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皮ごと楽しむ新体験。“本当の芋の味”がする干し芋「全国どこでも食べ比べセット」

2025/11/20

今回、編集長のアッキーが注目したのは、もっちりとした食感が印象的な九州産紅はるかの干し芋です。一般的な平干しと、珍しい皮付きの2種類で味わえる「全国どこでも食べ比べセット」は、特に人気の商品です。中でも、皮付きの干し芋である「まるごともっちりいも」は、栄養がたっぷり詰まっていて、しかも他のメーカーがつくらない大変レアな商品だそうです。とてもユニークな商品開発の背景には、もったいないという気づきから生まれた「一物全体(いちぶつぜんたい)」というキーワードがありました。そのおいしさには、私たちの健康を思う作り手の温かいこだわりが詰まっています。こだわりの商品を作る想いと、その秘密を探るため、長崎県に本社を構える株式会社大地のいのち 代表取締役社長の生田智昭氏に取材スタッフが伺いました。

株式会社大地のいのち 代表取締役社長の生田智昭氏

株式会社大地のいのち 代表取締役社長の生田智昭氏

―まずは、会社の歩みについてお聞かせいただけますか。

生田 私の父が50年以上前、消費者と生産者を直接結ぶ産地直送の先駆けとして、生協(生活協同組合)へみかんなどの農産物を出荷する仕事を始めたのがルーツです。当時は、大量生産大量販売の時代で、生産者と消費者の距離が遠く、産地の顔が見えにくい時代でした。父は、この環境では安全安心な食べ物が提供されにくくなるのではないかと危惧し、お互いの顔が見える関係づくりに奔走していました。その「安全安心な食べ物を」という父の思いを引き継ぎ、私も地元・長崎の農業に向き合ってきました。その中で、地域の大きな課題である「みかんの耕作放棄地」の問題に直面したのです。

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かつて日本一のみかん生産地だった長崎。
耕作放棄地となったこの場所を再生させたいという思いから、
「大地のいのち」の干し芋づくりが始まった。

みかん畑ですか?

生田 長崎県西海市は、40年ほど前はみかんの生産量が日本一だったこともあるくらい、みかん畑だらけの土地でした。しかし、高齢化などで担い手が減り、畑がどんどん放棄されていきました。みかん畑は山を切り拓いた「だんだん畑」が多く、狭くて効率が悪い。トマトやきゅうりなど、他の作物を育てるのも難しいのです。「この土地をなんとか活かせないか」と考えたとき、だんだん畑でも育つ「さつまいも」に着目しました。そこから、さつまいもを使った6次産業化としての干し芋づくりがスタートしました。

―生田社長は、全く異なる分野から家業を継がれたそうですね。

生田 そうなんです。大学では経済学部で会計学を専門にしていました。ファーストキャリアも会計ソフトを作るIT企業で、エンジニアやコンサルティング的な仕事をしていました。今の事業とはまさに「畑違い」ですよね。当時は就職氷河期で、まさか自分が家業を継ぐことになるとは全く考えていませんでした。長崎に帰郷したことをきっかけに、父の会社を手伝うようになったんです。農業に関しては本当に無知な状態で飛び込みましたが、逆に業界の常識にとらわれない視点があったからこそ、「皮付き」の干し芋という発想にも繋がったのかもしれません。

―今回ご紹介いただく「全国どこでも食べ比べセット」はどのような商品なのでしょうか。

生田 私たちのこだわりが詰まった2種類の干し芋を食べ比べできるセットです。1つは、本場からも認められた王道の「平干し」。そしてもう1つが、特にこだわって開発した、栄養豊富な皮ごと食べられる「まるごともっちりいも(皮付き)」です。それぞれの違いを楽しんでいただければと思います。

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栄養価の高い皮ごと食べる、「まるごともっちりいも(皮付き)」。

―特にこだわったという「まるごともっちりいも(皮付き)」の開発経緯を教えてください。

生田 開発のきっかけは、純粋な「もったいない!」という気づきでした。一般的な干し芋(平干し)を作るときは、まず芋の皮をすべてむき、スライスしてから干します。その過程で、皮は捨てられていました。でも、農産物のおいしさや栄養は、じつは皮やそのすぐ下に集中しているのです。ポリフェノールや食物繊維、ビタミン、抗酸化物質など、体にいいものが詰まっている。それを捨ててしまうのは、本当にもったいないなと。

「一物全体(いちぶつぜんたい)」という言葉があるように、例えば魚なら頭から尻尾まで、野菜なら葉っぱから根っこまで、丸ごと全部をいただくことが健康に一番いいと私は思っているんです。そのため、さつまいもについても「ぜひ皮ごと食べていただきたい」「そっちの方が絶対に体にいい」という強い信念がありました。そこから試行錯誤が始まりました。

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他社が避ける困難な皮付き製法にも挑戦。職人のこだわりが光る。

なぜ他社は皮付きを作らないのでしょうか。

生田 答えはシンプルで、「とてもとても手間がかかる」からです。それに変色しやすいんです。皮にはポリフェノールが含まれていますから、製造工程でそれが染み出して、芋の色が黒っぽくなってしまうのです。見た目をきれいに仕上げるのが非常に難しく、全国的にも数社しか作っていない、とても珍しい商品だと思います。

―お客様からの反響はいかがですか。

生田 「お芋本来の自然な甘みや香りがする」「無添加で安心して食べられる」といったお声をいただいております。特に皮付きのタイプは、「健康にも良さそうだ」と選んでくださる方も多いですね。実際、まさにその通りで、皮付きは食物繊維が本当に豊富なんです。実は私自身が、一袋食べたらすぐにお通じがよくなるのが実感できたほどで、驚いています。お悩みの方も多いと思いますので、ぜひ試していただきたいです。

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土の恵みをたっぷり受けた、
自然な甘さが魅力のさつまいも。皮は栄養満点。

―セットになっている定番の「平干し」も、すごい実力をお持ちだとか。

生田 干し芋の本場である茨城県が主催する「全国ほしいもグランプリ」というものがありまして2025年に応募したところ、県外の企業でありながらトップ10入りを果たすことができました。品質には自信を持っています。

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干し芋の本場・茨城のグランプリで認められた「平干し」。
熟成による蜜のような甘さが特徴。

―そのおいしさの秘密はどこにあるのでしょうか。

生田 「熟成」が命です。さつまいもは掘りたての状態だと、実はほとんど甘くないんです。糖度でいうと5度か6度くらい。それを専用の熟成庫で貯蔵することで、芋が持つ酵素の力で澱粉がゆっくりと糖分に変わっていきます。この「寝かせる期間」が勝負で、私たちは約60日間、じっくりと低温で寝かせて蜜のような最大限の甘さを引き出しています。

―平干しのおすすめの食べ方も教えてください。

生田 そのまま食べてももちろんおいしいですが、一番のおすすめは「トースターで軽く焼く」ことです。表面が少し焦げるくらいがベスト。香ばしさが加わって、中はもっちり。熱々の干し芋に、バターやアイスクリームといったミルク系のものを乗せると、高級デザートのような味わいになります。

―それはたまりませんね。

生田 お子さんにも大人気です。「知らない間に一瞬でなくなっていた」という話をよく聞きます。私たちの商品はすべて無添加・無着色ですし、食物繊維も豊富です。おやつですが太りにくいようですね。有名な女優さんや芸能人の方からも注文が来るんですよ。もちろん、安心してお子さんにも食べさせてあげられると、忙しいお母様たちからも支持されています。

―今後の展望についてお聞かせください。

生田 今、世の中には「おいしいんだけど、体にとってはどうなの?」という食品が溢れていると感じています。今後の挑戦として、私たちが干し芋で培ってきた「無添加」や「一物全体」の発想を活かして、「惣菜」づくりにチャレンジしたいと考えています。

共働きで忙しいお母様たちは、スーパーの惣菜売り場に頼らざるを得ない現状があると思います。でも、そうするとどうしても揚げ物など茶色いものが多くなりがちですよね。そうではなく、忙しいお母様が、安心して子どもに与えられるような、「野菜たっぷりで、体にいいお惣菜」を届けていきたい。それが私たちの次の目標です。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

全国どこでも食べ比べセット

「全国どこでも食べ比べセット(平干し・皮付き)4P入り」(平干し100g×2P、皮付き100g×2P)
価格:¥2,199(税込)
店名:大地のいのち
電話:0959-27-1740(10:00~17:00 日曜・祝祭日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://umaka777.net/?pid=169063826
オンラインショップ:https://umaka777.net/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

生田智昭(株式会社大地のいのち 代表取締役社長)
1978年長崎県生まれ。九州大学経済学部を卒業し、会計専門のシステムエンジニアやセールスエンジニアに就いていたが、長崎に帰郷し父の会社を手伝うようになった。農業については、全く分からないなか地道に勉強し、農業関係の事業を拡大。現在は、農業生産、青果卸、肥料等の製造、食品加工を行っている。食品加工については、余計な味付けや添加物でごまかすのではなく、素材の味、魅力を生かした食品加工、そしてヘルシーで安全な食品の提供にこだわっている。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/大地のいのち>

 

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