
創業130周年の老舗味噌蔵から、揚げなすもおいしい「フリーズドライ赤だし味噌汁」と、名古屋めしには欠かせない万能味付け調味料「田楽みそ」
2025/12/23
おいしいお味噌汁を今すぐ飲みたい!そんな願いを叶えてくれる頼もしい味方が愛知県の老舗味噌蔵から届きました。今回、編集長のアッキーが注目したのは、「揚げなす・わかめ入りのフリーズドライ赤だし味噌汁」です。創業130年の醸造の町、八丁味噌の伝統技術が息づく「本物の味」でありながらお湯を注ぐだけという手軽さは、いつもの食卓を劇的に豊かにしてくれます。さらに味噌料理にすぐに使える「田楽みそ」は、ロングセラーの人気商品です。
その背景には、東京でのキャリアを経て家業を継ぐことになった女性社長の「いつもの料理時間を楽しく、早く、楽に、おいしく」という、子育てママでもある彼女の熱い思いがありました。
取材スタッフは、愛知県半田市に本社を構える中利株式会社の代表取締役社長 小栗由紀氏にお話を伺いました。

中利株式会社 代表取締役社長の小栗由紀氏
―まずは、御社のルーツと歴史について教えてください。
小栗 「中利(ナカリ)」は、醸造の町として知られる愛知県半田市にございます。1896年(明治29年)に創業、もともとこの地域は醸造業が盛んで、お酒やお味噌、お酢を作る蔵がたくさんあったんです。その中で先祖が醸造業を始めてから代々続いてきました。130余年の歴史の中で、私の父、現会長が徹底してこだわってきたことは「衛生管理」と「従業員を大切にする心」です。父は仕事が大好きな職人気質の人、常に現場の従業員の働きやすさや商品の安全性を第一に考えてきました。この真面目な取り組みの積み重ねが「安心・安全」な土台となり、現在の私たちの新しい挑戦を支えてくれています。


醸造の町・愛知県半田市に根付く八丁味噌とたまり醤油の老舗蔵。
伝統と暖簾を守りながら、時代に即した安心・安全な味噌作りと進化を遂げている。
―ご自身は、もともと家業を継ぐ予定だったのですか?
小栗 いえ、実は全くそのつもりはありませんでした。地元の高校卒業、東京の大学へ進学して卒業後は東京の食品問屋に就職、その後広告代理店などで働いていました。ずっと東京で生活していたのですが、実は5、6年前に家業を継いでいた兄が急病で亡くなってしまったんです。それが家業に戻る大きなきっかけとなりました。父が大切にしてきた会社ですし、父や従業員の姿を見て、私が家業を守らなければという気持ちが芽生えて覚悟を決めましたね。
―異業種からの転身で、感じたことはありましたか?
小栗 外の世界を見てきたからこそ気づくことがたくさんありました。たとえば、味噌売り場って色がどうしても地味で、暗いイメージですよね。料理をするのは女性が多いのに、パッケージや見せ方が少し堅苦しいなーと感じたんです。そこで「キッチンに置きたくなるようなデザインにしたい」「忙しい人が罪悪感なくカンタンに料理に使えるものにしたい」と思い、まずは見た目や料理に使いやすくなるようにというところからスタートしました。今、まさに社員やパートスタッフの「女性の声」を取り入れながら、少しずつ変えているところです。
―今回ご紹介いただく「揚げなす・わかめ入りフリーズドライ赤だし味噌汁」は、どのようなきっかけで誕生したのでしょうか?
小栗 実はこの商品は、ある大手飲食チェーン様からのご依頼がきっかけで生まれたものなんです。店舗で提供されるお味噌汁を私たちが手がけているのですが、それを「お持ち帰り用として販売したい」というお話をいただき商品開発が始まりました。現代のライフスタイルでは、一からお出汁を取ってお味噌汁を作る時間ってなかなかないですよね、お味噌自体の消費量が減っている中で、スープ感覚で手軽に且つ健康的に飲んでいただけるものを作りたいと考えて、一般消費者向けに商品化をしました。プロが認める味をご家庭でも簡単に楽しんでいただきたいですね。

インスタントの域を超える、具材の存在感と、豆味噌特有の芳醇な香り。
―フリーズドライとは思えない本格的な味わいですが、こだわりを教えてください。
小栗 味の決め手となっているのは、当社で長年愛されている「京好み 八丁赤だし」です。この本格的な赤だし味噌をそのまま使用することで、お湯を注いだ瞬間にふわっと広がる豊かな香りと、豆味噌ならではの深いコクを再現しています。
製法にもこだわりがありまして、お味噌や具材の栄養価ができるだけ損なわれないように、一度凍らせてから乾燥させるフリーズドライ製法を採用しました。具材は「揚げなす」と「わかめ」が入っているのですが、特になすは大きくカットしたもの、お湯で戻すと揚げたてのジューシーさが蘇ります。噛むとじゅわっと旨みがあふれて、食べ応えも十分ですよ。
お味噌はもともと高タンパクな発酵食品なので、美容や健康を意識されている方には、日常に取り入れていただけたら嬉しいですね。
また、お客様の口に入るものですから、安全性は最優先事項です。製造は「JFS-B規格」という食品安全管理の認証を取得した自社工場で行っており、HACCP(ハサップ/国際的な食品衛生管理の基準)に沿った厳格な衛生管理のもとで作っています。おいしさはもちろん、安心・安全も一緒にお届けしたいという思いで作っています。

味の決め手は「京好み 八丁赤だし」。お湯を注ぐだけで具材の食感やだしの風味がよみがえる。
―どのようなシーンでいただくのがおすすめですか?
小栗 器に入れてお湯を注ぐだけですので、忙しい朝や、オフィスでのランチのお供に最適です。時間を有効に使うために活用していただきたいですね。疲れた体に染み渡る温かい一杯が、ほっとする時間を提供してくれると思います。お酒を飲みすぎてしまった日にも赤だしはおすすめですよ!
―お客様からの反響はいかがですか?
小栗 ありがたいことにECサイトでは常に上位にランクインしており、100食、200食分をまとめ買いされるリピーターの方がたくさんいらっしゃいます。大手飲食チェーンさんのテイクアウト用味噌汁としても採用されている実績がありますので、味には自信を持っています。「一度食べたらおみそ汁はこればっかり」「便利でおいしい」と、生活の一部にしてくださるお客様が増えているのは本当に嬉しいですね。
―もう一つのご紹介商品、「田楽みそ」について教えてください。
小栗 こちらは当社の中で最も歴史が長く、創業当時からの製法を受け継ぐロングセラー商品です。地元では「他に似た商品があるけどこの味が一番好き」「これがないと始まらない」「名古屋めしの定番」と言われるほど愛され続けてきた「中利の原点」とも言える味ですね。新しいフリーズドライ商品が「革新」なら、こちらは変わらない「伝統」の味です。
―どのような特徴やこだわりがあるのでしょうか。
小栗 何よりのこだわりは、「中利秘伝レシピ」です。ベースとなるのは、愛知県ならではの豆味噌「八丁味噌」です。独自の黄金比率で、米みそ、みりん、砂糖を調合しています。豆味噌特有の濃厚なコクと旨みを生かしつつ、米みその甘み、まろやかさを加えることで奥深い味わいに仕上げています。
実はこの商品、50年程前にTVで紹介されました。多分うちが元祖だと思っています。あえてスーパーなど広く卸さず、直販を中心にお届けしているんです。それでも「この味じゃなきゃダメなんだ!」と仰ってくださるファンの方が本当に多くいらっしゃいます。本当に何十年も電話注文を続けてくださる常連様や、わざわざ県外から蔵まで買いに来てくださる方もいるほどです。そんな一度食べたら忘れられない、記憶に残る味を守り続けています。

「秘伝のレシピ」愛され続けるロングセラー商品の「田楽みそ」は、豆味噌のコクと米みその甘みが絶妙なバランス。
一度食べたら他には決して戻れないというファンが多い。
―おすすめの食べ方を教えてください。
小栗 野菜スティック、ゆでたまごにそのままつけて食べるのが一番おいしいと思います。私の個人的なおすすめは「肉野菜炒め」、味付けはこれだけ!田楽みそだけです。お肉と野菜を炒めてこれを絡めるだけで、簡単に「回鍋肉(ホイコーロー)風」の一品ができあがります。これ一本で味が決まるため、調味料を合わせる手間が省けます。甘めの味付けなので、野菜が苦手な子どもが喜んで食べてくれると評判の時短レシピですね、大人向けには唐辛子を加えてピリ辛にしてもおいしいですね。名古屋めしの定番、味噌カツの味噌はこれで決まりです!

そのまま野菜につければ素材の甘みを引き立て、炒め物に使えばこれ一本で味が決まる。
―最後に、今後のビジョンについてお聞かせください。
小栗 今、「手に取りたくなる」「誰かちょっとあげたくなる」「うれしくなる」パッケージデザインにしたいと思い、ちょうど130周年もあって、これからの時代に合う商品作り(見た目や使いやすさも整えて)を進めています。「キッチンに置きたくなるようなデザインの商品」です。
私が大切にしていることは、先代からの思いを引継ぎ、日々力を尽くして会社を支えてくれている従業員が気持ちよく働ける環境を作ること、これも私にとって大切な取り組み「使命」だと思っています。「作る人も、食べる人もみんなが幸せに」。130年受け継がれてきた伝統、味や発酵の知恵は、私たちの暮らしを豊かにしてくれる大切な食育でもあります。変化に挑戦をしながら未来へ繋いでいきたいと考えています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました!

「揚げなす・わかめフリーズドライ赤だし味噌汁 1食」
価格:¥176(税込)
店名:Nakari SHOP
電話:0569-21-0912(9:00~16:00)
定休日:土日祝日
商品URL:https://nakari1896.com/items/633b7cb9f65f800001df399a
オンラインショップ:https://nakari1896.com/

「田楽みそ400g」
価格:¥719(税込)
店名:Nakari SHOP
電話:0569-21-0912(9:00~16:00)定休日:土日祝日
商品URL:https://nakari1896.com/items/633b2505c808a42f4c0234f9
オンラインショップ:https://nakari1896.com/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
小栗由紀(中利株式会社 代表取締役社長)
1985年愛知県生まれ。2009年国分株式会社入社、その後大手広告代理店を経て2022年1月中利株式会社入社。2025年10月より現職。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/中利>




























