驚きの半熟食感で世界30カ国を魅了する「瀬戸内レモンの半熟カステラ」と「バナナの半熟カステラ」

2026/06/01

封を開けた瞬間に広がる、もぎたてのレモンや完熟バナナの芳醇な香り。口に運べば驚くほどしっとり、やわらかな半熟の口どけが待っています。今回、編集長のアッキーが注目したのは、自社農園で育てた農薬不使用のレモン の鮮烈な香りが楽しめる「瀬戸内レモンの半熟カステラ」と、完熟バナナを贅沢に練り込んだ「バナナの半熟カステラ」です。

世界最高レベルの安全基準を守り抜き、世界30カ国以上の人々を笑顔にしている味わいの背景には、時代の変化を恐れずに挑戦し続けてきた家族の物語がありました。取材スタッフが、広島県福山市に本社を構える、マルト製菓株式会社 代表取締役副社長の戸田康介氏にお話を伺いました。

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

戸田 私たちの企業の原点は、1946年(昭和21年)に私の曾祖母が始めた「イモ飴」作りにあります。戦後の食糧不足で甘いものが貴重だった時代、腐ってしまいがちなサツマイモを「もったいない」と飴にして、近所の子どもたちに配ったのが始まりでした。誰かにおいしいものを届けて笑顔にしたいという、純粋な真心が私たちの根底に流れているのです。そこから時代のニーズに合わせて、キャラメルやあられ、お餅などへと姿を変え、60年以上前からカステラ作りを続けてきました。80年近い歴史の中で、伝統を守りつつも常に新しい挑戦を続ける柔軟な姿勢は、今も変わらず大切にしています。

戦後、広島でいも飴の製造販売から、はじまった製菓業。

創業から約80年、「食べる人を笑顔にする」ものづくりを追求してきた。

―海外市場の開拓に力を入れられた背景を教えてください。

戸田 一度他社で経験を積んだ後に家業へ戻ってきたのですが、家業に戻って直面したのは、国内スーパーでの過酷な価格競争でした。東京の商談へ丹精込めたサンプルを持っていっても、価格の安さだけで判断され、目の前で捨てられてしまうような悔しい経験もしました。安さではなく「おいしさ」を評価してくれる場所を求めて、カバン一つで海外へ飛び出したのが10数年前のことです。言葉や文化の壁はありましたが、食べた瞬間に現地のバイヤーが驚き、喜んでくれる姿を見て確信しました。現在では売上の4割以上を輸出が占めるようになり、兄である社長が製造を、私が営業を担っています。

―今回ご紹介する「瀬戸内レモンの半熟カステラ」の開発に至った経緯を教えてください。

戸田 「理想の香りを届けたい」という一心で、2020年から農園を借りて無農薬レモンの栽培をスタートさせました。土作りから自分たちの手で行い、牛糞や鶏糞を使った有機肥料で大切に育てています。収穫したレモンは、香りが強い皮や種までも丸ごと自社工場で加工して生地に練り込んでいます。瀬戸内の潮風に育まれたレモンの鮮烈な存在感を、そのままカステラに閉じ込めるため、試行錯誤を重ねました。

開封した瞬間、瀬戸内レモンの爽やかな香りが広がる。
5号サイズでの販売(直径約15cm、4〜6人前)。

―常温保存ができるのに、驚くほど「半熟」の食感が保たれている秘密は何でしょうか。

戸田 職人の絶妙な火加減と、80年の歴史で培った独自の配合、および緻密な温度管理にあります。保存料を限りなく抑えつつ、袋を開けた瞬間のしっとり感をキープするのは、私たちの技術の結晶です。また、食品安全の国際規格である「FSSC22000」を取得し、徹底した衛生管理体制を敷いています。工場内のスタッフ一人ひとりが高い意識を持ち、最高の状態で焼き上がるまで真剣に向き合うことで、国境を超えて愛される品質を保っているのです。

―おすすめの楽しみ方や、お客様からの反響をお聞かせください。

戸田 週末の穏やかな午後、家族や友人と切り分けながら楽しむ贅沢なティータイムをぜひ体験していただきたいですね。爽やかなレモンの香りをお楽しみください。常温で日持ちもするため、大切な友人への手みやげや、急な来客時のおもてなしとしても重宝すると喜ばれています。タイの高級スーパーで日本食品の売上1位を記録した際も、「常温でこんなにフレッシュな香りがするなんて」という驚きの声を多くいただきました。海外のお客様からも選んでいただけているという事実が、何よりの品質の証だと思っています。

―オンライン限定の「バナナの半熟カステラ」は、どのようなきっかけで誕生したのですか?

戸田 もともと海外市場で非常に人気の高かったフレーバーなのですが、2023年に地元・福山市で開催されたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のイベント用商品を開発したのが転機となりました。イベントで提供したところ大変な反響をいただき、「ネットでも買いたい」というファンの皆様の声に背中を押される形で自社ECサイトを開設したのです。お客様との直接的な繋がりから生まれた、まさにファンの期待に応えるための商品ですね。

ネット販売限定で展開されるバナナフレーバー。
レモン味と同様のホールタイプで、家族で切り分けて楽しめるボリューム感。

―こちらのバナナ味にも、独自のこだわりが詰まっているそうですね。

戸田 北海道産牛乳とたっぷりの完熟バナナピューレを贅沢に練り込み、濃厚でどこか懐かしい幸福感のある味わいに仕上げています。特にこだわったのが「香り」です。特殊なパッキング技術により、袋の材質や厚みまで研究を重ね、袋を開けた瞬間に本物のバナナを感じる芳醇な香りが広がるように工夫しました。一口サイズにカットして、アイスやフルーツと重ねる「親子で楽しむアレンジパフェ」作りもご提案しています。お子様と一緒にトッピングを楽しむ時間は、笑顔のひとときになるはずです。

厳選された完熟バナナのピューレを贅沢に配合。
バナナの濃厚な甘みをミルクのコクが引き立て、最後の一口まで飽きない味わい。

―お客様からはどのようなメッセージが届いていますか?

戸田 「子どもの誕生日ケーキとして取り寄せた」という温かいメッセージをいただいたときは、本当にうれしかったですね。バナナ味は特にお子様たちに大好評で、リピーターとなってくださるご家庭も多くいらっしゃいます。また、私たちの対応に対して感謝の言葉をいただくことも多く、そうしたお客様一人ひとりとの心の通い合いが、何よりの励みになっています。

―最後に、今後の展望について教えてください。

戸田 私たちはこれからも、宗教や体質に関わらず世界中の誰もがお菓子を囲める「食のバリアフリー」の実現を目指していきます。現在取り組んでいるハラール対応や低糖質商品の開発など、社会に貢献できるお菓子作りへの志を高く持ち続けたいと考えています。プレゼントした人も、もらった人も笑顔に。そんな光景を世界30カ国、さらにその先へと広げていくことが私たちの願いです。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「瀬戸内レモンの半熟カステラ 1ホール」
価格:¥378(税込)※2026年秋ごろに価格改定を予定
店名:マルト製菓株式会社
電話:084-959-2102(10:00~17:00 ※土日祝日を除く)
商品URL:https://marutonet.base.ec/items/75173009
オンラインショップ:https://marutonet.base.ec/

「バナナの半熟カステラ 1ホール」
価格:¥388(税込)※2026年秋ごろに価格改定を予定
店名:マルト製菓株式会社
電話:084-959-2102(10:00~17:00 ※土日祝日を除く)
商品URL:https://marutonet.base.ec/items/77223395
オンラインショップ:https://marutonet.base.ec/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

戸田康介(マルト製菓株式会社 代表取締役副社長)
広島県福山市出身。他業種での経験を積んだ後、家業であるマルト製菓株式会社へ入社。国内での価格競争を打破するため、自ら海外市場の開拓に乗り出し、現在では世界30カ国以上への輸出を実現。兄である代表取締役社長と共に、80年続く企業の伝統を守りながら、食の安全とおいしさを追求する「半熟カステラ」のブランド化を推進している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/マルト製菓>

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