「起きられない」の悩みを光が解決! コンパクトサイズの頼れる味方

2023/05/17

「コロナ禍で生活のリズムが乱れ、夜更かしするようになった」「眠りが浅くなった」「朝起きられない」という方が増えているようです。睡眠は、健やかに過ごすための要。整えることで、心身ともに前向きになれるかもしれません。今回は、幼い頃から抱えていた睡眠障害を、ある概念を知ったことで解消し、自分と同じように悩む人を救うべくオリジナル商品作りに乗り出した、ムーンムーン株式会社代表取締役の竹田浩一氏にお話を伺いました。

ムーンムーン株式会社 代表取締役の竹田浩一氏

―竹田社長は長年、睡眠障害に悩まされていらしたとか。

竹田 そうですね。8歳から28歳くらいまで、ずっと悩まされていました。朝は起きられず、夜は寝ようとしても眠れず、寝たと思ったら2時間ごとに起きてしまうような感じです。

大学生になってからは夜のアルバイトを始め、卒業後は、今とはまた別の、IT関連の会社を興したのですが、時間にある程度融通が効いたこともあり、朝5時に寝て昼12時に起きるような生活をずっと続けていました。

―大学卒業後、すぐに起業されたのは、睡眠障害とも関係がありましたか?

竹田 あります。高校まではどうにか行けていたのですが、大学生になってからは午前中に予定を入れられないほどになってしまい、定時で動く会社員になるのは難しいだろうと思っていました。それで、大学時代から起業を考えていたのです。

一方で、睡眠障害を改善したいという思いは常に持っており、さまざまな快眠グッズを試しました。8歳から28歳までの間で、総額100万円ほどは使ったのではないでしょうか。

―100万円!どういうものに使われたのでしょうか?

竹田 心配した母が、高価な枕を買い与えてくれたり、自分でハーブティーを飲んだり。大人になってからは、ダメもとの気持ちで、さまざまな物を買っては試しました。

それでも改善されずに悩んでいたところ、知り合いから、「“光”がいいらしいよ」ということを聞いたのです。調べてみると、目覚め時に白い光を浴びると、目覚めを促すセロトニンが分泌されるということで、実際に光を活用した目覚まし時計がアメリカで販売されていると。すぐに取り寄せました。すると驚くことに、僕でも朝5時に起き、夜10時には眠たくて仕方ないという状態になれたのです。もちろん、夜中も起きません。感動してしまって、自分と同じように睡眠で困っている人を助けたいと思い、2011年にムーンムーンを立ち上げました。

―ずっと苦労されてきたからこそ、光の存在は大きかったのですね。

竹田 はい。その後、1年ほどかけて光目覚まし時計を開発し、2012年に初代の商品を販売しました。現在は5代目を販売中で、合わせて眠りと目覚めをサポートしてくれる枕や、マットレスなどもWEBで販売しています。

―アメリカの商品を輸入せず、自ら開発し、販売したのはなぜですか?

竹田 リサーチ不足だったのかもしれませんが、私が購入したものは、空気清浄機ぐらいの大きさがあり、しかも高価でした。なので、もっとコンパクトで、明るい光を発せるものを作れたらビジネスチャンスになるのでは、と思ったのです。

コンパクトな手のひらサイズ。
カラーは左から、ベージュ、グレー、アイボリーの3色。

―開発時、苦労されたことはありましたか?

竹田 お恥ずかしいことに、もの作りをちょっとなめていたというか、タイマーで光が点灯する商品など、簡単に作れるのではないかと思っていました。例えばインターネットで海外の工場を探して、「こういうものを作りたい」と話をすれば、サンプル品が送られて来るんじゃないかみたいな……。ですが実際は、話をしたにも関わらず、全然違う商品が届いたり、お金を振り込んでも全然商品が届かなかったり。想像とは全く違いましたね。

―商品の一番のポイントはどこでしょうか?

竹田 僕が創業した頃と比べると、同じような機能で価格も安いものがたくさん出ているので試しに買ってみたりもするのですが、光が明るすぎて目に負担がかかりそうなもの、人を目覚めさせる明るさに適していないものもありました。その点、弊社の製品は光の明るさ、そして質にもこだわっています。

―初代から5代目まで、どのような改良を施されたのですか?

竹田 初代もアメリカのものに比べるとコンパクトだったのですが、さらにコンパクト化して、光もより快適に目覚めさせてくれるものにバージョンアップしました。最新モデルには、赤い光を発する機能も追加しています。改良の際は、毎回、お客様の意見や要望を参考にしています。

―「赤い光」には、どんな効果があるのですか?

竹田 赤い光には、眠りに作用するメラトニンの分泌を促してくれる作用が期待できます。また夕焼けにも連想できるように、心を安らげてくれる作用も期待できることがわかってきました。アメリカの研究者からは、夜、赤ちゃんのオムツを変える際、白い電球をつけず、赤いライトの中で行うと、赤ちゃんの目を覚まさせることなくオムツが変えられ、夜泣きも減った、という結果も発表されているのですよ。

実は、現在中学1年生になった娘は赤ちゃんの頃に夜泣きがひどく、僕たち夫婦はとても悩まされていたのですが、下の娘が生まれた時、すでに開発していたトトノエライトを活用してみたところ、ほぼ夜泣きが見られなかったので、これも光の作用なのでは、と、改めて見直しました。

優しさのある「赤い光」。部屋の中でつけると、暗室のような雰囲気に。

―白い光は、まだ太陽が昇る前の時間に起きなければならない時にも役に立ちそうですね。

竹田 そうですね。人によって様々な生活リズムがあると思いますし、365日、季節や天気に関係なく、起床時に光を見られるというところも重宝されている理由かもしれません。

―朝と夜、おすすめのセッティング法を教えていただけますか?

竹田 寝る時は、1時間前、30分前、10分前、どのくらいでも良いのですが、赤い光をつけて、その中で読書をしたり、ぼぉっと、心を落ち着かせていただけたらと思います。それを習慣にすると、「赤い光がついたら寝るモード」と、体が覚えていくのです。そして眠る際には、遮光カーテンやアイマスクで光を完全にシャットアウトしていただくこともおすすめしています。

夜眠る際は、赤いライトに包まれながら。

そして朝は、アラームで意識を目覚めさせ、同時に5分から30分程度、白い光に当たっていただきます。ベッドでゴロゴロしながらでも大丈夫です。僕はベッドで光を浴びつつ、メールやニュースをチェックしています。これで体内時計がリセットされて、すっきり起きられるようになり、日中も眠くならないので活動のパフォーマンスが上がります。さらに朝起きることができた分、夜になるとぐっすり眠れるといういい循環ができる。ぜひ体験してみてもらいたいですね。

朝は白い光をたっぷりと浴びましょう。ベッドの中にいるままでも大丈夫。

―海外に行く時も役立ちそうですね。

竹田 そうなんです。僕もアメリカで時差ボケしてしまい、ご飯も食べたくない、眠くて動けない、ということがありましたが、今はトトノエライトを持参して光を浴び、体内時計をリセットできるようにしているので、着いてすぐ、ピザも食べられるようになりました(笑)。

―トトノエライトは機内持ち込みができるのでしょうか?

竹田 可能です。ただ機内で使用すると光が強すぎて周りの方の迷惑になるので、現地のホテルに着いてから使用してください。

―お客様のお声の中で、印象に残っていることはありますか?

竹田 起業してから知ったのですが、起立性調節障害という、思春期の子たちに多く見られる、朝起きられない病気があります。自律神経の機能が失調して起きられず、学校に行けないんですね。僕は子どもの頃、かろうじて起きることができていたのですが、昼になっても起きられないという子どもたちが、全国に100万人ほどいるんです。

そうした方々から、「トトノエライトを使って朝起きられるようになりました」というお声をいただいていることが、徐々にわかってきました。起立性調節障害は、朝起きられない辛さだけでなく、それによって学校に行けない、親と喧嘩してしまう、親同士が喧嘩してしまうなど、いろんなことも引き起こします。そこにトトノエライトがお役に立っているということで、さらに良いものを作らねばと考えるようにもなりました。

―今後の展望についても聞かせてください。

竹田 先ほどお話しした起立性調節障害の方たちをサポートしたいという強い思いから、昨年、「一般社団法人 起立性調節障害改善協会」という協会を立ち上げました。

主な活動は、インターネットを活用した情報発信です。現在、月間60万人ぐらいの方、主に起立性調節障害のお子さんを持つ親御さんが訪れてくださっています。どこで相談していいかわからない方や、情報を共有したいという方が多く、その方々に向けて、症状の改善について一緒に考える場、悩み相談ができる場を作っています。トトノエライトの新バージョンを作りたいという思いもありますが、今はそれ以上に、こうした起立性調節障害などで朝起きられない人のサポートに力を入れたいと考えています。

トトノエライトに関しては、海外での展開をコロナ禍で一旦ストップしたのですが、そちらの再開も考えています。海外にも、朝に起きられないという人はたくさんおられます。こうした睡眠関連の商品の本場はアメリカですが、そこでもぜひ、チャレンジしてみたいですね。

―「起きることに困っていないという方も、朝に光を浴びることによって、体のパフォーマンスがさらに上がることが期待できますよ」と、竹田社長。早速、トトノエライトを活用させていただき、快適な朝を迎えています。今回は、お話をありがとうございました!

「トトノエライト」(3色)
価格:¥29,800(税込)
店名:ムーンムーン株式会社
電話:なし ※問い合わせ対応はメールのみ(info@intiinti.com)
定休日:なし、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://intiinti.com/lp/totonoelight/?ad_code=official#d0e9d87eb78fa54e47cd213ca7606442
オンラインショップ:https://moonmoon.biz

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
竹田浩一(ムーンムーン株式会社 代表取締役)

2011年、自身が長きに渡って抱えていた睡眠障害を劇的に改善してくれる「光で起きる概念」を知った事で、睡眠グッズの製造販売会社の創業を決意。ムーンムーン株式会社設立と同時に、代表取締役に就任。現在は、朝5時に起き夜は22時には寝るという生活を続けている。
日本睡眠改善協議会発行の睡眠改善インストラクターの資格を活用し、大学や企業などで睡眠講座を開催。テレビや新聞雑誌などにも睡眠の専門家として多数出演している。

<文・撮影/鹿田吏子 MC/橋本小波 画像協力/ムーンムーン>

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