第10回 ニューヨーク編 その5 ~食のフリーマーケット「スモーガスバーグ」~

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ぜひ、現地に行ってお試しください。

ニューヨークにも日本にあるような楽しいイベント屋台村があります
数々の人気メニューを生み出している、屋台村「スモーガスバーグ」です。
今年の冬は、ブルックリンにある歴史的な建物で行われていました。
※温かい季節は、ブルックリンの公園で開催。
https://www.smorgasburg.com/

 

スモーガスバーグとは、いろんな食べ物の屋台を集めた食のフリーマーケットで、2011年にスタートしました。スモーガスバーグで出店した食べ物が、後から全米規模でブームになることもあり、地元ニューヨーカーだけでなく、各国から多くの観光客が訪れます。春から夏にかけては屋外で開かれますが、冬になると「ブルックリンフリー」という雑貨やアンティーク品を売っているフリーマーケットと合体して、屋内で開催されます。

歴史的建造物で開催

今年の「ウィンターフリー(スモーガスバーグ+ブルックリンフリーの呼び名です)」は、ブルックリンにある、かつては銀行だった「スカイライト・ワンハンソン」で開かれています。アールデコ調で天井が高く、風情がある歴史的な建物です。記者が訪れたのが12月のクリスマスシーズンだったのですが、入り口付近に大きなクリスマスツリーが飾られていました。一階のメインフロアがブルックリンフリー、地下一階がスモーガスバーグの会場になっており、食べ物のベンダーは25店ほど集まっています。

ラーメンバーガー

スモーガスバーグ発の食べ物と言えば、「ラーメンバーガー」が有名です。ラーメンバーガーとは、日系二世の島本圭造さんが「大好きなラーメンとハンバーガーを合わせてみよう」と思ったことがきっかけで始めたバーガーで、バンズ(パン)の代わりにラーメンの麺を使っています。間には、牛肉100パーセントのハンバーグと醤油ベースのソース、ネギなどが入っています。食べた感じは、日本のモスバーガーのライスバーガーにも似ていますが、中身のお肉とソースがくせになるおいしさです。

スモーガスバーグにはラーメンバーガー以外に日本食に関わりのある屋台が多く、ざっと見ただけでも、ラーメンの「Ramen Shack」、和風ドレッシングの「Momo Dressing」、和風タコスの「Takumi Taco」、焼き鳥の「Yakitori Tatsu」、丼ものなどの「Oni Sauce」などのお店がありました。ニューヨークの和食人気の高さを示しているようです。

昆布茶ではないKOMBUCHA

後から日本とはあまり関係がないことが分かりましたが、日本人として気になったのが、「コンブチャ」のお店です。「コンブチャ」というと、日本人は「昆布茶」を想像しますが、聞いたところによるとこの「コンブチャ」、実は紅茶キノコのことで、冷ました砂糖入りの紅茶に酢酸菌などの菌を入れて発酵させたドリンクとのことです。アメリカでは10年くらい前から人気で、美容や健康のために飲む人が多いそうです。紛らわしいこの「コンブチャ」というネーミングはどこから来たのか?お店の方によると、いろんな説があるそうですが、「コンブチャ」という名前の博士が作ったからだとか。本当でしょうか。味は、ほんのり甘い炭酸飲料のような感じです。

注目のワウフル

最後に、今年ニューヨークで話題になった一店をご紹介。ワッフルにアイスが入った「Wowfull(ワウフル)」です。特徴は、丸い凸凹状の香港風ワッフルを使っていることで、普通のアメリカのワッフルに比べて生地が薄く、カリッとしています。私が味見したのには生地に抹茶が入っていて、少し苦みが効いていておいしかったです。オーナーに寄ると、日本に出店する話もあるそうで、今後の展開に注目です。

王東順

王東順

テレビ番組プロデューサー・エンタメ思考プロデューサー

フジテレビの黄金時代を支えた名物プロデューサー。 『なるほど!ザ・ワールド』をはじめ、「新春かくし芸大会」「クイズ!ドレミファドン」など時代を動かした多くの人気番組を生み出したヒットメーカー。世界各地の現地取材の際に得た、王道から邪道まで、幅広い世界各国のグルメ知識・人脈を元に、食いしん坊プロデューサーとして日々、新しい情報をキャッチすべく多方面にアンテナを伸ばす。「グルメ is エンターテイメント」を合言葉に、現在も新しい企画やアイディアを四六時中考え生み続けている。

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