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わらびもち専門店発!もちぷる食感、味も見た目もポップな「スティックわらびもち」

2025/12/18

今回、編集長のアッキーが注目したのは、わらびもち専門店「甘味処鎌倉」が手掛ける「スティックわらびもち」です。カラフルでポップな見た目からは想像もつかないほど、本格的な味わいに職人のこだわりが詰まっています。その背景には、伝統の味を「もっと気軽に、もっと多くの人に届けたい」という、ブランドの熱い思いがありました。取材スタッフが、新潟県に本社を構える株式会社K&Sの代表取締役、田中 真司氏にお話を伺いました。

―まず、「甘味処鎌倉」というブランドは、どのように始まったのでしょうか。

田中 もともとは、郊外型で40席から50席ほどあるようなカフェを運営していました。そこではわらびもちをメインに扱っていたのです。ですが2019年頃、コロナ禍になる少し前に、時代の変化を見据えてビジネスモデルを見直すことにしました。これまでの大きなお店から、観光地などを中心とした、コンパクトな店舗形態に方向転換したのです。新潟県の神社の近くにオープンしたのを皮切りに、全国の有名な観光地や歴史的な建造物の近くにお店を出店しています。コロナ禍ではお店が次々と閉店する中、私たちの業態が「三密を避ける」という時代の流れにも合っていたようで、多くのお客様にご支持いただき、店舗を増やしていくことができました。

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全国の観光地に佇む「甘味処鎌倉」。(国内50店舗、海外25店舗)
気軽に本格的な味を楽しめる。

―どのように商品開発をしているのでしょうか。

田中 お店を出店するにあたり、必ず自分で現地調査に行っています。国内のほぼすべての県を、車で回りました。飛行機や新幹線で移動するとスポット的な情報しか得られませんが、車でくまなく回ることで、そのエリア全体の食文化や特性、伝統を肌で感じることができるのです。そうして自分自身が感じ取った情報をもとに、開発チームとともに商品を開発していくスタイルです。今では海外11カ国にもお店があり、海外の食文化や流行も取り入れながら、新しい商品開発を進めています。

―「スティックわらびもち」は非常にポップな見た目ですが、開発のきっかけを教えていただけますか。

田中 やはり、お客さんとの接点やきっかけを増やしたかったからです。従来の「鎌倉わらびもち」は、製品にこだわればこだわるほど賞味期限も短くなり、用途が限定されてしまうという課題がありました。この伝統の味をもっと間口を広く、いろいろな人に手に取ってもらう。特に若い女性や流行に敏感な世代にも届けるにはどうしたらいいかと考えたのです。
きっかけの一つは、バレンタインの時期に「いつもはチョコだけど、何か他のものでちょうどいい商品ができないか」と考えたことでした。そこで、従来のわらびもちという形に縛られず、ポップでデザイン性があり、「これは何だろう」と手に取ってもらえるような新しい切り口を目指して開発したのが、この「スティックわらびもち」です。

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伝統の和菓子が、こんなにもカラフルに。
見た目も楽しい、新感覚のわらびもち。
味は抹茶、和紅茶、苺、洋梨、白桃の5種類。

―本来、わらびもちは柔らかいものですが、この「スティック」という形自体が、最大のこだわりでしょうか。

田中 はい。私たちが目指す本格的なわらびもちは、希少な国産本わらび粉を使い、職人がその日の気温や湿度まで見極めて練り上げることで、とろけるような口どけとモッチリ感を両立させています。当然、非常に柔らかく、そのままではスティック状にすることなどできません。しかし、私たちが届けたかったのは、単なる目新しさではなく、「伝統の味を、もっと気軽に楽しむ」という新しい体験なんです。

このスティックという形は、わらびもち専門店としての知見と、「手づくりのおいしさ」へのこだわりが可能にした、私たちなりの挑戦です。この形だからこそ、手を汚さずに片手で食べられますし、カラフルな見た目も楽しんでいただけます。伝統的なわらびもちの本格的な食感を損なわずに、ポップなデザイン性と利便性を両立させること。それこそが、新しい世代にもこの味を届けるための、私たち最大のこだわりなんです。

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職人の手で練り上げられたわらびもち。

―おすすめの利用シーンや、楽しみ方を教えてください。

田中 開発のきっかけにもなったバレンタインには、ぜひお勧めしたいです。あえて「和」のスイーツを贈ることで、センスの良さや意外性を楽しんでいただけると思います。また、スティック状で手を汚さずに片手で食べられる利便性も追求したので、仕事や家事の合間に、ちょっと一息つくときの「自分へのご褒美」としてもぴったりです。カラフルな見た目なので、お友達との集まりや手土産にも喜ばれますし、伝統的な和菓子に馴染みがないお子様のおやつとしても、楽しんでいただけるのではないでしょうか。

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バレンタインや手土産に。「いつもと違う」が喜ばれる和の贈り物。

―フレーバーは抹茶、和紅茶、苺、洋梨、白桃の5種類あるとのこと。それぞれのこだわりについて教えてください。

田中 わらびもち特有のなめらかな食感を生み出す本わらび粉をベースに、各フレーバーに合わせて厳選した素材を使用しています。例えば、抹茶や和紅茶は香りと旨みの引き立つ国産素材を、白桃、苺、洋梨には果実の風味を最大限に活かしたペーストやピューレを使用しています。素材の持つ自然な甘みや香りを大切にしながら、もちぷる食感との一体感を追求しました。和と洋の魅力を融合させた、幅広い世代に親しみやすい組み合わせです。

―「スティックわらびもち」は、ジャパンフードセレクションなどでも高く評価されたそうですね。

田中 はい、おかげさまで2025年のジャパンフードセレクションのグランプリとグッドデザイン賞をいただくことができました。私たちが目指した「ポップな革新性」と、わらびもち専門店としての「本物の味」、その両面を食のプロフェッショナルの皆様に高く評価していただけたことは、大きな自信になりました。

―最後に、ブランドとしての今後の展望をお聞かせください。

田中 ブランドとしては、日本の伝統的なわらびもちという製品を世界中に広げていきたいと思っています。すでに東南アジアやアメリカなど海外でも展開していますが、今後は、海外で得た知見や現地の食文化を、逆に国内の製品開発にもフィードバックしていきたいと考えています。
実は今、海外の現地調査でココナッツが非常に身近なものだと知った経験から、「椰子のわらびもち」という、ココナッツで練り上げたわらびもちを開発しています。日本の伝統的なものに、海外のエッセンスや、日本にもともとあるけれどまだ注目されていなかった素材を組み合わせた、魅力的な製品をこれからも生み出していきたいです。

―貴重なお話をありがとうございました。

スティックわらびもち(5本入)

「スティックわらびもち」(5本入)
価格:¥1,830(税込)
店名:わらびもち専門店 甘味処 鎌倉
電話:02-5270-3080(9:00-16:00 土日・祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/warabimochi-kamakura/st-warabimochi-01/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/warabimochi-kamakura/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/K&S>

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