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減塩食でもおいしい「大田記念病院が考えただしパック」は、国産原料を使用、食塩・砂糖・化学調味料を加えていないから安心!

2026/03/26

今回、編集長のアッキーが注目したのは、塩分制限のある方も安心して使える、食塩などの調味料無添加のだしパック「大田記念病院が考えただしパック」です。この商品を手掛けるカネソ22は、今やどの家庭にもある「ティーバッグ式だしパック」を日本で初めて世に送り出したパイオニアであり、現代では医療現場のプロと「究極の健康だし」を開発するなど、常に進化を続けています。
その背景には、100年を超えて守り抜かれる伝統の技と、未来の食卓を思う切実な願いがありました。取材スタッフが、広島県福山市に本社を構える株式会社カネソ22 代表取締役社長の豊田滋之氏にお話を伺いました。

株式会社カネソ22 代表取締役社長の豊田滋之氏

株式会社カネソ22 代表取締役社長の豊田滋之氏

―まずは、明治時代から続く御社の歴史と、削り節の聖地ともいえる福山との関わりについて教えてください。

豊田 私たちの原点は1882年、瀬戸内の豊かな海の幸が集まる広島県福山市で創業した海産物問屋「桑宗(くわそう)」です。実は広島県福山市は、日本で初めて削り節が開発された「削り節発祥の地」でもあります。大正時代、近隣の会社が業界で初めて削り節を開発したのに続き、私たちは1916年に業界で2番目として削り節の製造を開始しました。瀬戸内海は煮干しいわしの原料が豊富に採れる場所だったため、福山を中心にこの産業が大きく発展したのです。1945年の福山空襲ですべてを失うという苦難もありましたが、「市民の食を支えたい」という一心で、そのわずか2年後には生産を再開。100年以上の歴史の中で、職人が培ってきた確かな目利きと原料への厳しいこだわりは、今も私たちの誇りとして息づいています。

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削り節発祥の地・福山で100年以上。
伝統の技は、時代を超えて今の食卓へと受け継がれている。

―社長ご自身の経歴や、先代から受け継いだ精神についてお聞かせいただけますか。

豊田 私は福山で生まれ育ち、大学卒業後は東京・築地にある削り節メーカーで1年間修業しました。そこで「本物の削り節」の価値を改めて肌で感じ、1998年に家業へ戻りました。会長である父は、新しいことにチャレンジするのが大好きな人で、80歳を超えた今でもiPadなどのデジタル機器を使いこなしているほど。そんな父から受け継いだ「常に独創的な発想を」というチャレンジ精神は、私の活動の根幹にあります。伝統を守ることはもちろん大切ですが、それだけでは不十分です。今の時代に合わせてITを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたり、新たな販路を開拓したりと、22世紀を見据えた「老舗の進化」を常に意識しています。私自身、穏やかな性格だと言われることが多いのですが、その内側には、次世代へこの文化を繋いでいくための静かな情熱を秘めているんですよ。

―日本で初めて生まれたティーバッグ式のだしパックは、どのような物語から誕生したのでしょうか。

豊田 1962年に誕生した弊社の「味パック」は、当時社長だった祖父が開発した、日本初のティーバッグ式のだしパックなんです。きっかけは、アメリカの日系問屋で働いていた友人の一言でした。当時アメリカではコーヒーや紅茶のティーバッグが流行り始めており、「日本でもだしをティーバッグにしてみたらどうか」というヒントをくれたそうです。発売当初は「だしを袋で取る」という概念がなかったこともあり、なかなか認知されませんでしたが、化学調味料を一切使わない「素材100%」の価値が次第に評価され、全国へと広がっていきました。
以来50年以上もの間、「お母さんの味」として信頼をいただいているロングセラー。そのおいしさの秘密は、独自の製造工程にあります。近年では鰹節をそのまま粉にするのではなく、削り機で厚削り状に切削後、粉末にする二段工程をこだわりの商品には採用。手間はかかりますが、だからこそ封を開けた瞬間に、圧倒的な香りの立ち方を実感していただけるのです。

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1962年、日本で初めてティーバッグ式だしパックを発明したのは、実はカネソ22である。

―その流れを汲んだ「大田記念病院が考えただしパック」は、医療現場のプロと共同開発されたそうですね。

豊田 はい。地元・福山市にある脳卒中治療実績全国上位の脳神経センター「大田記念病院」とのタッグで生まれた商品です。2016年に私たちの創業100周年と病院の創立40周年が重なったことがきっかけでした。病院の管理栄養士の皆さんは、日々の食事指導の中で「減塩食は味気なくて続けられない」という患者さんの切実な悩みに接し、強い課題意識を持たれていました。そこで「しっかりしただしを使えば、塩分が少なくても満足感のある食事ができる」ということを伝えるために共同開発がスタートしたのです。健康を願う医療現場の「正解」を、私たちの100年の技術で、毎日使いたくなるおいしい商品へと昇華させるプロセスは、非常にやりがいのある挑戦でした。「おいしい」と「健康」は、決して両立できないものではない。その確信を形にしたのが、このだしパックなんです。

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「減塩食は味気ない」という患者の悩みに寄り添い、「おいしい」と「健康」の両立を実現させた商品。

―このだしパックを一口いただくと、驚くほど澄んだ旨味が広がります。素材選びや製法において、どのようなこだわりがあるのでしょうか。

豊田 原材料は、鹿児島産のかつお節、瀬戸内産のいわし煮干、熊本産のさば節、北海道産の昆布、九州産の椎茸と、厳選した5種類の国産天然素材のみを使用しています。魚には脂肪分が含まれるので、多すぎると濁りや粘りが出て製造効率も落ちてしまいます。そこで私たちの研究室スタッフが原料の脂肪分まで厳密に見極め、濁りのない澄んだ旨味だけを抽出できる素材を選び抜いています。さらに、特殊な「遠赤焙煎加工」を施すことで、魚特有の生臭さを抑え、素材本来の「甘み」を感じる芳醇な香りを引き出しました。また、塩や醤油、化学調味料はもちろん、酵母エキスなども一切加えていません。だから塩分制限のある方へも安心して使っていただけます。一口味わっていただければ、私たちのこだわりをきっと感じていただけるはずです。

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国産のかつお節、さば節、いわし煮干、昆布、椎茸を贅沢に使用。
魚特有の生臭さを抑え、素材本来の甘みを引き出している。

―実際に愛用されているお客様からは、どのような声が届いていますか。また、おすすめの使い道があれば教えてください。

豊田 お鍋で煮出すだけで誰でも失敗なく「プロの黄金だし」が引けるので、「料理の腕が上がった気がする」と喜んでくださる方が多いですね。お味噌汁はもちろん、煮物や炊き込みご飯に使うと、だしの土台がしっかりしているため、料理全体の味が劇的に変わります。調味料が入っていないからこそ、自分好みの味付けに調整できる楽しさもあります。健康意識の高い方からは「これなら塩分を気にせず、心からおいしいと思える」と圧倒的な支持をいただいていますし、食の安全に敏感な子育て中のお母様からも、離乳食に安心して使えると選ばれています。「大切な家族の体を労りたい」という思いを込めたギフトとして、贈り物に選ばれることも多いんですよ。最近では「毎日使うものだから大袋が欲しい」というリピーターの方々からの熱いお声も多く、本当に励みになっています。

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一口飲めば、身体に染み渡るような優しく深い味わい。
サイトには、大田記念病院の栄養士が考案したレシピ集が掲載されている。

―最後に、御社が22世紀に向けて描いている未来のビジョンについてお聞かせください。

豊田 私たちの社名にある「22」には、22世紀まで豊かな食文化を繋いでいくという決意が込められています。今、家庭での調理機会が減り、だしを取る習慣が失われつつあります。だからこそ、和食の基本である「だし」の価値を次の世代へ紡いでいくことが、私たちの使命だと考えています。地元の学校への寄付や食育活動を通じて、子どもたちに本当のおいしさを伝える活動を続けています。同時に、この日本の宝ともいえるだし文化を、世界中へ広めるグローバルな展望も持っています。先日マレーシアを訪れた際も、現地の方々からだしパックへの高い関心を肌で感じました。100年先の子どもたちにも、食卓を囲んで「おいしいね」と笑顔で言ってもらえる。そんな未来を守るために、私たちはこれからも誠実なものづくりを続けてまいります。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

大田記念病院が考えただしパック

「大田記念病院が考えただしパック」
価格:¥594(税込)
店名:株式会社カネソ22
電話:0865-66-2211
商品URL:https://www.kaneso22.co.jp/shopdetail/000000000002/all_items/page1/order/
オンラインショップ:https://www.kaneso22.co.jp/shopbrand/all_items

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

豊田滋之(株式会社カネソ22 代表取締役社長)
1974年広島県生まれ。英国暁星国際大学卒業後、株式会社和田久に入社し、1年の修業期間を経て1999年に株式会社カネソ22へ入社。工場長、営業部長、専務を歴任後、2016年に同社代表取締役社長に就任。福山ロータリークラブに所属し、社会奉仕活動に注力している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/カネソ22>

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