A5ランクの仙台牛を使用「仙台牛すき焼き煮」は、農林水産省が選ぶ「イチオシごはんの友」の宮城代表!

2026/04/30

今回、編集長のアッキーが注目したのは、厳しい基準をクリアした最高格付のみが名乗れる宮城の宝、A5ランク仙台牛を贅沢に使用した「仙台牛すき焼き煮」です。 甘辛いタレの香りと、口の中でとろけるような肉の旨みは、まさに専門店ならではの仕上がり。 

その背景には、東日本大震災を機に故郷へ戻り、眠っていた地域の宝を全国へ届けようと奮闘する作り手の熱い物語がありました。 取材スタッフが、宮城県に本社を構える、WIDEFOOD株式会社 代表取締役社長の伊藤直之氏にお話を伺いました。

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。 

伊藤 私の父が1967年9月に「肉のいとう」という町のお肉屋さんを創業したのが始まりです。 当時は戦後の名残もあり、お肉は日本人にとってきわめて貴重なごちそうでした。 とりわけ牛肉はなかなか手が届かない存在でしたが、お肉が大好きだった父は、「お肉屋さんになれば、好きなお肉を毎日食べることができる」と考えたのだそうです。 そんな純粋な情熱からスタートし、地域に根ざしてお客さまに誠実に向き合ってきた50年以上の歴史が、今の私たちの土台となっているのです。

宮城県の食卓を50余年にわたって支えている「肉のいとう 本店」。
店頭には、熟練の職人が厳選した精肉のほか、手作りの惣菜やお弁当が豊富に並ぶ。

―社長ご自身が家業を継ぐまでには、どのような経緯があったのでしょうか。 

伊藤 もともとは家業を継ぐつもりはなく、大学卒業後は上京しソフトバンクに入社しました。 転機となったのは2011年の東日本大震災です。 甚大な被害を受けた故郷の状況を目の当たりにし、「産業を創出しなければ、東北は衰退してしまう」という強い危機感を抱きました。 このことをきっかけに、MBA(経営学修士)を取得してマーケティングを学び、改めて地元の資源を見つめ直したのです。

仙台牛は、全国で唯一、最高格付の「5等級」でなければその名を名乗ることができない非常に厳しい基準を持っています。しかし、その素晴らしい価値が全国的にはまだ十分に知られていないという実態に驚きました。「この眠っている宝を世界へ届けたい」という思いが募り、2015年に仙台へ戻る決意をしました。現在は、IT業界での経験を活かし、新旧の強みを融合させた経営に挑戦しているのです。

―看板商品である「仙台牛すき焼き煮」は、どのようにして生まれたのですか。 

伊藤 私たちは精肉店や通販、お惣菜など多角的に展開しているため、どうしても仙台牛をカットする際に出てしまう「端材」の活用が課題でした。端材とはいえ、元は最高級のA5ランク。 これを無駄にせず、もっと多くの方に手軽に味わってもらいたいという思いから誕生したのが、この「すき焼き煮」なのです。 当初は店頭のお惣菜として販売していましたが、お弁当の主役として展開したところ、そのおいしさが評判を呼び、爆発的な人気となりました。 「高級な仙台牛を日常の食卓で楽しめるものに」という発想が、看板商品への誕生へとつながったのです。

甘辛いタレが肉の芯まで染み込んだすき焼き煮。仙台牛のなめらかで柔らかな食感が楽しめる一品。

―素材や製法における、専門店ならではのこだわりを教えてください。

 伊藤 まず、使用するのは厳しい基準をクリアした「A5ランク」の仙台牛のみです。これは専門店としての譲れないプライドですね。味付けは砂糖と醤油のみでシンプルさを極めていますが、実は砂糖も醤油も厳選した2種類を独自にブレンドしています。肉の旨みを最大限に引き出す黄金比にたどり着くまでは、かなりの試行錯誤を繰り返しました。また、独自の熟成技術を用いることで、煮込んでも損なわれない、仙台牛特有の驚くほどなめらかで柔らかな食感を作り上げています。熟練の職人が肉の状態を見極めながら手作業で丁寧に炊き上げるなど、手仕事のぬくもりを大切にしているのです。

仙台牛は、日本で唯一「5等級」でなければ認められない厳しい基準を持つ。
熟練の職人が、火加減を調整しながら手作業で丁寧に炊き上げて作られる。

―ご家庭では、どのようなシーンで楽しむのがおすすめでしょうか。 

伊藤 一番のおすすめは、炊きたての白いご飯にたっぷりと盛り付け、その中央に卵黄を落として絡める食べ方です。お口の中で「すき焼き」を食べているかのような贅沢な深みが広がり、頑張った自分への最高のご褒美になりますよ。また、冷めても柔らかく旨みが強いため、おにぎりの具材としても最適です。お弁当に入れれば、ご飯が進まない子どもたちもきっと夢中になって食べてくれるはずです。忙しい朝の味方として、また週末の夜にお気に入りの日本酒やワインと合わせる晩酌のお供として、日常のさまざまなシーンで楽しんでいただけます。

ご飯に乗せるのはもちろん、サンドイッチやハンバーガーのトッピングとしても。

―お客さまやメディアからはどのような反応がありますか。

 伊藤 「仙台牛すき焼き煮」は、農林水産省が選ぶ「イチオシごはんの友」の宮城代表商品に選出していただきました。これは私たちにとっても大きな誇りですし、公的なお墨付きをいただいたことで、ギフトとして選んでくださるお客さまも増えています。多くのテレビ番組でも「究極のお取り寄せ」として紹介され、多くの食通の方々からも高い評価をいただいているのです。

―最後に、今後の展望についてお聞かせください。 

伊藤 現在は100億円企業を目指して挑戦を続けていますが、それは単なる規模の拡大が目的ではありません。 東北には素晴らしい食文化がありながら、後継者不足に悩む伝統店がたくさんあります。 私たちはM&Aを通じてそれらの企業をグループに迎え入れ、培ってきたマーケティングやデザインの力で、その技術と思いをつないでいきたいと考えています。一つひとつの商品を丁寧にお届けすることが、東北の豊かな食のリソースを守り、地域に新たな活力を生み出すプラットフォームになる。そんな未来を描きながら、これからも仙台牛の魅力を発信し続けていきます。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「仙台牛 すき焼き煮 200g (100gx2パック)」
価格:¥2,860円(税込・送料込)
店名:肉のいとう
電話:022-222-5647(9:00~18:00 日曜を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.oniku1129.com/SHOP/162.html
オンラインショップ:https://www.oniku1129.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

伊藤直之(WIDEFOOD株式会社 代表取締役社長)
1981年生まれ。 大学卒業後、ソフトバンク株式会社に入社。経営管理部門を経て、東日本大震災を機に故郷である仙台へUターン。家業である「肉のいとう」をWIDEFOOD株式会社として法人化し、代表取締役に就任。MBAで経営を学び、精肉販売、通販、惣菜、飲食店経営、M&Aなど多角的な事業展開で東北の「食」の未来を創造する。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/WIDEFOOD>

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