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一度食べたら忘れられない弾力!石川のソウルフード、肉厚ぷりぷりの豚ホルモン「美川の上シロ」

2026/03/05

今回、編集長のアッキーが注目したのは、驚くほど肉厚で、噛むほどに旨味が溢れ出す豚ホルモンの「美川の上シロ」です。そのおいしさとぷりぷりの食感は、一度食べたら忘れられないほどのインパクト。「ホルモンは脂っこいもの」というこれまでの常識が、一口で覆されます。
その味を作りだす裏側には、創業100年を数える精肉のプロが、地域の宝である「味」を守り抜こうとした、熱いドラマがありました。取材スタッフが、石川県に本社を構える、株式会社サニーサイド 代表取締役社長の中田光信氏にお話を伺いました。

株式会社サニーサイド 代表取締役社長の中田光信氏

株式会社サニーサイド 代表取締役社長の中田光信氏

御社は2025年に創業100周年の節目を迎えられました。まずはその歩みについて教えてください。

中田  私の曽祖父が金沢市内で「町のお肉屋さん」として暖簾を掲げたのが、私たちの始まりです。金沢で長年親しまれている老舗精肉店「天狗中田本店」から分家し、以来100年、一族で「肉の目利き」の技を磨き続けてきました。当初は対面販売が主でしたが、時代の変化とともに精肉卸売業へと舵を切り、現在では北陸最大級の規模で地域の食卓を支えています。100年前の誠実な姿勢を、形を変えながらも大切に守り続けています。

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時代は変わっても、お客様への誠実な姿勢と
「肉の目利き」の技は、脈々と受け継がれている。

社長ご自身についてお聞かせください。

中田  大学卒業後は東京の大手商社に勤務し、オーストラリアからの牛肉輸入業務など、世界規模の肉の流通に携わっていました。30歳を機に金沢へ戻り、現場で働きながら地域の食文化の大切さを肌で感じてきました。外の世界を知ったからこそ、故郷にある「当たり前のおいしさ」の価値を再発見できたと思います。100年続く家業の「信頼」と、地域に眠る「宝物」のような食文化を掛け合わせ、新しい時代の精肉卸のあり方を追求したいと考えています。

看板商品である「美川の上シロ」について教えてください。この味を継承することになった経緯も伺えますか。

中田  「美川の上シロ」は、県内の白山市美川地区で30年以上愛されてきた大切な味でした。しかし、一時期は後継者不足により、その存続が危ぶまれる状況にありました。この味を絶やしてはいけないと思い、私たちがそのバトンを引き継ぐことを決意したんです。伝統の味を完全に再現するため、当社の社員を1年間、毎日現場へ派遣して、下処理の技術からタレの配合まで、徹底的に教わりました。そして、職人の勘に頼っていた部分を言語化・数値化し、自社で専用工場を新設して「守り、育てる」体制を整え、無事に味を引き継ぐことができたときには、地域の方々から本当に喜んでいただけました。

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創業100周年を迎え、リニューアルした「美川の上シロ」。
パッケージを一新し、公式キャラクター「ジョー・シロー」も誕生。

「美川の上シロ」ならではのこだわりや、特徴について詳しく伺わせてください。

中田  最大の特徴であり、私たちが最もこだわっているのは「部位の選定」と「鮮度」、そして「洗浄の技術」です。一般的にホルモンというと、小腸や大腸などさまざまな部位をひとまとめにして扱っていることが多いのですよね。ですが私たちは数メートルある豚の腸からわずか30センチしか取れない、非常に希少な「直腸」のみを厳選して使用しています。一般的な小腸に比べて圧倒的な身の厚みがあり、口に入れた瞬間に弾けるような「ぷりぷり」の食感は、この希少部位だからこそ実現できるものなんです。

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冷水で洗ったホルモンは、臭みがなくぷりぷりとした食感。

「みそ」や「しょうゆ」など4つの味があるそうですね。それぞれの魅力や、家庭でおいしく楽しむコツを教えてください。

中田  バリエーション豊かな4つの味は、どれも地域の食文化を大切にした自信作です。不動の人気No.1である「みそ味」は、地元にある老舗味噌屋の味噌をベースにした濃厚な甘辛さで、白いご飯が止まらなくなる味わいです。対して「しょうゆ味」は、うまくちで、あっさりしながらも深いコクがあり、焼く時の香ばしさがたまりません。また、ニンニクを効かせた「香味しお味」はお酒の肴に最高ですし、大人のアクセントが効いた「ピリ辛味」もファンが多いんですよ。

ご家庭で最高においしく召し上がっていただくための最大のコツは、食べる前日から冷蔵庫に移して「ゆっくり解凍」すること。これだけでお肉の細胞を傷めず、旨味を逃さずに調理できます。おすすめは、フライパンやホットプレートを囲んで、キャベツや玉ねぎ、ニラなどの野菜と一緒に豪快に焼くスタイルです。肉厚な身から溢れ出す極上の脂が野菜に染み込み、食卓が一気に名物居酒屋のような賑わいに包まれます。冷凍庫にストックしておけ、忙しい日の夕食もこれ一品で華やかになりますし、家族みんなが笑顔になれる「ちょっと特別な時間」を演出してくれますよ。

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みそ味(左)、しょうゆ味(右)

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香味しお味(左)、ピリ辛味(右)

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鍋や炒め物にもおすすめ。
味付きのため、解凍して焼くだけで食卓に並べられる。

北陸のスーパーでは年間約36万食も売れているとのこと、驚きの人気ですね!周囲からはどのような評価を受けているのでしょうか。

中田  おかげさまで、北陸三県では「ホルモンといえば上シロ」と言っていただけるほど、地域に深く根付いています。地元のプロスポーツチームが開催する冠試合のメインスポンサーを私たちの商品が務めるなど、地域貢献の象徴にもなりつつあります。

また、その品質が認められ、最近では大阪や東京のこだわり派の居酒屋さんが、わざわざ金沢から仕入れて看板メニューにしてくださっているんです。「プロが選ぶプロの味」として評価いただけていることは、大きな励みになっています。ギフトとして贈った方から「こんなにおいしいホルモンは初めて食べた」とお手紙をいただくこともあり、全国にこのおいしさが広がっているのを実感しています。

―最後に、次の100年に向けてのビジョンや、読者の皆様へのメッセージをお願いします。

中田  私たちの使命は「石川県のいいものを全国、そして世界へ」届けることです。地元の生産者と消費者の強固な架け橋となり、地域経済を活性化させる循環をさらに大きくしていきたいと考えています。100年の伝統に甘んじることなく、新しい伝統を自ら作り出す挑戦を続けていきます。「お肉を通じて世の中に笑顔を届ける」という創業時からの誠実な思いは、これからも変わりません。私たちの商品を通じて、石川の豊かな食文化をぜひ体感していただきたいと思います。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

美川の上シロ

「美川の上シロ」
価格:¥3,900(税込)
店名:能登サニー牧場
電話:076-237-4129(09:00~17:00 水曜、日曜祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/sunnyside/50010/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/sunnyside/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

中田光信(株式会社サニーサイド 代表取締役社長)
1985年石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、スターゼン株式会社に入社し、オーストラリアからの牛肉輸入業務に携わる。2015年に株式会社サニーサイドに入社。2025年に同社代表取締役に就任。石川県のブランド和牛「能登牛」の最多購買者として、地元の畜産を盛り上げるために尽力している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/サニーサイド>

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