一粒ひとつぶが輝く熟成米。炊き込みごはんやおこわがいろいろ味わえる「一膳ごはん 厳選8個セット」

2026/02/24

今回、編集長のアッキーが注目したのは、電子レンジで2分半加熱するだけでいろいろな味が楽しめる「一膳ごはん 厳選8個セット」です。封を開けた瞬間に立ち上る香りは、まさに「炊きたて」そのもの。お米一粒一粒が輝き、噛むほどに広がる豊かな甘みに、これまでの冷凍ごはんの概念が覆されるでしょう。
そのおいしさの背景には、お米のプロが24時間かけて旨みを引き出す独自の精米技術がありました。取材スタッフが、佐賀県に本社を構える、株式会社唐房米穀 代表取締役社長の横山晋一郎氏にお話を伺いました。

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

横山 私たちのルーツは、1951年(昭和26年)に父が興したお米の販売店にさかのぼります。創業から70年余り、現在は株式会社唐房米穀を中心に、炊飯・加工を担うグループ会社などとともに運営しています。
私たちの最大の強みは、精米から炊飯、そして加工までをグループ内で一貫して行える体制にあります。もともとお米のプロとしておいしいお米を選び、精米する技術を磨いてきましたが、単にお米を販売するに留まらず、お米が持つポテンシャルを最大限に引き出した「炊き立ての最もおいしい瞬間」をそのまま食卓へ再現したいという思いから、炊飯事業にも力を注いできました。
現在は、九州北部のスーパー、百貨店、鮮魚店等へ毎日炊きたてのごはんを届ける日配事業と、全国へおいしさを届ける冷凍事業の三本柱で、佐賀の豊かな自然が育んだお米の魅力を守り続けています。

1991年頃撮られた本社(精米工場)。

豊かな自然に恵まれた佐賀県唐津市にある炊飯工場。

―ご自身は家業に入る前に、異業種での経験を積まれたそうですね。その経験は今の経営にどのように活かされていますか。

横山 大学卒業後、スーパーマーケットの鮮魚部門で9年ほど働いていました。毎日現場でお客様と向き合う日々を過ごし、作り手の論理だけで商品を作るのではなく、消費者が何を求めているのか、何に困っているのかを考えることが大切だと学びました。
例えば、家事に忙しい方が「今日は少し手間を省きたいけれど、家族にはおいしいものを食べさせたい」と願う切実な思い。そうした生活者の視点があるからこそ、単に便利なだけでなく、手抜きを感じさせない「豊かな時短」を提案したいという今の開発姿勢につながっています。

―「一膳ごはん」は、まさにその視点から生まれた商品なのですね。誕生のきっかけを教えてください。

横山 現代社会ではお米離れが進み、一人暮らしや少人数世帯が増える個食化も加速しています。「お米が余ってしまう」「炊くのが面倒」という悩みを聞く中で、もう一度お米を食卓の主役に戻したいという強い願いがありました。
そこで挑戦したのが、食べ切りサイズの「一膳」という形です。自分へのご褒美として、あるいは大切な方への贈り物として選んでいただけるよう、見た目の華やかさと、毎日食べても飽きないバリエーションに徹底的にこだわりました。

「一膳ごはん 厳選8個セット」のラインアップは、霧島湧水うなぎおこわや博多和牛ごはんなど、バラエティ豊かな8種類です。これらを一つひとつ、 彩りよく仕上げるのは簡単ではありませんでした。
例えば「ぶり照焼きごはん」ならぶりの旨みがごはんとしっかり馴染むように、「桜えびと高菜のごはん」なら素材の食感と香ばしさが生きるようにと、料亭で供されるような本格的な味わいを目指し、何度も試作を重ねました。

この8つの味があることで、「今日はどれにしようかな」と選ぶ楽しさも一緒に届けたいと考えたのです。単なる保存食としての冷凍ごはんではなく、心を満たす「ごちそう」。それが、私たちがこのセットに込めた一番のコンセプトです。

個食化が進む現代の食卓に向け、食べ切りサイズで開発された「一膳ごはん」。
「霧島湧水うなぎおこわ」、「桜えびと高菜のごはん」、「ぶり照焼きごはん」、「華味鳥のそぼろ寿司」、
「栗とさつまいものおこわ」、「博多和牛ごはん」、「根菜ちらし寿司」、「紅鮭ときのこのおこわ」の8種類。

―冷凍とは思えないほど、お米の甘みともっちりした食感に驚きました。おいしさの秘密はどこにあるのでしょうか。

横山 私たちが最も大切にしているのが、独自の「24時間熟成精米法」です。
通常、精米は機械にかけて数十分で終わらせるものですが、私たちはあえて全行程に24時間かけます。まず玄米を2分ほど精米したところで一旦止め、糠と一緒にタンクの中で一晩寝かせます。この眠らせている間に、お米の内部で酵素が活性化し、タンパク質やデンプンが分解されて旨味成分のアミノ酸や還元糖が増えていきます。急いで削ると摩擦熱でお米が傷んでしまいますが、時間をかけてゆっくりと白米に仕上げることで、お米本来の力を最大限に引き出した「熟成米」が完成するのです。

炊飯においても、この熟成米の個性を活かす工夫をしています。お米の状態やその日の気温・湿度に合わせて浸漬時間や水の量を微調整し、5升釜で一気に炊き上げる。そして、炊き上がった直後の最高においしい瞬間を独自の冷凍技術で封じ込める。
この技術によって、ご家庭で解凍した瞬間に炊きたての香りと、もっちりとした弾力がよみがえります。

原材料の調味料一つをとっても、米屋としての誠実なものづくりを徹底し、安心・安全な味わいを追求しています。この24時間の熟成精米、その個性を生かす炊飯、そして炊きたてを閉じ込める冷凍技術。この三位一体のこだわりこそが、他ではまねできない私たちの誇りです。

お米には佐賀県産の特別栽培米「夢しずく」、もち米には佐賀県産の「ヒヨクモチ」を使用。

―実際にどのようなシーンで楽しんでほしいとお考えですか。おすすめを教えてください。

横山 電子レンジで約2分半加熱するだけという手軽さが一番の特徴です。トレー入りなので、お皿に移し替える必要もなく、洗い物の手間も省けます。
例えば、週末の昼下がりに、お気に入りのお茶を添えて楽しむ自分への「ご褒美ランチ」にはぴったりですね。また、急な来客があった際や、ちょっとしたお祝いの席でも、この彩り豊かな具材は場を華やかにしてくれます。

「今日は仕事で遅くなったけれど、家族にはしっかりしたものを食べてほしい」と願うお母さんの愛情に寄り添える一膳でありたいと思っています。冷凍庫にストックしておくだけで、忙しい日の心のゆとりが生まれる。そんなふうに、日常のあらゆる場面で「手抜き」ではない「豊かな食卓」を支える存在になれたら、これほどうれしいことはありません。

―情報番組でも紹介されるなど話題ですが、お客様からはどのような反響が届いていますか。

横山 ありがたいことに、全国から多くのお問い合わせをいただいています。特に印象的なのは、離れて暮らすご高齢のご両親へ贈られたお客様からのメッセージです。「食が細くなっていた両親が、ちょうどいいサイズで本当においしいと喜んでくれた」というエピソードを伺ったときは、私たちも胸が熱くなりました。

ご実家へのギフトや出産・快気祝いとして選んでくださるケースが非常に多いですね。楽天市場などのレビューでも「間違いのない味」と高い評価をいただいており、一度贈った方が「自分も食べて感動したから」とリピートしてくださる。そんな温かな信頼の連鎖が、私たちの製造現場にとって何よりの励みになっています。

自分へのご褒美ランチにも、ギフトにもおすすめ。画像下は、オリジナルのギフトボックス。

―最後に、これからの展望についてお聞かせください。

横山 私たちは、お米をさまざまな形に変えて次世代へつなぐ役割を担いたいと考えています。最近では、小麦アレルギーを持つお子さんや、健康意識の高い方のために、自家製の米粉を使ったグルテンフリーのシフォンケーキも販売しています。
お米が粉になっても、スイーツになっても、そこにある「おいしい」という笑顔は変わりません。日本の原風景である水田を守り、農家の方々が誇りを持って米作りを続けられる未来をつくること。それこそがお米に生かされてきた私たちの使命です。これからも「おいしい」の一言のために、伝統を重んじながらも新しい挑戦を続け、日本の食卓に健やかさと豊かさを届けていきたいと思っています。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

「一膳ごはん 厳選8個セット」
価格:¥4,680(税込)
店名:一粒庵(いちりゅうあん)
電話:0955-73-4188(9:30~12:00、13:00~17:30土・日・祝日除く)
定休日:土・日・祝日、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.online-toubou.com/shopdetail/000000000034
オンラインショップ:https://www.online-toubou.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

横山晋一郎(株式会社唐房米穀 代表取締役社長)
1971年佐賀県唐津市生まれ。大学卒業後、流通業で9年間の経験を得て、2004年に唐房米穀へ入社。2018年に同社代表取締役社長に就任。現場主義を貫き、顧客視点に立った製品開発で、お米に新しい価値を吹き込んでいる。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/唐房米穀>

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