
1台で布団・靴・衣類を乾燥!「痒いところに手が届く」マルチ乾燥機「Day Dry(デイ・ドライ)」
2026/05/12
今回、編集長のアッキーが注目したのは、1台で布団、靴、衣類まで乾燥できるマルチ乾燥機「Day Dry(デイ・ドライ)」です。乾燥だけでなくダニ対策など、驚くほどの多機能性で主婦の日常を支える細やかな配慮が詰め込まれています。そして1台で何役もこなしながらもボディは、コンパクトなのもと特徴です。
その背景には、30年以上にわたり「日本メーカーとしての安全と誠実」を貫いてきた、知られざるものづくりの物語がありました。取材スタッフが、神奈川県に本社を構える、株式会社クマザキエイム 代表取締役の熊崎那宇氏にお話を伺いました。

株式会社クマザキエイム 代表取締役の熊崎那宇氏
―まずは、御社の歩みと家電メーカーとしてのルーツについて教えてください。
熊崎 弊社の創業者は私の父なのですが、父はもともと伊藤忠商事に勤めていた商社マンでした。とにかく「社長になりたい」という情熱が強い人で、家族にも相談せず脱サラしてこの会社を立ち上げたのです。当初は家電専門ではなく、南アフリカの鉱石や中東の家具など、世界中から面白いものや珍しいものを見つけてきては日本で販売する、まさに「目利き」の商社のようなスタートでした。そうした活動の中で、次第に人々の生活に密着し、より役に立つことができる「家電」という分野に注力していったのです。「世の中にある便利なものを届けたい」という商社マン時代の好奇心と行動力が、現在のユニークな家電開発の源流になっています。




34年の歩みの中で、商社から家電メーカーへと転換。
現在は、防災関連商品やオーディオ機器、キッチン家電などの領域で、ユニークで実用的な家電を企画・開発している。
―家業を継ぐことになった経緯は?
熊崎 私は一人息子ということもあり、幼い頃から父に「お前は将来社長になるんだ」と言われ続けてきました。それに対する反発もありましたし、自分自身は総合商社でタイのバンコクに駐在し、海外での仕事に非常にやりがいを感じていたのです。当時は日本に帰るつもりも全くありませんでした。
しかし、私が社会人5年目のときに父が脳梗塞で倒れてしまったのです。リハビリが必要になり、社長不在となった会社は数年で業績が悪化しました。両親から「帰ってきてほしい」と連絡があり、入社することを決めたのです。20代半ばで数億円という多額の借金の保証人になり、ボロボロの状態だった会社を立て直すところからのスタートは、まさに火の海に放り込まれたような感覚でした。現在でも道半ばではありますが、負債も半分にまで立て直しました。
―今回ご紹介するマルチ乾燥機「Day Dry(デイ・ドライ)」について教えてください。
熊崎 弊社の主戦場はテレビ通販です。メインの視聴者であるシニア層や主婦の皆様から直接お声をいただく中で、「靴専用や布団専用など、用途ごとに家電を買い揃えるのは場所を取るし、使い分けも面倒だ」というリアルな悩みが見えてきました。そこで、もともとは布団乾燥だったベースモデルに、靴乾燥や衣類乾燥のアタッチメントを付け加えることで、1台3役の「マルチ」な価値を持たせたのです。テレビ通販は実物に触れていただくことができません。だからこそ、画面越しに「これなら私の家でも使える!」と直感的に確信してもらえるよう、機能を徹底的に絞り込み、女性でも楽に持ち運べる軽量・コンパクトな設計にこだわりました。「これさえあれば安心」と思っていただける存在を目指して開発したのです。





布団乾燥機・衣類乾燥機・靴乾燥機の機能がひとつになったマルチ乾燥機「Day Dry(デイ・ドライ)」。
―日本のメーカーとして、品質や設計において特にこだわっている部分はどこでしょうか。
熊崎 最も大切にしているのは、30年以上大きな事故を起こしていないという「安全面」への徹底した誠実さです。家電事故は火災に直結するリスクがあるため、センサーの精度や温度管理の基準は、たとえコストがかさんでも絶対に妥協しません。ただ、安全を突き詰めすぎると商品価格が跳ね上がってしまいます。30年以上の経験を活かし、お客様が手に取りやすい価格と安全性の「絶妙な塩梅」を見極めることこそが、弊社の品質管理能力の核心です。
また、生活シーンを想像した細やかな配慮も欠かせません。例えば、「家の中に引っ掛ける場所がない」という不満を先回りし、独自に開発した「ドア用フック」を付属させました。扉さえあればどこでも使えるという、この「痒いところに手が届く」工夫こそが、私たちの誇りなのです。


どこでもひっかけやすいドア用フック付き。
本体以外の付属品はすべて水洗い可能で、「痒いところに手が届く」工夫が光る。
―「Day Dry」を実際に使うことで、どのような快適な体験ができるのでしょうか。
熊崎 雨の日の憂鬱な洗濯物も、付属の衣類用カバーを使えば短時間でカラッと仕上がります。また、靴用アタッチメントを使えば、濡れた靴も翌朝には気持ちよく履ける状態にまで乾燥できます。特におすすめしたいのは、冬場の寝る前にお布団を温めるという使い方です。約60度の温風でダニ対策を行いながら、温まったふかふかのお布団に入る瞬間は、日々の疲れを癒す最高の心地よさになると思います。
消費電力は300Wに抑えているため、30分あたりの電気代は約4.7円と、家計に優しいのも大きなメリットです。電気代を気にせず、気になったときにいつでも気軽に使える「生活のパートナー」として活用していただきたいです。
―ユーザーからの反響はいかがですか。
熊崎 去年の冬にテレビ通販でご紹介した際、非常に大きな反響があり大ヒットを記録しました。これは、品質に厳しい目を持つ皆様に、日本メーカーとしての信頼を認めていただいた結果だと自負しています。弊社では、事務所内に修理専任のスタッフを配置しており、万が一故障した際も迅速なアフターサポートができる体制を整えています。「売って終わり」ではなく、顔の見えるサポートがある安心感も、選ばれ続けている理由の一つだと思っています。流行に左右されない、本質的な便利さを求める方々に支持されていることは、私たちにとって大きな励みになっています。
―最後に、今後の展望をお聞かせください。
熊崎 現在は「Bearmax(ベアーマックス)」というブランドを展開していますが、今後は「KUMAZAKI(クマザキ)」という日本名を掲げ、日本メーカーとしてのアイデンティティを強化していきたいと考えています。安価な海外製品が溢れ、リチウム電池の火災などが社会問題化する現代だからこそ、改めて「家族の安全を守る」というメーカーの責任を再定義したいのです。和名にこだわり、日本ならではの細やかな気遣いが詰まった製品を届けることで、お客様との間に「このメーカーなら安心して家族に勧められる」という強い絆を築いていく。それが、私の見据える未来の展望です。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「くらし快適マルチ乾燥機 Day Dry (デイ・ドライ)」
価格:¥22,000(税込)
店名:KumaStore【クマスト】~クマザキエイムの公式オンラインショップ~
電話:045-716-9650(10:00~12:00、13:00~16:00 土日祝日を除く)
商品URL:https://kumazakiaim.shopselect.net/items/116350255
オンラインショップ:https://kumazakiaim.shopselect.net/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
熊崎那宇(株式会社クマザキエイム 代表取締役)
1988年生まれ。神奈川県横浜市出身。立教大学経営学部卒業後、総合商社に入社しタイのバンコクに4年間駐在。2010年代に父の病気を機に帰国し、株式会社クマザキエイムに入社。社会人5年目という若さで代表取締役に就任し、多額の負債を抱えた状態から経営を再建した。日本メーカーとしての安全性を重視し、独創的なアイデア家電で独自の地位を確立している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/クマザキエイム>




























