アレルギーの子でも食べられる、究極のお豆腐や湯葉、油揚げが詰まった「まめぞうプレミアムセット」

2025/11/20

毎日食卓に並ぶ「お豆腐」と豆腐関連食品。今回、編集長のアッキーが注目したのは、こだわりの豆腐製品を集めた「まめぞうプレミアムセット」です。セットには、豆腐嫌いの子どものために開発された「究極のきぬ」や、乳アレルギーの子どもも食べられる「まめぞうプリン」など、作り手の「自分の子どもに食べさせたい」という優しさが詰まった商品がそろっています。またその背景には、単なる商品開発を超えた、「日本の農業を守る」という壮大なビジョンが。愛知県に本社を構える、株式会社おとうふ工房いしかわの代表取締役、石川 伸氏に取材スタッフがお話を伺いました。

株式会社おとうふ工房いしかわ 代表取締役の石川 伸氏

―まず、御社の歴史についてお聞かせください。

石川  始まりは明治時代に遡ります。代々、家業として豆腐屋を営んでいました。私が4代目として引き継ぎ、1991年(平成3年)に法人化しています。私が育った昭和の時代を振り返ると、町の小さな商店は、時代の流れの中で先行きが不安視されていた産業でもありました。

町の豆腐屋が、今や唯一無二の食品メーカーに。
工場が隣接する大型店舗「おとうふ市場 大まめ蔵」など、全国に40もの直営店を展開。

―石川社長は、一度は家業から離れたご経験をお持ちだそうですね。

石川  先程話した時代背景だったこともあり、学生時代は家業とは違う世界に目を向けていたのです。高校卒業後は東京の大学へ進学し、卒業後は5年間、東京の商社に勤務。そこで事業開発や商品開発、今でいうマーケティングの実務を経験することになります。結婚を機に愛知へ戻り、その商社で培った異業種の視点を持って家業を継ぐことにしました。

―そのご経験が、独自の経営哲学にも繋がっているのでしょうか。

石川 そうかもしれません。弊社はよく「ベンチャー企業」と言われますが、私は「アドベンチャー企業」だと言っています。ベンチャーが上場などでお金を得ることを目指すのに対し、アドベンチャー(冒険)は「夢と希望」のためにある。その精神で、頼まれたら「ノーと言わないこと」を大切にしています。まだチルド配送が珍しかった時代、郵政省(当時)が始めた日本初のチルド宅配に参加したのも、その一つ。「豆腐を小包みで送る人なんているんですかね?」と局長からは言われましたが(笑)、それが日本で最初のお豆腐の通販となったのです。

―今回ご紹介いただく「まめぞうプレミアムセット」は、どのような経緯で生まれたセットなのでしょうか。

石川  このセットは、おとうふ工房いしかわの「顔」となる商品を厳選した詰め合わせです。初めての方にこそ、私たちの理念や商品の品質を体験していただきたいと思い、作りました。メインの「究極のきぬ」「至高のもめん」から、デザートの「まめぞうプリン」、こだわりの「湯葉とろ刺し」や「肉厚油揚げ」まで、多彩なラインナップで食卓を楽しんでいただける内容になっています。

豆腐からデザートまで、多彩なラインナップが食卓を豊かに彩る。
初めての方にこそ試してほしい、こだわりの厳選セット。
内容:究極のきぬ、至高のもめん、湯葉とろ刺し、芳醇とうふごま、
肉厚油揚げ、野菜生あげ、まめぞうプリン(プレーン、抹茶、黒ごま)

― ではまず、メイン商品の「究極のきぬ」について伺います。これは、社長の「父親としての思い」が原点にあるそうですね。

石川  はい。「自分の子どもに食べさせたい豆腐を作ろう」というのが開発の原点です。調べてみると「子どもの3割は豆腐が嫌い」という現実があることを知りました。その原因は、「リポキシゲナーゼ」という、大豆独特の匂い。そこで、匂いを消す研究を重ね、カルピス社の友人の知見もヒントに、乳化技術などを応用するに至りました。そうしてついに、子どもたちから「これなら食べたい!」と言われる豆腐が完成したのです。

大豆本来の甘みとコクが凝縮された「夢の豆腐」。
冷蔵庫から出して、少し常温に戻したら食べ頃。

― 「夢の豆腐」を実現するために、どのような点にこだわったのでしょうか。

石川 当時の豆腐業界の理想は、「何も足さない、何も引かない」というのが主流でした。しかし私たちは、研究するうちに、匂いの原因をただ抑えるだけでは、本当においしい豆腐にはならないと分かり、真反対の発想で、従来の製法にプラスする独自技術を生み出しました。そこで着目したのが、大豆が元々持っているオリゴ糖や油分といった成分。これらを最大限に引き出すことで、臭みを抑え込みつつ、大豆本来のコクと甘み、つまり「おいしさ」を積極的に創り出すという独自の製法にたどり着きました。

― その「究極のきぬ」ですが、一番おいしく味わうための「温度」があると伺いました。

石川  はい。多くの方は冷奴をキンキンに冷やして食べますが、私たちは「17度」で食べることを提案しています。これは、人間の舌が「一番敏感に反応する温度」だからです。ちなみに、「山の湧き水」とほぼ同じ温度だそうです。一番敏感に反応する温度だからこそ、よりおいしく感じられるのかもしれません。17度にすることは難しく考える必要はなく、冷蔵庫から出して少し常温に戻すだけでかまいません。また、「食べることはコミュニケーション」ですから、この「17度」といううんちく話を、ご家族の食卓での会話のきっかけにもしていただけたらうれしいです。

― 実際に、そのおいしさを実感された方からの反響はいかがですか。

石川 何より強力な証拠として、弊社には「もともと豆腐が嫌いだったけれど、ここの豆腐なら食べられるから」と入社した社員もいるんです。これは、開発者として本当にうれしいことです。

―セットには「まめぞうプリン」も入っています。こちらにも誕生秘話があるそうですね。

石川  このプリンは、約20年前に乳アレルギーの子どもでも、みんなと同じおいしいデザートを食べられるようにという思いから開発されたプリンです。当時は生クリームをたっぷり使うのがトレンドでしたが、あえてそれを使わず、豆乳と卵と砂糖だけで作ることに決めたんです。

「豆乳の技術」だけで濃厚な味わいを実現。
豆乳と卵、砂糖のみで作られている。

― まさに時代の逆行ですね。

石川 このプリンもまた話題提供のための商品だと考えています。豆腐の「19度」と同じく、コミュニケーションツールにしていただけたら嬉しいです。「これ、実は生クリーム使ってないんだよ」と家族や友人に教えてあげながら一緒に食べれば、アレルギーを持つ子も持たない子も、同じ話題で楽しめる。それがこの商品の価値だと思っています。

味はプレーン、抹茶、黒ごまの3種類。

― セットには他にもたくさんの商品が入っていて、本当に多彩ですね。

石川 はい。「至高のもめん」は「究極のきぬ」と対になる、大豆の味をしっかり感じられる木綿豆腐です。こだわりの「湯葉とろ刺し」は、湯葉屋さんがやるようにシート状にせず、あえて湯葉の薄皮と豆乳を一緒に組み上げることで、独特のとろける食感を生み出しています。他にも、煮物や焼くだけで主役になる「肉厚油揚げ」や「野菜生あげ」、かけるだけの「芳醇とうふごま」、デザートの「豆乳プリン」、本格的な「生ゆば」や「田楽みそ」まで、食卓を豊かにする商品がそろっています。

メインの豆腐だけでなく、「至高のもめん」や、
あえてシート状にせずとろける食感を生んだ「湯葉とろ刺し」など、個性豊かな名脇役が揃う。
(写真は上から至高のもめん、湯葉とろ刺し、肉厚油揚げ、野菜生あげ、芳醇とうふごま)

― 最後に、未来へのビジョンをお聞かせください。

石川  私たちの最大のテーマは、「日本の農業をどうするのか」という点に尽きます。「なぜ豆腐屋がパンやドーナツ、お菓子まで作るのか?」とよく聞かれますが、答えはそこにあります。日本の農業は、まずお米を作り、その後に麦、さらにその後に大豆を作るという2年3毛作のサイクルで成り立っているのです。ですから私たちは、大豆(豆腐)だけでなく、麦(パン・菓子)やお米(和食)を扱い、それによって農業のサイクル全体を応援することが使命だと考えています。食文化を継承し、創造すること。皆さまにもお豆腐を買うことが、日本の食文化と農業の未来を応援することに繋がっている。そう感じていただけたら幸いです。

―貴重なお話をありがとうございました。

「まめぞうプレミアムセット」
価格:¥4,320(税込)
店名:おとうふ工房いしかわ
電話:0120-418-102(平日 9:00~18:00)
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/otoufu/25072-3/
オンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/otoufu/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

石川 伸(株式会社おとうふ工房いしかわ 代表取締役)
1963年生まれ、愛知県出身。日本大学農学部獣医学部食品工学科卒。大学卒業後、商社系の大手豆腐メーカーに就職。5年勤務した後、家業を継承し、1991年(平成3年)におとうふ工房いしかわを設立。当時、年商3,000万円だった家業の豆腐屋を25年間で年商50億円の企業に成長させる。一方で、「高浜市観光協会会長」「高浜市商工会会長」「高浜とりめし学会会長」などを勤め、地域の活動にも力を入れている。

<文/お取り寄せ手帖編集部、MC/田中 香花、画像協力/おとうふ工房いしかわ>

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