
これ1本で煮物が得意に!創業151年の老舗が作る、九州うまくち醤油がベースの万能調味料「時短万能たれ うまかばい」
2025/12/18
手間をかけずに、簡単に煮魚や肉じゃがなどの「おふくろの味」が作れたら…。そんな願いを叶えてくれる万能調味料がありました。今回、編集長のアッキーが注目した、万能調味料の「うまかばい」です。醤油、砂糖、かつおだしでほどよく調合したストレートタイプのたれで、これだけで味が決まる手軽さと、どこか懐かしい「昭和のおふくろの味」が特徴です。その背景には、創業151年を誇る老舗醤油蔵の、時代に流されない“本物”へのこだわりがありました。取材スタッフが、福岡県に本社を構える、クルメキッコー株式会社 常務取締役の深町太一氏に話を伺いました。

クルメキッコー株式会社 常務取締役の深町太一氏
―まずは、御社の歴史についてお聞かせください。創業151年を誇る老舗でいらっしゃいますね。
深町 弊社は福岡県で1874年(明治7年)に創業しました。私の曽祖父にあたる4代目の博吉は、昼夜問わず気になればすぐ醤油の様子を確認しにいくほど醤油作りに情熱を注ぎ、100歳まで現役で社長を務めました。その4代目や、80歳近くなる今も現役の5代目(現社長)が健康なのは、蔵に住み着く乳酸菌や酵母といった発酵の力のおかげかもしれない、と話しています。5代目である現社長が就任した頃、効率的なコンクリートタンクなどへ移行の波がきていました。しかし父は、「これから木桶(きおけ)作りの醤油が見直される」という言葉を信じ、あえて木桶を増やして伝統製法を守り抜くという決断をしたんです。これが今、他社との大きな差別化に繋がっています。

創業当時から蔵を構えるのは、阿蘇山を水源とする筑後川のほとり。
豊かな水量と水質が、醤油造りに最適な環境を提供している。
―ご自身は、どのような経緯で家業に入られたのでしょうか。
深町 創業家の長男として生まれたので、直接言われたことはありませんが、「いつかは自分が継ぐものだ」と思いながら育ちました。進学も「醤油の学校」と呼ばれる東京農業大学の醸造学部を選びました。ただ、卒業後すぐには戻らず、群馬や名古屋にある創業200年、300年を超えるような老舗の醸造メーカーで、合計15年間「武者修業」を積ませていただいたんです。そこで新旧の技術や商売の心意気を学び、「これなら会社に貢献できるのではないか」という思いで、2013年にようやく地元に戻りました。戻ってきてからは、それまで地元福岡がメインだった商品の販路を全国に広げるため、課題であった「営業」に一番力を入れています。
―今回ご紹介いただく「うまかばい」について伺います。どのようなきっかけで開発されたのでしょうか。
深町 開発の起点は、お客様や地元の方々から寄せられた「簡単便利に、時短で作れる調味料があったらいいね」という率直な声でした。お醤油やお砂糖、だしの入った甘辛いタレは、昔からご家庭で調合して作るものでしたが、その手間なく「これ1本」で味が決まるものが求められていたのです。私たちは、どこか懐かしい「昭和のおふくろの味」を目指しました。
もともとは飲食店向けの業務用として存在していましたが、約12年前に、ある有名なセレクトショップで取り扱っていただけたのをきっかけに、家庭用として発売しました。おかげさまで発売以来、これはおいしいぞとの噂が人づてに広まり、取扱いしていただけるお店も増えて全国に販路が広がるほどの人気商品となっています。

煮魚にもぴったり。
九州のうま口醤油をベースに、時短と本格的な味わいを両立させた。
―時短・便利な調味料でありながら、本格的な味わいを感じます。その秘密はどこにあるのでしょうか。
深町 ありがとうございます。「うまかばい」の味の核となっているのは、創業から続く木桶仕込醤油醸造で培った技術と製品づくりに対するこだわりです。木桶仕込醤油は、現社長が守り抜いた「木桶(きおけ)」と呼ばれる杉の木桶で仕込まれています。木桶には、蔵に古くから住み着いている独自の酵母や乳酸菌がいます。その力だけでじっくりと天然醸造させるため、この蔵でしか出せない「深み」が生まれるんです。この伝統的な木桶仕込みの醤油は、現在、日本国内で流通する醤油全体の1%未満と言われるほど希少なものなんですよ。この長年にわたる醤油造りの技術とこだわりが生み出したのが「うまかばい」です。時短・便利な調味料でありながら、深みのある本格的な味わいを実現できているのだと思います。




現社長が守り抜いた木桶仕込みの製法。
現在、国内流通する醤油の1%未満という希少な伝統技術である。

醤油造りには、原材料の小麦、大豆、塩選びから厳選している。
―おすすめの使い方や、相性のいい料理を教えていただけますか。
深町 まずは、先ほどお試しいただいたように、煮魚がおすすめです。うまかばいを使えば失敗しないと言っていただくほど、どんなお魚に使ってもおいしくできます。鶏肉や豚肉などの簡単な炒め物も手軽で簡単ですね。これ1本で味が決まる手軽さとおいしさを実感いただけると思います。もちろん、肉じゃがや親子丼、煮魚といった定番の和食との相性は抜群です。とうもろこしを「うまかばい」で炒めて、バターといっしょにご飯に乗せて食べるのもおすすめです。
実は、うまかばい専用のレシピサイトも用意していまして、そこに150種類ものレシピを掲載しています。和洋中問わず使えますので、冷蔵庫にある食材で「今日、何作ろう?」と迷った時の、心強い味方になると思いますよ。



公式サイトでは150種類ものレシピを公開している。
和洋中問わず、幅広いアレンジで使えるのが魅力。
―実際にお使いのお客様からは、どのようなお声が届いていますか。
深町 特に「仕事から帰って急いでご飯を作る」という忙しい方や、「料理が苦手」という方から、これ1本で味が決まって助かる、とご好評をいただいています。「これ1本で、実家の母親が作ってくれたような懐かしい味になる」といった声も多く寄せられますね。まだまだ知られていない調味料なので、「友人からお土産にもらって、すっかりはまってしまった」というように、口コミでファンが広がっているのが一番多いようです。中には「なくなると不安だから」と箱買いしてくださる熱心なリピーターの方もいらっしゃり、通販サイトを通じて全国のお客様からご注文いただいています。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
深町 創業151年目を迎え、木桶仕込みという「伝統」を守り続けていく覚悟を新たにしています。一方で、醤油自体の国内市場は縮小傾向にあるという現実もあります。これからは、伝統の醤油と「うまかばい」などの醤油加工品を柱として、調味料分野をさらに強化していき、各ご家庭の幸せな食卓に貢献できるよう頑張っていきたいと考えています。私のビジョンは、「この味を、久留米から日本全国、そして世界へ」届けることです。久留米の蔵から生まれた味が全国の食卓に届くことが、社員たちのやりがいにもつながりますので、「うまかばい」を中心にもっともっと全国の方に知っていただきたいですね。
―貴重なお話をありがとうございました。

「360ml うまかばい」
価格:¥421(税込)
店名:天然醸造木桶仕込み クルメキッコー醤油
電話:0942-34-4147
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
オンラインショップ:https://kurumekikkonetshop.jp/
うまかばいレシピサイト:https://kurumekikko-umakabairecipe.com/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
深町太一(クルメキッコー株式会社 常務取締役)
1974年11月に創業家の長男として生まれる。東京農業大学を卒業後、創業230年の醤油蔵 株式会社岡直三郎商店へ入社。2000年からは創業360年の醸造蔵 盛田株式会社へ入社し、老舗伝承の技と心を学び2013年にクルメキッコー株式会社へ入社。現在、5代目 吉秀社長の元で修業に励む。醤油造りにこだわり100歳まで社長をしていた4代目 博吉を目標に、5代目が発展させた木桶仕込み丸大豆醤油を守り続けるよう日々励んでいる。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/クルメキッコー>




























