
食卓で愛犬と目が合う幸せ。25種の犬種に出会えるお箸「mimi」シリーズと癒やしの「箸置」
2026/01/30
毎日使うお箸で、愛する「うちの子」と目が合う幸せを感じてみませんか?今回、編集長のアッキーが注目したのは、犬のイラスト入りお箸「mimi」シリーズとどこから見ても愛おしい犬の「箸置」です。犬好きの社員が考え抜いた、愛犬家も納得のデザインが魅力です。
その背景には、単にかわいいだけではなく、間接的ではあっても犬や猫の動物保護の活動に協力したい、苦しんでいる子たちを減らしたい。という思いがありました。取材スタッフが、福井県小浜市に本社を構える、株式会社田中箸店の代表取締役田中宏和氏にお話を伺いました。



若狭塗箸の産地、福井県小浜市に本社を構える株式会社田中箸店。
新たなものづくりの形に挑む。
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
田中 福井県小浜市は、伝統工芸「若狭塗箸」の産地です。弊社は1948年(昭和23年)の創業以来、この地でお箸の製造卸として歴史を重ねてきました。長らく100円均一ショップなどへの卸売りを主力としてきましたが、近年の円安や物価高、そしてコロナ禍を機に、事業の転換を決意しました。「お箸売り場にお箸を置く」という従来の常識を捨て、ペットショップやネイルサロンなど、これまでお箸が置かれていなかった場所へ新たな価値を届けるユニークな戦略へと舵を切ったのです。



伝統の「若狭塗箸」(上)をはじめ、伝統と革新を織り交ぜた商品開発を進めている。
中央が「WABI=SABI」、下が「nico.」シリーズ。
―代表ご自身の経歴と、現在の経営体制について教えてください。
田中 私はもともと建築業界で営業職を経験しており、お箸業界の常識にとらわれない視点を持っています。現在は兄と二人三脚で会社を経営しており、兄が社内の管理を、私が企画や営業を担当するという形で役割分担をしています。
伝統工芸品の会社といえばベテラン職人をイメージされるかもしれませんが、弊社で活躍しているのは20〜30代の女性社員たちです。彼女たちの若々しい感性が商品開発の要ですね。私もSNSなどでトレンドはチェックしますが、企画に関しては現場の女性社員の感性を全面的に信頼し、彼女たちが「本当に欲しい」と思う商品を世に送り出しています。
―お箸の「mimi」シリーズは、どのような思いから誕生したのでしょうか。
田中 コロナ禍で対面営業ができなくなった際、「単に物を売るだけでなく、誰かの助けになる商品を作りたい」と強く思うようになったのがきっかけです。そこで、うちの子グッズとして愛犬家さんに喜んでいただけるような商品を作ろうと思いました。
柴犬柄のグッズはありましたが、犬種展開のある商品は少なかったんです。コロナ渦という食事の場面に制限が多い当時に、食卓に愛犬の柄のお箸があるというのは癒しや助けになるんじゃないかと思ったんです。
そして愛犬家のみなさんだけでなく、保護活動をしている方々にも認知されるようになりました。そこで、保護活動をされている方々にもっと知ってもらい、イベントに出店される際に提供できるような商品展開をしたいという思いが強くなりました。
最初に出した種類展開は12種だったのですが、だんだんと増えて現在の25種になりました。間接的ではありますがこれも保護活動への支援の一部になっているんじゃないでしょうか。その思いを社員に伝えると、「お箸を売る」こと以上に、「ワンちゃんの命を救う手助けをする」という目的が、企画する社員たちのモチベーションになりました。開発中の社員たちは本当に真剣に仕事に取り組んでおり、商品が出来上がると幸せそうにしています。そのポジティブなエネルギーがそのまま商品に込められていると思います。

圧巻のバリエーションは25犬種。
―25犬種というバリエーションは驚きです。ここまでの種類を展開するうえでのこだわりを教えてください。
田中 トイプードルやシュナウザー、ビションフリーゼ、ダックスフンドといった人気犬種をはじめとして幅広く展開しています。社内の犬好き社員たちのこだわりは凄まじいですよ(笑)。どこまでデフォルトさせるか、耳の立ち具合、犬種による毛質の違いなど、かなりこだわっています。
そして実は、カタログやECサイトに掲載している25犬種というのは、ほんの一部に過ぎません。私たちの真のこだわりは、イベント会場限定の「珍しいラインナップ」にあります。ミニチュア・ピンシャーやキャバリア、さらにはミックス犬や、ときには、イベント会場でお客様からリクエストいただいた犬種を実際に開発して1年後にお客様にお届けするといったこともしています。
ここまで品種や表情の特徴を捉えた商品は珍しく、まさに「うちの子」を探し出す喜びを感じていただけるのではないでしょうか。効率重視の大量生産では絶対に真似できない、社員たちの「犬への愛」とこだわりが、一本一本の箸に宿っています。
―お客様からはどのような反響がありますか。
田中 イベント会場では、「うちの犬種のグッズがなくて困っていたの!」と、珍しい犬種の飼い主さんが感激して購入されることが多々あります。「保護犬活動の役に立つなら」と共感して購入してくださる方も多く、商品を通じて温かい支援の輪が広がっているのを感じます。実際に購入したお客様から「作ってくれてありがとう」という感謝の言葉が直接届くことが、作り手にとって何よりの喜びとなっています。
―お箸とお揃いの「箸置」も開発されたそうですね。こちらの誕生秘話を教えてください。
田中 お箸と同様に、箸置きの開発もお客様からの「この犬種の箸置きが欲しい」という熱烈なリクエストから始まりました。あるイベントで「ヨークシャーテリアの箸置きが欲しい」と言われた際、その場で「来年作ってくるから待っていてください」と約束したんです。それを言葉だけで終わらせず、本当に1年かけて開発し、イベントに持参しました。私たちの言葉を信じて待っていてくださったお客様もまた翌年にも再来場し、完成品を見て大喜びしてくれたときは本当に嬉しかったですね。

お箸と同様に人気の犬種を取り揃えた箸置きシリーズ。
食卓にちょこんと座る愛らしい姿は、食事の時間をより賑やかで温かいものにしてくれる。
―箸置きの特徴や魅力について教えてください。
田中 お箸と同じく、トイプードルやシュナウザー、ビションフリーゼなど人気の犬種をラインナップしています。お箸とセットで揃えられるようにデザインされており、食卓に並べたときの愛らしさは格別ですよ。ちょこんと座る姿がかわいらしく、食卓が一気に賑やかになります。お箸とあわせて使うことで、まるで「うちの子」がそこにいるような温かい空間が生まれるため、「見ているだけで癒やされる」とセット買いされるお客様が多くいらっしゃいます。多くの愛犬家の心を掴んでいる大人気商品です。
―最後に、今後のビジョンをお聞かせください。
田中 何より大切にしたいのは、「社員の満足度」です。女性社員が多い職場ですので、産休に入っても、絶対にまた戻ってきたいと思える会社にしたいと考えています。また、保護犬活動への支援など、社会貢献活動も継続していく方針です。それが社員の働きがいとなり、会社の成長にも繋がると信じているからです。「売り手よし、買い手よし、世間よし」。関わるすべての人、そしてワンちゃんたちが幸せになれるような企業であり続けたいと願っています。
―本日は素敵なお話をありがとうございました。

「mimi」
価格:¥880(税込)
店名:田中箸店
電話:0770-56-3355(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/tanakahashiten/mimiseries/
オンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/tanakahashiten/

「箸置」
価格:¥385(税込)
店名:田中箸店
電話:0770-56-3355(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/tanakahashiten/inu-hashioki-3/
オンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/tanakahashiten/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
田中宏和(株式会社田中箸店 代表取締役)
1976年福井県生まれ。大阪の大学を卒業後、大阪の建設会社に入社。3年後に田中箸店へ入社。2023年に兄の田中秀暁と共に代表取締役に就任。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/田中箸店>




























