
義理チョコで“笑い”と“感謝”を伝える!心理分析から生まれたユニークな「ワイロチョコ」と「カイロチョコ」
2026/01/29
今回、編集長のアッキーが注目したのは、バレンタインデー“義理チョコ”向けのユニークなチョコレート。あっと驚く「遊び心」でコミュニケーションもアップが期待できる「ワイロチョコ」と「カイロチョコ」です。「ワイロ」や「カイロ」といったダジャレのようなネーミングの裏には「勘違いされたくない」「でも感謝は伝えたい」という、女性ならではの細やかな気遣いが込められています。パッケージの細部にまで宿る大人の遊び心と、相手を思うさりげない心配りが、職場のコミュニケーションを円滑にする「潤滑油」になりそうですね。
そのユニークな商品開発の秘密を探るため、取材スタッフが東京都に本社を構える、株式会社オールスタジアムの代表取締役、八巻 宏氏にお話を伺いました。

株式会社オールスタジアム 代表取締役の八巻 宏氏
―まずは、ご自身ついて伺います。学生時代からビジネスに関わっていたそうですね。
八巻 はい。大学2年生の時に友人と5人で会社を起こし、IT系の事業を立ち上げたのが最初の起業経験です。当時はまだインターネット黎明期でしたが、自分たちでチラシを作って営業し、企業のホームページ制作やパソコンの導入などを行っていました。
また、個人的にインターネットオークションで商品を売買していたことも大きなきっかけですね。まだ「EC(電子商取引)」という言葉も定着していない時代でしたが、個人の力で商売ができる面白さと、将来性を肌で感じていました。そうした「現場」で培った感覚が、今のビジネスの原点になっています。
―その後、現在の会社を設立されるまでの経緯を教えてください。
八巻 私の家は祖父も父も経営者で、幼い頃から会社経営というものを身近に感じて育ちました。そのため、自然と自分も起業することに抵抗がなかったのだと思います。
最初は家業である卸売業に入ったのですが、「卸」という業界と、自分が可能性を感じていた「インターネット」の世界がうまく噛み合わない壁にぶつかりました。それなら自分で新しいことを始めようと、2007年に株式会社オールスタジアムを設立しました。既存の枠にとらわれず、当時としてはニッチだった「義理チョコ専門店」からスタートしたのも、新しいコミュニケーションの形を作りたかったからです。


ビニール傘や衛生用品の卸売りから、義理チョコ専門店へ。
創業から続く「常識にとらわれない姿勢」が、数々のユニークなヒット商品を生む原動力。
―ここからは商品について伺います。まずは「ワイロチョコ(R) プレミアム」 ですが、開発にはどのような背景があったのでしょうか?
八巻 義理チョコを渡すとき、女性が一番困るのは「相手に本命だと勘違いされること」だと思うんですよ。男性がソワソワしているのを、女性はよく見ていますからね(笑)。
そこで、あえて「ワイロ」というブラックユーモアを全面に出すことで、「これは完全にネタですよ(本命ではないですよ)」というメッセージを暗に伝えられるようにしました。「愛しています」といった重い言葉を避け、渡す側も貰う側も気楽になれること。そんな、女性側の「コミュニケーションを楽しむ心理」を考えて生まれた商品なんです。



時代劇の「越後屋」気分を味わえる、遊び心満載のパッケージ。
重厚な箱の中には、饅頭の紙の下にお札のチョコレート!でまさに賄賂。
―パッケージにもこだわりを感じます。「プレミアム」ならではの特徴を教えてください。
八巻 時代劇に出てくる「越後屋」と「お代官様」の密談シーンをイメージして作りました。ただ熨斗に「わいろ」と書くだけでなく、もっと尖ったものにしようと、中にはお饅頭の写真の紙の下にお札のチョコレートを敷く演出を入れるなど、世界観の作り込みにはこだわっています。「袖の下」を渡すような感覚で、渡した瞬間にその場が時代劇のワンシーンになるような空気感までデザインしているんです。現在扱う約300種類の商品と同様、この商品も社員全員でアイデアを出し合ってブラッシュアップを重ね、今の形になりました。
―実際に、どのようなシチュエーションで渡すのがおすすめですか?
八巻 やはり、上司や取引先の方へ「例のモノです……」と言いながら、机の下からこっそり手渡すのがおすすめですね(笑)。保険の外交員の方などが、お客様との会話のきっかけ作りとしてまとめて購入されることも多いんですよ。普段は真面目な職場でも、このチョコをきっかけに「お主も悪よのう」なんて冗談が飛び交えば、張り詰めた空気が一気に和みますから。まさにビジネスの潤滑油として使っていただければと思います。

上司や取引先へ、机の下からこっそりと。
「お主も悪よのう」の一言が引き出せれば、職場の空気も和むことまちがいなし。
―お客様からの反響はいかがですか?
八巻 ありがたいことに、お客様からわざわざ手書きのお手紙をいただくことが多いんです。「渡した相手とすごく盛り上がった」「職場の人間関係が良くなった」といった声をいただくと、本当に嬉しいですね。「たかが義理チョコ」かもしれませんが、そのユーモアがきっかけでコミュニケーションが生まれ、人と人との距離を縮める役割を果たせているのだと感じています。
―続いて、「カイロ付きチョコレート」について伺います。こちらはどのような思いから生まれたのでしょうか?
八巻 「ワイロ」が笑いを届けるものだとしたら、「カイロ」は温かい感謝を届けるための商品です。本物のカイロがセットになった商品なんですよ。
寒い季節ですので、チョコレートと一緒に「カイロ」を添えることで、相手の体を気遣う優しさを形にできます。「感謝の温度感」として、重すぎず、軽すぎない絶妙なバランスを大切にしました。バレンタインを「日頃の感謝を伝える機会」と捉えている方に選んでいただいています。

甘いチョコレートと温かいカイロのセットは、日頃の感謝を伝えるのに最適。
―男性心理を分析した「隠れたこだわり」があるそうですね。
八巻 実はセットにしているカイロは、あえて「貼らないタイプ」を採用しています。男性心理を分析した結果、男性は貼るタイプよりも、ポケットに入れて使える貼らないタイプを好む傾向があることがわかったからです。この微細な配慮こそが、もらった男性に「おっ、わかってるね」と思っていただけるポイントだと考えています。単なるセット商品ではなく、相手の使い勝手まで考え抜いた、私たちのこだわりの一つです。
―こちらは、法人のお客様にも人気だと伺いました。
八巻 そうですね。携帯ショップなどの店舗様が、来店されたお客様への粗品としてまとめて購入されるケースも非常に多いです。
企業がお客様に配るものとして選んでいただけるということは、「誰に渡しても失礼がなく、喜ばれる」という信頼の証だと思っています。もちろん、個人のギフトとしても、寒い中外回りから帰ってきた同僚や、冷えるオフィスで働く仲間に「お疲れ様です」と手渡すのにはぴったりだと思いますよ。
―最後に、今後のビジョンについてお聞かせください。
八巻 私は、事業を通じて「人を残す」会社でありたいと強く思っています。祖父や父から受け継いだ経営者としてのDNAでもありますが、会社が成長するためには、何よりもまず社員一人ひとりの成長が欠かせません。今日ご紹介したようなユニークな商品は、私一人のアイデアではなく、社員やアルバイトのみんなが自由に意見を出し合い、楽しみながら企画する風土から生まれています。これからも、関わる人たちの成長を通じて、お客様にとって頼れるパートナーであり続けたいですね。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「ワイロチョコ(R) プレミアム 箱」
価格:¥1,404(税込)
店名:チョコレートスタジアム
電話:03-3467-3387(10:00~17:00※土日祝日を除く)
商品URL:https://www.chocolatestadium.com/shopdetail/000000000037/
オンラインショップ:https://www.chocolatestadium.com/
※通販オープン時期はおおよそ毎年11月~4月頃。(気温により変動あり)

「カイロ付きチョコレート カイロチョコ」
価格:¥324(税込)
店名:チョコレートスタジアム
電話:03-3467-3387(10:00~17:00※土日祝日を除く)
商品URL:https://www.chocolatestadium.com/shopdetail/000000000014/
オンラインショップ:https://www.chocolatestadium.com/
※通販オープン時期はおおよそ毎年11月~4月頃。(気温により変動あり)
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
八巻 宏(株式会社オールスタジアム 代表取締役)
法政大学経営学部卒業、経営学修士(MBA)大学在学中より、IT全般を手がける会社を起業。インターネット創世記よりウェブに携わる。その後、家業の卸会社に入社し、テーマパークなどのマーチャンダイジングを担当。2007年10月、株式会社オールスタジアムを設立。人と組織の成長を通じて、お客様にとって頼れるパートナーであり続けることをビジョンに掲げて、取り組んでいる。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中 香花 画像協力/オールスタジアム>




























