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さば節のコクと甘みが染みる。野菜ソムリエがたどり着いた最後まで“飲み干せる”「和出汁しゃぶしゃぶセット」

2026/02/27

今回、編集長のアッキーが注目したのは、鹿児島発の「和出汁しゃぶしゃぶセット」。最大の特徴は、なんといっても「最後の一滴まで飲み干せる」という黄金色の出汁。野菜ソムリエとオリーブオイルソムリエの資格を持つ社長が、素材の力を最大限に引き出すことにこだわって開発、自信を持っておすすめしています。
その背景には、海外生活で気づいた「食の楽しさ」と、「鹿児島の豊かな食材を無駄なく味わってほしい」という温かい思いについて取材スタッフが、鹿児島県に本社を構える、株式会社梅北 代表取締役の梅北奈鼓氏にお話を伺いました。

株式会社梅北 代表取締役 梅北奈鼓氏

株式会社梅北 代表取締役 梅北奈鼓氏

―まずは、御社のルーツについてお聞かせください。

梅北 最初は鹿児島の繁華街・天文館で「アジュガ」という、野菜やフルーツのフレッシュジュース、野菜のカクテルなどを出すお店をやっていました。当時はまだ珍しかったのですが、お酒を飲む前に体にいいジュースを飲んでいただいたり、仕事終わりの女性に野菜たっぷりのスープを提供したりしていたんです。そこでの経験を生かし、2008年からは「野菜もお肉も主役になれる」をコンセプトに、黒豚・黒牛・さつま地鶏と新鮮野菜を組み合わせたしゃぶしゃぶのお店「梅屋」を開業しました。今年で19年目になります。

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「野菜もお肉も主役になれる」を掲げ、創業から19年目を迎える名店「梅屋」。
野菜カクテルの店から始まった歴史が、体に優しいしゃぶしゃぶを生んだ。

―社長ご自身は、アメリカ留学やトルコでの生活など、異色の経歴をお持ちだと伺いました。

梅北 そうですね。英語を学ぶために30歳で退職し、一念発起してサンフランシスコへ留学しました。そこで節約のために自炊をし、毎日ファーマーズマーケットに通う中で、現地の豊かな食材に触れ、「食って楽しいな」と目覚めたんです。その後、トルコの友人との出会いから、カッパドキアで半年ほど家庭料理を学ぶ機会もありました。

そうやって一度日本を離れたことで、帰国後に改めて地元の食材の素晴らしさに気づかされましたね。「鹿児島にはこんなにおいしいものがあるんだ」と感動し、この土地の食材を多くの人に伝えたいという思いが、今の仕事の原点になっています。

―今回ご紹介する「和出汁しゃぶしゃぶセット」ですが、商品化にあたってはどのような経緯があったのでしょうか。

梅北 実は、私自身は「鹿児島に来て、その空気の中で食べてほしい」というこだわりが強く、オンライン販売には慎重だったんです。しかし、コロナ禍でお店を開けられない時期が続き、従業員を守るためにも何か始めなければなりませんでした。

そんな中、女優の北川景子さんがテレビ番組で「人生でもう一度食べたいしゃぶしゃぶ」として梅屋の名前を挙げてくださったんです。それをきっかけに全国からお問い合わせをいただき、背中を押される形でお届けすることを決めました。

開発の根底にあるのは「残飯率ゼロ」を目指す精神です。食材を無駄にせず、最後の一滴まで飲み干していただけるような商品を目指しました。

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届いてすぐに本格的な味が楽しめる。
内容:和出汁、出汁粉、黒豚、自家製ポン酢、長ネギ

―味の決め手となるお出汁や、セット内容へのこだわりについて教えてください。

梅北 お届けするセットには、たっぷりの和出汁と仕上げ用の出汁粉、厳選した黒豚、そして長ネギと自家製ポン酢が含まれています。私たちのしゃぶしゃぶは、何よりもこの「和出汁」が命です。ベースとなるのは枕崎産のかつお節と北海道産の昆布ですが、それだけでは黒豚が持つ強烈な旨味と甘みに負けてしまいます。そこで試行錯誤の末、力強いコクを持つ「鯖節(さばぶし)」を加えることにたどり着きました。

お肉は、鹿児島が誇る「六白黒豚」に限定し、生産履歴が明確なものだけを扱っています。また、あえて長ネギをセットにしているのは、野菜ソムリエとしてのこだわりですね。ネギには消化を助けたり、疲労回復を促したりする働きがあります。スライスしたネギを黒豚と一緒にたっぷりと食べることで、体に負担をかけず、最後までおいしく味わっていただけます。

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「飲み干せる」と豪語する黄金色の出汁には、枕崎産の鰹節に加え、力強いコクを生む鯖節(さばぶし)を使用。
黒豚の甘みに負けない深みを実現した。

―梅屋流の「一番おいしい食べ方」を教えていただけますか。

梅北 まずは具材を入れる前に、黄金色の出汁だけを一口味わってみてください。素材本来の香りが口いっぱいに広がります。続いて、黒豚をしゃぶしゃぶし、ネギを巻いて出汁と一緒に。お肉の旨味が溶け出し、出汁がまろやかに変化していきます。

味わいが深まってきたら、自家製ポン酢を数滴垂らして「味変」を。そして締めには、セットの「出汁粉(追い鰹)」を入れ、一層濃厚になったスープを、最後の一滴まで飲み干していただく。これが私たちが提案する楽しみ方です。

―実際にお取り寄せされたお客様からは、どのような声が届いていますか。

梅北 一番印象的だったのは、「普段は家で出汁を飲まない子どもが、梅屋の出汁だけはすごく飲むんです」というお母さんからの驚きの声ですね。子ども用の別メニューがないかと聞かれるお客様でも、実際に食べ始めると、お子さんが夢中になって出汁を飲んでくれることがよくあります。子どもの舌は本当に正直で敏感ですから、本物の味だと認めてもらえたようで、とても嬉しいですね。そうしたお子さんの姿を見て、ご家族でリピーターになってくださる方も多いんですよ。

―また、オンラインショップでは「トマトしゃぶしゃぶセット」も販売されているようですね。

梅北 こちらは「ふるさと納税グランプリ」のお肉部門で1位をいただいたこともある自信作です。和出汁をベースにトマトの酸味を加えているのですが、最大の特徴はオリーブオイルを同梱していることです。私はオリーブオイルソムリエでもあるので、その時期に一番合うオイルを厳選しています。最初はそのまま、途中からオイルを垂らして「つけダレ」のようにして食べてみてください。和風から一気に洋風へと香りが変化し、新しい食体験を楽しんでいただけると思います。

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「ふるさと納税グランプリ」で評価されたトマトしゃぶしゃぶセット。
付属のオリーブオイルをつけダレ代わりにすることで、フレッシュな香りとコクがプラスされる。

―最後に、今後の展望やビジョンについてお聞かせください。

梅北 一つひとつのお店を深め、サービスの質を極めていきたいと考えています。鹿児島は第一次産業が盛んな県ですから、素晴らしい生産者さんがたくさんいらっしゃいます。そうした方々と手を取り合い、生産者さんの思いも一緒にお客様へ届ける架け橋になりたいですね。私たちのお店や商品を通して、鹿児島の食の豊かさを感じていただければ幸いです。

―素敵なお話をありがとうございました!

和出汁しゃぶしゃぶセット(1~2名様用)

「和出汁しゃぶしゃぶセット(1~2名様用)」
価格:¥9,000(税込)
店名:しゃぶしゃぶ梅屋
定休日:不定休 ※インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://nako050.stores.jp/items/6836a7fae37f74cf6e59bbe9
オンラインショップ:https://nako050.stores.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

梅北奈鼓(株式会社梅北 代表取締役)
1970年鹿児島県生まれ。鹿児島讀賣テレビで勤務後、アメリカへ留学。留学中に食の世界に魅せられて飲食の世界へ。2008年に梅屋を開業。2010年株式会社梅北の代表取締役に就任。
オリーブオイル好きが高じて2011年オリーブオイルソムリエに(日本オリーブオイルソムリエ協会所属)2013年~2020年まで国際オリーブオイル審査会の審査員も経験。鹿児島県南さつま市オリーブアドバイザーも務める。
しゃぶしゃぶ出汁をベースにしたおでんとナチュラルワインのお店「名山堀梅屋」、オリーブオイルと調味料のお店「照国オリーブラボ」、昨年ナチュラルワインスタンド「名山堀Nomae」を開店。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/梅北>

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