カジュアルにもフォーマルにも使えるトレンド感で人気 「あこや ベビーパール ピアス」

2023/10/27

今回、編集長アッキーが気になったのは、かわいくておしゃれな真珠のジュエリーを販売する「ルベミール」。株式会社光貴・代表取締役社長の野原明氏に、商品の人気の理由を取材陣がうかがいました。

―創業の経緯を教えてください。

野原 創業は1963年で父親が設立しました。私が継いで、息子がマネージャーをしています。先代のときは時計を中心に、ダイヤやファッションリングなども製造・販売していました。私は真珠を扱う会社に勤めていましたが、1988年に家業を継ぐために戻りました。

1粒1粒厳選し、高品質の真珠のみを使用。

―社長になられてからのご苦労や変革された点はございましたか。

野原 苦労は尽きませんが、それはどこの社長さんも同じだと思います。変革については、商品を真珠に絞ったことが大きいです。時計もダイヤもファッションリングもやめて、真珠だけで事業をやることにしたのです。

―真珠の魅力はどういうところにあるのでしょうか。

野原 光沢があって上品で優しさもあるのが真珠です。貝から生まれるので、同じものはひとつもないのも魅力でした。いろんな特徴を持って生まれてきた真珠をどう生かしてジュエリーにするか、それが楽しいのです。

きれいに並んだあこや真珠が耳元を華やかに。

―真珠の仕入れ先は決まっているのでしょうか。

野原 だいたい決まっていて、仕入れから加工まで全部自社で行っています。黒真珠はタヒチに行って買い付けしたりしています。自分が納得できる商品でないと、ビジネスで使いたくないので、良質の真珠を使って一生懸命商品作りに励んでいます。

―オリジナルブランド「Lubemille(ルベミール)」のコンセプトを教えてください。

野原 フランス語の「Lustre(輝き、艶))」「Bebe(ベビー、小さい)」「Mill(たくさんの、無数の)」という単語から作った名前です。コンセプトは、クオリティ、デザイン、ビューティの3つを兼ね備える商品にすることです。いくら品質が良くても、デザインと真珠がマッチしていないと、商品の魅力が伝わりません。すぐれたデザインによって美しさがでてくると考えています。また、箱を開けて商品を見たときの喜びを大事にしたいと思っており、見ても楽しめる商品を目指しています。先代のときから信用・信頼を守り続けて、今までやってこれました。買ってくださったお客様を裏切らない商品をご提供しています。

―おしゃれなデザインの商品が多いですが、流行は意識されていますか。

野原 長年、真珠を扱ってきて、お客様の声も聞いてきましたが、「真珠のネックレスを買ったけど、タンスの中に入りっぱなし」という方も多いんです。真珠は冠婚葬祭などフォーマルな場所でつけるものとして、普段使いはされていない。でも、普段からつけて真珠の美しさを味わっていただきたいと思い、デザインにはこだわっています。若い人たちも含めてもっと真珠を楽しんでもらいたいですね。

―ネットでの販売を始められたきっかけを教えてください。

野原 若い人たちに商品を見てもらうには、ネット販売がいいと考えて、早いうちからチャレンジしたのですが、自分たちの世代はパソコンを使うのにも慣れていなくて、なかなかうまくいかなかったんです。でも息子が戻ってきてマネージャーをやることになり、ネット販売を任せたところ、少しずつ売上が伸びていきました。対面で商品を説明できない苦労はあるのですが、細やかな対応をして、対面で買ったような安心感を持っていただくことが大事だと考えています。そのためにもレビューをしっかりチェックして、改善するところは改善し、素早くレスポンスすることを心がけています。

―リボンがかかった箱に入って商品が届くのも素敵ですね。

野原 ジュエリーは自分で買うとしても、ご褒美的な部分があると思うので、商品が届いたとき簡易なケースだと味気ないと思います。そのため、ギフト用でなくてもきちんとラッピングをしたり、お手紙を入れることで、お客様にご満足いただいています。ジュエリーケースは額縁をイメージしていて、額縁に入っているような大切な商品という意味を感じていただければと思っています。

リボンがかかったギフトボックスに入って届きます。

―今回ご紹介する「あこやベビーパールピアス」を開発されたきっかけを教えてください。

野原 真珠は冠婚葬祭のイメージが強く、一つだけ真珠がついたピアスなら、どこにでも売っています。そのため3つ並べて存在感がでる商品を作ろうと考えました。ただ合わせているのではなく、サイズは0.1ミリ刻みで揃え、色目も同じものを何百、何千個の中から6個選んで制作しています。真珠の大きさが小さいので3つ並べても上品で、お祝いの場はもちろん、普段使いにもしていただけます。女性スタッフにつけてもらって、意見を聞いて、今のサイズに最終的に決まりました。

―商品の特徴を教えてください。

野原 横でも縦でも使え、斜めにして耳たぶに添わせるような使い方もできます。かわいくもなり、かっこよくもなるので、お客様の好みやその日の気分、お洋服に合わせて、楽しんでいただければと思います。

―開発にあたって苦労はございましたか。

野原 ご紹介した商品の真珠のサイズは7.5ミリ~8ミリですが、0.1ミリの範囲の中で真珠を合わせ、さらに色目も統一するのが大変でした。それが左右合わせて6つ必要なので、簡単に量産できるわけではありません。また、普段使いの商品に20万、30万円といった高額商品を使える人は少ないと思うので、価格をできる限りお手頃なものにすることも努力しています。K18イエローゴールドとK14ホワイトゴールドから選べますが、10Kに落とすと見た目が変わってくるので、そこは絶対落とせません。真珠も金の価格も高騰していますが、お客様に喜んでいただくことを一番に頑張っています。

―あこや真珠の魅力を教えてください。

野原 日本でとれるあこや真珠、中国のほうでとれる淡水真珠、タヒチでとれる黒真珠、オーストラリアの南洋真珠、インドネシアのほうでとれるゴールド系の真珠など、真珠にもいろいろあります。その中でもあこや貝からとれる真珠は、きめが細かく、優しい感じの真珠です。その中でも小さいベビーパールを使ってジュエリーを展開しているので、上品でかわいい商品を作ることができます。

―お客様のお声はいかがでしょうか。

野原 レビューが400件以上ある中で、ほとんどがご満足という評価で、良いお声をいただいているのは、本当に励みになります。リピーターさんも多いです。お友達に紹介してくださる方もいて口コミで当社の商品を広げてくださるのはありがたい限りです。

―最後に今後の会社としての展望を教えてください。

野原 これからはマネージャーである息子の時代になっていきますが、パールの良さはまだまだ伝えきれていないので、実店舗を構えることを目標にしています。まずはポップアップショップで販売することも考えています。また、何代にもわたって長いお付き合いができれば幸せです。最近は男性でつけられる方も増えてきているので、女性男性問わず普段の装いに取り入れていただければと思います。

―貴重なお話をありがとうございました。

「あこやベビーパールピアス」
真珠サイズ:7.5㎜~8.0mm 全長:2.2㎝
素材:K18イエローゴールドとK14ホワイトゴールドから選べます
価格:¥33,000(税込)
店名:ルベミール
電話:06-6251-2524(9:30~18:00 土日祝休)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/lubemill/112935/
オンラインショップ: https://www.rakuten.co.jp/lubemill/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
野原明(株式会社光貴 代表取締役社長)

1958年10月1日大阪府生まれ。他社での経験を経て1988年に株式会社光貴に入社。社長に就任後はEC事業にも進出し、パールの魅力を幅広く伝えれるよう尽力している。

<文・MC/垣内栄 画像協力/光貴>

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