタッフが、岐阜県下呂市に本社を構える、有限会社萩原チキンセンター 代表取締役の日下部讓(くさかべ じょう)氏にお話を伺いました。

有限会社萩原チキンセンター 代表取締役の日下部讓氏
―まずは、御社の歩みについて教えてください。
日下部 創業は1962年です。もともとは農家で、養蚕など、その時代に合わせて作るものを柔軟に変えてきました。会社としては、現会長が仲間と共に、卵を売る養鶏業を一つのビジネスとして立ち上げたことが始まりです。やがて卵だけでなく鶏肉も販売するようになり、その中で地元の郷土料理である「鶏ちゃん(ケイちゃん)」の加工も手がけるようになったのです。
創業時から私たちがずっと大切にしている言葉に、飛騨弁で「おいしくなければいけない」という意味の「うもーなければだちかん」というものがあります。この精神は、今の商品作りの根幹として脈々と受け継がれています。


豊かな自然に囲まれた岐阜県の工場から、全国へ「岐阜のソウルフード」を届けている。
―社長のご経歴について伺います。
日下部 私は愛知県の出身で、大学時代からお付き合いしていた現在の妻との結婚を機に、婿養子としてここへ来ました。それまでは、乗り物が好きだったこともあり、大型トレーラーの運転手をしていたんです。結婚が決まっていたので「2年で辞めて岐阜に行く」と約束して働かせてもらいました。運送会社での経験で学んだのは、車をきれいに整備することが故障を防ぎ、信頼につながるということ。この「整えることで質を上げる」という考え方は、今の工場の衛生管理や環境づくりのベースになっています。
―「ケイちゃん」との出会いについて教えてください。
日下部 結婚前に初めて妻の実家に泊まりに行ったとき、夕食に出てきた「ケイちゃん」を食べて衝撃を受けました。あまりのおいしさに「何これ!?」と感動しまして。妻に聞くと「こんなのどこにでもある普通の料理よ」と言うんです。地元の人にとっては空気のような存在で、あえて語るものでもなかったんですね。ですが、隣県出身の私でさえこれほど感動するのだから、もっと多くの人に知ってもらうべきだと思いました。当時は明確な定義もなかったので、私が「鶏肉であること」「一口サイズにカットしてあること」「タレで味付けしてあること」の3つをケイちゃんの定義として決めました。また、地元の同業者の方々とも、「仲間」として一緒にケイちゃん文化そのものを広げていこうと取り組んできました。

創業時から変わらない、鶏のロゴマークはブランドの顔。
―商品作りにおけるこだわりを教えてください。
日下部 味のベースになっているのは、会長のお母さん、つまり私の妻の祖母が家庭で作っていた「おばあちゃんの味」です。地元の味噌や醤油を使い、自社で調合した秘伝のタレで味付けしています。そして何よりこだわっているのが「鮮度」と「素材」です。原料には国産の鶏むね肉を使用しているのですが、端材やクズ肉を寄せ集めるようなことは一切せず、丸々1枚の大きなむね肉を使っています。これを自社工場で丁寧にカットし、味付けして袋詰めするまでを、なんと「15分以内」で行っています。時間との勝負ですが、このスピード感こそが、解凍した時の鮮度とお肉のプリプリとした食感を生み出すのです。また、食の安全を守るために国際規格の食品衛生管理手法であるISO 22000認証を取得し、徹底した温度管理のもとで作っています。昔ながらの家庭の味を、プロの技術と管理で守り続けているのが、萩屋ケイちゃんの誇りですね。

ぷりぷりの鶏肉に、特製の味噌ダレをたっぷりと。
―おすすめの食べ方を教えてください。
日下部 冷凍庫にストックしておいて、使いたい時に湯煎解凍すればすぐに調理できます。一番のおすすめは、キャベツなどの野菜と一緒にフライパンで焼くシンプルな食べ方です。人参や玉ねぎなど、冷蔵庫にある余り野菜でも十分おいしくなりますよ。味がしっかりついているので、ご飯のおかずにはもちろん、お酒のおつまみやお弁当の具材にもぴったりです。実は、焼くだけでなく唐揚げにしたり、これからの季節はお鍋の具材として入れたりしても、とてもおいしいんです。



焼くだけではない万能選手。
定番のキャベツ炒めや、鍋料理、チャーハンなど、アレンジ次第で楽しみ方は無限。
―お客さんからの反響はいかがですか。
日下部 ありがたいことに、地元・岐阜では「どの家庭の冷凍庫にも入っている」と言っていただけるほどの定番商品になりました。最近では、高速道路のサービスエリアや、イオンさんなどの大手スーパーを通じ、関東エリアなど県外でも手にとっていただける機会が増えています。手軽に作れて野菜も摂れるということで、忙しい主婦の方々からも好評をいただいています。おかげさまで売上も伸びており、多くの方に食べていただけていることを実感しています。
―最後に、今後の展望をお聞かせください。
日下部 岐阜が誇るこの食文化を、日本中、そして世界中の人たちに知ってもらいたいですね。私の夢は大きく、「惑星間貿易」なんです(笑)。いつか宇宙人にもケイちゃんを食べてもらいたい、それくらい自社の味と文化に誇りを持っています。これからも業界全体の市場を広げ、仲間と共に成長していきたいと考えています。そして何より、従業員とその家族が幸せであることが一番です。みんなが笑顔で働ける環境を作りながら、これからもおいしいケイちゃんをお届けし続けていきます。
―素晴らしいお話をありがとうございました!

「萩屋ケイちゃん みそ味」
価格:¥500(税込)
店名:有限会社萩原チキンセンター
電話:0576-52-2135(10:00〜16:00 土日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品情報はこちら
オンラインショップ:https://k-chan.co.jp/menu/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
日下部讓(有限会社萩原チキンセンター 代表取締役)
愛知県出身。大学卒業後、運送会社でのトレーラー運転手勤務を経て、1993年に妻の実家である有限会社萩原チキンセンターに入社。2007年に代表取締役に就任。地元岐阜の郷土料理「鶏(ケイ)ちゃん」の普及に尽力し、伝統の味を守りながら販路拡大や働き方改革を推進している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/萩原チキンセンター>




























