
サラダやゆで野菜、肉や魚介料理にひとふり!淡路島玉ねぎの旨みを凝縮した万能調味料「淡路島オニオンスパイス」
2026/05/12
今回、編集長のアッキーが注目したのは、淡路島玉ねぎの旨みを凝縮した万能調味料「淡路島オニオンスパイス」です。蓋を開けた瞬間にふわりと漂う、香ばしく深みのある香り。醤油やハーブが織りなす深いコク。粉末状だからこそ素材の水分を逃さず、いつものサラダやお肉料理をリッチな味わいに格上げしてくれます。
その背景には、淡路島の食文化を支え続けてきた企業の誇りと、他にはない価値を追求し続けた作り手の情熱がありました。取材スタッフが、兵庫県に本社を構える、株式会社鳴門千鳥本舗 代表取締役社長の浅井泰志氏にお話を伺いました。
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
浅井 株式会社鳴門千鳥本舗は1979年(昭和54年)、淡路島最南端の福良(ふくら)という場所で、私の父が創業しました。福良には鳴門の渦潮を見に行く観光船の船着き場があるのですが、そのすぐ近くでおみやげ店を始めたのが私たちの原点です。当時は観光船に乗るお客様に向けて、島の特産品を販売する商売をしていました。父はもともといろいろな仕事を経験してきましたが、自分の力で何かを成し遂げたい、起業したいという思いでこの会社を立ち上げたそうです。
―おみやげ店から現在の食材卸やメーカーへと、どのように業態を広げてこられたのですか?
浅井 大きな転換点となったのは、淡路島と四国を、そして本州を結ぶ「明石海峡大橋」の開通でした。橋ができるまではフェリーが唯一の移動手段で、島への往来は船の運航時間に左右されていました。しかし橋の開通によって、24時間いつでも、多くの人々が島を訪れるようになったのです。この大きな人の流れの変化に合わせ、私たちは近隣のホテルや旅館へ、わかめや佃煮などの食材を卸す事業を始めました。おみやげを売るだけでなく、淡路島の豊かな食材を広く届ける「島の食のパイプ役」としての自負が、この時期に形作られていったと感じています。
―社長ご自身が代表に就任された時の思いをお聞かせください。
浅井 大学時代から週末の度に帰郷して家業を手伝っていまして、卒業後もそのまま地元の発展に貢献したいという思いで入社しました。営業担当として現場を走り回り、お客様の声を聞きながら経験を積む中で、父から「社長になるのは早い方がいい」と背中を押されたのが、奇しくも父が起業したのと同じ36歳の時だったのです。
代表を継ぐときには、やはりそれまでとは全く違う重圧がありましたね。これまでは誰かが最後にはフォローしてくれていましたが、自分の後ろにはもう誰もいない、自分が最後の砦なのだという強い責任感が芽生えました。父の代から続く誠実なものづくりの姿勢を継承しながらも、ECサイトの展開など、現代のニーズに合わせた新しい販路を切り拓いていきたいと決意した瞬間でもありました。
―看板商品である「淡路島オニオンスパイス」は、どのような経緯で誕生したのですか?
浅井 同じような商品が市場に溢れ、最終的にはただの価格競争に陥ってしまいました。それはものづくりを志す者として、決して面白いことではありませんでした。そこで「真似されにくい価値あるものを作りたい」という、作り手としてのプライドを持って開発に取り組んだのがこのスパイスなのです。淡路島といえば玉ねぎですが、生の状態では持ち帰るのも重くて大変ですし、日持ちも限られます。もっと手軽に、そして格別においしく淡路島の玉ねぎを楽しんでほしいという純粋な思いを、この一本に詰め込みました。

兵庫県が企画する兵庫の特産品ブランド「五つ星ひょうご」にも選定された万能調味料。
―商品開発において、特にこだわった点や独自性はどこにあるのでしょうか?
浅井 淡路島産の玉ねぎ粉末を贅沢に使用していることはもちろんですが、醤油やガーリック、数種類のハーブなどを絶妙なバランスで配合した独自のレシピに徹底的にこだわりました。特に意識したのは、和・洋どちらの料理にも馴染む「醤油ベース」の深みのある味わいです。玉ねぎ本来の甘みやコクを活かした贅沢な風味を目指しました。また、粉末状であることにも大きなメリットがあります。ドレッシングのように野菜の水分で食感が損なわれることがなく、野菜のシャキシャキとした食感を活かしたまま、しっかりと味が決まるのです。この利便性が認められ、兵庫県が選定する、兵庫のよさをアピールする逸品であるブランド「五つ星ひょうご」にも選定していただきました。


主役は、甘みが強いことで知られる淡路島産の玉ねぎ。ガーリックやハーブを配合した、醤油ベースの深みのある味わい。
―おすすめの活用シーンがあれば教えてください。
浅井 焼肉やバーベキューなどの肉料理にはもちろんですが、私はもっと日常の何気ないメニューにも使っていただきたいと考えています。個人的に一番好きなのは、ゆでたてのブロッコリーにそのまま振りかける食べ方です。素材の旨みがグッと引き立ちますよ。また、パパッと振りかけるだけでごちそうに変わる「卵かけご飯」や、茹でたパスタに和えるだけのシンプルな一皿もおすすめです。特別な日のためだけでなく、朝食や夕食の「あと一品」が足りないときに、振りかけるだけで食卓が少し賑やかになるような、手軽で嬉しい瞬間を増やしたいと思っています。



ドレッシングの代わりとして、茹でたパスタの味付けとして。
時短調理の強い味方になる。
―お客様からはどのような反応が寄せられていますか?
浅井 ありがたいことに、ECモールでは全国のお客様から「我が家の必需品です」という温かいレビューを数多くいただいており、月間優良ショップに選ばれたことも励みになっています。展示会でお会いした方からは「子どもの頃から実家の食卓にありました」と声をかけていただくこともあり、世代を超えて愛されている事実に驚くとともに、深く感動しました。流行を追うのではなく、一度使うと手放せなくなる「定番の味」として認められていることは、私たちにとって何よりの誇りです。
―最後に、これからの展望についてお聞かせください。
浅井 「淡路島といえばこれ」と言っていただけるような、圧倒的な地域ブランドを確立することが目標です。私たちがヒット商品を作り続け、全国、そして世界へと広めていくことは、地域の雇用を守り、淡路島の食文化を次世代へ繋いでいくことでもあります。お客様が私たちの商品を手に取ってくださることが、この美しい島の未来を応援することに繋がっていく。そんな温かな連鎖を、これからも商品を通じて生んでいきたいと考えています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「淡路島オニオンスパイス」
価格:¥950(税込)
店名:鳴門千鳥本舗
電話:0799-45-0019(9:00~17:00)
定休日:水曜日、日曜日
商品URL:https://narutochidori.co.jp/SHOP/03-584.html
オンラインショップ:https://narutochidori.co.jp/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
浅井泰志(株式会社鳴門千鳥本舗 代表取締役社長)
1977年兵庫県淡路島生まれ。大学卒業後、父が創業した株式会社鳴門千鳥本舗に入社。営業担当として現場経験を積んだ後、2013年に代表取締役社長に就任。父と同じ36歳で経営のバトンを受け継ぎ、「淡路島オニオンスパイス」をはじめとする自社ブランドの全国展開やEC事業の拡大に尽力している。誠実なものづくりを通じて淡路島の魅力を発信し、地域の雇用維持と文化継承を使命としている。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/鳴門千鳥本舗>




























