
プロの技術が光る、魚屋のごちそう!福岡・柳川の老舗が届ける、ご飯に合う「コンフィ」と本格「海鮮アヒージョ風パスタ」
2025/12/18
毎日の食卓に、簡単に本格的な魚料理が作れたら…。今回、編集長のアッキーが注目したのは、「魚屋がコンフィ 二種セット(海苔・明太子)」と「魚屋がパスタ 海鮮アヒージョ」です。プロの水産加工技術が光る本格的な味わいを、電子レンジで温めるだけ、ご飯に乗せるだけで、パスタに混ぜるだけで楽しめます。その背景には、結婚式場向けの卸売を主力としていた老舗企業が、コロナ禍という未曾有の危機を乗り越えるために起こした大きな挑戦がありました。取材スタッフが、福岡県に本社を構える、柳川冷凍食品株式会社 代表取締役社長の藤木尚文氏に話を伺いました。

柳川冷凍食品株式会社 代表取締役社長の藤木尚文氏
―まずは、御社の創業の歩みについてお聞かせください。
藤木 弊社は1972年(昭和47年)に福岡県柳川市で設立されました。創業当初は、結婚式場やホテルなどで使われるお祝い用の「焼鯛」を主力商品としていました。その取扱量は日本でも3本指に入るほどで、まさに会社の基盤でしたね。それと並行して、40数年前には有明海で異常繁殖したクラゲを「珍味」として加工販売や漬け魚(西京漬)等の加工販売するなど、柔軟な発想で事業の基礎を築いてきました。

結婚式場向けの「焼鯛」で、かつては日本有数の取扱量を誇った。
柳川の地で培われた水産加工の確かな技術が、すべての商品の基盤となっている。
―藤木社長は、どのような経緯で家業に入られたのでしょうか。
藤木 私は大学を卒業後、そのまま家業に入社しました。先代である父は、本当は私に家業を継がせるつもりはなかったようなのですが、現場は365日稼働で人手も不足していたため「長男なのだから」と言われ、そのまま家業に入ることになりました。入社後は商品管理を10年、営業を4年と現場経験を積み、2007年に代表取締役社長に就任しました。
―今回ご紹介いただく商品の一つが「魚屋がコンフィ」ですが、これはどのようにして誕生したのでしょうか。
藤木 弊社の主力であった冷凍食品は、夏場や旅行先などで気軽に手に取ってもらいにくいという課題がありました。そこで、お客様が持ち運びやすく、いつでも手に取れる「常温商品」を開発したいと思っていたのです。開発にあたり、かつて「焼鯛」で培ったノウハウを活かせる「長崎県産天然真鯛」を使った加工品を作りたいと思っていました。決め手となったのは、もう一つの商品である「魚屋がパスタ」シリーズのために、2年もの歳月をかけて開発した絶品のソースベースです。この既存のおいしいソースと、我々の強みである真鯛を和えてみたところ、おいしい「ご飯のお供(コンフィ)」が誕生したのです。

明太子のビリ辛さに柚子の香りを加えた、華やかな味わいの「天然真鯛と博多明太子」(右)と、
香り高い有明海の海苔を贅沢に使用した、旨みたっぷりの「天然真鯛と有明海苔」(左)。
「焼鯛」のノウハウを活かした天然真鯛と、2年かけたパスタソースのベースが融合した、ご飯のお供。
―2年の歳月をかけたソースがベースとは、こだわりの詰まった商品ですね。特にこだわった点を教えてください。
藤木 はい。これは「天然真鯛と有明海苔」と「天然真鯛と博多明太子」の2種類が楽しめるセット商品です。まず、どちらにも共通する主役の素材は、「長崎県産の天然真鯛」です。さらに、「青森県産の雪下にんにく」や「北海道産の真昆布(昆布茶)」、「天日塩」など、脇役もすべて国産の厳選素材を使用しています。製法にもこだわり、3種類の植物油(サラダ油・ひまわり油・エキストラバージンオリーブオイル)でじっくり低温加熱することで、真鯛の身をしっとりとほぐれる食感に仕上げています。そのうえで、それぞれの味に特徴を持たせました。「天然真鯛と有明海苔」は、有明海で育った香り高い焼き海苔を贅沢に約1枚分使用し、保存料・化学調味料・着色料などを一切使用せず、素材そのものの味わいを大切にしています。

味の核となる有明海の海苔。
藤木 「天然真鯛と博多明太子」は、福岡名物の「博多明太子」に「国産柚子」の爽やかな香りを加え、ピリッとしながらも奥深い味わいに仕上げました。長年プロ向けに培ってきた水産加工の技術で、厳選素材の味わいを最大限に引き出しているのです。

「国産柚子」の爽やかな香りを加えた福岡名物の「博多明太子」。
―おすすめの食べ方はありますか?
藤木 まずは、炊き立ての熱々のご飯に乗せて、シンプルに素材の味を楽しんでみてください。お茶漬けにしたり、冷奴に乗せたりしても相性は抜群です。また、パンやバゲットに乗せれば、手軽に「和のごちそう」として食卓が華やぎ、お酒のお供にもぴったりですよ。

ご飯のお供としてはもちろん、
お茶漬けやパンに乗せてお酒の肴にも。
―もう一つの商品が「魚屋がパスタ」ですが、こちらは会社の危機を救ったと伺いました。
藤木 開発のきっかけは、2019年夏に大手調味料メーカーからいただいた「こんな商品を作ってみませんか」というご提案でした。当時、私は試食こそしたものの、まさかこれが一般消費者向けの商品になるとは思っていなかったんです。開発は営業チームが主導してくれまして、「スーパーの鮮魚部門で売ってみたい」という現場の声から挑戦がスタートしました。私は「やってみて失敗だったら失敗でいい」と、社員の挑戦を信頼し、後押しするだけでしたね。
発売開始直後、世界はコロナ禍に突入。結婚式場や飲食店からの受注が激減し、会社の売上は半分以下になるという存続の危機を迎えました。しかし、このパスタの売り上げは好調で、結果として爆発的なヒット商品に成長したんです。本当にこの「魚屋がパスタ」シリーズがあったから会社が存続したと言っても過言ではありません。

冷凍とは思えない「具材の鮮度と大きさ」が、
累計600万食ヒットの理由。
―まさに救世主ですね。ヒットの要因であるパスタのこだわりと、おすすめの楽しみ方を教えてください。
藤木 このパスタのおいしさの秘密は、長年培ってきたホテルやレストランなどプロ向けの高い「加工技術」をそのまま応用している点にあります。弊社は一流ホテルのシェフの味を再現できる「数千のプロのレシピ」というノウハウがあり、その技術が注ぎ込まれています。
冷凍食品とは思えない具材の鮮度と大きさには徹底的にこだわっていて、大きくて新鮮な具材がたっぷり入っているのが最大の特徴です。ソースも魚の旨みがしっかり感じられるよう、丁寧に手づくりされています。これだけのこだわりがありながら、食べる時は「電子レンジで温めるだけ」という手軽さです。忙しい日のごはんにも、ちょっと贅沢したい日にも、罪悪感なく楽しめる本格的なごちそうとして活躍しますよ。

パスタシリーズはどれも数千のプロのレシピを知るノウハウを活かし、
ソースも手づくりにこだわる。
―手軽にプロの味が楽しめるのは嬉しいです。お客様の反応はいかがですか?
藤木 はい、この「海鮮アヒージョ風パスタ」は、10種類あるシリーズの中でも人気ナンバーワンの商品です。おかげさまで「魚屋がパスタ」シリーズ全体では、累計600万食を突破する大ヒット商品となっています。
―最後に、未来のビジョンについてお聞かせください。
藤木 会社の未来については、売上を増やすことよりもまず、社員が安心して安全に、安定して働くことができる、永続し続ける企業、何があってもビクともしない「強い企業」を作ることが私の使命だと考えています。コロナ禍のような危機を乗り越えるためにも、卸売だけでなく通販部門を会社の柱の一つとして確立させたいですね。その第一歩として、自社のECサイトを立ち上げ、今後は楽天市場にも出店を予定するなど、柳川の地から全国の食卓へ「本物の味」を届ける挑戦は続きます。
―貴重なお話をありがとうございました。

「魚屋がコンフィ 二種セット(海苔・明太子)」
価格:¥2,500(税込)
店名:魚屋が
電話:0944-72-1361(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://sakanayaga01.shopselect.net/items/108612867
オンラインショップ:https://sakanayaga01.shopselect.net

「魚屋がパスタ 海鮮アヒージョ風」
価格:¥700(税込)
店名:魚屋が
電話:0944-72-1361(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://sakanayaga01.shopselect.net/items/108647310
オンラインショップ:https://sakanayaga01.shopselect.net
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
藤木尚文(柳川冷凍食品株式会社 代表取締役社長)
1959年3月、福岡県柳川市生まれ。1981年に久留米大学商学部を卒業後、同年4月に柳川冷凍食品株式会社へ入社。商品管理部、エリア営業部、総務部などを経て、2007年1月より代表取締役社長に就任。現在、柳川商工会議所副会頭、柳川労働基準協会会長、大牟田法人会柳川支部副支部長などの公職も務め、地域経済と労働環境の発展にも尽力している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/柳川冷凍食品>




























