小豆島で、佃煮づくり一筋79年の味「小豆島 こだわり5種セット」

2025/09/04

今回、編集長のアッキーが注目したのは、香川県小豆島伝統の醤油で炊き上げた佃煮の詰め合わせ「小豆島 こだわり5種セット」です。1946年(昭和21年)の創業以来、佃煮づくり一筋で歩んできた島乃香株式会社。その歴史や商品に込められた想いについて、代表取締役社長の黒嶋龍三氏に取材スタッフがお話を伺いました。

―まずは、会社の沿革についてお聞かせください。

黒嶋 1946年に創業者の木下政平氏が一人で昆布の佃煮づくりを始めたのが原点です。当初は個人商店でしたが、その後株式会社化しました。当時、小豆島(しょうどしま)には400年の歴史を持つ醤油醸造所がいくつもあり、その醤油メーカーが佃煮を手がけるのが一般的でした。

しかし、弊社は醤油会社を母体とせず、佃煮一本で事業を興したのです。以来79年、小豆島の醤油を使うことにこだわり、「島の香りを届ける」という想いを胸に、佃煮だけを作り続けてきました。売上の100%が佃煮製品であるというのは、我々の大きな特徴であり誇りです。

「島の香りを届ける」という想いのもと、佃煮一筋で79年。

―黒嶋社長は、どのような思いで社長に就任されたのでしょうか。

黒嶋 私はもともとコンサルティング会社に長く勤めており、そのノウハウを活かし佃煮業界の多くの課題の立て直しや経営改革を親族である創業家より託され、社長に就任したのは2021年のことでした。
佃煮業界はいま、原料である昆布や海苔の不漁、つくり手の高齢化など、多くの課題を抱えています。そのため、佃煮製造の会社の数も年々減っています。

しかし、こんな時こそ創業者が掲げた「島の香りを届ける」という原点に立ち返るべきだと私は考えています。安さで競争するのではなく、自社ブランドの価値をもう一度高めていく。そのために、社長としてこの会社を率いていくことを決意しました。

―佃煮業界は厳しい状況にあるのですね。その中で「佃煮」にこだわり続ける理由は何でしょうか。

黒嶋 私たちの強みは、創業以来、佃煮一筋でやってきた歴史と技術です。さらに、味の決め手となる醤油は、400年の歴史を持つ地元小豆島のもの。私たちのような中小企業が輝けるチャンスがあると信じています。佃煮のトップメーカーを目指し、業界内でのシェアを獲得していきたいと考えています。

瀬戸内海に浮かぶ小豆島。創業以来79年間、この地で佃煮の製造を続けている。

―今回ご紹介いただく「小豆島 こだわり5種セット」は、どのようにして誕生したのでしょうか?

黒嶋 これまではお求めやすい価格帯の商品が中心でしたが、お客様から「もっとこだわった商品が欲しい」というお声をいただいて開発したのが、この「こだわりシリーズ」です。選りすぐりの原料や醤油を使用し、製造工程にさらに手間ひまをかけた、特別な佃煮です。

例えば、「特厚角切昆布」は、北海道産の厳選された等級の厚手の昆布を贅沢に使用し、丁寧に角切りにしたものをやわらかく炊きあげました。しっかりした厚みの中にはうま味がたっぷり含まれているので、もっちりした食感と深い味わいをご堪能いただけます。

もっちりとした食感と深い味わいの「特厚角切昆布」。

「ふき山椒」は、じっくりと炊き上げた国産のふきに山椒の実を加えました。小豆島醤油のまろやかなうまみに、ふき独特の風味と山椒の粒のピリッとしたアクセントが引き立つ上品な味わいです。

おそうざい感覚の「ふき山椒」。あたたかいごはんと一緒に。

「小豆島産のりつくだ煮」は、小豆島近海でとれたのりを使用し、のり本来の香りや風味を活かし丁寧に炊き上げました。さらに「香川発の夢の糖」とも呼ばれる話題の希少糖で低カロリーで自然な甘さのまろやかな味わいに仕上げました。

希少糖で体にやさしい、甘口の「のりの佃煮」。

そのほかに噛むほどにおいしい「貝ひものつくだ煮」とふっくら炊いた「浅炊きあさり」の5品をセットにしています。

国産ほたて貝のひもをしっとり甘く煮込んだ「貝ひもつくだ煮」。

粒ぞろいのあさりをしょうがとふっくら炊いた「浅炊きあさり」。

弊社の佃煮をまだご存知ない方にも、まずはこの「小豆島 こだわり5種セット」を試していただきたいです。味には自信があります。

おにぎりの具としても大活躍。

―そのほかのこだわりを教えてください。

黒嶋 味の要となる小豆島の醤油はもちろんですが、実は汐ふき佃煮の製法にある「乾燥」の工程にもこだわっています。弊社では、貝類や昆布、ひじきなどの佃煮を乾燥させた汐ふき昆布やふりかけ、おつまみなども製造いたしておりますが、ひじきふりかけや貝類に「冷風乾燥」という方法を採用しています。一般的には、乾燥するまでの時間が短い熱風で乾燥させることが多いのですが、弊社ではあえて「冷風」でじっくり完成させます。生産性は落ちますが「素材の風味や食感が格段に良くなる」と、先代社長が味を最優先して導入しました。この設備は、業界大手にもない我々の秘密兵器です。

小豆島の醤油を使い、80年来の製法で、手間を惜しまない手作りの味を提供。

ーおすすめの食べ方を教えてください

黒嶋 やはりご飯のお供にするのが一番だと思います。炊きたてのご飯にのせるもよし、おにぎりの具にするもよし、お弁当のおかずにするもよし。あとはお茶漬けにするのもおすすめです。いつものご飯に乗せるだけで、食卓がちょっと華やかになりますよ。

どれもお茶漬けにしても合う。

―どのようなお客様が購入されていますか?

黒嶋 昔からご愛顧いただいているファンの方はもちろんですが、最近では新しい世代のお客様にもアプローチしています。例えば、楽天のショップでは、ギフト用に風呂敷包みのセットを用意したところ、ご好評をいただきました。

ギフト包装で好評の風呂敷包み。

佃煮を食べる習慣のない若い世代や、小さなお子様をお持ちの方にも、このおいしさを知っていただきたい。そのために、ふりかけなど、ごはんのお供として気軽に楽しんでもらえる商品をきっかけに、佃煮のファンを増やしていきたいです。

―今後の展望についてお聞かせください。

黒嶋 まずは佃煮業界でトップシェアを獲得することが目標です。我々は佃煮一本で勝負できる強みがあります。将来的には、佃煮の味の要である醤油を自社で造ることも計画しています。我々の原点である小豆島の醤油文化を守り、発展させていきたい。そして、まずは地元である香川と岡山で「佃煮といえば島乃香」と誰もが認める存在になることを目指します。そして、全国の食卓へ「島の香り」を届けていきたいです。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

「小豆島 こだわり5種セット」
価格:¥3,600(税込)
店名:小豆島の香 通販
電話:0120-582-465(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.simanoca.co.jp/view/item/000000000577
オンラインショップ:https://shop.simanoca.co.jp/

「小豆島 こだわり5種セット 風呂敷包み」
価格:¥3,900(税込)
店名:小豆島の香 通販
電話:0120-582-465(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.simanoca.co.jp/view/item/000000000579
オンラインショップ:https://shop.simanoca.co.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
(写真はイメージです)

<Guest’s profile>

黒嶋龍三(島乃香株式会社 代表取締役社長)
1958年大阪府生まれ。大手監査法人、公認会計士事務所を経て、経営コンサルティング会社へ25年勤務。2018年島乃香株式会社顧問、取締役を務め、2021年同社代表取締役社長に就任。創業者の「島の香りを届ける」という想いを継ぎ、佃煮業界でのブランド再構築と新たな挑戦を目指している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/島乃香>

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter