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乾麺なのに、驚きの“生麺”食感!香川県産小麦100%の讃岐うどん「うどん県のうどん」

2026/01/30

今回、編集長のアッキーが注目したのは、一般的な乾麺とは一線を画す「プリッ」とした生麺のような食感と、鼻に抜ける豊かな小麦の香りが特徴の「うどん県のうどん」です。テレビ番組のうどん乾麺部門のランキングで1位を獲得するなど、今注目を集めている実力派。
そのおいしさの背景には、扱いが難しい国産小麦と向き合い続けた、製麺会社の効率度外視とも言える挑戦がありました。取材スタッフが、香川県に本社を構える、株式会社讃岐物産 代表取締役社長の弓削道明氏にお話を伺いました。

株式会社讃岐物産 代表取締役社長の弓削道明氏

株式会社讃岐物産 代表取締役社長の弓削道明氏

―まずは、御社の歩みとして、企業のルーツをお聞かせください。

弓削 創業は1978年です。父が立ち上げた会社で、私は2代目になります。父はもともと地元の食品商社に勤めており、製麺会社さんに小麦粉などを売る仕事をしていました。そこから独立したのが始まりなのです。その後、小麦粉を卸した先で、弊社の商品規格に基づき製麺してもらい、それを自社でパック詰めして販売する形式で販売を始めました。現在6社の製麺工場と提携しています。父が長年小麦粉を扱っていたこともあり、粉の特性を知り尽くした「小麦のプロフェッショナル」としての土台が、今の麺づくりにも生きていると思います。

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乾麺一筋で歩んできた、株式会社讃岐物産。

―社長ご自身の経歴についてもうかがいます。どのような経緯で家業を継がれたのでしょうか。

弓削 高校までは地元の香川県観音寺市で過ごし、大学進学を機に東京へ出ました。卒業後はすぐに戻るのではなく、家業の取引先でもある大手商社グループの食品卸会社に入社。約7年間にわたり、現場実務から営業まで幅広く携わる中で、食品流通の仕組みを体系的に学びました。
私は長男でしたし、子どもの頃から家業の商品に親しみがあったので、継ぐことに対して「やってもいいかな」という思いは自然とありましたね。外の世界で流通や営業のノウハウを勉強させてもらってから、30歳手前で香川に帰ってきたという流れです。

―今回ご紹介する「うどん県のうどん」ですが、開発のきっかけや、ユニークなネーミングの背景を教えてください。

弓削 開発のきっかけは、地元・香川県で開発された「さぬきの夢」という小麦を使ってみたい、という純粋な思いからでした。2000年に最初の品種が発表され、その後改良された「さぬきの夢2009」という品種が登場したとき、これならおいしい乾麺ができると確信して開発を始めました。
ただ、商品名をどうするか悩んだんです。「さぬきうどん」という名前は全国的に有名になりすぎて、多くのメーカーさんが出していますから、普通に名付けても埋もれてしまう。そこで、当時キャンペーンなどで話題になっていた「うどん県」という言葉をあえて商品名に採用しました。
さらに、2022年の9月からはパッケージのイラストの色を緑色から鮮やかなピンク色に一新しました。売り場で目立つように、そして手に取ってもらいやすいようにという戦略です。中身は本格的な讃岐うどんですが、見た目はポップに。保存に便利なチャック付き袋にしたのも、主婦の方に喜んでいただきたかったからです。

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うどん売り場でも目を引く、ピンク色のイラスト。
中には、讃岐の伝統製法で丁寧に作られた平打ち風の麺が詰まっている。
一袋あたりの量は300gと450gの2種類。450gの袋はチャック付きで、保存にも便利。

―この商品ならではのこだわりや、おいしさの秘密はどこにあるのでしょうか。

弓削 一番のこだわりは、やはり原料ですね。小麦はもちろん、塩や水に至るまで香川県産にこだわり、「さぬきの夢」100%の風味を最大限に引き出しています。しかし、この小麦はオーストラリア産などに比べて繊細で、乾麺にするのがきわめて難しいという課題がありました。

そこで取り入れたのが、徹底した熟成です。まず、生地をじっくりと寝かせて長時間熟成させ、水分を細部まで浸透させることにしました。さらに、麺の形にする工程にも大きな違いがあります。一般的な乾麺は、機械で強い圧力をかけて押し出すように作られることも多いのですが、それではボソボソとした食感になってしまいます。そこで私たちは、職人が手打ちする際と同じように生地を優しく「延ばして切る」という、讃岐伝統の製法を再現することにこだわりました。あえて手間のかかる工程を踏むことで、組織を壊さず、まるで生麺のような「プリッ」とした強いコシと、絹のような滑らかな喉ごしを実現できました。

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香川県独自品種の小麦「さぬきの夢」を贅沢に100%使用。
独特のモチモチ感と豊かな風味が特徴。

―購入された方には、どのような食べ方をおすすめされていますか。

弓削 基本の茹で時間は約10分ですが、茹で上がったら必ず「冷水でよく水洗い」をして麺を引き締めてください。これがコシを出す最大のコツです。
そして、麺そのものの喉越しを楽しむなら、やはり「ざるうどん」が一番ですね。お客様からも「喉越しの良さが際立つ」と好評です。温かいのがお好きなら、茹でた麺をそのまま茹で汁ごと丼に移す「釜揚げうどん風」が私のおすすめです。小麦の風味が強いので、シンプルなつけ汁と七味唐辛子だけで十分ごちそうになりますよ。
しっかりとしたコシがあるので、すき焼きのシメなどにもおすすめです。天ぷらを添えれば、休日のランチがあっという間に豪華になります。ぜひいろいろなアレンジで楽しんでいただきたいですね。

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冷水で締めれば麺の喉越しとコシを、温かい釜揚げなら濃厚な小麦の風味を楽しめる。

―メディアやお客様からの反響はいかがですか。

弓削 おかげさまで大変好評をいただいています。2015年に、スーパーマーケットトレードショーにて「スーパーマーケットで買いたいフード30選」に選出していただいたのがひとつの大きな節目です。さらに直近では、2024年6月放送のテレビ番組内でのランキング(うどん乾麺部門)において、第1位に選ばれました。こうしてプロの方々に認めていただけたのは、私たちにとっても大きな自信につながっています。
お客様からも、Amazonなどのレビューで「お店で出されても気づかないレベル」「乾麺とは思えない喉ごし」「子どもが喜んで食べる」といった嬉しい声をたくさんいただいています。本格的な味わいでありながら、1食あたりの価格はお手頃なので、「この価格でこのコシはすごい」と、日常使いのストックとしてリピートしてくださる方も多いですね。コロナ禍の巣ごもり需要で大きく伸びましたが、その後もファンの方が定着してくださっているのが本当にありがたいです。

―最後に、今後のビジョンや展望について教えてください。

弓削 国内でのファン作りを進めつつ、今後は海外への輸出にもさらに力を入れ、日本のうどん文化を世界へ広めていきたいと考えています。麺の本場である中国の方々などにも、日本の製麺技術の高さや品質はとても評価されています。将来的には、ハードルは高いですが「オーガニック小麦」を使用した商品開発にも挑戦したいですね。安心安全へのニーズは世界中で高まっていますから。また、社内的には機械化などの設備投資を進め、従業員が働きやすい環境を作ることで、持続可能なものづくりを目指していきます。

―素敵なお話をありがとうございました!

「うどん県のうどん 300g」
価格:¥267(税込)
店名:讃岐物産オンラインストア
電話:0875-54-2288(8:00~17:00 土日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://sanukibussan.co.jp/product/%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93%E7%9C%8C%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%93/
オンラインショップ:https://sanukibussan-onlineshop.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

弓削道明(株式会社讃岐物産 代表取締役社長)
1961年香川県生まれ。取引先である三友食品株式会社(現 三井物産流通グループ株式会社)に入社し7年間の修行期間を経て1990年に株式会社讃岐物産入社。1993年に同社代表取締役社長に就任。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/讃岐物産>

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