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肉や野菜、麺が劇的においしくなる!松阪牛の旨みとトリュフが香る「黒にんにくレストラン松阪牛万能塩だれ」。三重の油屋と高校生のコラボで実現!

2026/02/25

今回、編集長のアッキーが注目したのは、「黒にんにくレストラン 松阪牛万能塩だれ」です。日本を代表する銘柄牛「松阪牛」の豊かな旨みと、じっくり熟成された「黒にんにく」、さらに油のプロにしか出せない「隠し味のオイル」が響き合う、これまでにないおいしさが特徴です。
その背景には、戦後の食糧難を支えた企業の歩みと、地元の若き高校生たちとの熱い共同開発の物語がありました。取材スタッフが、三重県に本社を構える、辻製油株式会社 代表取締役社長の辻威彦氏にお話を伺いました。

辻製油株式会社 代表取締役の辻威彦氏

辻製油株式会社 代表取締役社長の辻威彦氏

まずは、御社の歩みとして企業のルーツについて教えてください。

 弊社は1947年(昭和22年)に会社を設立しました。ちょうど戦後の激動の時代で、食料が非常に貴重だった頃です。私の祖父である初代・辻清一が、戦後この地で何をしようかと考えた結果、食用油のビジネスに機を見つけました。当時、弊社の近隣には菜の花を栽培している農家さんがたくさんあり、そこから取れる菜種に油が豊富に含まれていたからです。

当時は物資がない状況でしたから、お金での取引というよりは、油とお米、あるいは他の食品とを物々交換するところからのスタートだったと聞いています。地域の方々に油を届けることで、人々の食を支えるという奉仕の精神が私たちの原点にあります。そこから菜種油やトウモロコシの油を中心に製造し、少しずつ規模を大きくしていきました。

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自然の恵みを余すところなく活かす精神は、一粒の菜種から始まった。
伝統を守りながらも革新を続ける姿勢が、食の新しい可能性を切り拓く。

社長ご自身が家業を継ぐまでの経緯や、現在の事業の強みについてお聞かせください。

 私は三重県で育ちましたが、大学では広島に出て、近畿大学工学部に入学しました。そこで生化学的な視点から「脂質(油)の世界」を学んだのですが、これが非常に奥深くて面白かったんです。大学卒業後は東京の加工油脂メーカーに勤め、マーガリンやソースなどの製造現場で脂質加工や乳化の技術を学びました。弊社に戻ったのは2003年頃のことです。

実は弊社、チョコレートや化粧品の乳液に使われる「レシチン」という成分を粉末化して販売することに日本で初めて成功していて、高度な技術を持つ研究開発型企業でもあるんですよ。私は40歳のときに代表に就任しましたが、これまでの経験を活かし、単なる油の製造にとどまらない新しい価値を作りたいと考えました。そこで、農業(アグリカルチャー)と自社の技術力を掛け合わせ、地域の農産物に新しい価値を加える「アグリ事業(うれし野ラボ)」を立ち上げたのです。

今回ご紹介する「黒にんにくレストラン 松阪牛万能塩だれ」は、どのようにして生まれたのでしょうか?

 始まりは、地元の農業関係者から「新品種のにんにく(ジャンボにんにく)を作らないか」というお話をいただいたことでした。普通の5倍ほどもある大きなにんにくなのですが、香りが穏やかで栄養価が高いのが特徴です。これを熟成させて黒にんにくにし、ペーストとして販売しだしたのがアグリ事業の原点です。

そして、この黒にんにくを使った商品を作りたいと考え、誕生したのがこの塩だれです。きっかけは、地元で愛されている「塩すき焼き」でした。松阪牛と塩の相性の良さに感動し、「この味を家庭でも手軽に再現できるレシピを作れないか」と考えたのです。開発には、地元・三重県の相可(おうか)高校調理部の皆さんにもご協力いただきました。彼らは全国的な料理コンテストでも賞を取るような非常に熱心な学生さんたちです。

試行錯誤の末、松阪牛と塩の相性の良さと弊社の強みである黒にんにくを組み合わせたこの塩だれが誕生しました。高校生たちの「本当においしいものを届けたい」という純粋な情熱と、弊社の技術が融合して生まれた、まさに自信作なんです。

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松阪牛の旨みと黒にんにくのコクを凝縮した一本。

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通常の5倍もの大きさの「ジャンボにんにく」が、味の深みを支えている。

製造にあたってのこだわりや、油のプロならではの工夫について詳しく教えてください。

 最大のこだわりは、味に立体的な「層」を持たせていることです。ベースには高級な松阪牛のエキスを贅沢に使い、さらに厳選された塩と、甘みとコクを引き出す黒にんにくを加えています。しかし、それだけではどこか味が平面的で、物足りなさを感じました。そこで隠し味として投入したのが、自社の高度な抽出技術で作り上げた「トリュフフレーバーオイル」です。実はにんにくとトリュフは香りの相性が非常によく、この一滴を加えるだけで、鼻から抜ける香りの重なりが劇的に良くなるんですよ。

また、単に油を混ぜるだけではなく、タレとオイルの香りが互いに引き立て合うようなバランスの設計には、油のプロとしてのプライドを詰め込んでいます。油が入ることで角が取れて味がまろやかになり、具材への絡みもよくなります。自社工場でトリュフから香りを丹念にオイルに移し、それを絶妙な配合でブレンドする。この複雑な調合と、にんにく特有の刺激を抑えつつ旨みを凝縮させる微調整を繰り返すことで、化学調味料に頼らなくても満足感のある、バシッと一本芯の通った味わいが完成しました。まさに、私たちの「脂質科学」の技術があったからこそ実現できた、唯一無二のバランスだと言えます。

―社長おすすめの食べ方や、実際に使われている方からの反響はいかがですか?

辻 私の一押しは「塩風味の焼きそば」ですね。ソース味ではなく、この塩だれを使うと、具材の甘みが引き立ち、まるでお店のような本格的な味わいになります。また、野菜炒めなどのシンプルな料理に少し入れるだけで、バチッと味が決まります。まさに万能で、お客様からも「冷奴にかけたらおいしかった」「塩キャベツに最高」といった声などもいただきます。関東や関西のスーパー、さまざまな店舗などでも展開していますが、非常にリピート率が高いのが特徴です。松阪牛というブランド力もありますので、ご家庭用はもちろん、ちょっとした手みやげやギフトとしても重宝していただいていますね。

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お肉や麺、キャベツや豆腐などと相性抜群。
幅広い料理で使える、まさに「万能だれ」。

―リピーターが多いのも納得です。最後に、今後のビジョンについてお聞かせください。

 弊社が大切にしているモットーの一つに「アップサイクル」があります。例えば、これまでは捨てられてしまっていた柚子の皮からフレッシュなオイルを抽出したり、間伐材を活用したりと、未利用の資源に新しい命を吹き込むものづくりです。こうした日本の素晴らしい素材を、弊社のオイル技術を通じて世界の方々に知ってもらいたいと考えています。現在はアメリカやアジア圏などへの出荷も始まっており、柚子やわさびの香りのオイルは海外のフュージョン料理でも高く評価されています。これからも「一滴の油で世界を幸せにする」という夢とロマンを持ち、地域の農業や環境を守りながら、次世代へ豊かな食文化をつないでいきたいですね。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

黒にんにくレストラン 松阪牛万能塩だれ

「黒にんにくレストラン 松阪牛万能塩だれ」
価格:¥540(税込)
店名:うれし野ラボ
電話:0120-52-8080(平日9:00~17:30)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.ureshino-lab.jp/shopdetail/000000000121/
オンラインショップ:https://ureshino-lab.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

辻威彦(辻製油株式会社 代表取締役社長)
1975年三重県生まれ。1996年に大学では広島に出て、近畿大学工学部に入学。卒業後、都内の加工油脂メーカーに入社。2003年に辻製油株式会社へ入社し、2015年4月に同社代表取締役社長に就任。工学部出身の知見を活かし、科学的視点から油の新しい可能性を追求。アグリ事業の立ち上げやアップサイクルビジネスなど、地域や環境に貢献する「研究開発型企業」への進化を牽引している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/辻製油>

 

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