
プレミアムプラチナポークを堪能!極薄のしゃぶしゃぶ用と絶秒な厚さのしょうが焼き用の『二刀流セット』
2026/02/24
ひと口食べれば驚く、雑味のない脂の甘みと、とろけるような肉質。今回、編集長のアッキーが注目したのは、鮮度抜群のしゃぶしゃぶ・しょうが焼き用お肉「プレミアムプラチナポーク『二刀流セット』」です。
1910年(明治43年)の創業から110年以上の歴史を誇る老舗、高源精麦株式会社が手がけるブランド「白金豚(はっきんとん)」、通称「プラチナポーク」は、全国の有名ホテルや名店が指名買いするほどのクオリティ。なかでも「解体から24時間以内に出荷」という驚異の鮮度を実現したプレミアムラインは、お取り寄せでしか味わえない贅沢な逸品です。
その背景には、かつての悔しさをバネに、本当のおいしさを信じ抜いた、情熱の物語がありました。取材スタッフが、岩手県花巻市に本社を構える、高源精麦株式会社 代表取締役社長の高橋誠氏にお話を伺いました。

高源精麦株式会社 代表取締役社長の高橋誠氏
―1910年(明治43年)創業という貴社の歩みと、養豚業を始められたきっかけについて教えてください。
高橋 私たちの会社は1910年、私の曾祖父にあたる高橋源太郎が商店を始めたのが原点です。社名の通り、もともとは精麦や穀物卸を主業としていました。しかし、時代の流れとともに穀物販売が難しくなり、家畜のエサとなる飼料の仕事へと軸足を移していったのです。その過程で、三代目である父が1964年に養豚業を本格的に開始しました。
穀物を扱い、飼料を作ってきたという歴史は、私たちにとって大きな強みとなっています。いわば「エサのプロ」としての知見があるからこそ、どのような栄養を与えれば豚が健やかに育ち、肉質が向上するのかを熟知しているのです。現在は、明治から続く土台を引き継ぎながら、養豚から精肉販売、さらには飲食店経営までを自社で一貫して手がける六次産業化を40年以上続けています。岩手・花巻の地で110年以上にわたり食に携わってきたという誇りを胸に、地域に根ざした事業を続けています。


穀物や飼料を扱う「商店」から始まった歴史が、おいしい豚肉作りの確かな土台となっている。
―大学卒業後に帰郷し、ブランド確立を目指された背景について伺います。
高橋 私は1974年に花巻で生まれ、大学時代は東京で過ごしました。東京にいる間も、百貨店の精肉売り場やスーパーの陳列を眺めては、どのような販売手法があるのか、これからの時代の養豚はどうあるべきかと考えていました。
実際に私が会社に戻ったのは1997年、バブルが崩壊しデフレが始まった厳しい時代でした。当時は一生懸命にいい豚を育てて出荷しても、市場ではなかなか価値を認めてもらえず、苦労の絶えない時期でした。それまでの畜産は、自分たちが作ったものがどこで誰に食べられているのか見えないのが当たり前だったのです。そこで私は、自分たちの頑張った成果が直接相手に伝わるようにと、独自の銘柄化を決意しました。「白金豚(はっきんとん)」というブランドを立ち上げたのは、ただの豚肉としてではなく、飲食店や消費者の皆さんに直接その価値を届けるブランドを確立したかったからです。
―「白金豚」誕生の背景や名前の由来、そして最新のプレミアムラインについても伺えますか。
高橋 ブランドを興した背景には、ある悔しい経験がありました。私たちの育てる豚は肉質を重視した交配を行っているため、一般的な豚肉よりも脂身が厚くなる特性があります。当時はその見た目だけで市場のバイヤーから不当に低い評価を受け、買い叩かれる日々が続いていました。しかし、私たちは「この脂こそがおいしいんだ。調理して食べてもらえれば、絶対に分かってもらえる」と信じていました。そこで、スーパーではなく、味の違いを理解してくださるレストランや飲食店への直接販売に活路を見出したのです。
「白金豚」という名前は、郷土の先人である宮澤賢治さんの作品「フランドン農学校の豚」に由来しています。作品の中で宮澤賢治さんは、植物性のタンパク質や雑穀を、上等なお肉という貴重な栄養源へと生まれ変わらせる豚の体を、「生きた一つの触媒」であり、まるで「白金(プラチナ)」と同じ価値があるものだと称えました。命をプラチナに変える尊さへの敬意を込めて、宮澤賢治さんのご親族の許可もいただき命名したのです。
そして、この白金豚の新しい形として誕生したのが、プレミアムラインです。2020年に新型コロナ禍で飲食店が苦境に立たされる中、「ご家庭でも最高に新鮮な状態を味わってほしい」という思いから開発しました。通常、お肉は解体後に一定期間保管されますが、この商品は切り分けてから翌日24時間以内に出荷するという、常識外れの鮮度を追求しています。一度も冷凍せず、プロの眼差しで厳選した最もいい部位だけを届ける。かつての悔しさをバネに磨き上げた、私たちの情熱の結晶といえる商品なんです。

宮澤賢治の作品に由来する「白金豚」。
上質な脂身がおいしさの秘密。
―おいしさを支える「こだわり」について詳しく伺えますか。
高橋 豚が口にするものすべてにこだわっています。まず大きな特徴は、飲み水ですね。奥羽山脈と北上山地という2つの山系に囲まれた花巻の地質を生かし、地下から湧き出る天然水を使用しています。さらに、その水を釜石で採掘されたミネラルたっぷりの希少な鉱石でろ過した「活性水」にして、生まれたときから出荷まで飲ませています。人間がミネラルウォーターを飲むのと同じように、極上の水を飲むことで豚たちは病気も少なく元気に育つのです。
エサについては、非遺伝子組み換え(Non-GMO)の穀物をベースに、地元の農家さんと連携して育てた国産のトウモロコシや飼料米を配合しています。以前、海外への輸出に取り組んだ際、世界中の豚肉が「安心・安全」を謳う中で、日本ならではの付加価値を問われたことがありました。それ以来、日本の畑で育った原料を与える循環型農業に力を入れています。
また、肉質を追求するために、きめ細かくジューシーな「バークシャー種」を父親に持つ独自の交配(LWB品種)を徹底していることに加え、繁殖から育成までのみならず、社内に解体・加工を行う食肉販売部を設けているのが私たちの強みです。熟練の職人が自ら枝肉をさばくため、料理人の皆さんの緻密なオーダーにも柔軟に応えることができ、解体から24時間以内の出荷という最高品質の鮮度を維持したままお届けできるのです。

エサの原料一つひとつにまで徹底的にこだわる。
―「二刀流セット」のしゃぶしゃぶ用と生姜焼き用、それぞれの楽しみ方を教えてください。
高橋 「二刀流セット」は、白金豚の魅力を存分に味わっていただける組み合わせです。極薄切りにしたバラの「しゃぶしゃぶ」は、冬の温かいお鍋はもちろん、暑い日には冷しゃぶにするのもおすすめですね。冷やすことで脂の軽やかさと甘みが一層際立ちます。一方の「生姜焼き」は、私たちが肉の歯応えと旨味を最も贅沢に感じられる「ベストな厚み」と確信している5mmの厚さにスライスしています。素材がいいからこそ、サッと焼くだけで豊かな香りと旨味が溢れ出します。
お客様からは、よく「お肉の脂が苦手だったけれど、白金豚の脂身はおいしくてびっくりした。これなら食べられる」という声をいただきます。私たちの脂は胃もたれせず、あと口がとてもクリアなんですよ。忙しい毎日の中でも、このお肉を焼くだけで食卓が一瞬で華やぎます。家族から「今日のお肉、すごいくおいしいね!」と声が上がるような、日常の食卓をワンランクアップさせる感動をぜひ体験していただきたいですね。



極薄切りのしゃぶしゃぶ用。さっぱりがおいしいロース肉と脂の甘みを味わえるバラ肉がある。


しょうが焼きに合う、絶妙な厚さの薄切り。
しゃぶしゃぶ用とともに白金豚の魅力を余すことなく楽しめる「二刀流」だ。
―プロからも多く支持されていますが、その評価をどう感じていらっしゃいますか。
高橋 おかげさまで、ホテルオークラをはじめとする名だたる高級ホテルや、東京の老舗レストランなど、多くのプロの現場で指名していただいています。かつて市場で否定された厚い脂身こそが、今では「芳醇で甘みがある」と、ブランドの最大の強みとして評価されるようになりました。
あるお客様からは「脂身の概念を覆された」という熱烈なメッセージをいただいたこともあります。自分たちが信じてきたおいしさが、プロの料理人を通じて、そしてお取り寄せを通じて一般のお客様にも伝わっていることは、生産者としてこの上ない喜びです。大切な方への贈り物として選んでいただくことも多く、贈る側も誇らしくなれる、そんな確固たる信頼をいただけるブランドでありたいと願っています。
―地域への思いや、これからの展望についてお聞かせください。
高橋 私たちは花巻という地域に生かされています。地元の農家さんに豚の堆肥を提供し、そこで育ったトウモロコシを再びエサとして買い取る。この「地元三方よし」の循環型農業をさらに深化させ、地域の価値を高めていくことが私たちの使命です。将来的には、白金豚をきっかけに全国の皆さんが花巻に旅行に来てくださるような、観光との連携も強めていきたいですね。
また、豚熱の影響で一時停止していますが、いつか再び世界中のお客様に「日本の白金豚」を届ける輸出再開の夢も持ち続けています。10年、20年かかるかもしれませんが、岩手の豊かな自然と私たちの情熱が詰まったこの味を、世界に誇れる文化として次世代に繋いでいきたい。これからも、お客様と地域に必要とされる存在であり続けるために、真摯にお肉と向き合っていきます。
―素晴らしいお話をありがとうございました!

「プレミアムプラチナポーク「二刀流セット」バラしゃぶしゃぶ用500g|しょうが焼き用500g【白金豚】」
価格:¥4,830(税込)
店名:白金豚プラチナポーク
電話:0198-22-2811(9:00~17:00 土日祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://hakkintonshop.meat.co.jp/items/87150647
オンラインショップ:https://hakkintonshop.meat.co.jp/

「プレミアムプラチナポーク「二刀流セット」ロースしゃぶしゃぶ用500g|しょうが焼き用500g【白金豚】」
価格:¥5,820(税込)
店名:白金豚プラチナポーク
電話:0198-22-2811(9:00~17:00 土日祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://hakkintonshop.meat.co.jp/items/56874780
オンラインショップ:https://hakkintonshop.meat.co.jp/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
高橋誠(高源精麦株式会社 代表取締役社長)
1974年岩手県花巻市生まれ。成蹊大学文学部卒業後、1997年に高源精麦株式会社に入社し、ブランド豚「白金豚」を立ち上げる。現在、代表取締役として養豚から精肉販売、飲食事業までを統括。花巻観光協会副会長や日本畜産物輸出促進協議会理事など要職を歴任し、生産者代表として国の政策審議会でも発言。岩手の豊かな資源を生かした循環型農業の実践と、地域の価値向上に情熱を注いでいる。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/高源精麦>




























