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オホーツクの海で泳いで育ったはじける弾力と濃厚な甘み。完全無添加の「網走産地播きホタテ貝柱」

2025/12/18

今回、編集長のアッキーが注目したのは、「北海道 オホーツク海 無添加 ホタテ貝柱」です。ただのホタテではありません。オホーツクの荒波の中で自由に泳いで育った、驚くほど筋肉質で甘い「地播き(じまき)」のホタテです。口に入れた瞬間、プリッというよりも「ブリッ」と弾けるような強い弾力と、繊維の奥から溢れ出す濃厚な旨み。「ホタテって、こんなに味が濃いものだったの?」と、これまでの常識が覆される体験が待っています。その背景には、創業66年、網走で鮮魚一筋に歩んできた老舗問屋の「余計なものは一切足さない」という、実直なプライドがありました。取材スタッフが、北海道網走市に本社を構える、有限会社松木商店 代表取締役の松木一則氏にお話を伺いました。

有限会社松木商店 代表取締役の松木一則氏

有限会社松木商店 代表取締役の松木一則氏

まずは、御社の歩みとして、創業の経緯からお聞かせください。

松木 私どもの創業は1954年(昭和29年)、父が網走で鮮魚の卸売を始めたのがきっかけです。もともと父は石狩の出身だったのですが、戦後、留辺蘂町イトムカにある水銀鉱山での仕事を勧められてこちらに来ました。ところが、父は「穴に入る仕事は嫌だ」と言ってその仕事を断りました。浜育ちだったこともあって、鮮魚卸業を始めたそうです。それが松木商店のルーツです。

その後、昭和50年代に入ると「200海里問題」が起き、漁船が激減しました。それまでの卸売だけでは立ち行かなくなる危機感を覚え、魚を仕入れたまま卸すだけでなく、自分たちで付加価値をつける「水産加工業」へと舵を切ることになったのです。

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網走の地で鮮魚に向き合い続けて60余年。

お父様の代からの転換期を経て、松木社長ご自身はどのような経緯で家業を継がれたのでしょうか。

松木 私は東京の大学に進学し、卒業後もしばらくは全く関係のない仕事をしていました。北海道出身ですので、いずれは北海道で就職したいという思いはありましたが、水産の道に入るとは思っていませんでした。ところが、父が病に倒れまして。急遽網走に呼び戻されることになったんです。突然のことでしたが、家族を支えるために入社し、結果的にそのまま家業を継ぐことになりました。

今回ご紹介する「無添加 ホタテ 貝柱」ですが、開発にはどのような背景があったのですか?

松木 この商品は、食の安全に厳しい自然食品の団体との取り組みがきっかけで生まれました。当時からそうした団体は、添加物などを非常に気にしていました。実は、世の中にはホタテの重量を増やすために水分を含ませるような加工も存在します。しかし、私たちは「自然に近い状態」を求められました。

そこで、薬品や添加物を一切使わず、水揚げされたホタテをすぐに工場へ運び、素早く加工して凍結するという体制を整えました。プロの厳しい基準に応える中で、今の無添加ホタテを製造することとなりました。

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水増し加工を一切行わない「完全無添加」だからこそ、
貝本来の濃厚な旨みが凝縮されている。

網走産のホタテならではの特徴や、おいしさの秘密を教えてください。

松木 最大の特徴は、オホーツクならではの「地播き(じまき)」という育て方にあります。一般的な養殖は耳吊り方式で育てますが、地播きは稚貝を海底に撒き、4年間自然の海の中で自由に泳がせて育てます。オホーツクの冷たい海で、自分で餌を捕り、外敵から逃げるために動くので、いわば運動をしている状態です。そのため貝柱の筋肉が発達し、繊維が太くしっかりとしています。歯を押し返すような強い弾力と甘みは、この育て方から生まれます。

また、私たちは「完全無添加」にこだわり、水増しを一切していません。余計な水分を含んでいないので、解凍してもドリップが出にくく、火を通しても身が縮みにくい。旨みが凝縮された「本物の味」を楽しんでいただけると思います。

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網走の前浜で水揚げされた直後に加工するため、鮮度は抜群。
海底で自ら餌を捕って育ったホタテは、
繊維一本一本が主張するような力強さを持っている。

素材の良さを楽しむために、おすすめの食べ方はありますか?

松木 まずはシンプルにお刺身で召し上がってみてください。繊維の一本一本を感じられる食感と、濃厚な甘みに驚かれると思います。おいしく食べるコツは、食べる半日ほど前に冷凍庫から冷蔵庫へ移し、ゆっくりと「自然解凍」することです。

また、イタリアンのシェフが使うように、オリーブオイルや野菜と合わせてカルパッチョにするのもいいですね。もちろん、バター焼きやフライにしても絶品です。商品は250gや300gといった小分けパックになっているので、使う分だけ解凍でき、ご家庭でも使い勝手がいいと喜ばれていますよ。

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和風の刺身はもちろん、オリーブオイルでカルパッチョにすれば、
白ワインが進む華やかな前菜に。
使い勝手のいい小分けパックで、保存もしやすい。

実際に召し上がったお客様からは、どのような声が届いていますか?

松木 ふるさと納税などを通じて、「また機会があれば頼みたい」「甘くてプリプリで最高だった」といった嬉しい声をたくさんいただいています。

ありがたいことにリピーターの方が非常に多く、中には約50回もリピート注文してくださるお客様もいらっしゃるんです。一過性のブームではなく、家庭の定番として長く愛していただけていることが、何よりの励みですね。

最後に、今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

松木 2024年には新工場を稼働させ、HACCP認定も受け網走のホタテを世界へ届ける輸出事業にも力を入れ始めました。ただ、会社の規模をどんどん大きくしたいというよりも、昔から大切にしている「誠心誠意」という言葉通り、今いるお客様とのつながりを大切にしていきたいです。顔の見える関係で、これからも安心でおいしい網走の味を届け続けていきたいと思います。

―貴重なお話をありがとうございました!

北海道 オホーツク海 無添加 ホタテ 貝柱

「北海道 オホーツク海 無添加 ホタテ 貝柱」1kg(500g×2袋)
価格:¥6,000(税込)
店名:北海道網走 松木商店
電話:0152-47-2011(土日・祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.matsukisyouten.jp/?pid=171902591
オンラインショップ:https://shop.matsukisyouten.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

松木一則(有限会社松木商店 代表取締役)
1947年北海道網走市生まれ。東洋大学経済学部卒業後、1973年に父の営む有限会社松木商店に入社。それまでの鮮魚卸業から事業領域を拡大し水産加工業に参入、1998年代表取締役に就任。先代以来「誠心誠意」を信条としている。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/松木商店>

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