卸直営の鮮度と圧倒的な甘み!プロが目利きした贅沢な「南マグロ中トロ」と「南マグロ赤身」

2026/02/24

今回、編集長のアッキーが注目したのは、濃厚な甘味と滑らかな口溶けが特長の「南マグロ中トロ」と「南マグロ赤身」です。職人が目利きした本物の味をわずか10分ほどで再現できる手軽さに、プロの誇りが詰まっています。
その原点には、まだ静岡に本物の味が少なかった時代、自ら築地へと軽トラックを走らせて仕入れに奔走した創業者の情熱がありました。「本当に良いものを届けたい」というその理念は今も息づいており、魚を「エンターテインメント」へと進化させようと奔走する二代目の熱い思いとともに、この一皿に凝縮されています。取材スタッフが、静岡県に本社を構える、有限会社静岡洞江水産の代表、洞江典征氏にお話を伺いました。

有限会社静岡洞江水産 代表の洞江典征氏

有限会社静岡洞江水産 代表の洞江典征氏

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

洞江 私たちの原点は、実は水産業ではなく林業にありました。祖父の代までは、木材加工業を営んでいたのです。しかし、工業の発達によりプラスチック製品が普及すると、次第にその需要は減っていきました。時代の大きな転換期の中で、私の父は魚屋へと転身。50年前の静岡市中央卸売市場の誕生を機に、独立し静岡洞江(どうこう)水産を立ち上げたのです。「本物の味を届ける」という強い使命感を抱き、ゼロから信頼を築き上げてきた歴史は、地域の台所として魚と向き合い続けてきた私たちの揺るぎない根幹となっています。

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地域の台所として、魚と真摯に向き合い続けてきた静岡洞江水産。

―代表ご自身が家業を継ぐことになった経緯を教えてください。

洞江 大学卒業後は東京の食品会社に就職し、14年間サラリーマンとしてキャリアを積んでいました。営業や商品企画、さらには海外駐在も経験し、外の世界で充実した日々を送っていたのです。転機が訪れたのは2011年。父が急病で倒れたことと、銀行から後継者不在を指摘されたことがきっかけでした。故郷に戻り、改めて家業を見つめ直したとき、伝統的な魚屋の価値を現代に合わせてアップデートする必要性を強く感じたのです。私は、魚を単なる食材として売るのではなく、一種のエンターテインメントとしてお客様に届けたいと考えています。週末にはマグロの被り物をして自ら解体ショーを行うなど、お客様に「おいしい」の先にある「楽しい思い出」を届けることを大切にしています。

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活気あふれる静岡中央卸売市場で、長年信頼を積み重ねてきた。
「魚のエンターテインメント化」を掲げ、代表自らが解体ショーを行っている。

―今回ご紹介いただく「南マグロ」には、創業者であるお父様の深い思い入れがあるそうですね。

洞江 そうなんです。今から50年前、当時の静岡には南マグロのような最高級品はほとんど出回っていませんでした。そのおいしさに惚れ込んでいた父は、毎週のように自ら軽トラックのハンドルを握り、静岡から東京の築地まで片道数時間をかけて買い付けに通っていました。当時助手席に座っていた私は、幼いながらもそんな父の凄まじい情熱を感じていました。「自分を信じて待ってくれる地元の人たちに、本当にいいマグロを食べさせたい」という、ただその一心だったのでしょう。静岡・清水に南マグロの魅力を広めた先駆者としての50年の歩み、現在の私たちの確かな目利きと品質の礎となっています。

―まずは「南マグロ中トロ」のこだわりについてお聞かせください。

洞江 南マグロは、その身の希少性から「赤いダイヤ」とも称される存在です。特に中トロは、極寒の南半球の海で蓄えられた上質な脂が、赤身の旨みと絶妙なバランスで溶け合っています。口に運んだ瞬間に体温でふわっと脂がほどけ、濃厚な甘みが舌を包み込む感覚は、まさに至福のひととき。私たちは卸売のプロとして、単に脂が乗っているだけでなく、身の締まりや色味のコントラストが最も美しい状態のものだけを厳選しています。職人の厳しい目利きが光る紅白のグラデーションは、まさに芸術品。水揚げされた瞬間の鮮度を徹底した超低温管理で閉じ込めているため、お家でも最高ランクの品質をそのまま堪能していただけます。

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「赤いダイヤ」とも称される「南マグロ中トロ」。
赤身の旨みと上質な脂が絶妙なバランスで溶け合う。

―一方の「南マグロ赤身」には、どのような特徴があるのでしょうか。

洞江 通の間では「マグロの本当のおいしさは赤身に宿る」と言われますが、南マグロの赤身はまさにその象徴です。一般的なマグロとは一線を画す、ねっとりとした濃厚な食感と、噛むほどに溢れ出す力強い旨みが特徴です。何よりお客様が驚かれるのは、解凍して空気に触れた瞬間に、身の色が鮮やかな真紅へと蘇る「発色の良さ」です。これは鮮度と品質がきわめて高い証でもあり、スーパーで見かけるものとは比較にならない圧倒的な厚みと弾力を楽しんでいただけます。私たちが自信を持って提供するこの赤身は、雑味のない純粋なマグロのエネルギーを凝縮したような深い味わい。ぜひ、海の恩恵をそのまま感じるような贅沢な厚切りで、そのポテンシャルの高さを味わっていただきたいですね。

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解凍して空気に触れた瞬間に鮮やかな真紅へ蘇る「南マグロ赤身」。

―自宅で解凍して食べる際、失敗しないための工夫はありますか。

洞江 「自宅で柵を切るのは難しい」というお客様の声に応え、あらかじめ職人がベストな状態でカットしたものを真空パックに詰めています。マグロの解凍は本来とても繊細で難しいものですが、この商品なら忙しい夕食時でも、パックのまま水をかけるだけでわずか10分ほどで解凍できます。面倒な準備は一切必要ありません。失敗することなく、誰でも最高の状態で盛り付けられるのが、卸直営だからこそできることです。お気に入りの日本酒や、炊きたてのご飯とともに、週末の食卓を「お家料亭」のように贅沢に彩っていただければうれしいですね。

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職人が家庭で扱いやすいサイズにカットし、真空パックに加工。
解凍するだけで、たちまち自宅が料亭に。

―地元の方々やメディアからも、非常に高い評価を得ているそうですね。

洞江 ありがたいことに、贈り物として利用されるお客様も多く、地元のプロの料理人たちからも「洞江さんのマグロなら間違いない」と選んでいただいており、これ以上の幸せはありません。
また、静岡市役所清水庁舎の地下で経営している直営食堂「どんぶりや ありがとう食堂」も、おかげさまで行列の絶えない人気店となっています。全国放送のテレビ番組でも繰り返し取り上げられ、「清水の顔」として信頼を寄せていただいていることは大きな励みになっています。

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静岡市役所清水庁舎の地下にある直営店「どんぶりや ありがとう食堂」も運営。

―最後に、今後の展望やビジョンについてお聞かせください。

洞江 私たちのテーマは「いかに日本の魚を楽しんでもらえるか」です。魚離れが進む若い世代や子どもたちに、魚を食べる楽しさを伝えていくことは、私たちの重要な使命です。解体ショーやお寿司教室などの体験を通じて、食卓を笑顔の思い出でいっぱいにしていきたい。50年続いた伝統を守るだけでなく、時代に合ったエンターテインメントとして進化させ、次世代へと繋いでいく決意です。おいしいの先にある、日本の豊かな魚食文化を地域とともに守り続けていきたいと考えています。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

南マグロ中トロ(200g)

「南マグロ中トロ(200g)」
価格:¥1,400(税込)
店名:DOKOオンラインショップ
電話:054-283-2172(9:00~16:30 水日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://doko-suisan.com/%e5%8d%97%e3%83%9e%e3%82%b0%e3%83%ad%e4%b8%ad%e3%83%88%e3%83%ad%ef%bc%88200%ef%bd%87%ef%bc%89/
オンラインショップ:https://doko-suisan.com/doko-shop/

南マグロ赤身(200g)

「南マグロ赤身(200g)」
価格:¥1,000(税込)
店名:DOKOオンラインショップ
電話:054-283-2172(9:00~16:30 水日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://doko-suisan.com/%e5%8d%97%e3%83%9e%e3%82%b0%e3%83%ad%e8%b5%a4%e8%ba%ab%ef%bc%88200%ef%bd%87%ef%bc%89/
オンラインショップ:https://doko-suisan.com/doko-shop/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

洞江典征(有限会社静岡洞江水産 代表)
1974年、静岡県生まれ。大学卒業後、東京の食品会社で14年間、冷凍水産加工品の営業や開発に携わり、海外駐在も経験。2011年に家業である洞江水産グループへ入社。現在はグループ各社で構成する静岡水産流通協同組合の代表理事も務める。水産卸売事業の営業・財務をフォローしつつ、飲食事業において「魚のエンターテインメント化」を推進し、魚食文化の普及に尽力している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/静岡洞江水産>

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