国産の厳選素材のみを使用。完全無添加の「黒毛和牛コロッケ」と米粉とおからのパン粉で作る「グルテンフリー&ヴィーガンコロッケ」

2026/05/21

今回、編集長のアッキーが注目したのは、黒毛和牛の旨みと素材の奥深い味わいが重なり合う「黒毛和牛コロッケ」と、グルテンアレルギーがあっても家族みんなで同じおいしさを囲める「グルテンフリー&ヴィーガンコロッケ」です。

その背景には、25年前に「わが子にも安心して食べさせられるものを」と無添加への道を切り拓いた一人の作り手の深い情熱がありました。取材スタッフが、大阪府に本社を構える、合同食品株式会社 代表取締役の和田友宏氏にお話を伺いました。

合同食品株式会社 代表取締役の和田友宏氏

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

和田 当社は1983年に大手メーカー専属のコロッケ工場として創業しました。当時は下請けとして安定した道を歩んでいましたが、バブル崩壊や取引先の倒産という荒波に飲み込まれ、一時は経営危機に陥ったのです。倒産寸前という苦境の中で見出したのが、自らの足で立つための「どこにも負けない専門性」でした。そこから「小ロット多品種製造」という独自のスタイルへと舵を切りました。全国のご当地コロッケの開発などを通して、現在では1,700種類以上の開発実績があります。

素材の味を最大限に引き出す無添加調理を追求し続けている。
その開発実績から、「ご当地コロッケの聖地」とも言われるほどに。

―ご自身はIT業界から転身されたそうですが、その経緯や現在の活動について教えていただけますか。

和田 大学卒業後はIT企業に就職し、システム開発や営業を担当していました29歳から30歳くらいのとき、父が経営していたこの会社の危機を母から聞いたことがきっかけとなり、家業を継ぐことになったのです。異業種で培ったロジカルな視点は、複雑な多品種生産の管理に非常に役立っています。また、メーカーとしてまずは知ってもらうことが重要だと考え、自ら「コロッケ社長」の被り物を被って先頭に立っています。少しでも多くの方に食の安心・安全について興味を持っていただきたい、という思いから続けていることなのです。

―主力商品である「黒毛和牛コロッケ」が生まれた背景には、どのような思いがあったのでしょうか。

和田 あるお客さまからの「無添加でコロッケを作れるか」という問いが、大きな転機となりました。それまでは、効率的に作るために食品添加物を使用することはメーカーとして当たり前だと思っていたのです。しかし、お客さまからの問いをきっかけに調査する中で目にしたのは、消費者の見えないところで多用される添加物など、食の安全が二の次になっている業界の現実でした。その事実に愕然とし、わが子に胸を張って食べさせられるものを作っているだろうかと、自問自答を繰り返したのです。

そうして、利益や効率よりも食の安全を最優先にすると決断し、25年前、当時は不可能と言われた「完全無添加製品の量産」へと孤独な挑戦を始めました。試行錯誤の末にたどりついたのが、「自分の子どもに食べさせたい」と思えるこの「黒毛和牛コロッケ」の味だったのです。この決意から、現在はすべての自社製品を無添加に切り替えています。

食の安全を追求し、完全無添加でつくる看板商品の「黒毛和牛コロッケ」。

―素材選びへのこだわりが非常に強いと伺いました。具体的にどのような厳選素材を使用されているのですか。

和田 まずベースとなるじゃがいもには、化学合成農薬と化学肥料を一切使用しない有機栽培・自然栽培または、通常の5割以下に減らしてつくる特別栽培のじゃがいもを使用しています。そこに、じっくり炒めてコクを引き出した淡路島産の玉ねぎと、国内産の黒毛和牛を贅沢に合わせることで、噛むほどに本物の旨みが広がる一品に仕上げました。調味料も一切妥協せず、天日塩や木桶熟成の醤油などを厳選し、パン粉までもが国産小麦100%・卵不使用の特注品です。素材一つひとつの「素顔」が見えるような、透明感のあるおいしさを何よりも大切にしているのです。

―家庭でプロの味を再現するための、おすすめの調理法はありますか。

和田 一番のおすすめは、180℃のたっぷりの油で揚げる「ディープフライ」です。ポイントは、冷凍のままのコロッケを一度に鍋に入れすぎないことと、揚げている最中にあまり触りすぎないこと。じっと我慢して待つことで、衣がサクサクに仕上がります。特に温度管理が重要です。

また、忙しい平日の夕食などには、フライパンで少量の油を使う「揚げ焼き」や、小さじ2杯ほどの油で蓋をして焼く「焼きコロッケ」でもお楽しみいただけます。

―実際にお客さまからはどのような反響が届いていますか。

和田 「初めての揚げ物だった1歳の子が、このコロッケをすすんで食べてくれた」という驚きの声や、揚げ物が苦手だったお子様がパクパク食べてくれたというお声をいただいています。また、会話が途絶えていた食卓が、コロッケ一つで明るい話題に包まれ、家族の絆が深まったという感謝のお手紙をいただいたこともありました。おいしさのその先にある「家族の笑顔」や「心の癒し」に貢献できていると感じる瞬間が、私たちの最大の励みになっています。

―次に「グルテンフリー&ヴィーガンコロッケ」について伺います。この商品にはどのような願いが込められているのでしょうか。

和田 「アレルギーや苦手な食材があっても、みんなと同じものを食べてほしい」という願いから開発しました。食事制限によって自分だけが違うメニューであることに寂しさを感じる子どもたちや、健康を気遣うすべての人に、我慢ではなく喜びとしての食を提案したいと考えたのです。製造現場では他商品と混ざらないよう、時間を厳格に分けて製造するなどの徹底したコンタミネーション対策を行い、メーカーとしての誇りを持って安心を支えています。

グルテンアレルギーがある子どもや、動物性食材が苦手な方でも同じ食卓を囲めるようにという思いで作られた商品。

―小麦粉のパン粉を使わずに、どのようにしてあのサクサク感を出しているのですか。

和田 小麦粉の代わりに米粉とおからで作ったパン粉を使用することで、驚くほど軽やかでサクサクとした食感を実現しました。味付けは沖縄産黒糖と天日塩のみと非常にシンプルにすることで、じゃがいも本来の素材そのものの豊かな味わいを最大限に引き出しています。まずはソースをかけず、一口そのままで素材の甘みを堪能してみてください。アレルギー対応食品は味が物足りないという先入観を覆す、妥協のないおいしさを目指しました。

小麦粉の代わりに米粉とおからで作ったパン粉を使用。

―実際に食べられたお客さまの反応はいかがですか。

和田 健康志向の高い方からも「今まで食べたコロッケで一番おいしい」という温かい支持をいただいています。また、アレルギーがあるから「仕方なく選ぶ」のではなく、おいしいから「これを食べたい」と言っていただけることが何よりもうれしいですね。安全性とおいしさの両立に、私たちの技術のすべてを注ぎ込んでいます。

―最後に、御社の未来への展望をお聞かせください。

和田 世界初となる「有機JAS認定コロッケ」の発売を間近に控えており、挑戦を続けています。将来的には、農業から製造、流通、販売までを一貫して担う「食の安心一貫システム」を構築し、さらには「食と幸福のテーマパーク」を設立したいという壮大な夢があります。いいものを作るだけでなく、次世代へ「本物の食文化」を繋いでいくことが私たちの使命だと考えています。これからも日本の食の未来と、皆さんの幸福のために誠実にコロッケ作りを続けてまいります。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「黒毛和牛コロッケ(5個入り)」
価格:¥1,069(税込)
店名:magoコロっ
電話:06-6866-3364
商品URL:https://magokoro.store/products/japanesebeef
オンラインショップ:https://magokoro.store/

「グルテンフリー&ヴィーガンのじゃがいもコロッケ(50g×5個入り)」
価格:¥750(税込)
店名:magoコロっ
電話:06-6866-3364
商品URL:https://magokoro.store/products/gluten-free-and-vegan-50g
オンラインショップ:https://magokoro.store/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

和田友宏(合同食品株式会社 代表取締役)
1971年生まれ、大阪府出身。IT企業でエンジニア・営業職を経験後、2001年に父が経営する合同食品株式会社へ入社。2002年に代表取締役に就任した。「わが子にも安心して食べさせられるものを」という信念のもと、25年前に全商品の無添加化を断行。現在は「コロッケ社長」として、食の安心・安全を広める啓蒙活動にも力を注いでいる。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中 香花 画像協力/合同食品>

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