山梨県「富士の国やまなし館」で見つけた『あわび煮貝』『甲州ワイン』『ほうとう』『くろ玉』

山梨県「富士の国やまなし館」で見つけた『あわび煮貝』『甲州ワイン』『ほうとう』『くろ玉』

第46回目は山梨県「富士の国やまなし館」で見つけた『あわび煮貝』『甲州ワイン』『ほうとう』『くろ玉』です。

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Web編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第46回目は山梨県の“うまいじゃん。パート2”です。

●山梨県のアンテナショップ「富士の国やまなし館」

東京駅からもほど近い、日本橋駅が最寄り駅の「富士の国やまなし館」。パート1では北杜市と山梨市の特産物を主にご紹介しました。そしてパート2は甲府市と甲州市のものをまとめました。

●山梨県のおすすめ「あわび煮貝」

山梨県のソウルフードの1つ「煮貝」。海は隣接していない県なのに、なぜアワビ? そう、海が遠いからこその工夫で生まれたものです。その歴史は長く、甲斐の名将・武田信玄の頃から続いているようで、駿河湾沼津に出た甲州商人が、帰路、陸揚げされた鮑を浜で煮込んで、醤油樽に漬け込んで持ち帰っていたのがその由来。今まで購入する機会がなかったので、選んでみました。あわびですから大きさによって、また産地によって値段がいろいろです。今回は、チリ産の小さめあわびで、殻付、肝付にしました。

殻付あわび煮貝(肝付)/信玄食品株式会社

「殻付あわび煮貝(肝付)」
▶価格 1,620円/70g(税込)
賞味期限 製造日より12ヶ月
▶製造者 信玄食品 株式会社
▶URL https://www.shingen-foods.co.jp/

箱、金色です!

中は殻付のあわびがたっぷりの汁に漬かっています

中は殻付のあわびがたっぷりの汁に漬かっています。いただくときにはそのまま薄切りにすればOK。汁も麺つゆや炊き込みごはん、煮物に使える、昆布のだしがきいたおいしい汁です。

●アレンジレシピ【あわびとエビ、枝豆のバター炒め】

何しろ小さいのを選んだので、そのままでは1人分のおつまみになってしまいます。ここは、エビと枝豆をプラスしてバター炒めにしました。味つけも煮汁を使って優しい味にして、ワインにも日本酒にも合う酒の肴に。残りの煮汁は、冷凍して、今度炊き込みご飯に使うことにします。

●アレンジレシピ【あわびとエビ、枝豆のバター炒め】

【材料】 2人分

あわび煮貝・・・1個
ゆで海老(小)・・・6尾
ゆでた枝豆(冷凍)・・・正味40g
塩、こしょう・・・各少々
あわび煮貝の汁・・・大さじ1
バター・・・大さじ1/2
青じその葉・・・2枚

【作り方】

① 煮貝は取り出して、肝をはずす、肝は先端以外を切り取り、薄く切る。貝柱の部分も1㎝角に切る。
② エビも1㎝角ぐらいに切る。
③ フライパンにバターを熱し、枝豆、エビ、煮貝の順に加え、さっと炒めたら、塩、こしょう、煮貝の汁を加え全体にからめたら、出来上がり。
④ 器に青じそを敷き、上に③を盛る。
※殻を使って盛ると、ちょっとプロっぽい仕上がりになりますよ。

●山梨県のおすすめ「山梨ワイン」

国産のワインが充実している昨今、山梨県はその宝庫です。「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」ではワインリゾートとして、「ワイナリー散歩」のオプショナルツアーがあるほど、そこかしこにワイナリーがあります。ここのアンテナショップでは、2階にソムリエの第一人者、田崎真也さんが経営するレストランがあるほど、山梨ワインが充実しています。1階で試飲もできます。今回はレストランに行けなかったので、次回はぜひ、行ってみたいで~す!

さあ、ここでワインを1つ選びました。「山梨のベーリーA 樽熟成2017」。

山梨のベーリーA 樽熟成2017/蒼龍葡萄酒株式会社

「山梨のベーリーA 樽熟成2017」

▶価格 1,728円/720ml(税込)
▶賞味期限 製造日より約30日
▶製造者 蒼龍葡萄酒株式会社
▶URL http://www.kikyouya.co.jp/

日本ワインコンクール 2018年 金賞受賞とありました。HPを見るともう完売のようです。ラッキー!! 山梨県産マスカット・ベーリーAを使用し、フレンチオーク樽で熟成。醸造している蒼龍は、甲州市勝沼で1899年創業の伝統あるワイナリーの1つで、ワイナリー見学もできるようです。

味はフレッシュで、果実味のあるミディアムボディの赤ワイン

色調はわりと濃いめ。赤いベリーの香りとオーク樽のバニラっぽい香り、味はフレッシュで、果実味のあるミディアムボディの赤ワイン。鶏肉や豚肉料理に合いそうです! 今の季節なら軽く冷やしてもいい感じ。
アンテナショップでも売り切れている可能性がありますが、ほかにもいろいろ揃っているので、ぜひ甲州ワイン選びにはおすすめです!

●山梨県のおすすめ「ほうとう」

山梨県の郷土料理といえば、「ほうとう」。四角い太目のうどんとかぼちゃ入りの野菜で味噌煮込みうどん鍋、というのがイメージです! 寒い時季にはとても温まります。こちらも生麺、乾麵、半生麺、具入りのセットなどいろいろな種類の「ほうとう」麺を扱っていますが、“麺・味噌ともに添加物を使用していません”の表記を見て、決めました。

ほうとう・かくし甲斐路生うどん/有川商事株式会社

「ほうとう・かくし甲斐路生うどん」
▶価格 398円/麺200g、味噌70g(税込)
▶賞味期限 60日
▶製造者 有川商事株式会社
▶URL http://www.arikawa-houtou.co.jp/

ほうとうは、ゆでて水洗いしたりせずに、そのまま汁に入れて煮込むので、麺作りに食塩も使用していないとあります。小麦粉も国産。お味噌も無添加です。それで常温で60日持つのは独自の技術だそうです。すごいですね!

●アレンジレシピ【ほうとう】

今回は、郷土料理そのままの味で作りました。野菜はけんちん汁や豚汁のように何でもいいと思います。欠かせないのがかぼちゃ。これを入れないと「ほうとう」になった感じがしません。かぼちゃがとろけて汁全体になじみ、そのほんのり甘い汁がからんだ麺がおいしいと思います! 大きめの鍋で作りましょう。

●アレンジレシピ【ほうとう】

【材料】 4~5人分

ほうとう・・・1袋(麺200g、味噌70g)
豚薄切り肉・・・150g
にんじん・・・1/2本
白菜・・・1/6個
長ねぎ・・・1本
かぼちゃ・・・1/6個
しめじ・・・1/2パック
椎茸・・・6枚
油揚げ・・・1枚
だし・・・1400㎖

【作り方】

① 野菜は食べやすい大きさでだいたい同じくらいの薄さに切る。油揚げは短冊に切る。
② 鍋にだし汁と豚肉、にんじんを入れ、火にかける。
③ 煮立ったら、その他の具の材料を入れる。再び沸騰してきたら、ほうとうの麺をほぐしながらバラバラと入れ、そのまま10分煮込む。
④ 味噌を入れ、さらに5分煮たらフタをして少し蒸らしたら出来上がり。
⑤ 器にとりわけ、好みで万能ねぎの小口切りや七味唐辛子をふる。

かぼちゃがとろけて汁全体になじみ、そのほんのり甘い汁がからんだ麺がおいしいと思います!

●山梨県のおすすめ「くろ玉」

真っ黒のつるんとした形がかわいい「くろ玉」。中は青えんどう豆100%の餡。江戸時代末期から続く御菓子屋「澤田屋」さんが元祖くろ玉を作ったのは、昭和4年(1929)のことだそうです。青えんどう豆だけでつくる鮮やかなうぐいす餡に、粒の食感を残しながら別煮した青えんどう豆を加えた餡が、黒い皮の中に入っています。

くろ玉/澤田屋

「くろ玉」
▶価格 594円/4個入り(税込)
▶賞味期限 製造日より21日
▶製造者 澤田屋
▶URL http://www.kurodama.co.jp/

真っ黒のつるんとした形がかわいい「くろ玉」

このパッケージ、底から開けると簡単に取り出せます。黒い部分は黒糖羊羹。だからツヤツヤしていて真の黒さなんですね。

黒い部分は黒糖羊羹。だからツヤツヤしていて真の黒さなんですね

甘すぎず、ほっこりしたおいしさ。日本茶だけでなく、コーヒーや紅茶にも合います。

山梨の味、いかがでしたか? 新鮮な野菜やフルーツ、甲州ワインを買いに行く山梨県なので、アンテナショップでは季節のフルーツや野菜も扱っています! ぜひ行ってみてください!

<アンテナショップ>
●「富士の国やまなし館」

富士の国やまなし館

住所 東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル1F
電話 03-3241-3776(物産)
営業時間 11:00~19:30
定休日 無休 (年末年始、ビルの法定点検日を除く)
URL https://www.yamanashi-kankou.jp/tokyo/

※紹介した商品はすべてアンテナショップでの購入時価格です。価格は変更になる場合があります。また、価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。

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