わずか2分半で完成!国産大麦を使用した、おいしくて健康にもいい「レンジDE蒸しパン」

2025/09/02

今回、編集長のアッキーが注目したのは、水と混ぜてレンジで温めるだけで、手軽においしく食物繊維が摂れる「レンジDE蒸しパン」です。製造するのは、香川県で120年以上の歴史を持つ吉原食糧株式会社。商品の開発秘話や商品に込められた思いについて、代表取締役社長である吉原良一氏に取材スタッフがお話を伺いました。

吉原食糧株式会社 代表取締役社長の吉原良一氏

―まず、会社の沿革についてお聞かせください。

吉原 弊社は1902年に創業し、今年で123年になります。香川県の地で、製粉業を中心に営んできました。香川県といえば、さぬきうどんを思い浮かべる方が多いと思いますが、弊社も長年、さぬきうどん用の小麦粉を加工・販売し、その食文化を支えることを一つの使命としてきました。

私が入社した1986年頃には既にオーストラリア産の小麦が主流で、香川県産の小麦はまさに風前の灯火。私はそんな香川県の小麦を復活させるために農家の人から小麦の種を譲り受け、独自にオーストラリア産の小麦に近いものを、香川県産の小麦で作れないかと研究しました。その県産小麦「さぬきの夢2000」の開発経緯はNHKの「プロジェクトX」でも取り上げられました。

現在も、伝統的なさぬきうどんの原料供給に加え、小麦や大麦のまだ知られていないおいしさや健康機能を見出し、新しい製品として社会に提供することに力を入れています。

地元香川の食文化を支え続けて120余年。

―社長はもともと家業を継ぐおつもりだったのですか。

吉原 いえ、実は子どもの頃は継ぐのが嫌でした。物理学の世界に興味があったので、大学では電気工学を専攻し、卒業後は株式会社東芝でコンピュータのシステム開発の仕事をしていました。ただ、毎日夜遅くまで仕事をしていると、これだけのエネルギーがあれば何か新しいことができるのではないかという気持ちが芽生え、28歳の時に実家の家業を引き継ぐことを決意しました。

全く違う世界への挑戦でしたが、コンピュータソフト開発の仕事と、製粉業には意外な共通点がありました。コンピューターの仕事は、真っ白な紙に設計図を描いていくところから始まります。その一方で、製粉業もまた真っ白な粉から、食感や味をイメージして製品を創り上げていく。「形のないものから新たな価値を生み出す」という本質は同じでしたので、新しい世界にも抵抗なく飛び込むことができました。

―今回ご紹介いただく、「レンジDE蒸しパン」を開発した経緯について教えてください。

吉原 私たちは「麦の未知の可能性の追求」をミッションに掲げています。その一環として、地元・香川県の地域資源を生かした新商品を開発したいと考えたのが始まりです。実は、香川県は小麦だけでなく大麦の生産量も全国でトップクラスなのです。この大麦の機能性やおいしさを、現代のライフスタイルに合わせて手軽に楽しんでもらいたいと考え、「健康・簡便・おいしさ」をコンセプトに開発をスタートさせました。

袋のまま、レンジで2分30秒チンして完成というお手軽さ。

―商品の特徴やこだわりについてお聞かせください。

吉原 香川県産の大麦(はだか麦)を100%使用しています。原料は大麦(はだか麦)・塩・砂糖(てんさい糖)のみで、添加物もベーキングパウダー(アルミフリー)しか使用していません。甘すぎず深みのある、素材本来の味とふわっとした食感を楽しんでいただけます。また大麦には, 「食後の血糖値上昇を抑える」効果が研究報告されている「大麦β-グルカン」という水溶性食物繊維がたっぷり含まれており、食物繊維としてレタス2個分が含まれているので、健康に気を使う方にもぴったりです。

―小麦と大麦の違いは何なのでしょうか?

吉原 いわゆるグルテンたん白質の有無です。小麦にはこれが含まれており、水と一緒に捏ねると粘土のような塊り、グルテンが出来てパンや麺の骨格を作るから、パンが膨らんだり麺線の形状を保ちます。しかし、大麦にはグルテンが含まれていません。そのため、水と混ぜても ドロドロ のままで、一般的なパンのようにじっくり焼くのには向いていないのです。

しかし、「レンジDE蒸しパン」の開発をしていて、短時間で集中的に加熱する電子レンジ調理なら、特別な製粉方法を用いた大麦粉は一気に膨らむということを発見しました。この大麦の特性のおかげで、わずか2分半でふっくらとした蒸しパンが完成するのです。小麦粉では決して実現できない手軽さだと思います。

大麦の生産量は香川県が全国3位(2022年産収穫量実績)。
栄養満点で、長続きするもちもちとした食感が特徴。

―まさに、「健康・簡便・おいしさ」を叶えた商品ですね!どのような方に、どのような食べ方をおすすめしますか。

吉原 忙しい朝の食事や、小さなお子様のおやつにおすすめしたいです。お子様でも簡単に作れるので、お子様と一緒に作るのもいいと思います。また、この商品のいいところは、アレンジがしやすい点です。生地にレーズンやナッツを混ぜ込めばお菓子風になりますし、生地の真ん中にあんこやチーズを入れれば、食事系のパンとしても楽しめます。冷凍シューマイを真ん中に埋め込めば、肉まん風でとてもおいしい。実際に、ネットショップでは10個単位でまとめ買いされるお客様もいらっしゃいます。

出来立てを朝食やおやつに。

ご家庭だけでなく、飲食店のメニューとしてもご検討いただいています。マグカップに入れて、少しトッピングをして電子レンジに入れるだけで、手軽に一品追加できる。たくさんの可能性を秘めた商品だと思います。

アレンジレシピも豊富。チーズやベーコンをのせれば、おそうざいパンとしても楽しめる。

―今後の展望についてお聞かせください。

吉原 これからも、「さぬきうどん用小麦粉の開発と供給」と「小麦・大麦の新しい可能性の追求」という2つの柱を大切にしていきます。特に、まだ世の中にないような新規性の高い商品を開発し、麦が持つ本来のおいしさや健康価値を、現代の食生活に合った形で提案していきたいです。この「レンジDE蒸しパン」のように、お客様の食卓がもっと楽しく、豊かになるような製品を届けていくことが、私たちの目標です。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

「レンジDE蒸しパン」
価格:¥289(税込)
店名:吉原食糧オンラインストア
電話:0877-47-2030(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://flour-net.com/shop/products/detail/94
オンラインショップ:https://flour-net.com/shop/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

吉原良一(吉原食糧株式会社 代表取締役社長)
1957年香川県生まれ。広島大学卒業後、東芝本社に入社。1986年に吉原食糧入社。2009年に代表取締役社長に就任。2004年NHK「プロジェクトX」で、さぬきの夢2000小麦開発への取り組みが紹介された。麦の「おいしさ」と「健康機能性」の両立をコンセプトに、新規性のある小麦・大麦の粉体製品を次々と開発・販売している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/吉原食糧>

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