
宅配便を安心して受け取れる、おしゃれで工事不要の宅配ボックス「ルスネコボックス」と、知的好奇心を育てる知育玩具「電脳サーキット」
2026/08/05
今回、編集長のアッキーが注目したのは、指先でパッと解錠できるポスト付き宅配ボックス「ルスネコボックス Excellent」と、音や光で遊びながら電気が流れる仕組みだけでなく、考える力を養う知育玩具「電脳サーキット100」です。
お客さまの隠れた困りごとを分析し、時代の一歩先を行く製品を形にしてきた企業の歩みがありました。取材スタッフが、神奈川県に本社を構える、有限会社ドリームチームの代表取締役、松永智昭氏にお話を伺いました。

有限会社ドリームチーム 代表取締役の松永智昭氏
―まずは、御社の歩みと創業に込められた思いについてお聞かせください。
松永 2001年にシステム開発会社を立ち上げたのが、すべての始まりです。創業時に取り組んだ営業支援システムは、横浜市の「創造的新規事業」に選定され、幸先のよいスタートを切ったものの、外部環境の変化によって開発中だったシステム事業は急遽、方針転換を余儀なくされました。非常に厳しい状況を迎えた一方で、人々の困りごとを自社の製品の力で解決したいという信念がブレることはありませんでした。
システム事業の次に私たちが着目したのは、深刻な子どもの視力問題です。視機能トレーニング装置を開発した発明家との出会いをきっかけに、フランチャイズの本部経験がある会社と連携し、地区本部として視機能トレーニングセンターの全国展開に携わりました。事業は大きな反響を得ましたが、子どもたちにとって塾やスポーツなどの習い事が増え、センターへ定期的に通うことがご家庭の負担になり始めていることに気づきました。そこで、家庭で取り組める視力トレーニングキットを開発し、当時まだ黎明期だったネット通販で販売したのです。このように、時代や需要に合わせて柔軟に変化していく姿勢が、私たちの強みです。


自宅で視力回復のためのトレーニングができる「ホームワック」(上)や、
目に優しい自然光を再現したデスクライト(下)など、
時代や需要に合わせて多岐にわたる商品を展開してきた。
―代表ご自身の経歴が、現在の商品開発にどのように活かされているかお聞かせください。
松永 大学院時代は宇宙ロケットの先端に使われる耐熱素材など、最先端の材料工学を研究していました。大学院修了後は大手の鉄鋼メーカーへ入社し、溶接作業に携わる人たちの過酷な現場環境を、溶接材料の面から改善するための研究開発に、3年ほど従事しました。その後、外資系の素材メーカーへ移り、アウトドアウェアなどに使われる、通気性は良いが雨は通さない高機能素材の新しい用途の開発や、マーケティングを経験する機会に恵まれたのです。一見するとまったく異なる分野ですが、この異業種での歩みこそが現在の大きな財産となっています。「現場の課題の本質を見抜く元研究者の観察眼」と「潜在ニーズを製品化するマーケティング視点」。この融合こそが、宅配ボックスをはじめとする革新的な製品開発の源泉です。多様な現場で培った豊富な経験が、今、お客さまに寄り添う確かな製品として実を結んでいると思います。
―後付け型戸建て宅配ボックス「ルスネコボックス Excellent」の誕生秘話についてお聞かせください。
松永 自社でECサイトを運営する中で、大切なパートナーである配送業者さんが再配達に深く悩んでいる現実に直面しました。いつも荷物を届けてくれる配送員さんの負担を減らしたいという思いがすべての起点です。当時、戸建て住宅において宅配ボックスの普及が進まない原因を調査したところ、大がかりな設置工事と高額な費用が大きな壁になっていることが分かりました。そこで2017年に、国内に先駆けて工事不要で後付けできる常設型宅配ボックスの開発に乗り出しました。配送業者さんへの思いから始まった製品ですが、コロナ禍の中で、人と対面することへの不安を解消する商品としても注目されました。さらに、「家の中でリラックスしているときに急なインターホンで慌てたくない」という、潜在的なニーズにも応えています。


「再配達に悩む配送員の負担を減らしたい」という思いから誕生した、工事不要で後付けできる宅配ボックス。
―商品のこだわりや、他にはない独自性について教えてください。
松永 玄関前に設置するからこそ、住まいに調和するデザインと、長く使っていただけるよう防水・防サビ機能にこだわりました。市場が大きくなるにつれて安価な類似品も増えましたが、私たちは従来の鍵式や設定の複雑なダイヤル式に比べ、解錠や暗証番号のリセットを簡単に行える技術を開発し、特許を取得しました。これにより、鍵を持ち歩く煩わしさを無くすことができました。さらに、最上位モデルとして開発した「Excellent」には、指紋で開けられるキーを搭載しました。家族全員の指紋を登録できるため、鍵の紛失リスクやバッグの中を探す手間が一切ありません。両手が塞がっていても、指先をそっと当てるだけでパッと開き、ストレスフリーでスマートな日常を形にしています。

カラーはエクセレントホワイト、エクセレントブラック、チャコール木目、エクセレントグリーンの4種類。
宅配ボックスに投函可能な荷物のサイズは、幅35×奥行37×高さ53.5cm。


最上位モデルの「ルスネコボックス Excellent」は指紋認証と暗証番号のどちらでも解錠できる。
―どのような使い方がおすすめですか。
松永 多くのお客さまから「留守のときだけでなく、在宅中であっても重宝している」という声をいただきます。家の中での服装や状態を気にせず、自分のペースで荷物を受け取れることが大きな理由です。バスタイムや料理中でどうしても手が離せない場面などにインターホンが鳴っても、慌てて玄関へ走る必要はなく、「ルスネコボックスに入れておいてもらおう」と考えるだけで、日々のちょっとした焦りから解放され、心豊かな時間をそのまま楽しむことができます。日常のちょっとしたストレスを無くすことができると考えています。
―これまでにどのような反響や、うれしい実績がありましたか。
松永 商品の比較・検証サイト「マイベスト」において、大手家電メーカーなどの競合をおさえて1位から3位までのランキングを独占する快挙を成し遂げました。さらに、日本テレビの「news every.」やテレビ朝日の「グッド!モーニング」といった全国ネットのニュース番組でも紹介していただきました。また、地元の横浜市が実施する宅配ボックス設置支援補助金の対象製品として、第一号に公式選定されたことも、確かな信頼の裏付けとなっています。専門家や公的機関に認められた製品だからこそ、我が家にも安心して迎えられると、多くのお客さまが太鼓判を押してくださいました。
―もう一つの紹介商品である、知育玩具「電脳サーキット100」の誕生にはどのような思いが込められていますか。
松永 学校の理科教育が数式や図、記号の丸暗記に終始しがちで、科学本来の面白さが伝わっていない現状に強い疑問を抱いていました。子どもたちに「科学との幸せな出会い方をしてほしい」、そして「理科への苦手意識を無くしたい」という強い願いがあったのです。勉強として強制するのではなく、触っているだけで楽しい「遊びの延長線上で学べる知育玩具」を届けたいと考え、2013年に国内での展開へ乗り出しました。「理科=難しくてつまらない」という思い込みに対して、全く新しい教育アプローチを具現化した試みでもあります。

スナップボタン式のパーツを組み合わせ、遊びながら電子回路の仕組みを体験できる知育玩具「電脳サーキット」。

6歳から楽しめる。

様々なパーツを組み合わせることで飽きることなく変化。
「子供たちに科学との幸せな出会い方をしてほしい 」という思いから誕生した電子回路の知育玩具。
―安全な設計へのこだわりと、家庭でのおすすめの楽しみ方を教えてください。
松永 難しい配線やお子さん一人では危険なハンダ付けを排除し、すべてのパーツを洋服などで使われている安全なスナップボタンにしました。パチンとはめていくだけで回路が完成するため、何度失敗しても納得がいくまで試行錯誤できるようにしています。リーズナブルでありながら、光る、鳴る、プロペラが飛ぶなど130通りもの実験を楽しめる点も特徴です。ご家庭では、お子さん自身に好きなように試してもらってください。遊びの中で、自然と集中して試行錯誤する時間が生まれます。休日のリビングで家族も一緒になって「なるほど!」と目を輝かせる、デジタルゲームにはないアナログなコミュニケーションと発見が生まれる時間となると思います。

難しい配線やハンダ付けが不要で、パーツをパチンとはめるだけで回路が完成する。

授業に取り入れている学校も。

パーツがきちんと収納できる箱にも工夫。

子ども自身が工夫して試行錯誤しながら遊ぶことができる。
―周囲からはどのような反響や評価が届いていますか。
松永 クリスマスシーズンには、大手ECモールの知育玩具部門において、売れ筋・ギフト・ほしい物の3ランキングで1位となり、6年連続で三冠王を達成しました。嬉しいことに、かつてこの玩具で遊んだ子どもたちから「これがきっかけで本気でエンジニアの道を志した」というような報告も届くようになりました。また、都内の有名百貨店や大手バラエティショップ、書店などでも広く扱われているのが特徴です。子どもが夢中になる姿を見て、特別な贈り物を届けたい祖父母世代からも支持いただいており、一過性で飽きられない価値あるギフトとして喜んでいただいています。

子どもだけでなく、企業の研修にも好評。
―最後に、今後の展望をお聞かせください。
松永 現在は「ルスネコボックス」のクール便対応に向けた技術開発に挑戦しています。また、視機能トレーニング機器については、国際特許の取得も視野に入れ、海外展開の準備を進めています。さらに、お客さまからのアンケートで浮かび上がった、現代人の睡眠に対する悩みにも着目し、新たな製品の開発を構想しています。
私たちは、解決できる日常の不便やストレスは、製品の力で解決すればいいと考えています。そうして生まれた時間の中で、人間が本来向き合うべき本質的な幸せや、自分の使命といった大切な問いにじっくりと向き合ってほしい。そんなメッセージを、これからも商品を通じて社会へ発信し続けていきます。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「ルスネコボックス Excellent」
価格:¥50,416(税込)~
店名:宅配ボックス名品館
電話:045-988-5151(9:30~18:30※土日祝日を除く)
商品URL:https://www.takuhaiboxes.com/c/box/S0117
オンラインショップ:https://www.takuhaiboxes.com/

「電脳サーキット100」
価格:¥6,492(税込)
店名:知育玩具名品館
電話:045-988-5126(11:00~14:00※土日祝日を除く)
商品URL:https://science-toyshop.com/c/ebcircuit/body/ds001
オンラインショップ:https://science-toyshop.com/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
松永智昭(有限会社ドリームチーム 代表取締役)
1965年生まれ。東北大学大学院工学研究科修了後、大手鉄鋼メーカーで研究職、外資系高機能素材メーカーで新商品開発やマーケティングに従事。2001年、有限会社ドリームチームを創業。「あなたの悩みを世界の知恵で解決する」を理念に、オリジナル商品の企画開発や海外商品の発掘によりEC事業を展開。EC事業者として再配達問題に向き合うため、2017年より工事不要で戸建てに設置できる常設型宅配ボックスを開発。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/ドリームチーム>




























