親子で楽しむ安心のおいしさ。創業100年のオーガニック先駆者が届ける「BIONOWAオーガニック・ドライ白イチジク」と「Biokashi有機のやさしいたまごボーロ」

2026/04/08

今回、編集長のアッキーが注目したのは、素材本来の濃厚な甘みが凝縮された「BIONOWAオーガニック・ドライ白イチジク」と、究極の安心を追求した「Biokashi有機のやさしいたまごボーロ」です。一粒食べるだけで、大地が持つ本来の力強い甘みが口いっぱいに広がる、まさに「本物」の味わい。その背景には、原材料の確保が困難と言われた状況でも「ないなら作る」と道を切り拓いてきた企業の並々ならぬ執念がありました。世界中の生産者と築き上げてきた深い信頼関係が、その味を支えているのです。

その背景には、食を通して環境や資源を守り、次世代により良い未来を引き継ぎたい。そんな熱い信念がありました。愛知県名古屋市に本社を構える、アルファフードスタッフ株式会社 代表取締役社長の浅井紀洋氏に取材陣がお話を伺いました。

アルファフードスタッフ株式会社 代表取締役社長の浅井紀洋氏

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

浅井 当社は1925年10月に、私の曾祖父にあたる浅井一三が「浅井屋砂糖店」として創業したのが始まりです。お砂糖の卸問屋としてスタートし、2025年でちょうど100周年を迎えます。創業者が10代から住み込みで修業を積み、20歳という若さで自ら興した会社なのです。戦後は、金平糖やキャラメルを製造するメーカーへとお砂糖を卸すなど、常に人々の生活の「甘み」に寄り添ってきました。その後、父の代で国産小麦の取り扱いを始め、2000年代からはオーガニック食材の輸入へと大きく舵を切りました。お砂糖という食の基本素材から始まった歴史は、形を変えながら、今の「おいしくて優しいオーガニックお菓子」へと確かに繋がっています。

砂糖卸として歩み始めた創業時。
現在は日本のオーガニック食品のパイオニアとして、
厳選した素材と丁寧な製法を守り抜き、次世代へ安心な食を届けている。

―社長ご自身は、一度外の世界を経験されてから家業に戻られたそうですね。

浅井 はい。会社の隣に家があったので、幼い頃から家業はとても身近なものでした。ですが中高生の頃から、決められたレールに乗りたくないという思いが強くなり、別の道を探していた時期も長くありましたね。大学卒業後は、転職広告の営業職として多くの中小企業経営者の方々と向き合う日々を過ごしました。その中で、情熱を持って会社を経営する皆さんの姿に触れるうち、自らのルーツである家業の価値に改めて気づかされたのです。

ある時、営業先で出会ったとある会社の後継者の方が「自分がしっかり跡を継いでいきます」と力強く語る姿を見て、その真っ直ぐな言葉に胸を打たれました。その直後、何かに突き動かされるように父へ電話をし、「会社に入れてください」と伝えた日のことは、今でも鮮明に覚えています。外から客観的に見たからこそ、事業が100年続く重みや、オーガニックという新しい分野で挑戦し続けることの素晴らしさを実感しているのです。

―ご紹介いただく「オーガニック・ドライ白イチジク」が属するブランド「BIONOWA(ビオノワ)」について教えてください。

浅井 「BIONOWA」は、2025年に本格始動した新ブランドです。以前から展開していた商品を、今の時代に合わせてリブランディングしました。オーガニックは専門的で少し堅苦しいイメージを持たれがちですが、もっと楽しく、ワクワクするものに変えていきたい。そんな思いから、「人と大地に、おいしさの輪を」というテーマを掲げ、「ビオノワクルー」というキャラクターにそのメッセージを託しました。生産者から輸入者、加工者、販売店そして生活者の皆様までを繋ぐ「輪」を大きく広げていく、私たちの新たな挑戦の形なのです。

厳選した世界中の有機素材をお客様へ届ける、安心・安全でおいしい有機食品シリーズとして立ち上がった「BIONOWA」。
親しみやすいキャラクター「ビオノワクルー」は、オーガニックの背景にあるこだわりや想いを、
私たちに分かりやすく伝えてくれる架け橋のような存在。

一口頬張れば、イチジクの濃厚ながらも、自然な甘みが口いっぱいに広がる。

―このイチジク、驚くほど大粒で甘みが強いですね。その秘密はどこにあるのでしょうか。

浅井 トルコのオーガニック栽培の先駆者である「Isik Tarim社」が、このイチジクを生産しています。彼らはトルコの農業を持続可能にするために、3,000件以上もの農家の有機認証をサポートしてきた、まさにパイオニアのような存在。栽培地は標高600メートル以上の高地で、寒暖差が非常に激しい環境にあります。この厳しい寒暖差があるからこそ、イチジクは実の中に栄養と糖分をぎゅっと蓄えるのです。私たちは、その中でも特に食べ応えのある大きなサイズをリクエストして届けてもらっています。伝統的な農法により、トルコの太陽と大地の力だけで育った、生命力あふれる甘みを楽しんでいただけます。

樹の上で完熟するのを待ち、自然に乾燥した実だけを収穫。
自然のままの姿が、安心の証。

加工工場でも環境に配慮しながら、添加物の使用を最小限に抑える努力をしている。

―大粒で食べ応えがあり、頑張った自分への「ご褒美」にもぴったりだと感じました。

浅井 そうですね。一粒でも満足感がしっかりありますので、家事や仕事の合間に、手軽に食べられるおやつとして召し上がっていただきたいです。店頭でも長年愛されてきた定番商品ですが、リブランディングによって、生産者の思いやその背景にあるストーリーがより伝わりやすくなりました。私たちが毎週のように生産者とオンラインで対話し、お互いの状況をフィードバックし合いながら大切に育ててきた関係性が、この一粒に凝縮されているのです。

―もう一つの「Biokashi有機のやさしいたまごボーロ」はどのようなきっかけで誕生したのでしょうか。

浅井 入社後、現場を知るためにオーガニックスーパーの店頭に立っていた際、お客様から「子どもに食べさせるオーガニックのお菓子が全然ない」という切実な声をいただいたことがきっかけでした。それならば私たちが作ろうと決意したのですが、実はたまごボーロの主成分である「馬鈴薯でんぷん(片栗粉)」のオーガニック品を確保することが、国内ではきわめて困難だったのです。リサーチを重ねる中で、北海道に一軒だけ有機認証を取得したでんぷん工場を見つけ出しました。しかし、でんぷん工場を「有機専用」として稼働させるには、通常のラインと混ざらないよう、年にたった1日しか動かせないという厳しい制約があったのです。

口に入れた瞬間にふわりと溶ける、驚くほど軽やかな口どけ。

―原材料の調達から、並々ならぬご苦労があったのですね。

浅井 まさに執念でした。最初は農家さんのもとへ足を運び、行き場を失っていた規格外の有機じゃがいも、いわゆる「くずいも」を集めるところから始めました。最初の年は10トンのじゃがいもを集めて、ようやく1.2トンの有機でんぷんを作ることができたのです。本来なら市場に出回らない素材を活かすことは、環境負荷を減らすことにも繋がります。「ないなら道を作る」という思いで4年かけて調達を続 け、今では大々的に製造できる体制を整えました。同じ名古屋で100年以上続く、たまごボーロ作りのプロフェッショナルである岩本製菓さんとタッグを組み、工場自体の有機認証取得まで2年かけて伴走したことで、ようやく完成した一品なのです。

規格外の有機じゃがいもを活かし、製菓のプロと2年の歳月をかけて作り上げた。
他にも、有機ばれいしょでんぷん(片栗粉)、平飼いの有機たまご、
コクと旨みを引き出した有機米飴を使用し、安心と深い味わいを追求している。

―素材のこだわりや、おすすめの召し上がり方についても教えてください。

浅井 主役となるでんぷんはもちろん、卵は平飼いで育てられた健康的な鶏の有機卵を使用しています。また、一般的な砂糖ではなく、有機のお米を原料とした「有機米飴」を採用しました。高温でじっくり煮詰めることで、噛むほどに深いコクと旨みが広がるように仕上げています。一粒のボーロに込められた手間と時間は、他にはないものだと自負しています。お子様に安心して食べさせてあげられるのはもちろんですが、大人が食べても「こんなに深い味わいだったのか」と驚かれるはずです。忙しい育児の合間に、親子で「おいしいね」と笑顔になれる時間を過ごしていただけたら、これほど嬉しいことはありません。

親子で「おいしいね」と笑い合える時間が、一番の栄養になる。

―最後に、今後のビジョンについてお聞かせください。

浅井 私たちがこの事業を100年続けてこられた最大の資産は、お金に換算できない「関係資産」や「信頼」だと思っています。今回、歴史を振り返る中で、それを痛感しました。今後は、この信頼の輪をさらに広げ、オーガニックが誰にとっても身近な選択肢になる社会を作っていきたい。私たちの商品を選んでいただくことはもちろん、たまごボーロの事例のようにオーガニックに取り組む仲間を増やすことで、未来の大地を守り、次世代に良い環境を繋ぐ一歩になる。そんな「おいしさの輪」を、これからもパイオニアとして描き続けていきたいと考えています。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「BIONOWA オーガニック・ドライ白イチジク(80g)」
価格:¥659(税込)
店名:ヨドバシ.com
電話:-
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.yodobashi.com/product/100000001009780670/
オンラインショップ:https://www.yodobashi.com/

「Biokashi 有機のやさしいたまごボーロ 32g(8g×4袋)」
価格:¥453(税込)
店名:クレヨンハウス オンラインストア
電話:0422-27-1559 10:00-19:00(年末年始を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g4971086005417/
オンラインショップ:https://www.crayonhouse.co.jp/shop/default.aspx

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

浅井紀洋(アルファフードスタッフ株式会社 代表取締役社長)
1983年愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、異業種での営業経験を経て2014年に家業であるアルファフードスタッフ株式会社に入社。2024年3月、創業100周年の節目を前に代表取締役社長に就任。「関係資産」を大切にする経営で、世界12ヵ国からオーガニック食材を直輸入し、環境資源の持続可能性を追求。次世代に豊かな食文化を繋ぐことを使命としている。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/アルファフードスタッフ>

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