徳永製菓_top

倒産の危機を救った奇跡のおやつ!創業150年の老舗が贈る新感覚豆菓子「テトラ竹炭豆」

2026/02/18

今回、編集長のアッキーが注目したのは、カリッと弾ける落花生の香ばしさと、秘伝の甘辛い醤油だれが絡み合う奥深い味わいが特長の豆菓子「テトラ竹炭豆」です。真っ黒な見た目からは想像できないほど繊細な風味と竹炭がもたらす独特の食感は、一度味わうと手放せなくなります。
その背景には、倒産の危機を乗り越え、「絶えずチャレンジし続ける企業」として未来を切り拓いてきた情熱的な物語がありました。取材スタッフが、広島県に本社を構える、徳永製菓株式会社 代表取締役社長の上迫豊氏にお話を伺いました。

徳永製菓株式会社 代表取締役の上迫豊氏

徳永製菓株式会社 代表取締役社長の上迫豊氏

150年以上の歴史を持つ御社ですが、これまでの歩みについて教えてください。

上迫 1869年(明治2年)、広島県福山市の城下町に近い場所で、雑穀の卸問屋として産声を上げました。戦後すぐには「徳永チェーン」として直営店を40店舗ほど展開しており、かりん糖や甘納豆などが飛ぶように売れた活気ある時代もありました。しかし、スーパーマーケットという新しい業態の台頭により、直営店は徐々に衰退。販路を失いかけたところで、大手メーカーの製品を扱うお菓子の問屋業へと大きく舵を切りました。

ところが、そこでも思うように利益が上がらず、経営はジリジリと苦しくなっていったのです。そこで「やはり自分たちの原点は製造にある」と決意し、再びメーカーとしての道を歩み始めました。150年続く理由は、単なる頑固さではなく、時代の荒波に揉まれながら必死に変化し続けてきた、しなやかさにあると考えています。

徳永製菓_2
徳永製菓_3
徳永製菓_4

1869年(明治2年)から続く看板を守りながら、今も進化を止めず挑戦し続けている。
広島県にある豆徳本店を始め三重(伊勢)、東京(浅草)に店舗を構えている。

社長ご自身、非常にユニークなご経歴をお持ちだと伺いました。

上迫 実は、お菓子作りとは全く無縁の世界にいたんですよ。大学時代はインドネシアの熱帯雨林で調査研究に没頭。卒業後は和歌山の山奥で1年間、自給自足の生活をしていました。その後は塾講師を経て、広島県庁で公務員として働いていました。

結婚を機にこの世界に飛び込んだのですが、そこで目にしたのは、想像を絶するような非常に厳しい経営状況でした。会社が潰れるかもしれないという恐怖はありましたが、業界の常識を知らない「外からの視点」こそが、新しい風を吹き込む鍵になると前向きに捉えました。私の哲学は「自分でコントロールできないことは悩まない」ことです。目の前にある課題を論理的に分解し、できることに集中する。その積み重ねが、進化の推進力になったのだと思います。

会社の窮地を救ったという「テトラ竹炭豆」ですが、誕生にはどのような秘話があるのでしょうか。

上迫 まさに絶体絶命のどん底から生まれた商品です。当時は新しい事業に手を出して大失敗し、明日をも知れぬ日々でした。亡くなった先代の父が「もう一度原点に立ち返り、豆菓子一本で勝負しよう」と心に決めたんです。そうして、先代が大好きなイカスミスパゲティをヒントに、「イカスミの豆菓子」を作ろうと開発が始まりました。ところが、何度試作してもパスタのような艶やかな黒色にならず、くすんだ灰色にしかなりません。何度も失敗を繰り返すうちに、行き詰まった先代が思わず口にしたのが「もう墨汁でもかけたろうか!」という一言でした。その冗談のような言葉がきっかけで、「墨がだめなら、炭はどうだ」とひらめいたのです。

当時、炭を食品に使うなど誰も考えなかった時代ですが、1年がかりで試行錯誤を重ね、日本で初めて竹炭をコーティングした豆菓子が完成しました。これがテレビで紹介されると、注文の電話が鳴り止まないほどの反響を呼び、会社を救い出してくれました。「お菓子で人を驚かせたい」という純粋な思いが、漆黒の豆に命を吹き込んだ瞬間でしたね。

徳永製菓_5

失敗を重ねて辿り着いた竹炭の衣。
カリッとした食感の後に、素材の甘みと醤油の風味が優しく広がる。

「炭」を使ったお菓子としての、具体的なこだわりや製法の工夫をお聞かせください。

上迫 まず素材選びですが、国産の希少な白炭(竹炭)を使用することにこだわっています。これを微粉末にして、ベストな食感と風味になるよう、絶妙な割合で衣に配合しています。製造現場では、熟練の職人がその日の気温や湿度に合わせて一粒一粒の状態を見極め、炭の粉末を均一にコーティングしていく繊細な手仕事を行っています。この製法は特許も取得しており、まさに唯一無二のものです。

さらに味の決め手となるのは、繰り返し改良を重ねてきた「秘伝の醤油だれ」です。この醤油だれで味を付け、遠赤外線効果がある炭で包み込みじっくりと火を通すことで、驚くほど芳醇で豊かなコクが引き出されます。炭を使用した豆菓子以外も含めると、現在は200種類以上のラインナップがあります。世界基準の衛生管理であるFSSC22000を認証取得し、老舗ならではの品質への矜持を持って、安全でおいしいお菓子をお届けしています。

徳永製菓_6
徳永製菓_7

希少な国産竹炭を独自の配合でコーティング。
気温や湿度に合わせた微調整が、唯一無二の食感を生む。

おすすめの楽しみ方を教えていただけますか。

上迫 家事や仕事の合間に手を止めて、温かい日本茶と一緒に召し上がっていただきたいですね。ホッと心がほどける、自分へのご褒美のような時間を過ごせるはずです。また、ピリッと甘辛い醤油味は、冷えたビールや焼酎のお供にも最高ですよ。一日の疲れを心地よく癒してくれます。テトラパックという形状にこだわったのは、小分けにして鮮度を保つだけでなく、「持ち運びやすさ」と「お裾分けのしやすさ」を考えたからです。バッグに忍ばせておいて、お出かけ先での小腹満たしにしたり、友人へのちょっとしたギフトにしたり。コロンとした見た目のかわいらしさも相まって、手にした瞬間にワクワクするような体験をお届けできればと思っています。

徳永製菓_8

自分へのご褒美にはもちろん、気兼ねない贈り物としても。

お客様からは、どのような反響が寄せられていますか。

上迫 美容や健康への意識が高い方々から、特に熱心な反響をいただいています。竹炭には目に見えない細かい穴が無数にあり、その高い吸着性が特徴ですが、その吸着性に注目されているお客様が多く、「なんだか体がスッキリする気がする」「毎日のリズムが整うようで嬉しい」といったお声を、30代から50代の女性を中心に数多くいただいています。単においしいお菓子というだけでなく、日常の中のちょっとしたセルフケアとして楽しんでいただけているのは、メーカーとして本当に嬉しいことです。

また、メディアでも多数紹介されたことで、「広島の新しい定番」として地元の方にも愛される存在になることもできました。真っ黒な見た目はインパクト抜群ですから、お裾分けした先でも「これは何?」と会話が弾むきっかけになっているようです。

最後に、これからの展望についてお聞かせください。

上迫 私たちの夢は、日本の豊かな豆菓子文化を世界中へ届ける「世界最強の豆菓子屋」になることです。すでに10カ国以上への輸出を開始しており、海外の方の好みに合わせた味の開発にも力を入れています。また、新たな挑戦として、瀬戸内の島でナッツを自社栽培する「しまなみナッツファーム」プロジェクトを始動しました。輸入に頼るのではなく、自分たちで育てたナッツを使い、お菓子を作る工程で出る殻や皮などの残りを堆肥として農園に戻す「循環型農業」を目指しています。地中海に似た温暖な気候の瀬戸内から、世界を驚かせるナッツを届けたい。150年の伝統というバトンを次世代へつなぐため、これからも常に面白いことを仕掛け続けていきたいと考えています。

―素敵なお話をありがとうございました!

コロンとかわいいテトラパック〜テトラ竹炭豆〜

「コロンとかわいいテトラパック~テトラ竹炭豆~ 175g(個包装込み)」
価格:¥648(税込)
店名:豆徳オンラインショップ
電話:0120-22-4139(9:30~17:30 土日・祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.mametoku.shop/view/item/000000000148?category_page_id=takesumi
オンラインショップ:https://www.mametoku.shop/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

上迫豊(徳永製菓株式会社 代表取締役社長)
1966年広島県生まれ。大学での熱帯雨林研究や自給自足生活、公務員職を経て、1996年に徳永製菓株式会社へ入社。非常に厳しい経営状況の中、現場から改革を進め、2011年に代表取締役社長に就任。「老舗のチャレンジャー」を掲げ、豆徳ブランドの再興やFSSC22000認証の取得、瀬戸内での「しまなみナッツファーム」プロジェクトなど、伝統と革新を融合させた独自の経営で世界最強の豆菓子屋を目指している。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/徳永製菓>

羽田甚商店

注目の連載

注目の連載

Special serialization

羽田美智子さん連載

SNSできになるあのひと

社長インタビュー

連載一覧を見る

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter